mimi-fuku通信

このブログを通して読み手の皆様のmimiにfukuが届けられることを願っています。

『落語の話』と『椎名林檎さんの話』を少し。 ~2009年6月30日。

2009-06-30 22:00:00 | mimifuku

 最近本屋へ足繁く通う機会があり小学館:サライから出版されている、
 『隔週刊:落語昭和の名人・決定版全26巻(1)古今亭志ん朝』を買った。

 http://www.shogakukan.co.jp/rakugo2009/list/index.html

  創刊号(と言っても今年の1月20日号)が490円でCD付き。
 (2巻~26巻は、1190円。)
 車の中で聴くには安いと思って買ったらこれがイイ。
 
 落語のCDはレンタル屋さんにある古典落語の傑作選を借りている。
 CDーRに焼かずに、iTunesに録音してアイ・ポットに転送。
 出張の時や朝の散歩の時に聞いている。

 1巻の志ん朝さんを聞いて日も経たずに3巻の柳家小さんさんを購入。
 全巻集めるにはためらいがあるが、
 既にマイ・コレクションに入っていない作品を調べて欲しいものは買おうかと。

 落語って考えてみると“1人で何役もこなす”変わった話芸。
 古典落語と言えども物語をアレンジしながら個々の噺家さんの世界に引き込む。
 上方(大阪)と江戸(東京)の言葉の違いも面白く、
 庶民性の高い乱暴な表現も冴えている。

 最近テレビで頻繁に取り上げられているお笑いの世界は一瞬芸。
 でも落語の奥床しさは伝統の継承。
 消えていく文化と伝え残される文化の差。

 漫才の世界で天才といわれた、
 <やすし、きよしさん>の芸は落語に近かったかも。
 出来上がった脚本を舞台の場を読みながらアドリブを連発。
 10分のネタを30分~40分と引き伸ばした。
 不世出との言葉を頻繁に使うべきではないが、
 <やすし、きよし>にこそ相応しい冠。
  
 落語の話に戻せば方言(江戸、大阪)の言い回しが面白い。
 特に江戸弁のベランメェ調のテンポは聞いていて爽快に感じる。
 (北野武さんがビートたけしさんに変化したときの言葉?鬼瓦権造)
 庶民文化の風情が言葉の世界に残されている。

 「ふざんなさんな~ふざけんじゃないよ。」
 「冗談言っちゃいけないよ~冗談じゃないよ!」
 は江戸言葉の粋を下町生まれのたけしさん流にアレンジ。
 たけしギャグのルーツは絶えず江戸落語から齎せているのかも知れないし、
 と言うよりも下町文化が江戸落語を作った源流なのだろう。

 ちょっと落語がマイ・ブームになりそうな予感。
 つかみの後にベランメェ調で政局の話でも…。
 でも今日はやめとこ。
 読むに耐えない言葉のレイプ(椎名林檎=SONGSより)になりそう。

 明日の晩は椎名林檎:SONGS/ 第2夜の放送。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/819796a698045cf098af04efa2f5be2c

 椎名林檎さんの第1夜を見ていて落語の世界に通じるかも?
 前回の記事で椎名林檎さんの最大の魅力は<自己演出の素晴らしさ>と記述。
 落語の名人芸も自己演出(1人数役)が重要な要素であり演じること=なりきり。
 1つの演目の中で大名やお公家さん、果ては女郎や賭博氏を演じる

 物語の中での贔屓はなく凡そ庶民感覚の正義が貫かれる。
 「ちょっと懲らしめてやろう。」とか、
 「ルールを逸脱したら天罰が降るよ。」とか。
 庶民が感じる普遍的な常識論が面白おかしく伝えられていく。
 
 歌謡の世界でもその実は同じ。
 歌詞への同調性が多くのオーディエンスの支持を得て、
 生き残るべき人は生き残る。
 普遍性とは時代の流れの中で変化しつつも底辺に流れる感覚は同じ。
 椎名さん流に言えば『獣の本能』?

 伝統の継承といえば椎名さんのライブ映像を見ていて発声の濁音が、
 日本の声明(しょうみょう=仏教の発声)に似ているかな?と。
 西洋の賛美歌は如何に美しく澄んだ声で発声するかが鍵。
 でも東洋(日本)のお経の発声は濁音表現。
 モンゴルのホーミーとかの濁音表現もお経との共通点を感じる。
 ・ノドを開いて出す讃美歌の調べと、
 ・ノドを閉め
て(or 舌で調整)出す声明の響き。

 日本人が感じる獣の感は椎名さんの発声に天の声(声明)を感じるのかも?
 と“こじつけ”のような話で今日もおしまし。
 
 こんなんでいいの?
 頭の中ではグルグル色んな項目が流れているけど、
 今晩はワインをハーフ飲んでいるし。
 軽く庶民娯楽の話を楽しく文字にしてみました。
 こんな文書が個人的には好き!
 支離滅裂な言葉の集合を想像力で理路整然と!
 なってないって(笑)。

 さっ、ビデオ観よっ~と。
 明日も良い日でありますように。
 みんなが幸せな社会になりますように。
 10時だよ。
 

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新型インフルエンザ:近況 ~2009年6月29日(石川県でも確認)

2009-06-29 21:30:00 | mimifuku

 昨日(2009年6月28日)、
 新型インフルエンザが石川県でも感染を確認。
 地元メディアでは大きく取り扱われています。
 と言っても県内は平静。
 大きな話題にはなっていません。

 久しぶりに新型インフルエンザを調べると驚き。
 WHOによると2009年6月24日午前7時(世界標準時)現在、
 確定症例は世界109カ国から5万5867例が報告されており、
 238例の死亡が報告されている(致死率:0.4%)。
 http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/case2009/090626case.html

 致死率0.44%(感染総数が不確定に対しての推定数と認識)は気になる。
 さらに、

 新型インフルエンザの国内での感染者数が、
  6月29日午前11時現在で1,196人となった。
 この間、初めて富山、石川、高知、佐賀の4県で感染が確認された。
 厚生労働省などによると富山の感染者は、
 富山市在住の30歳代の男性で米国への渡航歴がある。
 石川では、
 金沢市で20歳代と30歳代の女性30歳代の男性の3人の感染を確認。
 女性2人はモスクワから男性はニューヨークから入国した。
 高知の感染者は南国市在住の30歳代の女性で米国への渡航歴がある。
 佐賀の感染者は神崎市在住の20歳代の男性でベトナムへの渡航歴がある。
 感染確認はこれで42都道府県となった。
 (c)gooニュース
 → http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2009map/090629map.html

 つい最近1000人を超えたとの報道があったばかりなのに…。
 石川県での感染報道はAFPでも報道され、

 金沢市は28日、
 フィギュアスケート公演のために来日したロシア人選手2人とスタッフに、
 新型インフルエンザA型(H1N1)の感染が確認されたと発表した。
 同市によると20代と30代の女性がモスクワから、
 30代の男性がニューヨークから来日したという。
 同市は、3人が宿泊施設で療養中であるとし、
 濃厚接触者8人に対しては外出自粛など感染拡大防止の協力を要請している。
 (c)AFP
 http://www.afpbb.com/article/sports/winter/figure-skating/2615816/4313960

 感染者が出たといっても石川県内の居住者の感染でないため、
 住民の意識も低く観光には安全なのでぜひお越しください。
 でもアメリカでは既に100万にのぼる感染者が推測され、
 世界的にも数百万人の感染者が出ている?
 一度かかってもインフルエンザの場合は、
 半年もせずに再感染する可能性もあるので、
 今冬の感染多発期での新型インフルエンザに厳重注意。
 耐性ウィルスの出現(一部地域)は確実なような気がします。

 今日はここまで。
 
 

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日本陸上選手権2009&エンタメと芸術と政局の話を一寸。

2009-06-28 23:30:00 | mimifuku

 
 4日連続で放送された日本陸上。
 今年もドラマの連続。
 最後のお目当ての男女100メートル決勝は2人のエースの欠場。
 塚原選手、福島選手ともにここまで調子が良すぎたので、
 ピークの位置がずれた(記録挑戦と肉体の耐久力のバランス)。
 そんな目で見た。

 でもエース不在の両レースともレベルが高い良いレースだった。
 男子で優勝した江里口選手が準決勝で10秒07の歴代4位の好記録。
 男子は1位~5位までが大学生の若い勢力。
 昨年の北京でのメダル獲得が彼等のモチベーションを高めた?
 また、
 女子の高橋選手も自己ベストに0・02秒届かなかっただけの好タイム。
 世界に一番遠かった日本の女子陸上・短距離界。
 標準記録を超える選手(複数)の出現は好印象。
 ロンドン五輪での短距離男女の活躍への期待。
 そんなことも感じた。

 男子400メートルの金丸選手の強さ(5連覇)、
 女子走り幅跳びの桝見選手の涙。
 女子100メートル障害は寺田選手の躍進。
 などが私の目には強く印象に残った。

 昨年の北京出場組みの強さが目立ち連覇も数多く達成された。
 ただし連覇選手の多くが伸び悩んでいるように見える。
 今年の世界選手権も楽しみだが、
 来年の日本選手権にも楽しみが増えた。
 若い芽が1人2人と出現し勢力図のレベルアップが期待できる。
 そんなことを感じた今回の大会だった。
 また、
 選手の表情や肉体の躍動が高密度な映像により映し出され、
 私達には非日常的な真剣勝負の世界の駆け引きに感動。
 今年も楽しんで観ることができた。

 さっきまでトニー賞2009の授賞式番組を見ていた。
 毎年恒例のNHK-BSからのプレゼント。
 昨晩のエンターテインメントの特集。
 劇団四季の舞台を中心に話題の舞台が紹介され面白かった。
 “華やかさは好き。”
 2日続きのミュージカルは、
 <アメリカ型オペラ>の柔軟性を感じた。
 オペラとミュージカルの違いは柔軟性。
 オペラはヨーロッパの伝統。
 ミュージカルはアメリカの革新。
 オペラは階級音楽。
 ミュージカルは大衆音楽。
 それが従来のイメージだったけれど、
 最近ではオペラも大衆へと傾倒している。
 
 TVでミュージカルの舞台を見ながら、
 マイケル・ジャクソンのことを考えた。
 大衆音楽の王様(キング・オブ・ポップ)。
 今朝の日本テレビの番組でも1時間を割いて来日時の貴重な映像を公開。
 私は見ていないが金曜の夜にはフジテレビで2時間の特番を放送。
 (その時間は飛行機の中。どんな番組だったの?)
 日本テレビでは開局35周年の時にビッグ3の特集。
 そのビデオを引っ張り出してきて昨晩見たところで「よしあきくん」が、
 ?だったけれど今朝の番組でマイケルの来日時(1987年)の時に起きた、
 誘拐殺人事件のことだと分かった。
 1987年の子供好きでカッコいいマイケルにシビレタ。
 本当に精悍で男らしい振舞いに男も惚れる。

 ビッグ3は、ビートルズ、エルビス、マイケルのことで、
 日本テレビが番組を制作。
 ・ビートルズ、一度きりの来日時の番組(武道館ライブ)。
 ・エルビスは日本テレビが衛生中継(ハワイでのショー)。
 ・マイケルは1987年初来日の横浜でのライブ映像。
 いずれもダイジェストで再放送したビデオ録画を持っている。
 日本テレビと言えばローリング・ストーンズの初来日も放送。
 1980年代後半~90年位まで外タレのビッグ・アーティストの招聘が多く、
 テレビ局も挙ってビッグ・アーティストの来日映像を放送していた。

 まだ見ぬ大物が少なくなった現在(いま)。
 また日本が大金持ちになってショービジネスが日常化し、
 新鮮な感覚が稀薄になっている中での大物アーティストの価値観。
 カリスマ不在の社会になっているのかも?

 その中でのミステリアス・キングがマイケルだった。
 *成功と孤独。
 *成功と転落。
 *成功と自己否定。
 ポップ・キングのポストを手に入れながら、
 彼の人生を幸福だと言う人は少ないだろう。

 <キング・オブ・ポップ。>
 キング・オブ・ロック、キング・オブ・ライブ、ゴッド・ハンド、ゴッド・オブ・フォーク。
 色々なアーティストは思い浮かぶがキング・オブ・ポップの次候補が見当たらない。

 クィーン・オブ・ポップのマドンナとの違い。
 マドンナは普通の女子大生からエンターテインメントの世界に編入。
 ダンサーを目指していた。
 マイケルは物心付く頃からエンターテインメントの世界に深く浸かった。
 その差なのだろう。

 社会を認識せずトップ・スターの座に駆け上がったマイケルの価値は、
 大人にとって金のなる木。
 *成功と孤独。
 *自己認識(アイデンティティ)の崩壊。
 そんな気もする。
 マイケルの伝説はミステリアスな世界。
 一昨日はマイケルの光の部分を記載したので今夜は影。
 マイケルの話はまた別の機会にでも・・・?

 そう言えばNHK-BS2で7月3日と10日にマイケルの熱中夜話。
 既に収録されておりマイケル・オタクが熱く語る番組。
 興味があれば。


 今夜(6月29日未明)のブーレーズの『火の鳥』は必見。 
 昨日の記事(以前の記事に追加)には、
 現状の音楽批評に苦言を述べたが、
 今日記述したオペラとミュージカルの比較や、
 現代オペラの大衆への傾倒を考慮に入れれば、
 クラシック音楽批評の底辺が何時までもアナログ時代の音源に
 指標を求める固定観念の継続にも変化が必要な気がする。
 クラシック鑑賞の主流も音源から映像へと変化。
 そんなことを思いながら『火の鳥』を鑑賞して欲しい。
 素晴らしい映像(音が見える世界)に驚嘆すると感じる。
 
 と素人の戯言。
 批評なき変化はなく、批判なき成長はない。

 
 で批判をひとつ。
 現在日本で行われている思想なき政局劇場。
 三文芝居は真っ平だ。
 思想なき大衆への傾倒で恥をかいた与党と、
 何か勘違いされている“おのぼりさん”。
 こんなエンタメに金を払いたくないし、
 ついでに言えば票を投じることにも躊躇いを覚える。

 思想なき政局。
 人気への媚び。
 大衆への傾倒は命取り。
 エンタメじゃないんだから。
 真面目に考えてよ。

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ブーレーズ&ウィーン・フィルの『火の鳥』全曲:NHK-BShi&BS2

2009-06-27 21:00:00 | クラシック・吹奏楽


 *クラシック・ロイヤルシート
 ザルツブルク音楽祭2008

 放送局  :NHK-BS2
 放送日  :2009年6月28日(日)深夜
 放送時間 :午前1時~午前2時42分(放送終了)
 
~2009年2月21日にNHK-BShi(ハイビジョン)で放送された番組の再放送です。


 <番組の感想>

 既にNHK-hi『ハイビジョン・ウイークエンド・シアター 』で放送された、
 ブーレーズ&ウィーン・フィルの演奏会
 ザルツブルグ音楽祭2008の初日のオーケストラ・コンサート
 ハイビジョンの放送では、
 
堀内修さんの番組案内があり不思議なコメントを披露。
 「ブーレーズとバレンボイムがバルトークを演奏するとこうなるのか?」
 「2人の巨人がぶつかる時に何が起きるのか?」
 「ウィーン・フィルがストラヴィンスキーを演奏するとこうなのか?」
 「ブーレーズが指示する明晰は、前衛(最先端)を伝統に変える。」
 等など。

 オープニング・コンサート2008で演奏された3曲は何れも民族色が強く、
 ウィーン・フィルが苦手とされる?作曲家の音楽。
 堀内さんの言葉に懸念しつつも番組の蓋を開けてみると、
 ウィーン・フィルの演奏史に深く記憶されるべき内容だった。

 最初の「優雅で感傷的なワルツ」:ラヴェル(フランス人)作曲は、
 一聴すると不調に聴こえる。
 まるで“音楽コンクール”を聴いているかのような響き。
 フランス訛りとオーストリア訛りの違いが、
 アンバランスで不思議な響きとして出現。
 フランスの洒落っ気とウィーン・フィルの持つ伝統的で優雅な音色。
 聴衆はこれまで耳にしたことがないラヴェルの響きを経験することになる。

 2曲目の「ピアノ協奏曲第1番」:バルトーク(ハンガリー人)作曲は、 
 名演と誉れの高いポリーニの演奏スタイルをイメージして聴くとどこか頼りない。
 高齢になっていくダニエル・バレンボイム(1942年生まれ)の、
 タッチやアクセントがやや不明瞭で音の切れ(特に残響)は丸みをおび、
 打楽器表現としてのピアノ演奏を65歳(当時)の年齢に望むのは酷なのだろう。
 また最新のテクノロジー楽器を使用しないウィーン・フィルに、
 金管の歯切れの良い爆音を望むのも無理があるだろう。
 私達(クラシック・ファン)がバルトークに求める固定観念との違和感。
 しかし、
 ピアニスト:バレンボイムが全身全霊を賭けた大勝負であることは理解でき、
 2楽章のオーケストラとの対話は飽くことなく聴く事ができた。
 2度、3度と耳にするうちにバルトーク=バリバリ音楽の印象から、
 解放されるのもいいかな?と感じた。

 最後のバレエ音楽「火の鳥」:ストラヴィンスキー(ロシア人)作曲は、
 前2曲と比較し素晴らしい演奏を聴かせた。
 バレエ音楽「火の鳥」全曲は組曲と比較し、
 前半部にやや抽象的な音の創りが多いことで組曲ほどの人気がない。
 組曲の構成は約25分間飽きることなく弱音~強音のクライマックスまで、
 しっかりとしたメロディ・ラインで一気に聴かせ感動の頂点に音楽が終わる。
 しかし全曲(約45分)になると音と音の繫がりに効果音的な短い音節で彩られ、
 メロディが曖昧になる箇所も多くバレエ(舞踏)のための音楽であることは明白。
 演奏会ではやや退屈なプログラムとして認識している。
 
 ウィーン・フィルのストラヴィンスキーもまた、
 ストラヴィンスキー特有の野蛮なリズム表現を消化できるかに注目が集まる。
 しかし、
 演奏されたのは極上に美しい音色を全面に打ち出す音楽だった。
 特に前半部の木管楽器と弦楽器との対話の美しさは絶品で、
 ウィンナーホルンがソロを受け持ちウィンナー・オーボエにバトン・タッチする、
 “イワン王子の登場~王女達のロンド”への美しさは過去に類例を見ない。
 また映像の撮り方も特殊楽器(特に木管の)ひとつまでもしっかりととらえ、
 音の見えるコンサート映像になっている。
 (余談だが楽譜が大写しになるショットも新鮮。) 
 後半の盛り上がりも野蛮になることなく、
 上品で力強いウィーン・フィルの魅力満載。
 極上の『火の鳥』全曲だった。

 映像を鑑賞しながら今後の演奏会鑑賞もオペラ同様に、
 聴くから見る(CD~DVD)に変化していくのだろうか?
 音楽評論に捉われない映像で見る音の楽しみ。
 クラシックの呪縛(過去の歴然たる名演への固定観念)からの解放。
 大衆の支持を得るための関係者の試み(映像制作の工夫)。
 近年放送されるHV映像で見るクラシックにそんな事も感じたし、
 旧態依然たる音楽評論にも若い波が必要な気がする。
 褒めて育てる。
 日本の演奏家(特に器楽演奏家)に肩入れした評価も必要なのでは?
  音楽(芸術)の評論は角度(見方)の違いで正反対の評価になる。
 (総べての方が同じ聴き方をしないし、同じ演奏スタイルを望んでいない。)
 聴くから見るの変化がオペラ同様の若いスターを育てるだろう
 この演奏会の映像を鑑賞しながらそんな事も感じた。
 (でも統率が必要な指揮者だけは年配の人の分があるのは否めないが。)

 ウィーン・フィルが苦手とする民族性の高い音楽。
 ウィーン・フィルが奏でるフランスの音楽。
 ウィーン・フィルが奏でるハンガリーの音楽。
 ウィーン・フィルが奏でるロシアの音楽。
 ~カラヤンの手によって研鑽されたロシアの調べ。

 伝統を重んじるウィーン・フィルの他流試合。
 興味深い内容と演奏に新たな発見が生まれた。


 <番組の見どころ(2月19日:記帳)

 いつも通りになんとなくNHKのBS番組表を見ていたら、
 「すごい情報!見つけちゃいました。」
 
って感じです。

 この曲目リストと演奏の組み合わせを見て、
 <血沸き肉躍らないクラシック・ファンはいない。>
 と思います。

 ブーレーズのストラヴィンスキー:バレエ3部作
 
(春の祭典、火の鳥、ぺトルーシカ)
 と言えば演奏史に残る名演中の名演として名高く、
 それぞれ2~3種類の録音が残されています。

 今回放送されるブーレーズの「火の鳥」も、
 ・1992年のシカゴ交響楽団との録音。
 ・1975年のニューヨーク・フィルハーモニーの録音。
 が残されており、いずれもこの楽曲代表盤として推薦される演奏です。
 (BBC交響楽団との1911年版もあるようですが…。)
 
 しかも、
 驚くことに今回の演奏は、
 世界最高との誉れの高いウィーン・フィル

 ウィーン・フィルのストラヴインスキー演奏は、
 極めて少ないと記憶しています。

 このブログ内で何度も登場した、
 1975年:カール・ベームとの来日公演で、
 組曲ながら「火の鳥」が演奏されたことがありました。
 また、ストラヴィンスキーの全曲演奏となると、
 マゼールが1974年に「春の祭典」を録音した以外、
 私の記憶に中にはありません。
 (2000年8月:ゲルギエフとのDVDが存在するようです。)

 複雑なオーケストレーションと器楽アンサンブル。
 超絶技巧を要する木管群と迫力ある金管楽器の強烈なアタック。
 この難曲をウィーン・フィルを介して理論派ブーレーズが、
 どのようなアプローチで料理するのか?
 興味は尽きません。

 さらに、
 ブーレーズ芸術の清華とも言える『バルトークのコンチェルト
 第45回、第46回と2年連続でレコード・アカデミー賞グランプリ
 
を受賞したブーレーズのバルトーク。

 ピアノがなんとダニエル・バレンボイム
 バレンボイムとブーレーズのこの曲の組み合わせは、
 1967年に録音されたものが残されています。
 バルトークのピアノ・コンチェルトと言えば、
 ポリーニwithアバトの決定的名盤がありますが、
 ポリーニwithブーレーズもNHK-BS2で放送されています。
 今回の演奏に、どのようなドラマが待ち受けているのか?

 ラヴェルもまた、ブーレーズの十八番(おはこ)。
 まったく違ったタイプの3曲が披露されます。

 驚くべきプレゼントが天から降ってきた。
 クラシック・ファンならこの言葉が大袈裟でないことが理解できるはず。

 声を大にしてみんなに教えたい。
 そんなニュースです。


 ~下記、NHKホームページより転載。


 ▽ザルツブルク音楽祭
 ~2008オープニングコンサート~ 

 【曲目リスト】   
                              
 Ⅰ「優雅で感傷的なワルツ」:ラヴェル作曲
                              
 Ⅱ「ピアノ協奏曲 第1番」:バルトーク作曲              
  (ピアノ)ダニエル・バレンボイム
                              
 Ⅲ「バレエ音楽“火の鳥”(1910年版)」:ストラヴィンスキー作曲
                              
 演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:ピエール・ブーレーズ


 < 国際共同制作:ORF/ユニテル>
                              
 *2008年7月27日:ザルツブルク祝祭大劇場で録画。

                              

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台風第4号 (ナンカー) 2009年6月

2009-06-27 20:57:00 | 台風関連

 
 *台風第4号 (ナンカー)
 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0904.html

  
 <27日03時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 熱帯低気圧
 存在地域 華南
 中心位置 北緯 23度00分/東経 115度00分
 進行方向、速さ 北西 20km/h(10kt)
 中心気圧 998hPa

 台風4号は中国南部に上陸後、熱帯低気圧に変わりました。
 


 <26日21時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南シナ海北部
 中心位置 北緯 22度05分/東経 114度55分
  進行方向、速さ 北北西 25km/h(14kt)
 中心気圧 996hPa
 中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 南側 220km/北側 150km 

 台風4号は、まもなく中国大陸南部に上陸し、
 今夜中にも熱帯低気圧に変わる見込みです。

 *フィリピンの国家災害対策本部は26日、
 台風4号による犠牲者が11人となり7人が行方不明になっていると発表。
 犠牲者はルソン島のケソン州で5人。
 フィリピン中部のセブ州とアクラン州でそれぞれ2人。
 ミンダナオ島のカガヤンデオロで2人。
 となっている。
 同本部によれば台風の影響でおよぞ800戸の家屋が破壊され、
 インフラや農作物への被害総額は1億3200万ペソに達すると推定した。
 (2009/6/26 :世界日報。記事転載)


 <24日21時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南シナ海
 中心位置 北緯 13度55分/東経 120度30分
 進行方向、速さ 北西 15km/h(9kt)
 中心気圧 994hPa
 中心付近の最大風速 20m/s(40kt)
 最大瞬間風速 30m/s(60kt)
 15m/s以上の強風域 全域 330km(180NM)

 台風4号はこの時間フィリピンの首都マニラに最接近
 決して強力な台風とは言えませんが、
 フィリピン国土をゆっくりと縦断したことで被害が予想されます。
 台風は今後もゆっくりとした速度で北上を続け、
 台湾海峡~大陸へと進路を進める予報が出ています。

 *明日25日の夜は出張のため更新ができません。
   進路図をリンクしてお確かめください。


 <24日06時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 フィリピン
 中心位置 北緯 12度35分(12.6度) 東経 122度40分(122.7度)
 進行方向、速さ 西北西 20km/h(10kt)
 中心気圧 994hPa
 中心付近の最大風速 20m/s(40kt)
 最大瞬間風速 30m/s(60kt)
 15m/s以上の強風域 全域 280km(150NM)

 台風4号がフィリピン中部東海上で23日に発生しました。
 台風はこの時間(24日朝)フィリピン中部を横断し北上する見込みで、
 フィリピン全域で台風の影響が出ています。

 

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マイケル・ジャクソンの死を東京で知る。 ~2009年6月26日。

2009-06-26 23:30:00 | Pop&Jazz

 
 6月25日~26日(2009年)と東京に出張。

 26日の朝:ホテルにて。
 
6時に起きてシャワーして、
 何気なくテレビを付けたら(日テレ)速報。
 7時のNHKニュースで確認。
 トップ・ニュースでマイケルの死亡を示唆する情報を報道。
 その後、ホテルで朝食して8時のワイドショーを梯子して死亡を確認。
 8時20分にはホテルを出たのでその後のテレビは見ることができず。
 
 東京では夕刻4時過ぎから徐々に駅キオスクで夕刊の販売。
 読売、朝日、毎日、東京新聞の4紙を購入、
 計190円也。
 いずれもトップニュースでの報道にマイケルの偉大さを再認識。
 ・読売新聞:マイケル・ジャクソンさん死去(スリラー、バッド、7億5千万枚)
 ・朝日新聞:マイケル・ジャクソンさん急死(スリラー1億枚、数々の醜聞)
 ・毎日新聞:マイケル・ジャクソンさん死去(50歳、死因不明、11歳でデビュー)
 ・東京新聞:マイケル・ジャクソンさん急死(50歳、スリラー1億枚超)

 私はマイケル・ジャクソンの熱心なファンとは言えない。
 でも1982年に発表された『スリラー』の映像には誰もと同じ衝撃を受けた。
 マイケルの衝撃は『オフ・ザ・ウォール』から始まっている。
 クインシー・ジョーンズがプロデュースした傑作。
 つい先日NHK-BS2で放送された、
 ダイアナ・ロス主演映画「ウィズ」での、
 マイケルとクインシーの出会いがすべての始まりだった。
 「今夜はドント・ストップ」「ロール・ウィズ・ユー」の大ヒット。
 ちょっとロックぽいサウンドは、ロッド・テンパートンの影響が強いとされる。
 この『オフ・ザ・ウォール』の成功なしに『スリラー』は生まれ得なかった。
 ~スリラーの成功には制作者サイドの威信と膨大な投資があった。

 『スリラー』の衝撃
 それはサウンド面のみならずダンスの世界にも強い衝撃を与えた。
 サウンド面でマイケルがエルビスビートルズと並び称されるように、
 ダンスの社会でもフレッド・アステア、ジーン・ケリーと並び称された。
 その事実は1985年の映画『ザッツ・ダンシング』に詳しい。

 また昨年発売された、
 『スリラー』(25周年記念リミテッド・エディション)に示された、
 録音技術の素晴らしさも特筆できる。
 30年近くも前のデジタル録音がリマスターされ蘇った、
 音の切れは新鮮な衝撃。 

 世界で一番売り上げた怪物アルバム『スリラー』は、
 すべてにおいて怪物(モンスター)だった。
 
~メロディ、サウンド、テクノロジー、ダンス、ボーカル、PV映像、
 すべての要素が揃っていたし、それは音楽界の革命だった。
 時代の流れはMTV(映像とビジネスの相乗効果)に移行した。
 さらにデジタル技術(録音+CG効果)の飛躍的発達も、
 マイケルの存在をアピールする欠かせない道具となった。


 個人的に印象に残る曲としては、
 ジャクソンズ名義のアルバム『ビクトリー』に収録された、
 ミック・ジャガーとの共演『ステート・オブ・ショック』
 (単にストーンズ・ファンとしての意見ですが。)
 マイケルのボーカリストとしての強さが全面に出ており類稀なる才能を感じる。
 

 再度言う。
 私はマイケルの熱心なファンではない。
 それでもマイケルの残した業績と才能に疑いの念を抱いたことはない。

 マイケルを知らない若い人にお薦めは(廉価盤)として
 *マイケル・ジャクソンのDVD『NUMBER ONES』
 *マイケル・ジャクソンのCD『The Essential』
 
を視聴して欲しい(私も持っているアルバム作品)

 2点を視聴して、
 気に入ればコレクターズ・アイテムを集めていけばいい。
 でも決して慌てないで。
 現在品切れや生産中止商品も必ず適正価格で追悼盤として販売される。
 ファンの気持ちが熱いときに手に入れようとすると高い買物になる危険。
 落ち着いて行動しよう。
 類例なき最上のエンターテインメントがそこにある。
 マイケルは死んではいない。
 20世紀最高のエンターティナーの1人として人々の心に残され、
 その映像価値は22世紀にも語り継がれると確信できる。
 それほどの偉業。
 マイケルは死なない。


 <ブログ内:関連記事>
 
*マイケル・ジャクソン追悼特集:NHK総合&BS番組情報。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/c21e962830172fe5ac149d8562cd85e7


 
~以下Web記事転載。

 <マイケル死去:2009年6月25日>

 *「ポップス界の王様」と呼ばれたマイケル・ジャクソンさん(50歳)が、
 2009年6月25日正午(日本時間26日午前4時)過ぎ、
 ロサンゼルス市内の自宅で倒れ救急車で病院に運ばれたが心不全で死亡した。
 ロサンゼルス・タイムズ紙などによると、
 午後0時26分:高級住宅街にあるマイケルさんの自宅から通報があり、
 救急隊が駆け付けたが既に呼吸をしていなかった。
 近くのカリフォルニア大学ロサンゼルス校の付属病院に搬送中も、
 救急隊員が心肺機能の蘇生(そせい)を試みたが、
 午後2時26分:医師が病院で死亡を確認した。
 マイケルさんは7月から来年3月にかけてロンドンで計50回の、
 復帰コンサートを行う予定だった。
 (2009年6月26日:読売新聞/記事転載)

 <数々の記録(功績)>

 *アルバム、シングル、DVDなどの総売り上げ枚数は<7億5千万枚>。
 ギネス・ワールド・レコーズは、
 「人類史上最も成功したエンターテイナー」と認定。
 
*1969年:デビューシングル「帰ってほしいの」でチャートの1位に。
 「全米シングルチャートで首位を獲得した最年少ボーカリスト(11歳)」
 としてその名を刻むことになる。
 
*アルバム「スリラー」(1982年)は、
 全世界で1億500万枚の売り上げを記録。
 
*シングル「スリラー」のミュージックビデオは、
 ジョン・ランディス監督を起用し約2億円が投じられ、
 短編映画並みの14分に及ぶ大作となった。
 
*1984年のグラミー賞では、計8冠に輝いた。
 
*1987年発表のアルバム「バッド」は、
 「5曲連続ナンバー1シングルを生んだ史上初で唯一のアルバム。」
 *1995年の「ユー・アー・ナット・アローン」は、
 「ビルボード史上初の全米シングルチャート初登場1位」
 という偉業を達成。
 
(2009年7月2日:朝日新聞/記事転載)‎

 
<世界のセレブリティーのコメント>

 *人気歌手で女優のマドンナさんは、
 「訃報を聞いて涙が止まらない。
 私はマイケル・ジャクソンをいつも素晴らしいと思っていた。
 世界は偉大な人物を失ったけれど彼の音楽は永遠に生き続ける。」

 *クインシー・ジョーンズ氏は、
 「(マイケル訃報の知らせに)打ちのめされている。
 彼の音楽を世界のあらゆる場所で耳にすることができるのは、
 彼に才能、品位、プロ意識といったすべてが備わっていたからだ。
 私は今日、弟を失った(気分だ)。
 私の魂の一部は彼の魂とともにある。」

 *女優のエリザベス・テイラーさんは、
 「精神的にひどく打ちのめされすぎていて、
 今は何らかのコメントを発表することはできない。」
 と述べた。
 (2009年6月26日:AFP/記事転載)

 *少年隊の東山紀之さんが大きな喪失感を吐露した。
 東山さんは事務所の合宿所で生活していた13歳の時に事務所社長から、
 マイケルさんのビデオを見せてもらい凄さに絶句したという。
 「彼の踊りを初めて見たとき神様に手を合わせたくなるような、
 敬虔な気持ちになったことを覚えています。」
 と振り返る。

 *歌手で俳優の田原俊彦さんのオフィシャルサイトには、
 「15歳の時に初めてマイケルを見たのがこの世界に入るきっかけとなり、
 彼をいつも目標にして歌も踊りも勉強してきました。
 20世紀最高の<KING OF POP>。
 いつも夢を与えてくれてありがとう。
 これからも永遠に僕の心の中の最大のエンターテイメントとして、
 生き続けていくことでしょう。
 ~最愛のMichaelへ。」
 と自身が目標としリスペクトしていたことが綴られた。
  (2009年6月27日:サンスポ/記事転載)

 <追悼式:2009年7月7日>

 *米国の世界的歌手マイケル・ジャクソンさんの追悼式が、
 2009年7月7日(日本時間8日)米ロサンゼルスの屋内施設、
 「ステープルズセンター」で行われ遺族や交友があった著名人、
 ファンら約2万人が<キング・オブ・ポップ>に別れを告げた。
 (他に数千人が競技場を取り囲み別れを惜しんだ。)
 ジャクソンさんの遺体は深紅の花がたむけられた金色の棺に納められ、
 会場の舞台前に安置された。
 ジャクソンさんの往年の映像が次々とスクリーンに映し出される中、
 マライア・キャリーさんら生前親交があった歌手や著名人が、
 追悼の歌やメッセージをスーパースターに捧げた。
 歌手のスティービー・ワンダーさんは、
 「この瞬間が来るのを自分が生きているうちに見たくなかった。」
 と悲しみを吐露。
 NBAの元スーパー・スター選手:マジック・ジョンソンさんは、
 「マイケルは多くの黒人たちのためのドアを開いた。」
 とジャクソンさんの功績をたたえた。
 モータウン・レコードの創業者:ベリー・ゴーディさんは、
 「史上最も偉大なエンターテイナーだ」と讃えた。

 式典ではマイケルさんの3人の子供(長男、長女、次男)が
 初めて公に姿を見せた。
 マイケルさんは、長男(12)、パリスさん(11)、次男(7)の、
 3人の子供たちがひそかに撮影されないよう絶えず気遣っていた。

 式典最後の家族による挨拶では長女パリスさんが、
 「最高の父だった」と泣き崩れた。
 その小さな肩をマイケルさんの妹で歌手の、
 ジャネット・ジャクソンさんが固く抱きしめた。
 ステージにマイケルさんの長女パリスさんが立ったのは、
 主催者も予想しない遺族の決断だった。
 幼い少女の涙はマイケルさんの愛情の深さを強くファンたちに印象づけた。
 (2009年7月8日:毎日新聞/記事転載)


 【文中のDVDとCDの紹介】

 *DVD『NUMBER ONES』:定価2940円

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第93回『日本陸上選手権(2009年)』:NHK/ 放送予定と見所。

2009-06-24 22:40:00 | 芸能・スポーツ


 第93回『日本陸上選手権』
  ~兼:世界選手権代表選考会~ 

 【2009年の放送予定】

 -第1日-
 6月25日(木) NHK-BShi  17:00~18:00(放送終了)
  
 -第2日-
 6月26日(金) NHK-BShi  17:00~18:00(放送終了)
 
 -第3日- 
 6月27日(土) NHK総合 16:30~18:00(放送終了)
      
 -最終日-
 6月28日(日) NHK総合 16:30~18:00(放送終了)



 <mimifukuから、一言。>

 今年も日本陸上選手権の季節がやってきました。
 8月にベルリンで開催される世界選手権代表選考会を兼ねた、
 陸上各競技のトップを決める最も重要な大会

 昨年は私の記憶での史上初のゴールデンタイムの放送。
 しかし今年は例年通りの定例時間枠に収まることは残念。
 でもハイビジョンで第1日目と第2日目を放送するので、
 今年は注目される全競技をテレビ観戦することができます。
 と言っても仕事のある身。
 例年通り夕刻の番組をビデオ(HDD)録画して、
 ビール片手にマイルームで観戦。

 ひとつの出来事が歴史を大きく変えることがあります。
 今日の陸上界はまさに歴史の転換期と言えるかも知れません。
 ひとつの出来事とは昨年の北京五輪女子100m

 1952年ヘルシンキ大会の吉川綾子以来の56年ぶりに、
 オリンピック女子の短距離ランナーに選ばれた福島千里選手
 A標準には到達していない福島選手に大舞台を経験させようと
 オリンピック出場を決定した陸連の英断でした。

 世界とのレベルに歴然とした差があった女子短距離界。
 今年に入って福島千里選手は好調で日本記録を大幅に更新
 高校時代からのライバル:高橋萌木子選手も記録肉薄。
 (高校時代は福島選手は高橋選手に一度も勝てなかったそうです。)
 今年のレースは何れも歴史に残るだろう名勝負を繰り広げています。
 さらに福島選手はA標準を突破
 高橋選手もB標準を突破しています。
 (さらに福島選手の五輪出場が刺激になったのか若い逸材が、
 様々な大会で次々と自己ベストの記録を更新しているようです。)
 次期ロンドンではA標準を突破している選手が4人いてリレーで活躍?
 そんなシナリオにも期待が高まります。

 男子短距離も走るカリスマ:朝原宣治選手の勇退後の大レース。
 昨年の北京五輪での興奮の銅メダルは、
 世界に日本の陸上を知らしめました。
 レースは、今年好調な塚原直貴選手が一歩リード。
 記録をどこまで伸ばせるかにスポットがあたります。
 
 男子ハンマー投げの室伏広治選手大会15連覇の偉業に大手。
 ライバル不在に一抹の寂しさを覚えます。

 人気者の福士加代子選手や、
 世界選手権マラソン代表を手に入れた赤羽有紀子選手
 注目の人気ランナー丹野麻美選手小林祐梨子選手も出場。
 今年の注目は女子力の向上!
 大会記録(日本記録)の多くの更新に期待が高まります。

 4年に一度のスポーツの祭典を本気で楽しみたいなら、
 毎年行われる日本陸上選手権は見逃せません。
 今年は、どんなドラマが待っているのか。
 私は20年以上録画して見ています。
 でも、
 大きな声では言えませんが、
 陸上を見るのは日本選手権だけ。
 本物の陸上ファンではないですね。


 
<関連記事>
 *第94回『日本陸上選手権(2010年)』:NHK総合&BS放送予定。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/ef717ba6dd857f80c36840bd7964535e

 *第92回『日本選手権2008』を見ていて思い出した事。
 → http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/81446ebbf2cba6969d2c458fc75ecdf8

 *福島千里VS高橋萌木子:陸上短距離・名勝負物語の予感。
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20090509


 ~下記、NHKホーム・ページより記事転載(見所と種目日程)。

 第93回日本陸上選手権&世界選手権代表選考会
 - 第1日 -

 男子200m予選に北京五輪のリレー銅の高平が出場。
 女子棒高跳びでは日本記録保持者・錦織に近藤、中野が挑む。
 男子5000m決勝も注目。
 広島ビッグアーチから中継

 <放送予定種目>

 (トラック)「男子200m・予選」「男子3000m障害・決勝」「男子5000m・決勝」  
 (フィールド)「女子棒高跳び・決勝」「女子やり投げ・決勝」
 (※放送種目は変更になる場合があります。)

 【解説】:尾縣貢
 【アナウンサー】:(トラック)杉澤僚,(フィールド)松野靖彦,
 ~広島ビッグアーチから中継~


 第93回日本陸上選手権&世界選手権代表選考会
 - 第2日 -

 女子1500mは日本記録保持者の小林祐梨子が出場。
 女子200mでは福島千里と高橋萌木子の、
 0.01秒をかけた対決に注目。
 ほかに男子200m、男子走り幅跳びなど放送。

 <放送予定種目>

 (トラック)
 「女子3000m障害・決勝」「女子1500m・決勝」
 「女子100mハードル・決勝」「女子200m・決勝」「男子200m・決勝」  
 (フィールド)
 「男子走り幅跳び・決勝」「女子円盤投げ・決勝」 
 (※放送種目は変更になる場合があります。)

 【解説】:尾縣貢
 【アナウンサー】:(トラック)冨坂和男,(フィールド)竹林宏,
 ~広島ビッグアーチから中継~

 第93回日本陸上選手権&世界選手権代表選考会
 -第3日-

 アテネ・北京のメダリスト室伏広治が登場:大会15連覇を狙う。
 男子棒高跳びでは澤野大地が大会4連覇を目指す。
 女子5000mは小林・赤羽・福士の激戦。

 <放送予定種目>

 (トラック)
 「男子110mハードル・決勝」「女子400mハードル・決勝」
 「男子400mハードル・決勝」「女子5000m・決勝」 
 (フィールド)
 「男子棒高跳び・決勝」「男子砲丸投げ・決勝」「男子ハンマー投げ・決勝」
 (※放送種目は変更になる場合があります)

 【ゲスト】:朝原 宣治,
 【解説】:尾縣 貢, 
 【アナウンサー】:(トラック)坂梨 哲士、(フィールド)杉澤 僚
 ~広島ビッグアーチから中継~

 第93回日本陸上選手権&世界選手権代表選考会
 -最終日-

 男女100mの決勝に注目。
 男子は五輪リレー銅メンバーの塚原直貴と高平慎士が対決!
 女子では、先月日本記録を更新した福島千里に高橋萌木子が挑む。

 <放送予定種目>

 (トラック)
 「女子800m・決勝」「男子1500m・決勝」「女子400m・決勝」
 「男子400m・決勝」「女子100m・決勝」「男子100m・決勝」 
 (フィールド)
 「男子走高跳び・決勝」「女子走幅跳び・決勝」 
 (※放送種目は変更になる場合があります)

 【ゲスト】:朝原 宣治
 【解説】:尾縣 貢 
 【アナウンサー】:(トラック)渡辺 憲司、(フィールド)松野 靖彦

 

コメント (2)

SONGS 『椎名林檎』:2週連続放送&NHK制作番組の情報。

2009-06-23 22:30:00 | J-POP


 SONGS

  『椎名林檎:第一夜』

 放送局 :NHK総合/デジタル総合
 放送日 :2009年6月24日(水)
 放送時間 :午後11時~午後11時30分(放送終了)
  番組HP:http://www.nhk.or.jp/songs/archive/090624.html

 *再放送の予定(第一夜)
 :NHK総合/6月30日(火)午後3:15~3:44【終了】
 :同-BS2/7月16日(木)午前1:35~2:04
【終了】


 『椎名林檎:第二夜』

 放送局 :NHK総合/デジタル総合
 放送日 :2009年7月1日(水)
 放送時間 :午後11時~午後11時30分(放送終了)
 番組HP:http://www.nhk.or.jp/songs/archive/090701.html


 *再放送の予定(第二夜)
 :NHK総合/7月 7日(火)午後3:15~3:44【終了】
 :同-BS2/7月16日(木)午前2:05~2:34
【終了】

 <mimifukuから、一言。>

 ミレニアムを迎える少し前。
 1998年~9年にかけて21世紀初頭の日本の音楽シーンを代表する、
 女性アーティストが大挙して誕生した。
 宇多田ヒカルさん、浜崎あゆみさん、MISIA(ミーシャ)さん、
 aikoさん、Cocooさん等

 輝かしい活躍を続けるアーティスト群の中でも特に異彩を放つ存在感。
 それが2週に渡り『SONGS』で紹介される椎名林檎さんだ。
 
(NHKでの冠番組の出演は3回目。)

 デビューの衝撃は周知の通り。
 <自称新宿系音楽>を全面に打ち出し巻き舌で畳み掛ける様に歌うロックは、
 奇抜な映像表現とともに才能満載と感じた音楽ファンは多い。

 この時代の<椎名林檎>を今の椎名林檎さん自身が語っている。
 ~以下、NHK制作:トップランナー(TOP RUNNER)参照。

 「J-POPとは音楽ではなく広告であり、
 使い捨て式のカルチャーだと感じていたので、
 ただの歌を自らが演出して作品として世に出したら当たって、
 過激ぶれば何でも売れるだろ。
 そんな感じでした。」

 椎名林檎さんの衝撃は宇多田ヒカルさんの衝撃(正統派)とは違い、
 奇抜性(本来でない自分)がメインストリートを闊歩し、
 本人は苦しんだと後日回想している。
 自分で蒔いた種を自分で回収することができない現実。
 目の前を飛び交うマネーの世界にも
戸惑いも覚えた。

 椎名林檎さんはその悩みの内に結婚~出産。
 逃げ出したい気持ちの中での椎名さんにとって、
 母親になる事実は救いだったのかも知れないし、
 その時点では音楽界に戻ることへの躊躇いがあった。

 9.11の衝撃が音楽復帰を決意させる。
 (2001年9月11日のNY同時多発テロ)

 2003年:自分名義のソロ・アルバム制作に疑問を感じ、
 東京事変を結成。
 手腕の優れた選りすぐりの職人バンドと言える東京事変とともに、
 楽曲をメンバーに委ねたりテクノ色の強い音作りに励んだりと、
 模索と挑戦と実験を重ねる。
 セールス的には、かつての輝かしい実績を残すことはできなかったが、
 質の高いライブ演奏での評価は高く互いに切磋した様子が窺える。
 東京事変のライブ映像はBSフジでも放送され多くの林檎ファンが息を呑んだ。
 
 椎名林檎さんの最大の魅力は、
 本人は<それが辛かった。>と語述しているが自己演出の素晴らしさ。
 自分でない自分を演出しながらオーディエンスを別の世界に連れて行く魅力。
 ポップ・クィーンの浜崎あゆみさんのようなストレートなPop&Danceではなく、
 激しいリズム(ビート)の中でさえ色艶を表現する独自な世界。
 巻き舌歌唱がよく最大の特徴と言われるが、
 例えば発声法の技術として特徴的なのは、
 ノドを震わせながら電気音のような声質を高い音階へとスライドするに連れて、
 澄んだ声質に変化させる歌唱法(逆の場合もある)など、
 自分の声を楽器に変えて色々な声質の実験を繰り返す。

 歌唱のピークを敢えて濁った声質で表現する手法は、
 日本では
戸川純さんが実験的な傑作アルバムで試された以外記憶にないし、
 ニナ・ハーゲン等どちらかと言えば国内では色物歌手と見なされた歌手達が、
 この歌唱法に挑戦している。
 (ただし色物と見られがちな歌唱法も歌唱の精度を高めていくことができれば、
 シャウトに近い抑揚効果が得られるし林檎さんは成功しているように感じる。)

 また自己演出の素晴らしさはポスト・中島みゆきに一番近い存在。
 デビュー当時<自分が自分であることに疑問を感じた>椎名林檎さんは、
 東京事変と言う仲間を得たことで様々な音楽的実験が繰り返され、
 近年では、迷いのない覚悟が芽生えつつあるように思う。
 さらに、
 詩の世界観や語句の扱いなど多彩な才能を列記できる。

 しかし、
 
「数字で問われ、時間で問われ、言い訳ができないんですよね。」
 そう言いながらも自らを奮い立たす。
 「我慢大会ですよね、創作することは。」
 椎名林檎さんの苦しみは続く。

 自らが語る苦しみの深い音楽を続けることができる理由として
 「ひとりでもその曲が良かったと感じてくれる人がいれば、
 その曲は成仏できるしコンサートでのオーディエンスの前で、
 初めてやる曲に対する集中力(客側の)を提供できること。」
 だと話す。

 番組が放送される当日の6月24日
 椎名林檎名義では6年ぶりとなる、
 全曲の作曲を担当したオリジナル・ニュー・アルバム
 『三文ゴシップ』がリリースされる。

 今の椎名林檎さんが(すべてを理解した上で)再び、
 あの時の椎名林檎に戻ろうとしているのか?
 11年前の衝撃の再現となるのか?
 そんな事を確認しながら番組を見たい。

 期待は高まる!


 ~下記、NHKホーム・ページより記事転載。

 <放送される内容と曲目:第一夜>

 椎名林檎さんが2週にわたって「SONGS」に登場です。
 昨年:2008年デビュー10周年を迎え、
 “芸術選奨 文部科学大臣新人賞(大衆芸術部門)”も受賞した椎名林檎さん。
 今年:2009年6月には椎名林檎ソロ名義としては実に6年ぶりとなる、
 待望のニューアルバム「三文ゴシップ」がリリースされました。
 2週連続特集の「第一夜」となる6月24日の放送では、
 椎名さんが10代の頃に過ごした町・福岡を訪ねます。
 そしてスタジオでは、デビュー時の代表曲~新曲「ありあまる富」、
 そしてNHKみんなのうたでも流れている「二人ぼっち時間」までを披露。
 椎名林檎さんの歩みを辿ってゆきます。

 【曲目リスト:全4曲】

 「ありあまる富」:椎名林檎、
 「丸の内サディスティック」:椎名林檎、
 「罪と罰」:椎名林檎、
 「二人ぼっち時間」:椎名林檎


 <放送される内容と曲目:第二夜>

 2週にわたってお送りする「SONGS」椎名林檎特集の「第二夜」。
 今回は、大人計画の松尾スズキさんをゲストに招き、
 二人の故郷・福岡を歩き椎名林檎さんの最新アルバム、
 『三文ゴシップ』についてなど創作について対談します。

 【曲目リスト:全4曲】

 「密偵物語」:椎名林檎
 「流行」:椎名林檎
 「歌舞伎町の女王」:椎名林檎
 「旬」:椎名林檎


 【過去に放送された椎名林檎:NHKの出演番組。】

 *椎名林檎:お宝ショウ@NHK
 ~放送日2007年3月11日:NHK総合
 
 ▽あの椎名林檎の特別番組。
 「歌舞伎町の女王」「罪と罰」など名曲を含む8曲を、
 NHKのスタジオで撮影。
 脳科学者・茂木健一郎との特別対談もありの超豪華。

 【出演】
 :椎名林檎、斎藤ネコ、椎名純平
 :茂木健一郎、小田切千、住吉美紀

 <曲目リスト:全8曲>

 「歌舞伎町の女王」
 「罪と罰」
 「茎-STEM」
 「パパイヤマンゴー」
 「錯乱」
 「意識」
 「この世の限り」
 「迷彩」


 *トップランナー(TOP RUNNER):椎名林檎
 ~放送日2008年7月15日:NHK総合

 ゲストは音楽家の椎名林檎さん。
 1998年に「幸福論」でデビュー。
 「歌舞伎町の女王」「ギブス」「本能」などシングルが立て続けに大ヒット。
 情熱と退廃。
 相手のすべてを受け入れるかのような包容力と、
 世界を全否定するかのような破壊力…。
 既存のJ-POPとは一線を画す音楽性や独特の世界観で、
 一気にその名をとどろかせた。
 デビュー10周年を迎え輝きを増し続ける椎名が、
 この10年を振り返りみずからの目指す音楽について語る。

 【出演】
 :椎名林檎、箭内道彦、SHIHO、海老原由佳

 <曲目リスト:全3曲>

 「本能」
 「意識」
 「夢のあと」


 <ブログ内:関連記事>

 *『落語の話』と『椎名林檎さんの話』。
   http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/ca8a997e033179419967e5401084c0bf

 *東
京事変 Live tour 2007 in Zepp 東京。 
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/19202078ebecbb0025a74cdb4609d448

 *東京事変 presents <SOCIETY OF CITIZENS vol.2> BSフジ。
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/c6c484b5a5fdf4fc6934d76f67eb50e0

 

コメント

【男の美学】:チャボ×渋谷陽一&三沢光晴×市瀬英俊。

2009-06-22 23:58:00 | 芸能・スポーツ


 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20090621 ←の続き。
 
 昨日タイプできなかったことを補足して。

 ロッキング・オンの、
 チャボ(仲井戸麗市さん)と渋谷陽一さんとのインタビュー記事。
 対談を読んでみるとボソボソと話し言葉が続き???って方も多いかも。
 普段は男性とか女性とか性別分けして文書にしないよう気をつけているけど、
 2人の会話は男同士でしかありえないでしょって。
 『ロッキング・オン・ジャパン』:忌野清志郎追悼号188pの
 「なっ?渋谷な?…」
 この言葉は来た。
 (前後の話は買って読んでね。)
 
 チャボはテレビのインタビューは一切受けなかったと思う。
 テレビ局がインタビューしなかったんじゃなくて、
 インタビューしても受けなかった。
 この渋谷陽一さんとのインタビューを読んでそう思った。
 「一言で語れるかよ、馬鹿やろ~。」

 「なっ?渋谷な?…」は確認作業。
 <死んでねえよな。>って確認と、
 <カッコイイ生き方だったよな。>の確認。
 自分でも(その死の答えを)出してないのに何言えんのよ?

 「なっ?渋谷な?…」は信頼の証なんだよな。
 インタビュアーの性格から癖を知り尽くしたチャボの安心。
 「お前なら言ってやってもいいよ。」
 そんなことを感じた。
 いきなりマイク向けられて何言ってんだよ。
 <悲しいね、悔しいね>で終わらせられんのか?

 『ロッキング・オン・ジャパン』:忌野清志郎追悼号、
 泉谷しげるさんのインタビュー。
 「清志郎のことが好きなら悲しんでばかりいないで、
 清志郎を生かし続けろよ!」

 家人が、
 「死んだ人を死んでないって相変わらずね。」
 なんて言っていたけど悲しむ前に、
 「清志郎が伝えようとしたことを生かしきろや!」
 そんな意味だと思う。
 <肉体は死んでも魂(清志郎の本懐)は死なず。>
 チャボのインタビュー読んでいてプロとしての自覚って言うか、
 渋谷さんの言葉で、
 「清志郎はチャボには、<歌え>って言ってるだろうし、
 俺にも本書けって、<なんだ追悼号のひとつもだせねぇのか>って。」
 深いよな~。
 チャボは渋いし、渋谷はカッコイイし。


 で同じ事を感じたのが三沢光晴さん死後の『ノアの興行』決行。
 ・ファンを裏切らない姿勢。
 ・全員が使命感とプロ意識を持って仕事に励む。
 だから休まなかった。
 泉谷流に言うと
 「三沢を生かし続けろ!」

 休んで悲しみにふけっていても何も残らない。
 待ってるファンが会場に足を運ぶことで三沢の死を受け入れる。
 その三沢イズム(理想のプロレス)を継承してこそ三沢が浮かばれる。
 だから、
 「火を消すな。」

 やんちゃな言葉だけど、
 <生かし続けろ!>
 それが男の美学なんだろうね。
 そう言えば三沢さんと幾多の名勝負を残し一番繫がりが深いと思われる、
 小橋健太選手もチャボ同様に正式なコメントは発表してないように思う。
 悲しみが深すぎる。

 市瀬英俊さんをご存知の方は少ないと思う。
 週刊プロレスの全日本プロレス担当記者を長くつとめ、
 超世代軍~四天王時代の全日黄金時代を支えた記者。
 市瀬さんの理路整然かつ情熱的な記事はプロレスを見る視点を変えた。
 三沢さんらがプロレスに革命をもたらした時に文字で援護した立役者。

 石川県では今日発売の、
 週刊プロレス・緊急追悼特集号:『三沢光晴緑の軌跡』
 
で懐かしいお名前を多数拝見。
 市瀬さんをはじめ、宍倉さん、佐藤さん、ゴング誌の小佐野さん。
 ペンを持っていつも戦っていた戦士達。
 『紙のプロレス』なる言葉。
 イメージを膨らませることでプロレスを楽しむ輩も多くいた。

 市瀬さんの記事の一説
 「長年にわたる激闘の積み重ねによって皮膚の内側では、
 傷ついた無数の細胞が悲鳴を上げている。
 だが三沢選手はいつものようにそれらの細胞の口を心で封じ、
 観衆の三沢コールに耳を傾けた。」

 溜息が出るような文章(上手い!)。
 素人の私には絶対に書けないプロの言葉。

 ボクは誰がなんと言おうと市瀬さんのレポートを認めていたし、
 三沢さんの気になるインタビューは市瀬さんが担当することが多かった。
 (それに馬場さんのお気に入りの記者さんだった。)
 
http://www.sportsclick.jp/magazine/pro_wrestling/080801b/index.html

 あと若林健治アナウンサー。
 熱い実況と心意気は好きだった。
 
 言葉にするに尽きない1990年代のプロレス。
 1980年代も1970年代もプロレスはいつも面白かったけど、
 品質を高め曖昧さを取り除いた努力に、
 1990年代の隆盛を見る。
 
 1990年代初頭の超世代軍のドラマチックな成長物語を、
 一部のファンの間でしか共有できなかったことの悔しさ。
 それを見つめた子供達の心に植えつけられた勇気。
 
 「たら、れば、を言っても仕方ないよ。」
 三沢光晴の声が聞こえる。


 【追記:6月23日夜】

 昨日の補足をもう少しだけ。
 週刊プロレス・緊急追悼特集号:『三沢光晴緑の軌跡』の記事で、
 週刊ゴング元編集長の小佐野景浩さんのコラム。
 「SWS騒動の諸事情により全日本の取材を拒否された時期に三沢さんだけは、
 <プライベートで誰と飲んでいようと他人にとやかく言われる筋合いはない。>
 と受け入れてくれた。三沢さんの行きつけのお店に顔を出し一緒に飲んでいた。
 個人的には仕事抜きのこの時代が一番楽しかった。」
 今では休刊(廃刊)中のライバル誌『週刊ゴング』の元編集長のコラムを、
 掲載した週刊プロレス編集長の度量の大きさ。
 プロレス界の温かさを物語るコラムだと感じる。

 『ロッキング・オン・ジャパン』:忌野清志郎追悼号189p:チャボの言葉。
 「梅津(サックス奏者)くんがさ、
 <チャボと清志郎が今、逆の立場だったら清志郎はギンギンやってる。>
 <だからチャボ、今日のステージ頑張って。>
 そりゃステージ貫徹しなくっちゃ。
 俺は清志郎に捧ぐっていう…。」

 驚くことは音楽(文化)の世界もプロレス(スポーツ)の世界も、
 仕事師としての死に対する捉え方が同じだということ。
 昨晩後楽園ホールでノアのシリーズ最終戦の試合があって、
 小橋健太選手が初めて口を開いた。
 「これまでのプロレス、三沢さんのプロレス道を邁進(継承)したい。
 前に行くしかないし、進んでいかないといけない。」

 男の美学(本懐)。
 そんな言葉を思い出した。


 【追記:6月24日夜】

 6月24日の朝。
 ようやく地元のコンビニで中京(東京)スポーツ発行の
 三沢光晴追悼号『語り継げエメラルド伝説』を手に入れた。
 思っていた以上の渾身の出来に驚きもしたし嬉しかった。
 本気になれば東スポもやるじゃないか(笑)。
 総力取材と銘打つだけあって24ページと少ないスペースの中で、
 プロレス・ファンでなくても解りやすい紙面だったように思う。
 特に19~21pの『本紙記者が追む』と題されたそれぞれのコラムは秀逸。
 三沢光晴さんの人と成りを見事に捉えており、
 等身大の三沢像を知ることができた。
 強くてクレバーで思いやりがあり、ちょっとエッチな三沢光晴像。
 中でも<新聞記者の心得を教えてくれた>は必読。

 新聞や雑誌のプロ記者の文書の重みは推測ではない体験談であること。
 そんなことを感じさせる記者しか知りえない内容になっていた。
 男達は本気になって文字による三沢魂を永遠に残した。
 本紙は、私の中での永久保存版になる。
 


 ~以下Web記事転載:再編集。

 *聖地:後楽園/ 小橋健太心境を語る(スポーツ・ニッポン)。

 
http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2009/06/23/01.html

 ノアは22日プロレスの聖地・後楽園ホールでの大会を開催した。
 館内には献花台が設置され集まった2100人のファンが、
 三沢さんへのお別れをした。
 試合開始前には1分間の黙とう。
 時折、女性のすすり泣きと嗚咽(おえつ)が漏れる。
 三沢さんのテーマ曲「スパルタンX」が流れると、
 絶叫に近い三沢コールと拍手がわき起こった。

 試合後には沈黙を守っていた小橋建太(42)が、
 三沢さんの「プロレス道」を継承することを誓った。
 試合後、小橋選手は
 「全試合終了してから話そうと思った。
 三沢さんとの思い出はいっぱいあって答えられない。」
 と声を詰まらせた。
 「斎藤も三沢さんも全力で戦った結果で誰も責められない。
 三沢さんは追いかける目標でとても大きな存在だった」。
 目を真っ赤にしながら絞り出すような声で話した。

 三沢さんの突然の死は小橋にとって受け入れ難いショックだった。
 2006年6月に腎臓がんの手術を受けた時も、
 昨年9月に両ひじと両ひざの手術を受けた際にも、
 「しっかり治してから復帰しろ。」
 と励ましてくれたのは三沢さんだった。
 だが、そんな三沢さんはもういない。

 試合後、無人のリングに何本もの緑の紙テープが投げ込まれ、
 三沢コールと拍手が続いた。
 温かい歓声を聞きながら小橋は、
 「これまでのプロレス、三沢さんのプロレス道をまい進したい。
 前に行くしかないし、進んでいかないといけない。」
 と決意を新たにした。
 もう悲しんでいる暇はない。
 小橋には亡き三沢さんに代わる看板選手として、
 ノアを背負っていく責任がある。
 (2009年6月23日:スポーツニッポン記事転載)

 
 <ブログ内:関連記事>
 
*追悼:RCサクセション・忌野清志郎さん死去(2009年5月2日)。
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/e4aba9f08235d3260885583e53876b26

 *訃報:プロレス団体ノア代表:三沢光春さん死去(2009年6月13日)。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/374d6f0d7195c6ef96eb7e8486cee1d1


 

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台風3号(リンファ)2009年6月。

2009-06-22 21:45:00 | 台風関連

  
 *台風第3号 (リンファ)
 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0903.html


 <22日15時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 熱帯低気圧
 存在地域 華中
 中心位置 北緯 27度00分/東経 120度00分
 進行方向、速さ 北東 30km/h(15kt)
 中心気圧 998hPa

 台風3号は今日の午後に熱帯低気圧に変わりました。
 全国的に梅雨前線による大雨に注意が必要です。


 <21日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 台湾海峡
 中心位置 北緯 23度50分/東経 118度25分
 進行方向、速さ 北 15km/h(9kt)
 中心気圧 985hPa
 中心付近の最大風速 25m/s(50kt)
 最大瞬間風速 35m/s(70kt)
 15m/s以上の強風域 南東側 300km/北西側 190km

 台風3号は台湾海峡に位置し勢力を弱めながら大陸に上陸する予報です。
 弱い勢力ながらコースとしては安心できる状態ではなく、
 上陸地域では強い風雨にさらられ水害の被害も心配されます。
 石川県では4日前から気温が上がり昨日~今日にかけて32~24℃。
 異常な暑さは台風3号から吹き込む南風の影響かと推測できます。
 湿度の多い不快指数の高い状態は1~2日続きそうで、
 明日の日本海側は強い雨の1日。
 梅雨もいよいよ本番のようです。

 <台風の被害>
 台風3号「リンファ」が21日夜に中国東南部の福建省の晋江市に上陸。
 この影響で福建省全省では22日、暴風雨に見舞われました。
 大まかな統計によります22日の12時までに福建省の三つの市と12の県の、
 20万人あまりが被害を受け1人が行方不明ということです。
 また農作物の被害面積は3万ヘクタールあまりとなっています。
 (中国国際放送:2009年6月21日/記事転載)



 <20日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南シナ海北部
 中心位置 北緯 20度50分/東経 117度20分
 進行方向、速さ 北北東 ゆっくり
 中心気圧 975hPa
 中心付近の最大風速 30m/s(60kt)
 最大瞬間風速 45m/s(85kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 70km(40NM)
 15m/s以上の強風域 南側 370km(200NM) :北側 220km(120NM)

 台風3号は当初の予報よりも勢力を強め北東に向かっています。
 早ければ明後日(22日未明)にも中国南部~台湾海峡に接近し、
 暴風域をともなって上陸する可能性も示唆されます。


 <19日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南シナ海北部
 中心位置 北緯 18度50分/東経 117度25分
  進行方向、速さ 北 20km/h(11kt)
 中心気圧 990hPa
 中心付近の最大風速 23m/s(45kt)
 最大瞬間風速 35m/s(65kt)
 15m/s以上の強風域 南側 300km(160NM):北側 220km(120NM)

 *昨日の予報とは違い北向きへの進路が濃厚との予報です。
 今後も勢力の拡大はなくゆっくりと大陸へと進路を進めそうです。


 <18日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南シナ海
 中心位置 北緯 17度35分:東経 116度20分(116.3度)
 進行方向、速さ ほとんど停滞 
 中心気圧 994hPa
 中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 全域 190km(100NM)

 *台風3号がフィリピン北部の西海上(南シナ海)に発生しました。
 この台風は余り勢力を拡大することなく北東~南東に、
 ゆっくりと進むと予想されています。

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