MINの目

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ほぼ歩き遍路 57番札所⑲ 2017

2018年09月27日 | お遍路好き(菩提・愛媛)
57番札所 栄福寺

栄福寺までの道のりは菜の花に彩られた川沿いを歩いたり春を感じる気持ちの良い道でした。

お寺に近づくとデザインされたきれいな建物が見えてきました。
石標はありましたが、こちらも山門はありませんでした。
境内に入ると弘法大師様がお迎えしてくださり、その横にはお願い地蔵さまが迎えてくださいました。
このお地蔵さんとても優しそうなお顔をしているのですが、見るたびに表情が違ってみえるのだとか。。。
私には穏やかな優しいお顔に見えました。

先ほど見えたデザインされた建物はこのお寺の書庫と分かりました。
見学してみたい建物でした。

このお寺の周辺で海難事故がつづくので大師が内海の風波海難の平穏を祈って大護摩を修されると
海上はたちまち穏やかになり、海中より阿弥陀如来を感得し、ご本尊として奉安したというお寺です。
大師堂には特徴があり、貫頭の龍の彫刻も素晴らしいのですが、十二支の彫り物がぐるっと施されています。

そして、特筆すべきはここの住職です。
このお寺でその記事を見るまでしらなかったのですが、
ボクはお坊さん」のお坊さんでした!!
お遍路に出る前にお坊さんのことを勉強としようとDVDで視ていました。
内容は、お坊さんの事が良くわかるというよりは切ないと思うストーリーでした。
お寺の掲示板に有難い言葉が張り出されているようだったのでそれを見に行くと、
「ボクはお坊さん」の記事を見つけて驚きました。
今なら、その映画の予告編を見ればこのお寺と分かります。

もう一度見てみようかな(^^)ゞ

このお寺のHPを見ても熱心な姿をお見受けできます。
この日はお見掛けできませんでしたが、一度お話を聞いてみたいです。

納経所でこの辺でお昼を食べるところはあるかと聞いていたおじさんが、
私にも声をかけてきました。
結局、ルートから外れた場所まで行かないと無かったようでした。
私にも「どこかこの近くで食べるとこ知ってる?」と聞いてきました。
もちろん♪同じ立場なので知りません。。。

私「わかりません。。」と答えると
おじさん「今日はどこに泊るの?」と聞いてきたので、
私「次のお寺の宿坊です。評判が良かったので」と答えると
おじさん「私は二つ先の宿坊で仙遊寺なんだこちらも有名で良い宿坊なんだ」
私???「同じ?」
おじさん「え?次じゃないよ」
私???確かにあと一つ二つはお寺に寄れそうな時間ではあるけど。。

まぁいいか。。「そうなんですねぇ」と私。
まだ、写真を撮りたいのと荷物を整理したかったので、ここでお別れしました。

お寺を出て少し坂を下ると直ぐ目の前にお店があり昼食を取れるようでした。
燈台下暗し。。。とは
私はお昼をとらずに歩く事がほどんどでしたので寄りませんでしたが、
先ほどのおじさんが嬉しそうに手を振っているのが見えました。
人懐こい人なんだな。。
悪い人ではないと思うけど、こんなに人懐こい感じのおじさんは初めてでしたので、少々戸惑いました。
このおじさまとは縁があり、後々少し一緒に歩いたりお話したりしました。

そのお店には次のお寺への矢印があり、それに従って進むと。。お店の人が出てきて
「こっちですよ!」と教えてくれました。
よく間違える人がいるそうです。。
この案内の矢印は車用だったようです。
車マークを付けてくれると良いのだけど。。
車用の案内で遍路道を外れてしまうことが何度かありました。。。

菜の花に彩られた遍路道


デザインされた建物がランドマークに


境内の様子


変わったデザインのランドマーク


大師堂の彫り物


やさしいお顔の お願い地蔵尊


掲示板のメッセージ


ボクはお坊さんの記事

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