暗いお話しが続いていますが、もう少しお付き合いください。
18日にお通夜、19日に告別式を終えて私と娘は20日に帰って来ました。
実印や通帳など手続きに必要な物を用意できますから。
式は無事に終わりましたが、旦那はそれからが大変です。
市役所や銀行、保険会社や車の売却、家をどうするか…
義妹が鹿児島に残って旦那と色々やってくれました。
手続きをするにあたりまず旦那と義妹が大変だったのは
通帳がどこにあるのか
何の保険に入っているのか
家の権利書はどこにあるのか
年金手帳はどこにあるのか
これらを探すだけで2日かかったそうです。
義父さんが元気な時に義妹が保険のことなど聞こうとしたようですが、お父さんはいつも「そんな話し…」とか言って話してくれなかったようです。
そうだよねー
元気な時ってそう言うこと話そうとは思いませんよね。
それでも義父さんなりにノートに書いていたようですが、旦那が見ても義妹が見ても「何のことを書いているのか分からん」と。
確実に分かったのは
義父さんが亡くなった時に使う写真の指定
旦那を中心に式を執り行うこと
その後の手続きなどは義妹を中心にやること
どこに何があるのか、何に加入しているのかなどはノートには書いていなくて「詳細は別紙」とあったようです。
その別紙を探しても探しても見つからず、「お父さんノート書いて満足したな」と2人で話していたそう。
旦那は帰って来ていますが「ミンミカも義父さん(私の父)が元気なうちに権利書や保険、銀行のことなど話していた方がいいよ」と言っていました。
確かに生きているうちにしか聞けない大事な事ってあるよなー。
「終活は大事」とタイトルを書きましたが、何も遺言書を書いてもらうとかそう言うことではないんです。
保険の有無や家の権利書、年金手帳など大事な書類がどこにあるのか、銀行は何行利用しているのか…そのことを家族で話すだけでいいんです。
また不用品の整理も大事です。
義父さん色々な物を取っていたようで、旦那が「捨てる物だらけ」と言っていました。
うちの父も「そのうち使うから」と何でも取っておきます。
「そのうち」って永遠に来ないと私は思っているので、父に「そのうちって具体的にいつ使うか言えたら取っといていいよ」と言いますがいつも「そのうちはそのうちだ」の一言。
それって絶対に使わない物じゃん。
押し入れを開けると「なんだこれ?」と言う物が入っているし、使えるか使えないか分からない電化製品はあるし、さっさと処分すればスッキリするのに捨てられない。
縁起のいい話しではないのでついつい先延ばしにしたり、触れたりしませんが、今回旦那の話しを聞いて家族が集まった時に(確認程度でもいいと思います)話す時間を作るのは必要なことだと思いました。
暗いお話しはここまでです。
少しだけ鹿児島を散策したので次に書きます。
今回までコメント欄は閉めさせていただきます