桐生 その10

カミサンの従姉妹のH美さん夫婦が営むコンビニ by Mr.Rapport

　桐生の仕事場兼住居から徒歩20分の距離にあるカミサンの従姉妹のH美さん夫婦が営むコンビニは、桐生に滞在中はほぼ毎日といっていいほど利用している。
　タバコやドリンクを買ったり、メール便を出したりと、なにかと重宝。往復40分は歩くので、けっこういい運動にもなる。
　H美さんはボクより一回りほど年齢が若いが、とても機転が効くし、気さくな人。しかも美人。ボクが行くと、何にも言わなくても、タバコをサッと用意してくれるし、他にお客さんがいないときは井戸端会議になることもしばしば。
　たとえば、こんな感じに……。
「K子ちゃん(カミサン)は元気？」
「ウン」
「HIDEさん(ラ?は？」
「まあまあ。でもW介護で大変でさあ……」
「聞いた、聞いた、M美ちゃん(カミサンの妹)から。大変よねえ」
「だから、気が休まる暇がなくて……」
「無理しないでね。今度、ウチの母親がこんにゃく作って、おばちゃん(姑)のところに持っていくっていってたから、そのとき一緒にお邪魔するね」
「うん。ありがとう」
　そして、あるときは本棚で週刊誌のグラビアを見ていたら、こんな会話になったことも。
「それ、壇蜜でしょう？」
「ウン。オレ好みなんだ。この娘、最高に良いよな」
「あら、K子ちゃんに言いつけちゃうわよ」
「別にいいよ。女房公認だもん」
「困った人ねえ」
「(隣の本棚のエロ本を指さしながら)この三十路人妻……もいいなあ」
「三十路じゃなくて、こっちの五十路人妻にしなさい」
「ごめん。それだけは勘弁して……。オレ、ババアは苦手なんだ」
「じゃあ、私は？　ちょうど、その中間の年代なんだけど」
「H美ちゃんは、美人だし、おっぱい大きそうだからOK」
(これ、マジにあった会話です)
　ちなみに、今日はいつものタバコの他に、「味わいカルピス」を買いました。これ、美味しいんだよね。