minaの官能世界

今までのことは、なかったことにして。これから考えていきます。

蒼い星の伝説 第1章 その1

2005年03月21日 | 官能小説「蒼い星の伝説」
「智也さんになにかおいしいものを食べさせたいな」
ひとみは、スーパーに向かいながら思った。幸福だった。愛する男と二人きりで過ごす。別々の家に帰らなくても良いのだ。一緒に寝て、起きれば、すぐ隣に居る。たったそれだけのことだったが、そのことがひとみを幸せにしていた。二人の仲がいいのは、近所でも有名だった。買物もほとんど一緒に出掛けたし、いつも腕を組んだり抱き合っているものだから、目立っていたのかもしれない。本当は、片時も離れていたくなかった。今の今迄、智也に抱かれていたのに、もう、智也の腕が恋しかった。智也の腕に抱かれ、あの逞しいもので貫かれたい。そうされている時が、ひとみにとって、一番幸せな時だったのだ。
「あれ、奥さん、今日は一人なの。旦那さんは留守番かい」
顔馴染のスーパーのおばさんが声をかけてきた。
「ええ。今日は、わたしも彼も仕事が休みなの。だから、彼においしいものを作ってあげようと思って・・・」
今度は、スーパーのご主人の方が、ひとみのすんなりした脚に見とれながら、声を掛けてきた。
「えへへ、いいねえ。旦那もこんな若くて美人の奥さんに精のつくものを食べさせてもらって、今晩は、お楽しみって訳かい」
「まあ、おじさんったら、厭だわ」
ここのご主人は、腹が出て頭の禿げた中年だったが、ひとみのファンでいつもひとみにだけこっそりとサービスしてくれるのだ。だから、いやらしい目でひとみの体を眺めても、ひとみは、大目に見ていた。
「ひとみちゃん、夏は鰻だよ。旦那に食べさせてあげなって。精がつくよ。ほら、内緒だけど、旦那の分はおまけしとくよ」
「まあ、本当? じゃあ、それ、頂戴」
ひとみは知らないのだが、この親父がひとみに甘いのには訳があった。彼は、ひとみと智也の公園での恥態をいつも覗き見しているのだ。その秘密のお楽しみ代として、ひとみにサービスがいいのだ。ひとみの隠れファンは他に何人もいた。それを知ったら、ひとみは卒倒してしまうに違いない。
 ぐずぐず買物をするつもりはなかった。てきぱきとこまごまとしたものを買い求め、ひとみはスーパーを出た。
「さあ、早く帰って・・・」
ひとみは自分の考えに顔を赤くした。早く帰って智也さんにセックスをしてもらわなくちゃ。ひとみは、そう思ったのだ。智也のペニスがいとおしかった。一刻も早く、智也のペニスで貫いてほしかった。部屋に着いたら、この邪魔な服を脱いで、智也さんに身体を見てもらうの。そして、濡れてしまったあそこを開いて確かめてもらうの。どんなに、わたしが智也さんのことを想っているか。もう、ひとみの頭のなかは、せっかくの休日なのだから、どんなふうに智也に可愛がってもらうか、それしかなかった。最初のうちは痛いだけだ、と女性週刊誌のセックス特集記事にあったが、少なくともそれは自分には当て嵌まらないなと思った。智也に処女を奪われた時から、ひとみは深い快感を得ていたのだ。最近では智也が可能であれば、いつも挿入していてもらいたいと願うようにさえなっていた。そうでなければ、不安でたまらないのだ。昨晩などは、ひとみは智也の膝のうえに背を向けて跨り、挿入されたまま食事をしたほどである。
「わたしって、淫乱なのかしら」
そんなことを思いながら、公園の前を通り過ぎようとした。その時だった。突然、ひとみは後ろから羽交い締めにされ、止めてあった車の中に引きずり込まれた。あっという間だった。口は、ガムテープのようなもので塞がれ、声も出せなかった。ひとみは、恐怖で大きく見開かれた眼で周囲を見た。三人の屈強な男たちがいた。車は小型のワゴンかバスのようだった。
「ひとみさんだね」
男が聞いた。ひとみは恐怖でふるえながら、頷いた。
「よし、車を出せ!」
三人の男のうち、一人が運転席に座り、車を発進させた。ひとみは男二人掛かりで車の後部に引き立てられた。そこはラウンジのようになっていて、コの字型になった座席の真ん中の部分に、ひとみは男たちに挟まれて座らされた。そして、男の一人がひとみが抵抗できないよう押さえつけておいて、もう一人が縄でひとみを縛り始めた。腕は後ろに絞り上げられ、交差するように縛られてしまった。手の自由を奪ってしまうと、男たちはひとみの足首を持った。どうやら、胡座をかかせようとしているらしい。それを悟ったひとみは、必死で抵抗した。そんな格好にされてしまったら、スカートの下がパンストだけでノーパンなのが判ってしまう。
しかし、そんな抵抗もまったく役に立たず、ひとみは胡座をかかされてしまった。哀れにも、スカートは腰のあたりまで捲りあがり、若草のような陰毛や清楚なたたずまいを見せる秘裂まで開陳してしまった。
「おい、見てみろよ。こいつ、ノーパンだぜ」
男たちは、ひとみの股間を覗き込んで口々に言った。そして、その恥ずかしい姿を固定するように、ひとみの両足を縛り上げてしまった。
「ははは、しかも、あそこは、びしょ濡れで、口まで開いているぜ」
「あああ・・・」 
 恥ずかしさに、ひとみは頭を弱々しく振った。何かが頭の中でぱちぱちとショートしていた。見知らぬ男たちにこれ以上はないという程、大きく股を開いて、しかも、そこはペニスを求めて涎を垂らしている。胡座縛りにされてしまっては隠しようもなかった。確かに直前まで、ひとみは智也に抱いてもらおうと思っていた。そして、淫らな光景を思い描き、あそこをひどく濡らしていた。そのことは、絶対に誰にも知られてはならないことであった。それが、何人もの男たちに知られてしまったのだ。
「ああっ・・・」
 極限の恥辱の中で、ひとみの花芯は愛液をさらに溢れ出させていた。ひとみの身体の中心に痺れるような快感が湧き起こっていたのだ。ひとみには、それがどうしてだか判らなかった。
男たちは、ひとみの当惑をよそに悠然と両脇に座り、それぞれ目の前に広げられたひとみの脚を弄び始めた。ひとみは、智也以外の男に身体を自由にされる恥辱に身をもだえて抵抗したが、かえって男たちを喜ばせるだけだった。男たちは、ひとみの乳房を揉み、太腿から鼠徑部へと指を這わせた。智也にしか許したことのなかった大事なところに他の男たちが触れようとしている。ひとみには、それだけでも気が狂うほどだった。しかし、男たちは、あっさりとひとみの秘裂を蹂躪した。一人の男は、愛液を絶え間なく溢れさせている花弁を撫でていた。もう一人の男は、勃起しているクリトリスを触っている。拉致される前から、パンストの股の部分は濡れていた。それを、知られてしまった。それが恥ずかしかった。それだけではなかった。濡れて透けて見えるパンストはかえって卑猥なだけなのだ。これ以上はないというほど開かれた股間に縦に走る縫い目は、酷く割れ目に食い込み、ピンクの花弁を押し花のように、男たちの目に晒していた。花芯も包皮から剥かれて頭を出しているさまが、一目瞭然だった。ひとみは、涙を流していた。あまりに悲惨だった。本来ならば、今頃は、智也に抱かれているはずなのに、見知らぬ男たちに好きなように弄ばれている。こんな恥ずかしい姿は、智也だけに見せるものだ。濡れているのは、智也に抱いてほしかったからだ。花弁が開き、クリトリスが勃起しているのは、智也に悦んでもらうためだったのだ。夢なら覚めてほしかった。だが、無情にもこれは現実だった。その証拠に、びりびりというパンストを引き裂く音がして、股間に直接、外気が当たり始めた。男たちの手が、直接、ひとみの性器に触れてきた。指が一本膣肛に入れられた。
「うぅぅ・・・」
 ひとみは、くぐもった呻き声をあげた。濡れて開いている膣腔は、難なく男の指を受け入れてしまう。ひとみの意志に関係なく、さらに愛液さえ分泌している。溢れ出た愛液は、アヌスにまで伝い落ちた。ブラウスもベストも既に剥ぎ取られ、身につけているものと言えば、股間部分がビリビリに引き裂かれたパンストと腰に絡まったスカートだけであった。そのうえ、胡座縛りで、下半身は全開状態なのだ。ガムテープで口を塞がれ、叫ぶことさえ禁じられているのである。
「!」
ひとみは、思わず、身体を硬直させた。男の一人が、アヌスに伝い落ちてきた愛液を塗り込み始めたのだ。アヌスを愛撫されるのは、初めてではなかった。智也は、アヌスにキスもしてくれたし、膣腔で繋がっている時、アヌスに指を挿入してきたこともあった。そして、ひとみは、それにひどく感じてしまった。だから、アヌスを弄られるのは困るのだ。こんな得体の知れない男たちに好きにされて、感じてしまっては、智也に申し訳がたたない。だが、男たちはひとみの思いを知ってか知らずか、ひとみの弱点を攻めてくる。
まず、右側の男は、クリトリスを親指の腹でころがすように愛撫しながら、人差し指と中指を膣腔深く挿入してきた。愛液を溢れさせている蜜壷は、二本の指を簡単に受け入れていた。
左側の男は、ひとみの胸を揉みながら、アヌスに中指を深く挿入している。すぐ上の膣孔からいくらでも潤滑液が供給されるので、こちらも極めてスムーズに侵入した。
ひとみは、絶望感に打ちひしがれていた。ヴァギナにもアヌスにも指を挿入されてしまった。しかも、身体はそれに反応してしまっている。ひとみが感じていることを男たちは判っているだろう。後は、犯されるのに違いない。
今や、男たちは、挿入した指をピストン運動させていた。その度に、くちゅくちゅと卑猥な音がしていた。ひとみの乳首は、硬く立ってきた。乳房も張り詰めている。もはや、落ちる寸前だった。
「おい」
突然、男の一人が声をかけてきた。
「声が出せないのは、辛いだろう。ガムテープを外してやろう。ただし、言っておくが、叫んでも、助けは来ないし、俺達を喜ばせるだけだ」
そう言って、男は、ガムテープをひとみの口から剥がした。
「うわぁぁぁっ」
ひとみは、叫んでいた。男たちは、笑いながらそのさまを眺めていた。だが、ひとみの身体を弄ぶのを止めたわけではなかった。叫んでも何ら事態は改善しないことが、思い知らされただけだ。ひとみは、やがて沈黙した。
「さて、気がすんだかね」
アヌスを抉っていた男が、ひとみの顎を掴み、ぐいっと自分の顔の方に向けさせた。
「キスをするのだ」
「い、厭っ」
「ふふ、厭といっても、結局は、言うことを聞かざるを得なくなるのだ。最初から、大人しくいうことを聞いた方が良いと思うがね。それに、しばらく、われわれの言うなりになっておれば、彼にも再会できるのだよ」
「えっ、帰してくれるのですか」
「ははは、帰すことはできない。だが、自由に彼に会えるようにしてやろう。言っておくが、お前の命を奪ったりするつもりは、最初からない。お前は、苦労して見付けた大事なターゲットなのだから」
「本当に、智也さんに自由に会してくれるのですか」
「我々は、嘘はつかない」
ひとみは、観念した。もはや、選択の余地はなかった。第一、自由を奪われたうえ、股も開かされた状態では何を言っても無駄なのだ。生きてさえいれば、どんな目にあわされようと、また、智也さんに会い、愛してもらえる。できれば、汚されずに、今のままで、智也さんに会いたかった。他の男たちに犯されても、智也さんは変わらず、愛してくれるだろうか。
ひとみは、身体の力を抜いて、目を閉じた。
「ふふ、OKということだな。安心しろ。我々は、お前を本部に連れて来いと命令されただけで、犯したりはしない。ただ、最低限の訓練をするよう指示を受けている。従順に命令にしたがっていれば、お前を犯すものは、我々の仲間にはいないはずだ」
「えっ、本当ですか」
「本当だ。お前は、美しい。こうして、指で嬲っていると、思わず、犯したくなるが、我々にも、守らねばならない規律があるのだ。我々の命令することに積極的に従うかね」
 ひとみは、こくりと頷いた。
「それでは、彼にするように、我々にもキスをするのだ」
彼らの言うことを信じていいのかどうかは判らないが、ひとみは、藁をも掴む心境だった。彼らの言うなりになれぱ、犯されない。それだけを拠り所に、ひとみは、男の命じるままに、唇を差し出した。男は、膣腔と肛門を同時に指で抉っていた。乳房も変形するほど、揉みしだかれていた。男は、ひとみを抱き寄せなかった。だから、キスをするには、ひとみの方から、男ににじり寄らねばならなかった。ひとみは、男の口唇に自らの口唇を合わせた。
「お前たちのキスは、そんなものかね」
「・・・」
ひとみは、舌を男の口のなかに差し入れた。男は、その舌を思い切り、吸い上げた。そして、ひとみの口のなかに、舌を入れてきた。ひとみは、それに応え、自分の舌を絡めた。ひとみは、しだいに智也に愛撫されているような錯覚を覚えていた。それに、身体を先程から、いいように弄ばれて、性感が昂ぶっている。感情を込め、キスをするうちに、そのような錯覚をしても仕方がないのかもしれない。いつのまにか、腰が蠢き始めていた。
「よし、いいだろう。縄も解いてやろう。そのかわり、手と口を使って、俺達を満足させるんだ」
(続く)



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