7番札所 十楽寺
6番札所を7:30頃に出発しました。次の札所へは約1km15分ぐらいでした。
宿坊をチェックアウトしに行くとゆっくり出発すると言っていた京子さんがチェックアウト中。
私のほうがゆっくりしていたみたいです。。。
今日帰路につく予定の京子さんも7番は近いということでそこまで行ってから帰るとのこと。
少し安楽寺のお庭を散策し、一緒に7番札所まで行くことになりました。
7番札所も竜宮城のような門でした。この鐘楼門の次に中門遍照殿がありその上部に愛染明王が祀られていて、
上がってお参りすることが出来ました。
十楽寺は十の楽しみを得るように願って建立されたお寺だそうです。
お遍路中楽しみの一つになった手水舎。このお寺がそのきっかけになったと思います。
デザインされたものなのか、自然のものなのか、大きな石からしたたり落ちる水を受ける形で印象的でした。
ここで京子さんとはお別れです。。。他にも色々ご縁があったお遍路最初の同志♥
またいつか会うことを約束してお別れしました。
「沢山の出会いや優しさを沢山受けて頑張って」と言われたかと思います。
その時は「沢山の優しさ」を受けられる事にピンと来ませんでした。。
正直、優しく親切にしたことはあっても、そんなに優しくされたことは無いと思っていました。
残念な私です。。。
遍路道を進む毎に沢山の優しさにふれ、優しくされたことはそんなに無いと感じていた日常生活の中にも
優しさを見つけられるようになっていきました。
十楽寺の手水舎