みんなのライヴ・ブログ

行ったつもりのリクエスト「おうち DE apple-cart」。毎日朝5時に1曲、全力更新中!

ラモウんの「プログレ放浪聴(ほうろうき) 100選」 その23

2015年04月22日 04時42分00秒 | 僕の私のプログレ放浪聴(ほうろうき)
Emerson Lake & Palmer 「TARKUS」(1971)
by Mr.Rapport

ボクが高校時代、プログレ・リスナーは二派に分かれていた。
一つは、クリムゾン & フロイド派。
一つは、ELP & イエス派。
自分の場合、どちらかといえば前者。だから、ELPを真剣に聴くようになったのは、二十歳を過ぎたころだったと思う。それも、最初は友人から『恐浮フ頭脳改革』のLPを借りたのがきっかけだったと思う。
以来、ELPはひと通り聴いてきたわけだけど、一番よく聴いたのが、この「TARKUS」。

「TARKUS」といえば、唯一、全英1位を獲得した作品なんだけど、2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』の劇中音楽としても、「Eruption」がオーケストラの演奏によって用いられていた。
松山ケンイチ扮する平清盛が瀬戸内海の海賊退治に乗り出すとき、平治の乱で源氏の棟梁・源義朝(玉木宏)と対決するシーンなど、人生の転機(飛躍・発展)となるシーンにバック・ミュージックとして流れていたのが印象的だった。

「じゃあ、オレの人生の転機に、この曲はふさわしいか?」と妻に尋ねたら、あっさりクビを振られNG。
「じゃあ、この曲はどうよ」「あの曲はどうよ」と10曲ほど、いろいろなジャンルのロックを聴かせてもNG。
(まあ、聴かせた曲が、DPの「スピード・キング」とか、レインボーの「キル・ザ・キング」みたいなアップテンモフ曲ばかりなんだけど……)。
で、結局、妻が「まあ、この曲かな……」といってクビを縦に振ってくれたのが、CCRの「悲しいうわさ」(I heard it Through The Grapevine)。おい、これって、飛躍・発展をイメージするか? オレの人生、この程度なの……?

話が外れちゃいましたね。そうそう、ELPの「TARKUS」です。
まあ、このアルバムに関しては、みなさんもよくご存知でしょうから、今更解説は不要でしょう。他のアルバムのほうがお気に入りという方もいらっしゃると思います。
そういうわけで、今回はこれでおしまい。
最後に、みなさんにとって、人生の飛躍・発展をイメージするロック・ナンバーは何ですか?

https://www.youtube.com/watch?v=CqajTLTYvlU
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする