20日、21日と携帯電話からブログにアクセス。
こんな感じか?と更新を自宅で確認。
あまりに愛想のない記事なので少しお化粧。
色々な関連記事もWebから転載記入しました。
今日も文字にしたい言葉は盛り沢山。
では限られた時間の中で…ごちゃまぜに。
奄美地方での豪雨災害。
沖縄近海での台風から延びる前線が、
九州、四国、近畿、東海の太平洋側の地域に大雨を降らす。
これまで何度も日本が経験した事例が数多くあります。
しかし、
南シナ海での台風が南西諸島に影響を及ぼした台風は少なく、
奄美地方での大雨は特異な事例として記憶される事になりました。
これまでの台風は南シナ海に入ると勢力を弱める事が通例で、
特に大陸沿岸部(浅瀬)では急速に勢力を弱めていました。
~南西諸島から北上する東シナ海での台風も同様に勢力が衰退。
しかし近年は東シナ海で発達する台風も見受けられ、
中国近海で起きている変化の謎に注目すべきでしょう。
ところが、
今回の台風13号はフィリピンを通過した後に速度を落とし、
海底が深い海域(浅瀬に比較し発達しやすい)で停滞したことで、
南シナ海で勢力を強める結果を生みました。
一度は885hPaまで成長した猛烈な台風はフィリピン横断後も、
勢力を弱めず南シナ海に進入し再発達(945hPa)し停滞。
奄美地方付近に停滞する秋雨前線の位置と符合し雨雲を刺激。
思わぬ事態(記録的な豪雨)を引き起こしたようです。
日本のメディアは日本近海の台風以外はあまり注目しません。
しかし、
台風がもたらす気象の変化は著しく思わぬ事態を引き起こします。
台風=警戒。
南の海上に居座る夏と北からの冬の便り。
何が起きるか分からない?
そんな気象状況が顕著になりつつあるようです。
~10月第5週は季節はずれの寒気が襲来。
フィリピンの東海上には台風の卵(熱帯低気圧)。
決して油断できぬ状況が続きます。
東京国立博物館で開催中の『東大寺大仏~天平の至宝』展。
を20日(水)のお昼時間を利用して観てきました。
東大寺展については2002年に奈良国立博物館で開催された、
『東大寺のすべて』展を観覧しているので良いかな?と思いつつも、
時間が許す限り観るべきとの平素の姿勢を重視。
結果的に大きな収穫がありました。
館内は雨模様のせいか混雑はなくゆっくりと鑑賞。
よくぞ“こんなもの”までと驚嘆する名品がありました。
注目すべきは3体の肖像彫刻。
『国宝:良弁僧正坐像』(平安時代)
『国宝:重源(俊乗)上人坐像』(鎌倉時代)
『重文:公慶上人坐像』(江戸時代)
普段は東大寺でも期日限定で開帳される肖像仏が、
展覧会の会期全期間で展示。
さらに、
肖像彫刻ではありませんがリアルな人型の、
『国宝:僧形八幡神坐像』(鎌倉時代)
『国宝:良弁僧正坐像』の漂う厳しさ&張り詰めた背筋。
『国宝:重源上人坐像』の日本的風貌&後ろ襟からの首と頭部の存在感。
~昭和には町でも時折見られた老獪な風貌も平成に入り減少傾向。
『重文:公慶上人坐像』の喉仏周辺のリアリティ&静かな表情。
仏師の技量と表現には唸るしかありません。
特に、
『国宝:良弁僧正坐像』を鑑賞して感じる禅の意義。
先日読んだ鈴木大拙著「禅と日本文化」では、
禅の指標(モットー)を“言葉に頼るな”と記されています。
禅について思惟する時、
『国宝:良弁僧正坐像』を見よ!
そんなことを感じました。
~ただし良弁上人と禅宗とは関係がありません。
身体で覚える経験。
3体(+1体?)の肖像彫刻に込められた禅への思い。
機会があれば是非ご鑑賞ください。
そして、
二度とお目にかかることは無いと思われる、
『国宝:不空羂索観音菩薩立像・光背』。
過去に“宝冠”が外され展示されたことはありますが、
“光背”が外され公開された事はあるのでしょうか?
光眩い光背の細密彫刻。
~溜息、溜息、溜息~
正面右に展示された等身大の不空羂索観音像パネル。
光背の前に不空羂索観音をイメージしつつ大きさを推量。
東大寺法華堂の宇宙空間の広がり。
東大寺法華堂:不空羂索観音ファンの方は必見。
この1点だけで東京まで足を運ぶ価値はあります。
*関連記事→ http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20090302
さらに、
大仏殿前から運び出された『国宝:八角燈篭』の大きさを実感し、
バーチャル映像に映し出される巨大な東大寺デジタル大仏を拝見。
東京国立博物館でしか体験できない東大寺が“そこ”にあります。
池袋演芸場を体験。
10月20日(水)の夜。
仕事が終わって食事もとらず副都心線を利用し、
一路“新宿から池袋”へ。
副都心線:新宿三丁目(伊勢丹側)から歩いて3分が末廣亭なら、
副都心線:池袋駅(東武百貨店側)から歩いて3分が池袋演芸場。
*末廣亭→ http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20100811
6時30分過ぎに池袋演芸場に到着。
昔々亭桃太郎さんの高座終盤をモニターで確認。
お仲入り(休憩)の間に席につきました。
8時30分が終演時間なので2時間弱の演芸鑑賞。
館内は20人にも満たない少ない観客。
☆新山ひでや、新山やすこ夫妻の漫才は愛の賛歌?
シャンソンは越路吹雪さんの持ち歌が多く嬉しい誤算。
ほのぼのとした楽しい時間でした。
★三遊亭笑遊さんの世間話。
結局は噺(はなし)はせずにマクラだけ。
すし屋の話やお足(給金)の話。
20人にも満たない客席と20人以上の出演者。
席亭(劇場主)の取り分が半分。
残り半分を出演者で分ける。
“おいおい”って感じで高座は終了。
「いいですね。」を連呼しながら、
何が良いのやら少し心配?
☆柳家蝠丸さんは落語「天狗裁き」。
演題は馴染み深い天狗裁き。
驚きはないものの安定した技量。
安心して落語を楽しみました。
★東京ボーイズ
とにかく感覚が私にあってます。
2人になった東京ボーイズ。
歌をテーマに楽しい漫談。
スパイスの効いた曲紹介はタイトルだけなら30曲?
歌振りの仲八郎(ウクレレ)さんの無表情な言葉の連射は秀逸。
決して上手ではない菅六郎(三味線)さんの味のある?節回し。
東京ボーイズだけで木戸銭の元は取れました(笑)。
☆桂伸治さんの落語「お見立て」
マクラでは“ここだけの話”を連発。
落語芸術協会の現会長と現副会長の艶話や、
寄席の裏通りは怪しげな店が多いから気をつけろ。
そして吉原の話に入って「お見立て」の噺に突入。
花魁のしたたかさや田舎者:木兵衛を声色で描写。
あっと言う間の30分でした。
と言うわけで駆け足で東京の2日間を紹介。
「本当に仕事してるの?」
って感じる方も多いかも知れませんが、
お昼を抜いても、
夕食が午後9時を過ぎても、
せっかくの東京出張。
“経験は幾つであろうと自分への最良の投資”
帰り時間を遅らせてでも、
開港したばかりの羽田新国際ターミナルにも立ち寄って。
好奇心と情報収集と体験行動。
日々の生活に無駄な時間など存在しません。
なんて、
実はとんでもない“ずぼら”でもあるのですが…。
時間は既に午前1時40分。
明日の休日は旧家(町屋)探訪。
歩くぞ~(笑)。
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