
5月3日(水) 晴
昨日から次男が帰省して、長男一家と合流。 わが家で夕食となった。
てんでの飲み物で「乾杯~♪」のはずが、長男がさくら♪に向き直り、「1963年は?」と訊ねる。
咄嗟のことに、「えっ?」、何も思い当たらない。
「昭和385月3日、 この方とあなたの・・・」「あっ!」
ここで、家族から盛大な拍手が沸いた。
「ダイヤモンド婚、おめでとうございます~!」
そうか。
60年前のこの日、11歳年上の、11人兄弟の長男と、5人きょうだいの家の、20歳の末っ子が結婚したのであったか。
スタートから劇的な夫婦で、サラリーマン家庭で誠実に円満に暮らしては来たけれど、私が40歳の春にサンケイリビング新聞の副編集長待遇の記者募集に応募し、採用されてから、すべてが変わった。
変わらなかったのは、夫婦親子の絆の固いことだけであった。
おかげ様で、一家9人がささやかな幸せに感謝しつつ暮らしていける。
数々の難儀に見舞われながら、死をも覚悟のうえで生きていられる。
まことに、難有り有難し。
心から、ありがとうございます!

「お父さんは、かっこ良かったよね! ええ男やったよね♪」、家族のだれもが聞き飽きた言葉を、今日もまた口にし、懲りない私は82歳♪
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