14番札所奥の院 慈眼寺
奥の院は14番札所のお隣で歩き遍路で通る場所にあります。
14番札所の階段を降りて左へ向かう遍路道をの先にあります。
前回の記憶はないのですが、多分通ったような。。。途中で普通の道に入ってしまったかな?
ここには木をくりぬいて作った「生木地蔵尊」があるという事で今回はきちんとお参りしました。
小さいながらも十一面観音が本尊の本堂と大師堂があり、その一角に生木地蔵のお堂がありました。
説明の立て札などもあり、読んでみると
通夜の修行大師が夢に現れて「本堂の桧に地蔵尊を勧請せよ、祈願する者には必ず一願をかなへしめん」とお告げがあって、
中喜八さんが四国巡礼中に彫刻したものとありました。
正直。生木??と思ったのです。
昭和29年9月に台風の被害で裂けて倒れてしまったそうで、
尊像は無事でその像がお堂に安置されているとのことでした。
拝みに近づくとその姿がはっきりと見えました。
思っていた以上に迫力があり、大きなものでした。そして優しいお顔。
急ぐばかりの遍路では出会えなかったと思いました。
是非、お隣の奥の院にも立ち寄ってみてほしいです。
参道の階段を降りる途中を左へ
ちょっと不安になりましたが、石標がありました。
本堂(なぜか写真が斜めに。。)
大師堂
生木地蔵尊が安置されているお堂