みんなのライヴ・ブログ

行ったつもりのリクエスト「おうち DE apple-cart」。毎日朝5時に1曲、全力更新中!

第39回「ディスクユニオン」⑭神保町店

2015年06月27日 04時23分00秒 | アーカイブス:輸入盤店・中古盤店
僕的には“津田沼店”に次いで相性の良くないのがココ。

“神保町にもユニオンがあったのか”と、店舗としての認知度は薄いように思うが、歴史としては意外と古く、勤め先が三崎町だった29才頃からあったのだから、かれこれ27年は経っているはず。

オープン当初(もちろん旧店舗)は2階が中古フロアで、内容も良かったように記憶しているが、如何せんキャパ(建物が細長く狭い)と立地が良くなく、また、中古フロアを地下に移してからは、さらに“探し難い”条件が加味され、どんどん足が遠のいて行った。

勤務先が変わり、通勤電車の乗り換え駅が「神保町」になってからは、再び立ち寄ることも多くなったのだが、品揃え(回転率)は相変わらずがっかりすることしばしばであった。

   ↓旧店舗


2014年7月に新店舗に移転。旧店舗はしばらく空いたままだったが、現在では立ち食いのステーキ屋に変貌している。

“猟盤”とは“一期一会”であるわけで、訪れるたびにがっかりするのだけれども、それでも立ち寄ってしまう悪い癖、改札から最短ルートを行く場合、旧店舗時代のように地下を上がって信号を渡る必要が無くなった分ラクになったのだが、品揃えと探し難さは変わってないと断言できる・・・by akichan!

   ↓現在の店舗


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第38回「えとせとらレコード」②蒲田店(東京大田区・蒲田)

2015年03月09日 05時46分00秒 | アーカイブス:輸入盤店・中古盤店
過去にも蒲田という地には「えとせとらレコード」に訪問する以外に来たことは無い。
今回は都内訪問の中で少し時間があったので夜のロックバー訪問の前に立ち寄ってみた。

以前は都内で数店舗を擁し、本店がある蒲田には4店舗もあった。「邦楽シングル」「LP」「アニメ・サントラ」「CD」とそれぞれ専門店を構えていた牙城である。
それらの蒲田店は2回くらい訪れている。当時は4店舗全て行ったが、やはりリーズナブル性には欠けるのでシングル盤を少し購入した程度の成果であった。

まあ目の保養が中心でしたが。京急線の雑色にも店舗があり併設していた「えとせとらレコード博物館」は蔵を改装して造られ廃盤中心に膨大な量のレコードが陳列されていた。
個人的には2013年の「新宿編」で書いたように専ら新宿店中心に通っていたのです。

都内の他の店舗は全て閉じて、かろうじて生き残ったのは大田区役所近くの旧CD専門店の場所。
外観は記憶にあった店舗で思い出した。以前と違うのは、CD棚の下にもダンボールでアナログ・レコードが狭い店舗に溢れかえっている。
この雰囲気、この圧迫感は、老舗の小規模古本屋そのものではないか。

店の奥では、店主と奥さん?らしき人が必死でレコードを磨いている光景は、西新宿にあったこの店で見慣れた光景です。
通路は人一人がやっと通れるくらいで他のお客さんとは、すれ違う事は困難で、どちらかが通路の端まで行って通路を譲らなくてはならない。
たぶん他の店舗の閉店セールで売れ残った品なども含めて陳列されているのだろう、CDは値段、品揃えともに期待はしていないのでスルー。

肝心のレコード類はどうか。まあ、そこそこレアな品物もある。廃盤で手が出ないような超高額な品は無い(見たのは短時間だけれど)が、●ニオンと比べると平均3~5割くらいは高いようだ。
これでは、よほどのピンャCント狙いのマニアくらいしか常連にはなれないだろう。しかし、この日は、かなりの年齢の御婦人がレコードを探していたのは驚いた。いかにも蒲田らしい。男性はともかく高齢の女性の姿などは●ニオンではまず居ないからだ。

店として生き残っているだけでも凄いと思うが、下町の演歌専門店の如くマニアだけが集う店となっているのだろう。
しかしCDやDVDなどは相当値下げして廉価商品棚を作るなりすれば「売れる」とおもうが無理なのかな。
個人的には、たぶん今回が最後の来店であろう・・・by Mr.UNIVERSE

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第37回「ディスクユニオン」⑬津田沼店

2015年01月23日 00時10分00秒 | アーカイブス:輸入盤店・中古盤店
何年にオープンしたかは覚えていないが、千葉県内では3店舗目で一番新しい。
しかし、悲しいかな期待度は薄い。

それでもオープン当初は、2階と3階(中古専門フロア)を占有していたのだが、ワンフロア(2階)に全て集約された時点では、品揃えや質の低下が著しい。

内部の広さは、中野店といい勝負。
駅からのアクセスは、お茶の水店に次いでNo.2と評価したいところだが、探し難さとクオリティの低さは、申し訳ないがNo.1・・・akichan!

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第36回「ディスクユニオン」⑫千葉店

2015年01月22日 06時06分00秒 | アーカイブス:輸入盤店・中古盤店
旧店舗は、京成線「千葉中央駅」東口にある“京成ホテルミラマーレ”隣の“京成パーキング立体”の並び、“千葉県住宅供給公社本千葉ビル”の1Fにあった。

僕は約20年前に結婚し、市内にマンションを借りたことがキッカケで、ココに通い始めたのだが、第一印象は“ずいぶんひなびた場所だな・・・”それ故、当時は魅力的は漁場ではなかった。

がしかし、1回だけ身体の震えが止まらなかったことがあった。
エサ箱(当時はまだLPが主流)ではなく、床に無造作に置かれた500円以下の段ボール箱。
普段そんなところを見ることもないのだが、その日は何故か導かれるように覗いてみると、そこにあったのはDEEP PURPLEの『STORMBRINGER』。
これだけなら“なあんだ”で済むところだが、左上に指紋のようなぐるぐるマークが・・・そう、アメリカ・オンリーの幻の4チャンネル盤だぁ!!しかも500円!!!
こんな出会いがあるから“猟盤”は楽しいのだ。

千葉店は、入居していたビルが老朽化を理由に2009年に解体工事が始まったため、現在の場所に移転。JR千葉駅からもかなり近くなった。
となりにヴェローチェがあるのが大変気に入っている。(僕とユニさんが戦果やリンゴ談議に花咲かせる御用達の店)

場所が移転したからだけが理由ではないだろうが、現在の店舗はなかなかの品揃え。しかも首都圏店舗に比べ、若干リーズナブルな値段設定であるように感じてならない・・・by akichan!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第35回「HMV record shop 渋谷店」

2014年12月22日 04時39分00秒 | アーカイブス:輸入盤店・中古盤店
東京・渋谷区宇田川町 by Mr.UNIVERSE

単発コラムで予告したとおり、久しぶりの東京ということで雨の渋谷となりましたが、ゆっくり見まわすことが出来たHMV record shop渋谷店。

昔は良く通った宇田川町の旧タワー・レコードの手前のビルの1階と2階が店舗。8万枚の在庫とあるが、スペースを広く取っているので店のエサ箱が少なく感じる。
500平米の敷地にアナログ・レコード中心に展開できるのは、バイヤーが海外で直接取引しているからだろう。

8月の開店日には、会計待ちで長蛇の列だったが、さすがに冷たい秋雨の中という事で昼頃でも閑散とした店内であった。
1階はロック中心。ジャズも最近1階に移動した。
予想通り総じて値段は高めの設定。貴重盤は、どこでもそれなりの値段がつくので仕方ないが、ひととおり見まわすと現在、関東地方最大手の中古盤チェーンの●ニオンと比較しても“ちょっと割高だなあ”と思わせる普及盤のレコードも多かった。
もちろん安価な輸入盤もあるが、それは他のレコード店でも同じような値段だろうか?中古CDコーナーは“オマケ感”が満載で見るべきものは無いのでスルー。
レコードでも2階のブラック&ワールド&レアグルーヴ関係のフロアで同じ傾向だった。


レコード購買層の中高年世代を意識してオープンさせた、と前宣伝にはあったが、むしろ若いDJ世代の客がこの日は多く、品揃えも目の肥えた中高年なら駅に近い●ニオンや●コファンの方を好むだろう。
安価なブツも多いし。事実、ここに来る前に各店舗に立ち寄ったらHMVより各店舗のレコード・コーナーが繁盛していた。
中高年も多く外人さんも数名いた。この日に気付いたのだが、この3店舗は、ちょうど井の頭通り沿いに歩くと“線”で繋がるのだ。HMVの営業戦略だろうか?今後も良い相乗効果になれば活気づくかもしれないが。

ただし、レコード・プレーヤー自体家庭に存在しない状況から脱しない事には本当の意味では活性化しないだろう。
ダウンロードした圧縮音源をイヤホンで聴く生活スタイルが中心の現代人にとっては、レコードにA面とB面が存在することすら知らない若者も存在する。
音楽を聴く行為は、“無料のアプリやYou-Tubeで済ませる”。それが全て悪いとはいわないし我々爺世代も、そういうスタイルをも併用している。
しかし、それだけでは、「余りに貧弱な音楽環境だよなあ。」という事を見つめ直す意味で原点回帰のアナログに接しているのかもしれない。

結局、開店祝い?も兼ねて、CDは廃盤状態で、見つけてもプレミア価格のハービー・ハンコックのコテコテ・ファンクジャズの隠れ名盤「MONSTER」(ドラムはアルフォンソ・ムザーン、サンタナもゲスト参加)を激安価格で購入。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする