minaの官能世界

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蒼い星の伝説 第1章 その2

2005年03月21日 | 官能小説「蒼い星の伝説」
 男たちは、ひとみの腕と脚の縛めを解いた。
 ようやく、手足が自由になり、自分を拉致した連中を観察する余裕ができ、彼らの風貌をちらちらと盗み見した。男は、全部で四人。ゆったりしたシルクのシャツを纏い、白いタイツ状のものを穿いている。全員、日本人離れした逞しい体格をしており、まるで、映画に出てくる特殊部隊の隊員のようだった。
 こんな連中が何故わたしなんかを……。
 ひとみには、合点がいかなかった。痺れた手首を擦っているひとみの前に男が立ち、シャツをたくしあげた。白いタイツの前面は、股から腰にかけてスリットが入っており、勃起時には、自然に男根が露出するつくりになっていた。いきなり、隆々としたペニスを突きつけられたひとみは、思わず目をそむけた。しかし、そこにも別の男が股間のものを誇示するように立ちはだかった。座っているひとみのちょうど目の高さに黒々としたそれらは、そびえていた。男たちはひとみにそれを咥えさせようとしているのだ。ひとみは、観念した。自由になった手を添えて、それを頬張った。尋常な大きさではなかった。精一杯口を開いても、なかなか口に含めなかった。智也のものより二回りは大きかった。喉につかえるまで入れても、半分も届いていなかった。
「ぐえぇぇっ」
男が、ひとみの頭を抱え込んだ。完全に、喉の奥まで届いていた。ひとみは、苦しくて、必死で逃れようとしたが、男に万力のような力でがっちりと押え込まれ、逃れることができない。男は、ひとみの喉奥でゆっくりと抽送を開始した。ひとみは、ぼろぼろと涙を流していた。まさに、口を犯されていた。舌を使って、ペニスを押し出そうとするが、敏感なペニスの裏側を刺激することになって、男を喜ばせるだけだった。四つ這いになったひとみのうしろにも男が立ち、ひとみの尻を抱えた。そして、既に、身体を覆うのに、何の役にもたっていないスカートとパンストを剥ぎ取った。
「おう、きれいなヴァギナだ。アヌスも申し分ない」
尻を高く掲げ、性器を観察される恥ずかしさに叫び出したかったが、喉の奥までペニスを咥えさせられていては、呻き声をあげるのがやっとだった。
尻を抱えた男は、膣孔にディルドオをあてがった。太さも長さも相当なもので、太さは、華奢な女の手首ほどもあった。それが、ぬるっという感じで簡単に入った。
「はは、一番でかいのが、簡単に入ってしまった。この女も相当、好き者だぜ」
ひとみは、そうじゃない、と訴えたくて、腰を振ってはみたものの、誘っているふうにしかみえなかった。巨大なディルドオを尻からはみ出させ、腰を振る様は、卑猥そのものであった。男の眼は血走り、ひとみの陰唇を見詰めていた。男は、ディルドオを抽送させ始めた。愛液で濡れ光ったディルドオが、ぐちゅぐちゅと音をたてながら、ひとみの中に入ったり出たりする。男は、完全に理性のたがが外れていた。ペニスを極限まで勃起させ、その先端からは先走りがたらたらと滴り落ちていた。
「うおぉぉぉ!」
男は叫び、ずぼっという感じで、膣孔に挿入されていたディルドオを抜き去り、自らのペニスをひとみの秘裂にあてがった。
「馬鹿者! やめるんだ」
ひとみの口を犯していた男が叫んだ。しかし、その時には、ずぶずぶと男のものはひとみの割れ目のなかに姿を消していた。
「あぁ……」
ひとみに挿入した男は、感極まった声を上げた。そして、ゆっくりと二・三回、抽送した。その男の周りに他の男たちが集まった。皆、脅えたような表情をうかべている。
一方、男のもので犯されてしまったことに気付いたひとみは、茫然自失の状態であった。最後のものだけは守りたいとの思いで、男たちの言いなりになっていたのだ。全裸にされ、身体の自由を奪われ、大事なところも全開にされた状態では、貞操を守りつづけることなど無理な話であったのかも知れないが、男たちの約束を信じたかった。それでも、作り物のディルドオとは明らかに違うどうしようもない気持ちよさがひとみを襲っていた。これこそが、ひとみが一番恐れていたことだった。智也以外の男のもので感じてしまうことなど、許しがたいことだった。心では、そう思っていても、肉体は貪欲に快感を貪り続けている。ひとみは、涙を流していた。それが、犯されてしまった悲しみによるものか、あるいは、膣孔から湧き上がる快感によるものか、もはや、ひとみにも判らなくなっていた。
 男の激しいピストン運動によって、パンパンパンッとひとみの尻の肉を打つ音が狭い車内に響く。ひとみは、ああっ、ああっ、と喘ぎ声をあげるしか術がなかった。高く尻を掲げ、男のものを全身で受け入れていた。
 男も、泣いていた。あまりにの快感に全てを忘れていた。先端から男の命がほとばしりつづけていた。そうなのだ。この未知の快感は、命を削っているからこそ、与えられているに違いない。男はそう感じていた。「いいのか? そんなにいいのか?」
 ひとみの口を犯していた男が尋ねた。男はせわしない律動を続けながら、頷いた。もはや、何も目に入っていないようだった。ひたすら、ひとみとのセックスに没頭していた。男もまた、ああっ、ああっ、という呻き声をあげるばかりだった。そして、最後の力を振り絞るようにずしゃっ、とひとみのなかにペニスをたたみ込むと同時に、ありったけの精液を放出した。
「いくぅっ……」
 ひとみは、叫んでいた。思わず、ぐっと男のものを締め付けていた。
「いったのか?」
 取り囲んでいた男たちが、口々に叫んだ。
 ひとみを尻から犯した男は、うっすらと目を開け、ゆっくりと頷いた。
 と、ひとみの腰をがっちりと抱え込んでいた手が空を掴んだ。
「おおおぉぉっ・・・・」
 男は、長い呻き声をあげた。そして、まるで、その先端からひとみのなかに吸い込まれたかのように、すぅっと姿が消えた。ぱさっと身にまとっていた衣服がひとみの足元に落ちた。犯されていた時の体位のままで、尻を高く掲げたひとみが漏らす、ハア、ハアという息遣いだけが聞こえてくる。
 残された男たちは、ひとみの股間をまじまじと覗きこんだ。激しいセックスを物語るかのように、真っ赤に充血した陰唇にたった今まで挿入されていた男根に穿たれた秘孔がぽっかりと開いて、サーモンピンクの内部を覗かせていた。それは、ひとみと男の分泌した体液で汚れ、ぬめぬめと光り、息遣いに合わせ、別の生き物のように蠢いていた。
「恐ろしい・・・」
 男たちは、呟いた。
「俺たちに太刀打ちできる相手ではない」
「例のものに拘束してしまおう」 
 男達は、頷き合って、ひとみを取り囲んだ。ただならぬ男たちの気配に、ひとみは、立ち上がろうとしたが、それよりも早く、身体を両脇から羽交い締めにされてしまった。そればかりか、太腿の下にも腕を通され、抱き上げられてしまった。ちょうど、幼児がおしっこをさせられる時のスタイルになった。太腿は、大きく割り開かれ、蹂躙され荒れ放題の秘花を隠すこともできない。秘裂からは、ぽたぽたと今しがた放出された男の体液が滴り落ちた。
「こんなっ。いやぁっ」
 ひとみは、恥ずかしさに絶叫した。男たちには、そんな声も耳に入らないようだ。車内中央に据え付けられたひときわ大きい座席にひとみを運んでいった。
その座席は、弾力のある半透明物質で作られていた。見たこともないような不思議な材質だった。座面には、二本のペニスに似せた棒状のものが突き出ている。それをヴァギナとアヌスに挿入されることに気がついたひとみは、足をばたばたさせて、何とか逃れようとした。しかし、三人かがりなのである。か弱い女の抵抗など、如何ほどの妨げにもならない。
みずからの体重と男たちの力によって、二本の擬似ペニスは、ずぶずぶとひとみの二つの器官に侵入していく。
「ああぁぁ・・・」
冷たい異物感にひとみは、うめいた。幸い、太い方で直径が二センチ程、細い方は一センチにも満たないサイズで、また、直前までの激しいセックスのおかげで、たっぷりと濡れていたため、苦痛もなく、体内に収めることができた。座席は、柔らかく、ずぶずぶと沈みこんでいく。反面、適度な硬さもあり、一定のところで、しっかりと身体を支え、快適といってもよい位だった。だが、やがて、ひとみは、恐怖することになる。なぜならば、その不思議な材質でできた座席は、うねうねと蠢いて、首、胸、腹、腕、脚をがっちりと包み込んでしまったからである。金属のベルト等と違って、拘束の痛みはないし、比較的身体の自由度はあるが、ぴっちりとした締付け感は、その比ではない。挿入された二本の擬似ペニスは、体内で膨張を続け、ぎっちりと肉襞を埋め尽していた。顔までも、それは、覆い包んだ。鼻の中、口の中にもそれは進入してきた。口の中に進入したそれは、膨張を続け、先程、咥えさせられていたペニス程にもなり、喉奥まで到達したが、不思議なことに息苦しくはなかった。歯をたて、噛み切ろうとしたが、柔らかいくせに噛み切ることはできなかった。尿道や耳の穴にいたるまで、全ての器官にそれは侵入してきた。ひとみは、それによって、全身、犯されているのを悟った。生殺与奪権を握られてしまった恐怖のため、ひとみは、失禁した。しかし、そのために、濡れ汚れることはなかった。尿道に進入したそれが、外に漏れる前に吸収してしまったからだ。一方、ヴァギナとアヌスに侵入したそれは、ゆっくりとした蠕動を開始した。大陰唇やクリトリスまで包み込んだそれは、生身のセックスとは比べ物にならない快感を生じさせた。そればかりではなかった。胸やうなじに加えられる刺激も人間の手による愛撫を凌駕している。しかも、疲れを知らないのだ。半透明な物質に全身を覆われ、犯されているひとみ。股間は大きく割り開かれ、半透明なぬめぬめした物体がゆっくり出入りしている。おそろしく淫猥な情景であった。男たちは、それを瞬きもせず、見詰めていた。
 口腔に侵入したそれは、先端からどろりとした液体を分泌していた。喉奥に放出されるそれを拒否するすべは今のひとみにはない。その液体のせいか、あるいは、全身に与えられる快感のためか、ひとみの頭にピンク色の霞がかかり、意識が遠のいていった。
気を失う瞬間、なぜか昔、こんなことがあったような不思議な感覚にとらわれた。
「そうよ、確かこんなことが・・・」
 同時に、見たこともないような情景が頭のなかに広がった。
 二つの月と青い太陽。紫色の瞳をもった男と女・・・。
 「ああ、あれは、いつのことだったかしら・・・。思い出せない。でも、・・・」
 その時、律動していた模擬男根がひときわ深くひとみの性器を抉った。とどめをさすかのような深いアクメにひとみは失神した。
(続く)

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