
8月13日(火)晴
午前10時過ぎ、息子たち2家族8人とともに、鳥羽市に向かう。
廣野家の初代とその一統さまは、鳥羽市を見下ろす山の斜面にズラリ並んだ墓所の奥に眠っておられる。
灼熱の太陽の照りつける中、皆で墓掃除に汗を流す。
快感だなぁ。
途中で、お水が足りなくなり、「今から水汲みに下りる?」、「こんなに暑いから、ご先祖様に許していただきましょう。 幸い日蔭のお墓だし…」など、大人が言い合っていたら、銀士朗が黙って水を汲みに下りて行った。
ありがとう、ありがとう!
「ふぅ~、暑いいですぅ」
山のお墓は、幸い、涼しい風が吹き抜ける。
ありがとうございますぅ。
亡夫とさくらの比翼墓。
二人の息子が20年前に建ててくれました。
多重がんを病んだ「余命半年」のがん患者・さくらこと、おかげさまで、今も元気に生かされています。
生かされて、この世で何をサセテいただけるのか、「…それを為遂げて 死なむとおもう」
銀士朗が、神妙な顔で墓石を洗う。
元海も小さな手を合わせている。
森家の墓所に回って、お参りしていたら、中年の紳士が水桶をお線香を持って、お参りに来てくださった。
妙子姉さんが最後に勤めさせていただいた森山薬品の方であった。 墓所の前に座って、長い間手を合わせくださった。 有難さで、胸がいっぱいになった。
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