20番札所 鶴林寺
徳島駅からバスに乗り生名というバス停で降りました。
バスは女子高生?でいっぱいでした。途中バスを乗り間違えた友達を見つけて大騒ぎ!
乗り間違えると授業に間に合わなくなるようなのです。。
女子高生は元気で楽しそうでいいなぁなどと思いながら、
バスのアプリを駆使して降りるバス停をチェックしていたのですが、、段々わからなくなりました。
あれ?過ぎちゃった??急に不安になった私は隣に座る女子高生に聞くと
親切にまだであることと、降りるバス停近くになって教えてくれました。
そのバス停を降りるともう一組ご夫婦がいらして、「これから登りますか?」と聞くと
タクシーに迎えに来てもらう予定になっているとのこと。
そんな技もあるんですね!
まずは鶴林寺までは登るとして次の21番札所の太龍寺へは平坦な道を遠回りしてロープウェイを利用するか
迷いながらなスタートでした。
お遍路のおじ様方には12番の焼山寺を登ったのなら大丈夫だから太龍寺へも登ったほうが良いと何度となく
言われていました。
挑まなくては行けないお遍路道のときにはFBで中継の様にアップして友達の応援の声で背中を押してもらいながら
進んでいました。
こんな道登ってます。。みたいな感じです。
山道にさしかかり、しばらくすると藁葺屋根のお遍路小屋があります。
そこに簡易トイレがあるので、心配な方はここで済ませると良いと思います。
ここまでは足元も歩きやすいのですが、ここからいつもの山道となります。
また同じぐらい進むと全体の2/3ぐらいでしょうか、この鶴林寺道にも「水呑大師」湧き水ポイントがありました。
またしばらく登り、だいぶ上がってきたな、もう少しで到着できるかな?という辺りで景色は良いのですが、
ショッキングな事に気づくのです。
はるか下に見える川、そこに架かる長い橋、そこを渡って向こう側の山にのぼると21番札所の太龍寺に辿り着くのです。。
それを説明する写真と案内が丁寧その場所にありました。。
登った分だけ下って登る!どこかで経験したような。。。
そう。12番札所焼山寺へ向かうルートです!まだ20番の鶴林寺にも到着していないのに。。
すぐさまFBにアップしてみんなの意見を聞きました。。。
「無理しないでロープウェイ使えばいいじゃない」との声!
やさしいなぁみんな。心が揺らぎます。ゆらゆらしながら登り、鶴林寺にたどり着きました。
山門をくぐってもその先があり、本堂へはさらに階段を上がります。
鶴が舞い降りて本尊を守ったという謂れのあるお寺で本堂の前には鶴のオブジェが飾られていました。
本堂、太子堂を参拝して納経所に行くと、「美味しいお菓子なのでどうぞ」とお接待のおまんじゅうを2つ頂きました。
納経所でお接待されるの初めてでびっくりしましたが、頑張って登ってきたこともあり、ご褒美のような、
ありがたい気持ちでしばし休憩をして、FBの友達にも報告しました。
みんなから「ありがたいおまんじゅうだね」の声。本当にありがたく大切にいただきました。
これが、今日のお昼でした。
「岩屋まんじゅう」本当に美味しかったです。どこで買えるのか??見つけることは出来ませんでした。
おまんじゅうも頂き、休憩も取れて元気になり、あの橋を目指して下りました。
下りも本当に急でした。気をつけて降りてください。
簡易トイレのある茅葺きの休憩所
ここでも桜が!癒やされました。
2/3登った辺りにあった水呑大師の湧き水
12番札所へ向かう山道よりも急勾配とのこと
お寺が近くなり景色がよくなりました。21番札所へは遥か下にあるあの橋を渡ります
ショックを隠せなかった景色の説明
本堂はさらに上
納経所でいただいた岩屋まんじゅう