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mimi-fuku通信

このブログを通して読み手の皆様のmimiにfukuが届けられることを願っています。

Apple Wireless Keyboard /ワイヤレス・キーボードを買ってみた。

2013-07-30 21:30:00 | 経済・産業・mono

【Apple Wireless Keyboard (JIS) MC184J/B】

昨日ツイートで呟いたアップル社ワイヤレスキーボード。
iPad miniで試してみた。


*iPad mini(横置き)とキーボード(+蛍光ペン)でツイート画面。


*iPad mini(縦置き)とgooブログのアプリ投稿画面。


*新品のワイヤレス・キーボード。

Apple Wireless Keyboard
(JIS) MC184J/B

定価:6800円
アップル

*****

アイパッドやアイフォンで文字入力。
タップ入力になれないと指1本でポチポチ。
ツイートするにもブログ投稿するにも思いのほか時間の浪費。
そこで値段は張るがApple純正のキーボードを買ってみた。
勿論ワイヤレスキーボードは移動が自由自在。
アイパッドなら既成の本立て等に備え付ければ見た目はPC?
http://store.apple.com/jp/product/MC184J/B/apple-wireless-keyboard?fnode=3e

キーボード側面の電源マークをオンにして、
アイフォンやアイパッドの設定から、
Bluetoothを開いてオンモード。
デバイス画面の、
“ペアリングされていない”との表示をタップ。
指定のコードを入力すればキーボードの操作は可能。
時間にして1分くらいかな?

*****

キーボード入力は、Windowsとは異なるMac入力。
と言っても配列はほぼ同じで違いは数箇所。
*Ctrl=Control
*Alt=option
*BackSpace=delete
*Enter=return
その他に、
*command(ショートカットキー)

*****

電源のオンは短く押すだけで緑ランプが点灯。
電源をオフにするには3秒間の長押しで緑ランプが消灯。
使用時は緑ランプ(イジェクト・マークの上)は消灯している。

*****

時代の流れは本格的にPCからタブレットへの移行。
タブレットを持たずにキーボード入力する場面も増えるはず。
と、
誰もが知っていながら友人の誰一人も持っていない、
タブレット用キーボードのお話(笑)。

使ってみると本当にタブレットがPCに変身。
至って面白い経験と思う。

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【テレビでラジオ(アプリ)】:全国のFMラジオをTV画面で聴く時代。

2013-07-18 07:11:11 | 経済・産業・mono

【ラジオ音声をテレビで聴く】


□AppleTVにスマホからのラジオ音声を転送▲
※画像は自室のSONYのテレビ画面。



☆LISMO WAVEでラジオ聴取(有料アプリで月350円)☆

従来は東京発のInterFMの電波を石川県では聴く事ができない。
しかしLISMO WAVEでは、
iPhoneやAndroid&auの携帯電話があれば全国のFM放送を聴取できる。
また音量の小さいスマートフォンの音声をテレビに転送することで一定の音量を確保。
AppleTVのエアプレイ使用時は聴取後5分ほどでテレビ画面はスライドショーに変更される。



□iPod touchでラジオを受信▲

音声をテレビに転送する方法は多々あるが、
iPhone&iPod touchやiPadの場合は,
AppleTV+HDMIケーブル+デジタルテレビ+Wi-Fi環境で完璧。



iPod touchの場合は選曲下の□▲上をタップ(エアプレイ)。
iPone&iPodの場合はメインボタンを2度押し(使用アプリ表示)後に、
下段を左にスライドすれば□▲のマークが表示(画像はミラーリング・オフ)。
ボリューム横の□▲表示が水色に変わればエアプレイ使用中。
*2度押しで使用中アプリ表示の画面上を長押しでアプリの終了マーク(×)。
不要なアプリは小まめに終了させることで電源の無駄遣いを減らせる。


□聴取音声のテレビへの転送は下段のAppleTVにタップ△
*iPod touchの場合はミラーリング機能はない。

近頃では国内メーカーも形を変えてスマートフォン⇔TV画面に参入。
TV画面でラジオを聴くことができればアナログ端子でオーディオ・アンプに接続。
ご家庭のオーディオ・スピーカーで全国のFM放送をストレスなしに聴くことができる。
可能性の多さには驚くばかりだし国内メーカーの柔軟な発想を求む。
*現実的にエアプレイ転送だけならHDMI端子に小さな器具の取り付けで可能。

機器を使わずともテレビでラジオを聴く。
例えば各放送局がデジタル1.2.3の放送権を持つなら、
BS放送3はラジオ音声専門にすればネットは要らない。

AMラジオは地方放送局のコマーシャル収入がネックなら、
発想の転換で地方の企業を全国に宣伝できる効果も。
アプリで全国のAM放送聴取でも可能になれば、
月額500円でも聴きたい(雑音のないAM放送)。
*そうした話は別の機会に…。

*****

 AppleTV MD199J/A
クリエーター情報なし
アップル

*auスマートTV Stick(KDDI)

*****

NHKネットラジオ(AM&FM)。
『らじる★らじる』
*Appleアプリ→ http://itunes.apple.com/jp/app/nhknettorajio-rajirurajiru/id473937342?mt=8
*Androidアプリ→ https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.nhk.netradio

スマホでラジオはお馴染みラジコ。
『radiko.jp』

ラジコは地元放送局(AM&FM)のみ聴取可能(無料)。
*radiko.HP→ http://radiko.jp/
*Appleアプリ→ http://radiko.jp/mobile/ios/
*Androidアプリ→ http://docomomarket.radiko.jp/

本文で紹介したリスモ(FM)。
『LISMO WAVE』

日本全国どこでもラジオ(有料350円:docomo不可)。
*Appleアプリ→ https://itunes.apple.com/jp/app/lismo-wave/id490884262?l=en&mt=8
*auアプリ→
http://pass.auone.jp/app/detail?app_id=3074200000001

ドコモでFM放送を楽しむ場合、
『ドコデモFM』
Android Apps on Google Play(有料315円:docomo)
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.netradio

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【旧型iPhone & iPod touch】:iOS6のアップデートは慎重に!(地図機能の誤算)

2012-09-22 12:00:12 | 経済・産業・mono

2012年9月21日。
前日に続きメインメールを開くと、
Apple社から一通のメール。


iPhone5、本日発売。

2012年9月21日(金曜日)午前12:11
午前12時11分の時間報告に苦笑いするも、
その日の朝は新型iPoneの話題が沸騰。
前日からの長蛇の列に国内予約だけで200万台。
関西地方では数件の店舗で盗難被害。
待望の"New iPone(アイフォン)"が販売された。

受信メールを一通り確認した後に、
手持ちのiPod touchを、iTunesに接続。
起動直後にアップデートのご案内の画面表示。
iOS6のダウンロードを促す報告だった。

既にiOS6(Apple社の新しいオペレーション・システム)は配布済みで、
Twitter(ツイッター)情報では地図の不具合が呼びかけられていた。

どうしようか思案した挙句にキーワード検索。
新しい地図の不具合に各所で悲鳴に近い訴え。
これは経験しなければと早速にiTunesからアップデート(笑)。
ダウンロードの予定時刻2時間の所要時間も約80分で終了。
*通信環境により大きく異なる。

iPod touchにデータを転送中に不具合が発生し復元を促す案内。
さらに20分の時間を要して無事iOS6への変更が完了した。
*変更内容は使用許諾から下記文書を転載。
*復元は特例だが復元の際は所有者(自分)の確認が必須。


私が以前に文字にした、
アップル社による地図機能の開発。

AppleがiOS6を発表=Googleに宣戦布告?

2012-06-12 21:20:10 | mutter&poison

IT業界を揺るがす大ニュース。
アップル社がこれまで使用した地図検索で、
グーグル・マップを使わなく(使えなく)なる?

伝記:ジョブズ2の文中に、

故:スティーブ・ジョブズ氏が、
「私はグーグルを絶対に許さない」。
みたいな言葉が残された。

グーグル発。

アンドロイドの躍進。
アイフォンの管理に対して、
アンドロイドの放任。
スマホの覇権をめぐる戦い!

もしかして今後は、

共生の時代から、
混乱の戦国時代か?

あるいは新たな、

離合集散の始まりか?
使えなくなるソフト(アプリ)と、
優秀なソフト・エンジニアの奪い合い。
本当に目が離せない。
*記事投稿日は6月12日。

本題に戻そう。
iOS6にアップデート後の最大の変更は3件。
画面からGoogle M
apsYouTubeが削除される。
代りにPassbookの新しいアイコンが画面上に表示された。

map(マップ)のアイコンは残るものの、
開いてみると“それ”はまるで別物。

Apple社が開発した3D表示が可能なマップ。
多くの方々が指摘する地名と場所の不一致。
さらストリートビュー表示ができなくなくなった。

それ以上に私が衝撃を受けた不具合は、
検索画面からの所在地マップの移動。
例えばgoogle Mapsの場合は、
“京都 俵屋旅館”
と文字検索すれば、
その場所を地図上にピンスポット表示。

しかし
Appleのnew mapsでは、
「結果が見つかりません」
の表示(検索枠は殆ど反応しない)。
*因みにChrome(クローム=googleの検索統合アプリ)に登録済みの、
グーグル・マップから
“京都 俵屋旅館”の検索で従来通りの使用を確認。
これはSafari(サファリ=Appleの検索枠)からグーグル・マップを選択し、
マップ内の検索枠からトライアルすることも可能で悲観する必要はない。
ただし何れもストリートビュー機能は失われる。

*Google Maps→ http://maps.google.co.jp/

Appleの誤算は地図そのものの性能向上以上に、
検索枠からの目的地調査の不具合をどのように解消するか?
それは一筋縄ではいかない大きな問題のように思う。
*地図上の画像表示の修正でなく検索エンジンの改良。

YouTubeについてはSafariから見ることもできるし、
Googleの公式アプリをApp Storeから無料購入もできる。
http://itunes.apple.com/jp/app/youtube/id544007664

*アップデートで削除されるYouTubeのお気に入り登録は、
safari(標準アプリ)内のブックマークに保存された。

Passbookについては国内では未知数。
Apple版の“お財布機能”として捉えれば良いのだろうか?
*日本国内での標準使用に対応するかが今後の課題。

iOS6については他にも様々な変更が加えられている。
*そのことについては別の機会に…。

しかし今回の“Appleの挑戦”は勇み足(時期尚早)の感を拭えない。
“iPhoneがgoogleの宣伝広告のお手伝いをしなくても良いではないか?”
もしアップル社に“その発想”があったとすれば、
これまで築き上げたフラットでオープンなイメージは覆される。
ふと、
アップル社もマイクロソフト社同様の“独占欲からの衰退”を連想。

噂されるgoogle maps対応アプリをグーグル社は申請するか?
もし私がグーグルの経営サイドの人間ならば答えはNOだ。
“googleがApple製品の販売の
お手伝いをしなくても良いではないか?”

最先端をひたすら走り続けたアップル社の誤算。
日本メーカーを含め風雲急を告げる事態に発展する可能性。

未だiOS6をダウンロードしていない方は、
必ずしも最良の結果を得られない事実を考慮。
慌てる必要はありません。

iOS6にアップデートできる端末。
 iPhone3GS、iPhone4、iPhone4S
 iPod touch (第4世代)、iPod touch (第5世代)
 iPad2、iPad (第3世代)

<追記:2012年12月13日>
★アイフォン用のグーグル・マップ公式アプリを発表。
*Google Maps for iPhone(ダウンロード・アプリ)
https://itunes.apple.com/jp/app/id585027354


動画サイト:ユーチューブでは操作性(使い方)を示す動画を配信。

☆iPhone にも Google マップを(youtube動画:ローカル検索編)
http://www.youtube.com/watch?v=kOP2QirSP9c&feature=youtu.be
※iPhone にも Google マップを(youtube動画:経路検索編)
http://www.youtube.com/watch?v=3Kgq0VKXHto&feature=youtu.be

*****

iOS6
ソフトウェア・アップデート

今回のアップデートに含まれる新機能は200種類以上にもおよびます。
以下にその一部をご紹介します。

【マップ】
・Apple の設計によるベクトルベースの地図。
・音声によるターンバイターン方式のナビゲーション。
~iPhone 5、iPhone 4S、iPad Wi-Fi + Cellular(第 2 世代および第 3 世代)で利用可能。
・リアルタイムでの交通情報。
・主要都市圏をフォトリアリスティック。
3Dでインタラクティブに表示するFlyover。
~iPhone 5、iPhone 4S、iPad(第 3 世代)、および iPod touch(第 5 世代)で利用可能
・Yelp の写真、レーティング、レビュー、利用可能なサービスが表示される地域検索。
・経路探索と目的地までの道順探索にSiriを統合。

【Siriの向上】
・スポーツ:野球、バスケットボール、フットボール、サッカー、ホッケーのスコア、
選手の成績、試合スケジュール、チームの登録選手名簿、およびリーグの順位表。
・映画:予告編、上映時刻、レビュー、および作品プロフィール。
・レストラン:予約、レビュー、写真および情報。
・ツイートの送信。
・Facebookへの投稿。
・Appの起動。
・対応する自動車でのEyes Free 機能。
・Siri対応の国での地域検索(初回リリース期間中はご利用いただける国が限定されます)
 対応する国と言語の追加:
 カナダ(英語およびカナダ・フランス語)、イタリア(イタリア語)
 中国(北京語)、香港(広東語)、韓国(韓国語)、
 メキシコ(スペイン語)、スペイン(スペイン語)、
 スイス(イタリア語、フランス語、ドイツ語)、
 台湾(北京語)、アメリカ(スペイン語)
~iPhone 5、iPhone 4S、iPad(第 3 世代)、および iPod touch(第 5 世代)で利用可能

【Facebookの統合】
・“設定”から1度でサインオン完了。
・写真、Safari、マップ、App Store、iTunes、Game Center、通知センター、および Siri からの投稿。
・位置情報の追加、および投稿のオーディエンスの選択。
・“連絡先”に最新のFacebookのプロフィール写真と連絡先情報を表示。
・“カレンダー”に Facebook のイベントと誕生日を表示。
・App StoreとiTunes Storeで、コンテンツに“いいね!”を送信。
また友達からの“いいね!”を表示

【共有フォトストリーム】
・選択した写真を相手を選んで共有。
・友達は写真App、iPhotoおよびApple TVで共有写真を表示可能。
・友達から個々の写真への“いいね!”送信、およびコメント作成。

【Passbook】
・搭乗券、ショップカード、映画館の入場券などのチケット類を1個所に。
・飛行機に乗る、コーヒーを買う、映画館に入るといった場合にバーコードを表示。
・時刻または場所に応じてロック画面にパスを表示。
・パスの自動アップデートが可能。
~iPhoneおよびiPod touchで利用可能。

【FaceTimeの向上】
・iPhone5、iPhone4S、および iPad Wi-Fi + Cellular(第 3 世代)で、
モバイルデータ通信によるFaceTimeの使用が可能に。
・iPad およびiPod touchでiPhoneの番号に送信されたFaceTime通話を受信。

【電話機能の向上】
・かかってきた電話の着信音や通知音が消音される、おやすみモード。
・通話を拒否する場合の“メッセージで返信”オプション。
・通話を拒否する場合の時刻または場所に基づく“後で通知”オプション。

【メールの向上】
・重要な相手からのメールにすばやくアクセスできるVIPメールボックス。
・フラグ付きメール用メールボックス。
・メール作成時に写真やビデオを挿入。
・パスワードで保護されたOffice書類を開く。
・プルダウンしてメールボックスを更新。
・アカウントごとの署名

【Safariの向上】
・開いているページをすべてのデバイスに表示するiCloud タブ。
・オフラインでのリーディングリスト。
・写真のアップロードのサポート。
・iPhone およびiPod touchでの横向きフルスクリーン表示。
・スマートAppバナー。
・JavaScript のパフォーマンスの向上。

【App StoreおよびiTunes Storeの向上】
・ストアのデザインのアップデート。
・iTunes プレビュー履歴。
・コンプリート・マイ・シーズン機能。
・コンプリート・マイ・アルバム機能。

【Game Centerの向上】
・友達にチャレンジしてハイスコアと達成項目を競う。
・FacebookおよびTwitterにハイスコアと達成項目を投稿。
・Facebook の友達に基づく友達のお勧め。

【アクセシビリティの向上】
・アクセスガイドによりデバイスで使用可能なAppを1つに制限。
または画面の特定領域でのタッチ入力を制限
・“マップ”とVoiceOverの統合、AssistiveTouc、 およびズーム機能。
~iPhone 5およびiPhone 4S で「Made for iPhone」補聴器に対応

*連絡先、カレンダー、リマインダー、写真および、
Bluetooth経由の共有データにおけるプライバシー管理の向上。

*リマインダーAppでのリマインダー項目の並べ替え。

*iPhone の通知用バイブレーションのカスタマイズ。

*iPad用時計 App。

*曲によるアラーム。

*“連絡先”の全フィールドの検索。

*ビデオサウンドの品質が向上した自動ムービーモード。

*選択した単語の定義を、中国語、フランス語、ドイツ語、およびスペイン語でサポート。

*フランス語、ドイツ語、トルコ語、カタロニア語、アラビア語、
およびアイスランド語用キーボードの新レイアウト。

*iCloudを通じてデバイス間でキーボードショートカットを共有。

*Bluetooth MAPのサポート。

*HTTP用グローバル・ネットワーク・プロキシ。

【中国向けの機能】
・Baidu Web 検索。
・Sina Weibo の統合。
・Tudouでのビデオ共有。
・Youkuでのビデオ共有。
・手書きおよび拼音によるテキスト入力の向上。

【バグ修正】
一部の国や地域ではご利用いただけない機能もあります。
詳しくは以下のWeb サイトを参照してください。
<http://www.apple.com/ios/feature-availability>

今回のアップデートのセキュリティ内容については、
以下の Web サイトを参照してください。
<http://support.apple.com/kb/HT1222?viewlocale=ja_JP>

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『Newsweek誌・クールジャパン?』:日本の指標(文化再興)を考える。

2012-06-22 23:00:00 | 経済・産業・mono

ニューズ・ウィーク誌。
2012年6月13日号の特集記事。

『息切れクールジャパン』

私は、
この記事を興味深く読んだ。

今夜は、
この記事を原本にして、
私の言葉に置き換える。

原型を留めない文書になるかも?
と、
我ながら心ワクワク。


【本文:記事引用】

日本文化の発信として、

アニメ、マンガ、原宿、秋葉原、
アイドル、ゲーム、ファッション、
等に注目が集まっている。

近々には、
アニメ・ソングやモバイル・ゲームにも注目。
“一時のブームになればそれが輸出産業になる”
との誤解は日本人独特の笛の音文化。
*笛の音が聴こえればどこからともなく集まり、
踊るだけ踊って去っていく。

ニューズウィーク誌が指摘する、
“自国をクールと言った瞬間にそれはクールでなくなる”
本当のクールとは他人(他国)が認めてこそのモノ。
そのことに気付かず、
世界に自国のクールを宣伝する恥ずかしさ。
*この場合のクールはカッコイイを意味する。

日本が最も得意とした知的工業製品。
2002年に発表された、
『世界の歴代コンピューター・ゲーム100選』
では、

上位93作品が日本の作品だった驚き。
しかし、
2008年以後はゲーム専用機の存在価値が低下し、
手軽なネット・ゲームに新しい世代の目線が移動。
*モノにこだわる日本は世界の潮流に乗り遅れた。

つまり、

守ろうとする意識(従来の既得権)が強すぎることで、
国際社会のネット環境の急激な変化に対応できず、
物質的商品の売り上げの低迷は収支の悪化につながり、
新しい技術(開発)への投資に資本注入できずにいる。
*日本が抱える最大の問題点は薄利=投資環境。

世界が要求する変化は、
“所有から共有への意識変化”
*それもまた一時のブームかも知れない。
*デフレ経済下では所有の意識が薄れる。
*共有なる言葉の響きは良いが違法性も指摘できる。

日本的な内向きの守りの姿勢(海外生産=国内販売)は、
世界が求める共有(=著作権を含む知的財産の散逸)に躊躇し、
損をすることを恐れるあまりに新技術への変化を遠ざけた。
また、
国内市場への依存体質が強すぎる商業姿勢は、

世界から疎外されていった原因とも考えられる。

韓国政府は自国の文化発信として、
ポップ・カルチャー産業に莫大な税金を投入した。
その結果、
ポップ・カルチャーではアジアの先端を行く日本を抑え、

K-Popの勢いはアジア全土を席巻している。
*K-Popに感心する言葉の勉強(モンゴル力士にも共通)。
*日本人は島国たる所以か輸出する言葉に無頓着。
*言葉による共感は友好(心象)に大きな足跡を残す。

近年の日本が韓国に一歩道を譲った理由として考えられる、
日本発のクリエィティブ産業の足を引っ張る“お役所”の仕事。
彼らが目指す仕事は、
従来通りの型に嵌った“誰も見向きもしない”だろう、

日本文化を紹介する紙のパンフレットを刷ることに熱心だ。
*大量の印刷物への税金の投入。

それよりも海外に向けて外国語(多言語)のサイトをつくり、
日本初のクリエィティブ産業を紹介する方がどれだけ効果的か?
*内向きな戦略は無駄な投資として泡に消える。
*サイト・アクセスを増やす工夫としての言語検索。

今後の日本の未来を語るうえで、
ソフトパワーによる成功は不可欠であり、
従来の工業主導型経済からの脱皮こそが、
新たな産業への刺激になる。

内向きな日本人(国内販売重視=自国向け産業)の国際戦略。
*それは国際競争力の強い大企業にも共通の島国意識?
そのことに気づいている人は多くても具体的に何をするか?
日本人にとっての課題は大きい。
*日本人が誇れる日本の文化の再構築と国際社会へのアピール。

例えば日本の優れたドラマを国際社会に売る場合に、
国際戦略=外国語(多言語)の翻訳は肝要である。
*同様に日本観光で海外の人が不安を持たない言語交流。
翻訳アプリと旅行客の関係=新たなインフラと先端産業の充実。
日本政府は投資すべき指標を見誤っている。
観光にとって最も重要なことは安心できる環境づくりだ。
観光に来た旅行者の意志が相手国の人々に通じるか否か。
その事実は裕福な日本人観光客が一番知っている。

さらに、
世界に売るべき商品に〝パクリの文化(盗作)〟は除外。
新たなオリジナリティ(=独創性)の模索には、
若い感覚(日の目を見ないアイディア)も必要だろう。
*上に立つ者は自分(過去の実績)を過信せず聞く耳を持て!
日々変化する世界の潮流に過去の実績が足枷になることも多い。

本来の日本人が持つ日本的美的理念(生活に根付いた文化)は、
西洋には存在しない日本古来の独特の美意識だった。

19世紀末~20世紀初頭に世界が学んだ日本的理念は、
敗戦後の日本において、
日本人が日本の文化を否定し加速的に欧米文化に傾倒。
*その理由から世界の巨大経済大国になった事実も重要。

欧米人にとって21世紀の日本は、
「もう日本(日本人)から学ぶべきものは何もない。
彼らが目指すものは私たちの国にも既にある」。

かつて西洋人が憧れた、
東洋の神秘(=異文化)としての日本文化の高潔な美意識は、

近年、力を増してきた韓国や中国の文化輸出に押されている。
*この言葉(韓国・中国の文化輸出)の真意を私は理解できない。
産業製品ではコストだけでない新しい技術投資に羨ましくも感じる。

つまり、
急激に欧米化する日本人と日本社会の変化は、

西洋人にとって物真似(欧米型社会)に過ぎず、
既に、
日本文化に神秘性を見出すことはできない。

“そう、…あの震災までは”

世界(国際社会)は、
大災害に見舞われてさえ、

ひたすら忍耐に耐え抜く、
日本人の倫理観に感心し、
世界は、
再び神秘性を持って日本人を見た。

もしも、
日本人が本気でソフト・パワー大国を目指すなら、
モバイル・ゲームをやったり、
アイドルグループを追いかけている暇はどこにもない。
世界をより良い場所にするために、
“自分たちは何をすべきか? ”
そのことだけに集中し、
それを世界に示すべきだ。

日本人には、
世界に誇れる、
優れた文化がある。

モノ(生活用品)を大切に守り伝える文化や、
詳細に管理された立居振る舞い(型)の美しさ。

食の文化も独特で箸を自由に使いこなし、
幼い頃から器用になる術を知らず知らずに学ぶ。

日本の地形・風土からしか生まれえない、
新鮮な美味・珍味(幸=さち)が至る所にある。

味の強いハンバーガーに憧れるよりも、
微妙な味の変化を舌で味わい目で味わい。
時間をかけて食を楽しむ文化を忘れてはいないか?

湯が沸く音にさえ6音の調べを見出し、
心静かに音を楽しむ静寂の文化がある。

言葉に置き換えれば千の言葉も足りない。

もしも、
日本人が本気でソフト・パワー大国を目指すなら、
モバイル・ゲームをやったり、
アイドルグループを追いかけている暇はどこにもない。

世界をより良い場所にするために、

“私達日本人は何をすべきか? ”
そのことだけに集中し、
それを世界に示すべきだ。

それは、
私の願いでもある。


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【消費税の真実】:デフレーション社会を誘導した行政の戦略。

2012-06-03 00:00:00 | 経済・産業・mono

どこかのタブロイド紙のようなタイトルに思わず笑ってしまう。
タイトル程に過激な内容ではなく几帳面な文書を予定。
しかし、
内容は偏った傾向も強くで眉唾半分で読んで欲しい。

*****

リーマン・ショックが起きた当時のmimi-fuku通信は経済一色。
今もまた、ユーロ危機の火種は消火されず燻りつづける。
*それは今日の本題ではない。

2012年6月3日(日曜日)。
政府・与党民主党は消費税をめぐり分裂含み。
民主党の主流派であるべき党首(=総理)の増税案と、
一党員に復帰したばかりの党の最大派閥の親分の睨み合い。
世間の反応は至って冷ややかだ。
*それもまた本日の本題ではない。

世間では一応に消費税の増税を認めている風潮ではあるが、
それは政治に関心の深い高年齢の方々の意見であり、
その理由としての将来の医療福祉や年金受給への不安。
70歳以上の方々は昭和17年(1942年)以前に生まれた方々。
60歳以上の方々は昭和27年(1952年)以前に生まれた方々。
50歳以上の方々は昭和37年(1962年)以前に生まれた方々。
特に、
既に年金支給が生活の糧と考えられる、
昭和22年以前に生まれた方々にとっての、
消費税増税は生活の基盤としての税収不足の解消と捉え、
消費税の増税に賛成されている方々が多いと考えられる。
*守るべき受給と集めるべき収入としての増税への期待。
*本気で消費税増税を歓迎する人は殆どいないのは必然。
実際問題として、

昭和22年以前に生まれた方々の幼少期は国家の貧困。
“消費税が増税されれば生活費を切る詰めて購入を控える”
そうした心理と心構えは既にできあがっており、
増税されれば消費マインドの冷え込みは益々深刻になるだろう。
*これもまた今夜の本題とは考えていない

*****

私が考える消費税の意味(正体)。
消費税とは売上税であり、それまでの所得税とは違い、
売り上げの達成(=経済の成長)を目標に置けば、
企業や個人の所得が下降しても税収の確保に問題がない。

1989年4月の消費税導入は3%。
1997年4月の消費税率5%引上げ。
偶然か必然か、
1990年のバブル景気の崩壊。
1997年の山一證券の破綻と、
1998年の日本国内を襲った金融危機。

多くの地方経営者が揃って口にする、
跳ねるように景気がよくなると言われる卯年から、
“急速に地方経済の景気が悪くなった”
のは、
1999年のウサギ年から。

*増税との直接的な関係は判断できない。

失わた20年と言われる日本経済の衰退は、
デフレーションによる物品価値の下落。

デフレ=物価(商品価格)の下落
と意味づけられるが、
デフレ=紙幣価値(マインド)の上昇
と考えることもできる。

物が日々安くなり続けるならば、
即座に手に入れる必要はない。

*デフレ・マインドの行動原理。
それ以上に、

1998年頃に突如おこった国内の金融危機。
多くの金融機関が機能不全となる引き金としての、
1997年11月22日の山一證券の破綻決定。
*人々の自己防衛反応は紙幣価値の上昇へと進む。

1998年以後の地方経済の衰退と主だったデフレ要因。
*1998年以後の金融機関の統合と小規模な銀行の淘汰(=金融の集中)。
*1998年の大規模小売店舗立地法の施行(=金太郎飴型社会の実現)。
*1998年頃から顕著になっていく新興国への生産シフト(=雇用機会の海外移転)。
*ITの発達によるグローバル化の実現と商品の均一化(=安価高品質な生産システム)。
その他の要因として、
*少子高齢化による土地資産価値の目減り(=空家の増加と担保価値の消失)。
*災害(情報)の増加によるモノへの執着の低下(=1995年の震災以後の物欲)。
なによりも、
*国家財政の悪化に伴う自己防衛としての預金意識の高まり(=財布の紐を締める)。

*超高齢化社会に向けての老後の蓄え(=重い疾患と生かされることへの不安)。
等の心理面も購入意欲の停滞を誘導していると考えられる。
*その他にもデフレ要因は複雑で多数の事例が脳裏を過る

もう一度文字にしよう。

私が考える消費税の意味。
それは、

消費税とは売上税であり、
それまでの所得税とは違い、
売り上げの上昇を目標にすれば、
企業や個人の所得が下降しても、
税収の確保に何ら問題がない。

昭和の時代の行政の目標は、
企業や小売店舗との共存共栄(利益の確保)こそが、
自分達(公務員)の給与の源泉となる税収につながった。
しかし、
消費税法が実現すれば企業が儲からなくても、
売上高を経済目標(数値目標)にすれば、
経済成長にともなう自然増収は可能であり、

そのために“お金が集中するような仕組み”を作り、
その犠牲として地方経済をズタズタにした。
*大型店舗による薄利多売と売り上げの向上。
*大手資本によるチェーン店の地方への進出。
つまり、
行政(官僚=中枢)は誰も儲からない仕組みを作った上で、
法律に守られる自分達(と仲間達)の収入確保だけを目的とし、
消費者としての立場だけを順守する法律を整備していった。
と文字にはするが、
現実的には官民挙げての護送船団方式に行き詰まり、
1990年のバブルの崩壊から始まる金融機関の多額の債務は、
都市部だけではなく地方の多くの銀行も不良債権を増やし続け、
歯止めをかけるための荒療治としての1997年の大英断。
との見方も真実であることも見逃してはならない。

*****

経済指標の判断は難しいが、
日本国内の大きな問題点は、
デフレ経済下のデフレ・マインド。
*デフレ・マインドで生じる負のスパイラル。


すなわち〝それ(恐れ)〟こそが、

不安(物価の低下=所得の低下)を増長し、
実際に起きている所得の低下がデフレ圧力(安価志向)となり、
海外で生産された安価な物品に消費者の目が行くことで、
企業は消費者の期待に応えようと海外に生産の活路を求め、
その“判を押したような企業行動”税収悪化を招いた。
*海外生産についても1998年頃からグローバル競争が叫ばれ、
国際競争に勝てないとの企業判断も理解しなければならないし、
一部には目先の利益に執着し地方の伝統産業を崩壊に導いた、
地方の中小企業の個人利益優先行動にも大きな問題があった。


1991年には税収不足が現実的に起きていながら、
日本の政府(=官僚機構)は従来型事業に拘り続け、
企業や個人の資産(預金)を、
借り手の見つからない金融機関から借入(=国債)、
借り入れた借金で従来型目標に無駄な資金を投入。
1000兆円とも言われる国の借入金(=国債)は、
高齢者を中心に不安に駆られ消費行動の抑制となり、
自分達(年金受給者)の生活を守るために消費税増税に賛成。
*この図式こそが失われた20年のデフレ・マインドを誘導し、
国民の多くが消費税増税を受け入れる姿勢の源流となる。


その解消のためにも、

“無駄を削減した財政の健全化(小さな政府)”
が望まれることは誰もが周知している。


国民が民主党に怒りをぶつけるべきは、
期待した財政の健全化(公約)とは裏腹に、
年々増え続けた赤字国債の発行。

難しい選択は理解できるが、
“所得税と消費税のバランス”
また、
必要な予算と無駄な予算の振り分け。
*既に従来型インフラは景気動向に寄与しない。

国が決める法案は、
個人の立場や、
偏った職種の立場で、
税収目標を決定しないよう、
配慮あるバランスを保って欲しい。

お役人(行政職員)の給与が減らされることは、
国家・国民として本来は恥じるべき行為だと思う。
しかし、
中小企業で働く者や、
パート、アルバイトの生活を余儀なくされる者を余所目に、
自分たちの立場さえ守れればとの姿勢は否定し難く、
“お役所天国”との見方も決して誤りとも言えない。

タイトルに掲げるような、
デフレ社会を誘導したのは行政の戦略ではないだろう。

しかし、
現実的に行き過ぎた規制緩和(=売上目標の実現)は、

国家を疲弊させ民間人の雇用に大きな影響を与え、
所得の少ない者ほど苦しい生活を強いる性質も否定し得ない。

そのことを議論すべき国会では、
与党内ですら混乱をきたす。

反省すべきは何処にあるのか?
そのことを噛みしめて欲しい。

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【日本酒(SAKE)と焼酎を国酒に】:日本文化と憧れを売る。

2012-05-29 21:22:33 | 経済・産業・mono

日本酒と焼酎を“国酒”として世界に売り込む戦略をWeb記事で見つけた。
以前から何度も文字にしている日本文化の世界戦略。
特にアジアに向けて日本文化の優越を輸出戦略にすることに誤りはない。

先日お馴染みの居酒屋で同じくお馴染みのラウンジのマスターと酒談義。
景気低迷から最近ではラウンジでも焼酎のキープが常識となった。
バブル期以前にラウンジ(スナック)で飲む酒は水割りが主流。
ウィスキーやブランデーやバーボンの水割りを片手にマイクを掴んだ。
*ブランデーは香りを楽しむものとされ本来はストレートを推奨。

ラウンジのマスターの愚痴は円高になっても輸入酒が安くならない。
「どこかで誰かが儲けてる」。
には笑ったが、
「日本産のウィスキーでもいいんじゃないですか?」
そう言えば、
庶民の私が20代の頃にキープしたウィスキーはダルマ。

最近では“ハイボール人気”から角瓶が人気をさらった。
*マスターが頭に描く本命は山崎のようだ。

その話から、

「最近ではホワイト・ホースは1000円台、ジョニ黒でも2000円台」。
との話をしながら、
「昔のウィスキーは本当に高かったですね」。
と思い出話。

プラザ合意や関税の撤廃。
洋酒に憧れる人は今では少ない。
バブル期の頃の都会では、
ヘネシーやドンペリが飛ぶように売れたと聞く。
なによりも、
高価なビンテージ・ワインが数多く消費された。

ワインについても、
「昔はワインは白は飲めても赤は癖が強く飲めなかったね」。
との話からブーム時には、
「赤ワインが心臓や血管に良いからと飲み過ぎてアル中になった」。
の笑えない世間話をしながら〝あっ〟という間の約2時間。

この話を振り返り、
ジョニ黒の価格の違いを考えてみる。
私がお酒を飲める年齢は1980年代から。
当時のジョニ黒は10000円近くしたと思うし、
*年配の人に聞くと1960年代でも10000円?

友人が結婚して海外へ新婚旅行に行く時に

「お土産いらないからジョニ黒買ってきて」。
と、
5000円を渡して免税店での購入をおねだり。

*そんな記憶が甦る。

ワインにしても80年代頃の地方では、
結婚式の引き出物でしかお目にかかることはなく、
初めて飲んだ時の違和感は良い記憶として残っていない。

ワインが頻繁にテレビで話題になったのは何時の頃だろう。
恐らくバブル景気が始まる要因となったプラザ合意以後と記憶する。

ラウンジのマスターとの会話で印象的なのは、
「人は酒を飲んだのではなく金(数字)を飲んだ時代」。
と私の口から出た言葉。

“日本の不景気の最大要因は憧れ(物品欲)の消失”
手に入れたいと思うものが容易に手に入る現代。
手に入らない時代は手に入れようと夢中になった。
*勿論今でも手に入れたいものはあまりに多い。
しかし、
均一化されていく安価なグローバル商品の中で、
手に入れたことを自慢する時代ではなくなった。

数万円~数十万円もする洋酒を飲めるステータス。
美味しい酒を楽しむのではなく数字を楽しむ社会風潮。
その意識が景気の活性化を促したのだろう。
*ただし多くの不良債権も生まれた事実。

*****

以上の居酒屋での他愛も無い会話の中で注目すべきは、

〝お酒を数字で飲む方々が存在する〟こと。
日本の高度成長期~バブル期が証明する価格を楽しむ風潮。
それは、
お酒に限ったことではなく新興国の多くが日本とは違った格差を有し、
“自分をひけらかす道具(=ステータス)としての高級品志向”
に目を背けてはならない。
*若い日本人女性がフランスやイタリアでブランド品を買い漁った時代と同様に、
豊かになっていく新興国の方々が日本に来て高級品を買う姿勢の受け入れ。

日本の寿司や天麩羅に合う旨み酒。
その時に、
*ワインにはワイン・グラス。
*ブランデーにはブランデー・グラス。
に意味(道具としての理由)があるように、
*日本酒には陶器の猪口(ちょこ)や漆器の盃。
*酒だけでなくセット販売しなければ意味はない。
売るべきは飲料水ではなく日本の文化と作法だ。


食には必ず文化が付きまとう。
素手で食べる陽気で多忙なアメリカ人のハンバーガー。
フォーク、ナイフ、スプーンを使い分ける西洋の習慣。
箸食の文化の日本や韓国や中国等の極東地域。
*その他には宗教的な戒律としての手食を忘れてはならない。

日本人は戦後から多様な文化を取り入れ自由に選択。
食事に合わせ食器を変えグラスを変え盛り付けを変える。
*世界中の文化を趣向(購入)し生活に潤いを与えた事実。

忘れられていく、
清華と粋を趣向する日本固有の高級な食文化。
さらに、
食は目で楽しむを実践する職人技と高価な代価。
*安価と満腹だけが目的となった貧しい食文化。

*****

今の時代の日本では高価なものは売れない。
それは行政の指導方針に即した儲けを許さない国造りも原因のひとつだ。
平等を勘違いし不思議なマネーの流れを誘導したバブル以後の失われた時代。
*その話は別のお話になるので別の機会に。

何よりも今日のテーマは、
“高価だから売れない”
は日本国内(先進国)での現状であり、
世界中に日々誕生する中産階級に向けた、
“憧れとしての日本文化”の模索。

イメージの誘導とは21世紀に入り急激に成長したApple社代表の、
故:スティーブ・ジョブズ氏が最も重要と考えたビジネス戦略。

“日本文化への憧れの誘導”

しかし、
日本人(庶民)が日本文化に背を向け、
行政が誘導するアメリカ文化の模倣に追従。
*模倣の文化はどんなに成熟しても本家に及ばない。

日本人は何を売るのか?
日本人が売るべきものは何か?
日本人にしかできない所業とは何か?
日本の(地域)風土にあった伝承すべき文化とは何か?


そんなことは、
日本の頭脳(中枢)には知ったこっちゃない。
彼らが目指すものは金太郎飴型社会(=平等?)の実現。
*彼らの頭の中にあるのは自己保身と管理欲と数字だけ?
と、
最後はmimifuku節で締めてみました(笑)。
この文書の組み立ては久しぶりでしょ?

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コンプリートガチャ&コンプリート(完全・完結)×ジョブズⅡ&Wi-Fi社会。

2012-05-11 22:33:55 | 経済・産業・mono

昨日(10日)は、
ミスチル(Mr.Children)のライブをWOWOWで見た。

番組冒頭のテロップ画面に汗がジワリ。
番組紹介で文字にした東京ドームではなく京セラドーム大阪。
このブログの質の浅さを露呈する大チョンボに我ながら呆れた。
改めて訂正しお詫び申し上げます。
*放送された映像は3時間30分に及ぶ長時間ライブを堪能。

*****


今朝の新聞1面(地元地方紙)に、
大きなニュースとして紹介された、
『コンプリートガチャ廃止』の報道。

ネットゲームのアイテム購入システムが法律に違反するらしい。
法律は<景品表示法違反>が指摘されており、
下記が適用される。
提供に関する事項の制限
(昭和52年3月 1日公正取引委員会告示第 3号)
改正 昭和56年6月 6日公正取引委員会告示第13号
平成 8年2月16日公正取引委員会告示第 1号
不当景品類及び不当表示防止法(昭和三十七年法律第百三十四号)第三条の規定に基づき懸賞による景品類の提供に関する事項の制限(昭和三十七年公正取引委員会告示第五号)の全部を次のように改正する。
懸賞による景品類の提供に関する事項の制限。
Ⅰ、この告示において「懸賞」とは次に掲げる方法によつて景品類の提供の相手方又は提供する景品類の価額を定めることをいう。
1:くじその他偶然性を利用して定める方法。
2:特定の行為の優劣又は正誤によつて定める方法。
Ⅱ、懸賞により提供する景品類の最高額は、懸賞に係る取引の価額の二十倍の金額(当該金額が十万円を超える場合にあっては、十万円)を超えてはならない。
Ⅲ、懸賞により提供する景品類の総額は、当該懸賞に係る取引の予定総額の百分の二を超えてはならない。
Ⅳ、前二項の規定にかかわらず、次の各号に掲げる場合において、懸賞により景品類を提供するときは、景品類の最高額は三十万円を超えない額、景品類の総額は懸賞に係る取引の予定総額の百分の三を超えない額とすることができる。ただし、他の事業者の参加を不当に制限する場合は、この限りでない。
1:一定の地域における小売業者又はサービス業者の相当多数が共同して行う場合
2:の商店街に属する小売業者又はサービス業者の相当多数が共同して行う場合。
だし中元、年末等の時期において年3回を限度とし、かつ年間通算して七十日の期間内で行う場合に限る。
3:一定の地域において一定の種類の事業を行う事業者の相当多数が共同して行う場合
Ⅴ、前三項の規定にかかわらず、二以上の種類の文字、絵、符号等を表示した符票のうち異なる種類の符票の特定の組合せを提示させる方法を用いた懸賞による景品類の提供はしてはならない。
*色々な法律があるんだね。

*****

私自身はゲームをすることはないので過去から現在に至るゲーム事情をまるで知らない。
どこか他人が作ったルールに自分を当て嵌めることで成立する傾向にあるゲームに興味はない。
それでもゲーム市場は世界的規模で拡大し日本はゲーム大国としても世界に知られているようだ。
『コンプリートガチャ』の場合はアイテムの購入がゲーム結果を左右し結果を求めて無造作にアイテムを購入。
基本的に収入のない未成年の学生達も挙ってアイテムを購入し高額な支払いが親の元に降りかかる。
確かに正当な商売とは言えない気がする。
ただしコンプリート(完全=すべて揃った状態)を求める人心(欲求)は否定できず、
“射幸心”を煽る不確定な様々な商法は後を絶たず当人が自制する意識も必要なことは必然。
「時に好奇心はルールを超越する」。
は如何なる場合にも認められ、
人の有する本能(収得欲)は理性を超える。

*****

コンプリートと言えば5月1日に販売された、
『 トスカニーニ・コンプリートRCAコレクション』
は5月10日現在で早くも完売間近のようだ。
*5月4日に我が家に到着してから毎日飽きることなくコンポやラジカセや車内で鑑賞。
コンプリートのはずがコンプリートでない“おまけ”までついた伝説になるだろうBOX商品。


今年のGWは近場の温泉に立ち寄るくらいで遠出もせずに家で過ごした。
天候の影響もあったし家人が風邪気味の理由や、
家人が別の予定を持って出かけたことも要因となるだろう。
“これ幸いに”
と自室に籠ってCDを聴いたり本を読んだり。

平素複数の本を並行して読むのだが、
今年のGWは図書館から借りていた、
『スティーブ・ジョブズⅠ』&『スティーブ・ジョブズⅡ』
を中心に読んだ。
当初は2冊で5時間を予定していたのだが、
Ⅰは3時間くらいで斜め読みしたものの、
Ⅱは10時間以上かけて〝ゆっくり〟と読んだ。

スティーブ・ジョブズ II
ウォルター・アイザックソン
講談社

『スティーブ・ジョブズⅡ』は1995年~亡くなる2011年までの物語。
内容はITに慣れない人にとっては複雑な専門用語も多く全体像を知るのは時間がかかる。
手元にあるiPodの自動ロックをoffにして耳慣れない単語をWebで確認しながらの読書。
専門用語は『広辞苑』でも掲載されておらず片手にジョブズ、片手にiPod(iPhone)は今風の光景。

ジョブズの自叙伝を読もうと思ったきっかけは、
SONYの凋落を調べる上での必要に駆られて。

殆どは頭に描いていた内容に一致するものの、
この著作で語られる日本がアメリカのテクノロジーに屈した理由。
特に、
SONYのマイナス点についての指摘も的確で、
いずれ〝何らかの形で〟文書にしたいと思っている。

*****

時代はWi-Fi。
晩年のジョブズはWi-Fiを利用したあらゆる利便性を追求した。
近々の日本の家電メーカーもWi-Fi利用に積極的で、
ワイヤレス・テレビや無線で自由にテレビに映像転送できるビデオ。
撮った画像を瞬時に家庭へ転送できるビデオ・カメラは、
室内の様子を別の部屋や外出先から同時に確認できる機能。
今後も多岐に渡るWi-Fi利用は目まぐるしく時代を翻弄するだろう。

*****

『コンプリートガチャ&コンプリート(完全・完結)×ジョブズⅡ&Wi-Fi社会』

このタイトルに込めた意味は、
仮想現実(コンプリートガチャ)に過料な料金を費やす人がいるかと思えば、
良質な物品(コンプリート・コレクション)が不当とも思える安価で市場に出回る現実。
*従来の常識とは異なる市場動向と不確定な紙幣の流通。
個人が求める理想を市場が求める声と受け止め果敢に走り続けた独裁的な経営者と、
時代の進化の過程でこれまでの常識を大きく変えようとするWi-Fi社会が持つ可能性。
*社会変化を自社企業の利益確保のため足踏みさせることでの国際競争力の低下と懸念。

今夜は詳しくは文字にしない。

最後に1つだけ『ジョブズⅡ』から気になる言葉。
「何かを発明した人は自分が発明したモノに最後までしがみつきがちだ」。
この言葉は、
「貪欲である、愚かであれ」。
に結びつく言葉として紹介する。

過去の成功体験に固執し新たな一歩を踏み出せずにいる賢い企業人。
自分達は正しいと信じ過去の成功体験を踏襲し続ける賢い行政職員。

「貪欲である、愚かであれ」。
この言葉の意味を噛みしめよう。

賢い人間なんて変化の時代においては、
足かせになるばかりかも知れない。

今夜はそんなことを思った。

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【アップル・テレビ(Apple TV・MD199J/A)】:2012年モデルを買ってみた。

2012-04-26 21:00:00 | 経済・産業・mono

予約してあった、
『トスカニーニ・RCAコレクション』の販売が5月にずれ込んだ為に、
5月に購入を予定していたアップル・テレビ(appleTV)を買ってみた。

AppleTV
MD199J/A
定価:8800円
アップル

2012年3月16日に発売された新型モデルはMD199j/a。
旧モデル同様にコンパクトで洗練された形状は完璧なジョブズ・デザイン。



4月21日(2012年)に送られてきた、
サイコロのようなボックス(実物は長方形)と、
手持ちのiPod touchを比較して分かるように、
「こんな“小さな物”がなんでテレビなんだろう?」
と疑問を持つ人は多いことだろう。

ボックスの内容物は上左から電源コード、本体、
下左からリモコン、取扱い説明書(日本語)
の4点で
下中央のiPod touchは私の所有品。
*注意点:HDMIケーブル(デジタルTVとの接続)は別売り。

本体とリモコンの大きさは、
スティーブ・ジョブズ氏が敬愛した、
ボブ・ディランのCDケースと比較すれば、
誰の目にも“その小ささ”は一目瞭然。

本体の差込口には、
左から電源、HDMI端子&USB端子、光音声出力、LANポート。
リモコンは薄くスタイリッシュも操作は画面を誘導する役割が強く、
決して快適とは言い難いのが欠点。
*Apple製の携帯機器をリモコンに変えるアプリ〔Remote〕を推奨。

【本文・説明】

先ず重要なことは、

アップル・テレビを快適に使うためには、
Wi-Fi環境(無線LAN)が望ましく、

“iTunes(Apple社のソフト)をインストールしたパソコン”
を所持していることが肝要となる。
*iTunes(アイ・チューンズ)はwindowsでも無料提供。


さらに、

Apple ID(アップル・アイディ)を所持し、
アップル・テレビをコントロール(リモコン)できる、
*iPhone(アイフォン=スマートフォン)
*iPad(アイパッド=タブレットPC)
*iPod touch(アイポッド・タッチ=携帯音楽プレーヤー)
等のApple社製の携帯機器のいずれか1つがあれば、
これまでは、
対象機器の小さな画面で我慢していた色々な映像・写真を、
家庭用の大画面テレビに転送することができるし、
Apple IDを使用することで、
映画のレンタル(有料)や、
MLB(メジャー・リーグ)の観戦(有料)
等も利用可能になる。

取扱い説明書(日本語)
1.接続しよう。
2.設定しよう。
3.使ってみよう。
4.問題とその解決方法。
にそって、
PC、TV、携帯機器との
“ホーム・シェアリング”
に接続。

お手元の家庭用テレビの画面に、
2012年4月26日現在で、
14個の個別画像(コンテンツのアイコン)
が並ぶ。

<個別画像(アイコン)の簡単な説明>

上左から、
*ムービー
既に購入済みの映画や個人が撮影した動画を、
家庭用のデジタル・テレビの大画面に転送したり、
アイチューンズ・ストアにある映画(洋・邦画)や番組を、
アップル・テレビで直接レンタルしたりもできる。

*コンピューター
ホームシェアリングによってPCと同期し、
iTunesや携帯機器のデータを転送・管理。
*プレイリスト音声の再生(画面はスクリーン・セーバー選択可)

*設定
各種の設定画面(日本語)。

中上左から、
*MLB・TV
メジャー・リーグ(野球)の情報(結果・順位)や番組(英語)の購入。
*蛇足ながら4月25日のダルビッシュ選手の10奪三振は、
2~3分のダイジェスト放送をAppleTVから
観ることができた。

*NHL
アイスホッケーの情報や番組(英語)の購入。

*予告編
最新映画の予告編(HD高画質:英語)。
*ムービー内にも同じ設定有。

*WSJ Live
ウォール・ストリート・ジャーナルのニュース・ページ。

*youtube(ユーチューブ)
日本でもお馴染みの動画投稿サイト。
*注意:日本語検索には携帯機器と対象アプリが必要。
http://www.apple.com/jp/itunes/remote/

中下左から、
*Vimeo(ヴィメオ)
高画質(HD=1080p)に長けたアメリカの動画共有サイト。
*アートでオシャレな映像も多い。

*Podcast(ポッドキャスト)

iTunesでも知られるPC向けの放送番組(日本版)。
ラジオや寄席など著名人が出演する番組も多く人気も高い。
*iTunesからも自由に視聴ができる。

*Radio(ラジオ)
英米で制作された多種多様な音楽専門ch。
*iTunesからも簡単に聴くことができる。


*Photo Stream(フォトストリーム)
PCや携帯機器に保存された写真をTV画面に転送。


*MobileMe(モバイルミー)
Appleの旧クラウド・サービスの形態のようで、
既にiCloudへの移行が進めらている。

下段
*Flickr(フリッカー)。
オンラインにアップロードするアルバム・サービス。
蓄えられた写真を自由に閲覧できるようだ。
*私は使用しないので詳細は分からない。


【購入・使用の感想】

私がApple TV(MD199J/A)
購入のため、
支払った金額は、
本体:8400円+HDMIケーブル(1m):650円の、
合計:9050円。

私が購入に踏み切った理由は、
1万円を切る価格の機器で何ができるのだろう?
と言う疑問と、
私が描く未来のテレビのヒントになればとの好奇心。

とにかく私の周りでは、
アップル・テレビを所有する友人は1人もいない。

と言うよりも、
アップル・テレビの名前を聞いたことがあっても、
テレビと言うネーミングからは、
液晶パネルのついた巨大なイメージが先行し、
ネーミングを聞く限り食指が動く製品とは思えない。

仮に、
アップル・テレビが何であるかを認識している人でも、
殆どが英語による高度な操作のイメージが強いらしく、
安価であっても購入を躊躇する人が多い。
*実際には2012年モデルは驚くほど簡単に接続できた。
既にApple社の携帯機器をWi-Fiで繋いでいる方なら数分で接続?

新型モデルが発売されて約40日。
手元にある小さな機器は多くの驚きを与える。

アップル・テレビで“できること”は、
PC(iTunes)や携帯機器(Apple製)に保存された、
音楽、映像、画像データをテレビ画面に転送したり、
光音声端子を持つミニ・コンポやオーディオ・アンプに繋ぎ、
手持ちのステレオ・スピーカーから再生することが可能。
特に、
Wi-Fi環境(ホーム・シェアリング)
を、
画面の案内表示に従って設定・接続すれば、
携帯機器(iPad、iPhone、iPod touch)のデータを、
AirPlay(エアプレイ)によって自由にテレビ画面に転送でき、
さらに、
iPad、iPhoneの新しい機種では、
AirPlayミラーリングによって、
携帯機器の画面の映像をそのまま転送し、
テレビ画面でWebページの閲覧も可能。
私がApple TVで実験したかった、
FaceTime(フェース・タイム)による、
テレビ電話画面の家庭用テレビ画面への転送も、
ミラーリングによって既に実現は可能になっている。
*私が所持するiPod touchではミラーリングに対応しておらず、
現在のところ対応は新型iPad、iPad2、iPhone4だけのようだ。
因みにAirplayは対応機器が多く動画、音楽、写真などで使用可。


何度も文字にするが、
10年前には考えもしなかった未来が今(いま)手元にある。

そうした最新技術は一つひとつの積み重ねによって実現し、
私たち人類が手に入れた技術の有効利用は更なる未来へと続く。

そうした話は別の機会に譲ろう。

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【希望する未来】:意識障害(認知障害)と自動車メーカーの創意工夫。

2012-04-18 00:25:00 | 経済・産業・mono

2012年4月12日の白昼に花咲く京都の花街で起きた暴走事故。
死者8名を含む20名近い被害者を出した悲惨な事故現場の無常。
当初は運転者の持病(癲癇)が原因との報道も捜査や映像証拠から、
パニック状態になった運転手の逃避行動が事故原因との見方が強まる。

この事故は、
2011年4月に栃木県で起きたクレーン車による小学生6名の死亡事故よりも、
2006年8月の福岡県・海の中道大橋での飲酒運転による追突事故に近いと感じる。

福岡の事故原因としての飲酒運転が罪との意識からの自己防衛のための逃避と、

持病(癲癇)を隠しての免許更新と家族・医師からの運転中止要請を無視しての、
追突事故による(本能的)自己防衛からの逃避行動によるパニック状態。
*仮に加害者に意識障害の持病がなければ“失うもの”も少なく、
追突事故からの逃避行動(=重大事故)はなかったのだろう。

今朝(4月17日付)の中日新聞社説で注目すべき点は、
病名のみで一律に狙い撃ちにする議論に陥ってはならない。
脳梗塞や認知症などが引き金となりてんかんを患いながら自覚のない人もいる。
糖尿病や心臓病などで意識や動作に障害が現れる人もいる。
さらに、
免許がないと就労の機会が制限される。
日常生活にも支障が出かねない。
不正は決して許されないが社会参加の道をなるべく狭めない手だてを考えたい。
との意見に賛同すべき点は多い。

特に地方に住んでいると、
自動車がないことによる行動制限は計り知れない。
しかし、
最近では高齢化による判断能力の低下から、
ボコボコになった車体の自動車を町のあちらこちらで見かける。
バックができないのだろう運転手が年々増えてきている事実も否めない。

近年の自動車メーカーの試みとして、
*ぶつからない自動車。
*自動で車庫入れをしてくれる自動車。
さらに、
*リモコン(スマホ)で操作できる自動車。
までもが開発(一部販売)されている。

いずれにしても高額な価格設定も、
高齢化が進む社会には、
必要不可欠な技術開発だろう。
*市場が大きくなれば価格も緩和される。

そこで、
私が希望する未来は、
100人に1人とも言われる癲癇(てんかん)患者や、
過去に失神による意識障害(喪失)の経験者には、
何らかの機器(センサー)によって自動停止するシステム。

最近のデジタル・カメラでは、
安価な物でも自動顔認識などの装備が標準になっている。
失神の状態は人其々であろうが、
何らかの方法で失神した状態を判断する機器はないものだろうか?

*頭がおちる、
*目をつむる、
*ハンドルに身体がおぶさる。

機器(センサー)が失神を認知した時点で、
自動的にアクセルを無効にしたブレーキ制御。
そんなシステムの開発が待たれる。
と同時に、
意識障害を発症しそうな病状を、
医師なり家族なりが気付いた場合に、
本人を通じて警察署に証明書を提出(告知義務)すれば、
国費で機器の取り付けを援助する特例があれば、
持病を持った人も安心して申告できるのではないか?

運転機会を奪うことは簡単だ。
しかし運転機会を奪われることでの、
本人の重圧(自己分析・自信喪失)も計り知れないし、
あくまでも機器の取り付けに補助金を出すだけで、
自動車の購入は本人の実費負担は当然であり、
安全に車を止めることができれば、
自動車所有による費用対効果も期待できる。

私の夢物語は先ずメーカーの創意工夫。
研究のために税金が投入されることに、
私個人の考えでは否定すべき要素は何もない。
*現在の日本の誤った税金投入への解答。

果たして、
実現するのは“いつの日”だろうか?
恐らく、
国家が本気にさえなれば、
遠い未来ではないはずだ。

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アマゾン(Amazon)での予約購入(輸入盤)の問題点と注意点。

2012-04-16 21:45:00 | 経済・産業・mono

今年の1月23日に当ブログで紹介した、
『トスカニーニ・コンプリートRCAコレクション(84CD+DVD) 』
http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20120123
の販売がまた延びた。


輸入盤BOXの販売日時が延びることについて苦情はない。
このCD・BOXについては、
当初の販売予定は3月5日と告知されていた。

しかし、
mimi-fuku通信でお知らせの通り、
HMVとタワレコでは3月27日の発売を告知。
アマゾンでも販売日時を3月27日に訂正し、
3月27日には4月16日の販売延期と再変更。


3月30日に遅ればせながらアマゾンから1通のメール。
お客様にご予約いただいている以下の商品の発売日が変更されたため、
お届け予定日を変更いたしましたのでお知らせいたします。
[Arturo Toscanini "Toscanini Collection]
お届け予定日:2012-04-19 ~ 2012-04-21

そして今日。
2012年4月16日のアマゾンのページを確認すると、

“通常2~5週間以内に発送します”
と言う既に販売されている旨の告知。
*既に発送を開始している場合は私の誤解。


不思議なのは、
HMV、タワレコともに1週間前には、
4月24日の発売に変更(延期)された旨の告知。

輸入盤の場合は遅れることは常なので、
正確な情報(現時点での)を知らせてくれるだけでよい。
その点では、
アマゾンの予約の取り方と告知に些かの苦言を呈したい。
*事前告知でなく販売予定日の当日告知についての苦言。

また、
アマゾンでの購入の注意点として、
アマゾンに在庫がない場合に他店が代行する場合があり、
その場合は市場価格よりもかなり高額になる場合があること。
オープン価格の商品は仕方がないとして、
書籍や定価があるAppleの製品すら高額販売されることもある。

それぞれの店頭(出品者)の商売なのだから、

儲けられる時に儲けることに異論はないが、
欲しい人の足元を見た価格もあり注意も必要。
*その場合は他のネット・ショップで価格を再確認。
意外と簡単に割安価格で手に入る場合もある。


また、
アマゾンのページでありながら、

在庫を持っている他店の価格が表に出て、
欄外の“こちらからも買えますよ”のリンク先に、
アマゾンの正規価格(在庫切れ)が表示される場合もあり、

購入を急がなければ“こちらからも買えますよ”も要確認。

『Toscanini Collection (Box set, Import, from US) 』
を当ブログ内で紹介した人間としては心苦しいが、
注文された方は今しばらくお待ちください。

と同時に、
当ブログで推進する、
書籍等の地元で手に入る定価商品については、
地方経済の活性化や地方税収保護のため、
できるだけ地元の販売店をご利用ください。

余計なお世話ですが、
よろしくお願いします。

【追記:4月17日・夜】
1日経ってアマゾンのHPを確認した。
発売予定日は2012年4月24日です。
ただいま予約受付中です。
に訂正されている。
*真意を問うつもりはない。

お断りしたいことは、
販売日の遅延についてアマゾンに責任はない。
恐らく受注が予想を上回り生産が追い付かなくなったメーカーの、
配布判断に販売者(輸入業者)が振り回された形だろうと推測する。

消費者にとって重要なことは遅延の情報が入った時点で、
販売者は逸早くWeb上の情報開示をして欲しいと言う事。

また本文で記入した通りにトスカニーニの貴重な全集は、
アマゾンでは発売と同時に在庫切れも予想されることから、
商品ページの価格が不当に高いと感じたら、
欄外の“こちらからも買えますよ”のリンク先を確認。

納期を選ぶか価格を選ぶかは消費者に判断に委ねられるが、
後で振り返って後悔しないよう衝動買いには気を付けて欲しい。
と、
これも余計なお世話か(笑)。

【追記:4月19日・夜】
PCを開くとアマゾンから1通のメール。
内容は、
お客様にご予約いただいている以下の商品の発売日が変更されたため、
お届け予定日を変更いたしましたのでお知らせいたします。
Arturo Toscanini "Toscanini Collection"
お届け予定日: 2012-05-04 ~ 2012-05-06
アレッ?と思いWebを確認すると、
Arturo Toscanini "Toscanini Collection"
発売予定日は2012年5月1日です。
ただいま予約受付中です。

習慣的にタワレコとHMVを確認すると、

発売予定日は4月24日のまま。
今回はアマゾンが逸早く最新情報を告知。
繰り返すが、
販売の遅延についてアマゾンには責任はない。
そのことを肝に銘じて“のんびり”と待とう。
手に入れば何時(いつ)でもイイ。
思い通りにならずとも腹を立てず待つ楽しみ。
それも粋(いき)な心持ちだ。

*この商品は2012年5月1日。
各社同日に一斉発売が行われた。


*****

今月の購入がなくなったことで、
アマゾンを通じてAppleTVを購入した。
私の小遣いの中でのWebの購入金額の上限が1万円以下。
1万円以上する商品は月をまたいで積み立てをして購入。
逸早い情報にAppleTVの先行購入を決めた。
世の中にはそんな消費者もいる。
膨大な商品の中で最新情報の告知は難しいだろうが、
最新の情報と個人個人の懐具合と金銭感覚。
情報が4月24日のままなら今日の注文はなかった。
そんな事例も併せて記載する。

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