mimi-fuku通信

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【世界同時不況】:深刻な不安の増幅 ~2009年2月経済メモ。

2009-02-28 17:30:00 | 経済・産業・mono

 
 【アメリカのニュース】

  財政危機にある米カリフォルニア州は6日、
 公務員23万8000人を対象に無給の一時帰休制度を始めた。
 支出削減を目的にしており、運局や保健局など一部役所が休みとなった。
 2010年6月まで課す予定だ。
 同州では税収不足が深刻化。
 420億ドル(約3兆9000億円)の歳入不足が見込まれている。
 (毎日新聞:2009年2月8日)


 米上院は10日、
 総額8380億ドル(約75兆円)の景気対策法案を、
 賛成61票:反対37票で可決した。
 両院協議会で下院の可決法案(8190億ドル)と一本化し、両院で再採決する。
 与党民主党指導部は可決の見通しでオバマ大統領は16日までの成立を目指す。
 上院法案は、野党共和党の主張を反映した結果、
 下院と比べて所得などの減税策が手厚い。
 財源として教育助成や州財政の支援を減らすなど、
 下院が重視している歳出が削減されている。
 (朝日新聞:2009年2月11日)


 先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)は14日午後、
 各国が減税や公共投資などの財政出動を一斉に実行し、
 世界不況脱却に向け協調することを盛り込んだ共同声明を採択し閉幕した。

 ◆G7共同声明の骨子

 ・世界経済と金融市場の安定化は最優先課題。
 成長・雇用支援に政策手段を総動員

 ・金融危機が世界の実体経済に波及し、不況は09年の大半を通じて続く

 ・財政政策は前倒しで迅速に実施。各国が協調して実施することで効果が増大

 ・財政政策は中期的な財政の持続可能性と整合的で、一時的な措置とする

 ・中国の財政出動と人民元上昇につながる柔軟な為替相場への取り組みを歓迎

 ・為替相場の過度な変動は経済・金融の安定に悪影響。市場を注視し適切に協力

 ・保護主義的な政策回避を約束

 ・日本政府の国際通貨基金(IMF)への貸し付けを歓迎

 (毎日新聞:2009年2月15日)


 米連邦準備制度理事会(FRB)が、
 18日公表した1月末時点の経済見通しによると、
 2009年の米実質国内総生産(GDP)成長率が、
 マイナス1・3~マイナス0・5%になると予測した。
 2009年の失業率も大幅に悪化し、8・5~8・8%になるとした。
 1月の失業率は7・6%だった。
 (東京新聞:2009年2月19日)


 米政府は、
 保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の救済策をめぐり、
 既存の条件の緩和や一部資産への出資、
 資産の買い手に対する資金援助などを検討している。
 AIGが検討している救済策は、格下げの回避が焦点になっている。
 格下げにより流動性の問題が生じ事業に打撃となるため。
 (ロイター:)

 
 26日の原油先物相場は需給関係が逼迫するとの見方から3日続伸。
 指標となる米国産標準油種(WTI)4月渡しは前日比2.72ドル高の、
 1バレル=45.22ドルで取引を終えた。
 終値の45ドル台は1月下旬以来、約1カ月ぶりの高値水準。
 3日間で計6.78ドルの大幅な上昇となった。
 (毎日新聞:2009年2月26日)‎


 オバマ米大統領は26日、
 <2010会計年度の予算教書>の大枠を議会に提出。
 大枠の中で景気対策による財政出動と景気低迷による税収減を反映し、
 09会計年度の財政赤字は史上最大の1兆7521億ドル(約171兆円)、
 国内総生産(GDP)の12・3%になるとの見通しを示した。
 (中日新聞:2009年2月27日)


 米財務省は27日、
 経営再建中の米大手銀行シティグループへの追加支援策を発表した。
 公的資金注入の見返りとして政府が現在保有するシティの優先株のうち、
 最大250億ドル(約2兆4000億円)を議決権のある普通株に転換。
 シティ株の最大36%を保有する。
 政府は筆頭株主となる見通しで米金融安定化策は事実上の政府管理で、
 個別銀行の再建を図る新たな段階に入る。
 (日本経済新聞:2009年2月27日)


 週末27日のニューヨーク株式市場は、
 米金融大手シティグループが事実上の公的管理下に置かれることや、
 景気指標の悪化などから続落。
 ダウ工業株30種平均は、
 前日終値比119・15ドル安の7062・93ドルで取引を終了した。
 7000ドル割れ目前での取引終了は、
 1997年5月1日以来、約11年10カ月ぶり。
 米商務省が発表した、昨年10~12月期の米実質GDP(国内総生産)は、
 年率換算で前期比マイナス6・2%と速報値のマイナス3・8パーセントを下回り、
 過去26年間で最低水準となった。
 個人消費支出も4・3パーセント減少し、
 約30年ぶりの大幅な落ち込みとなった。
 (MSN産経ニュース:2009年2月27日)‎


 米ゼネラル・モーターズ(GM)の業績悪化が止まらず決算は泥沼の様相だ。
 経営破綻(はたん)を避けられるのか正念場を迎えつつある。
 GMは昨年12月期決算で308億ドル(約3兆円)の最終赤字を記録した。
 4年連続の赤字で長期低迷から抜け出す兆しすら見えてこない。
 GMは昨年末に米国政府による134億ドル(約1兆3000億円)のつなぎ融資で、
 一時的に破綻を回避した。
 しかし、世界同時不況に直撃され北米などの販売不振は深刻だ。
 年明け以降、状況はさらに悪化している。
 GMが2月中旬に最大166億ドル(約1兆5000億円)の、
 追加支援を求める経営再建計画をまとめたのも
 政府にすがるしか手段がない窮状を示す。
 政府が追加支援を見送れば、
 <連邦破産法11章の適用>は不可避だ。
 大統領は、支援か破綻か、ぎりぎりの決断を迫られている。
 (読売:2009年3月1日社説)


 【日本のニュース】
 
 愛知県豊田市は、2009年度当初予算案を発表した。
 トヨタ自動車の業績悪化などで法人市民税収入が、
 前年度比96・3%減の16億円となる中、
 普通建設費を4割近く減らすなど緊縮型の予算となった。
 ただ、受け取りすぎた税の還付金190億円を歳出に計上したこともあり、
 一般会計総額は1645億円と前年度比3・9%減にとどまった。
 歳入は、市税収入が前年度比425億円減の808億円。
 個人市民税や固定資産税はほぼ横ばいで、
 税収減はほぼ法人市民税の落ち込みによる。
 これを補うため基金から282億円を繰り入れたほか、
 市債発行額も107億円と前年度の3倍以上に増やした。
 歳出面では市役所新庁舎の着工延期などをはじめ公共投資を削減。
 普通建設費は305億円と前年度から174億円減らした。
 (日本経済新聞:2009年2月12日)


 内閣府が16日発表した2008年10~12月期のGDP速報値は、
 物価変動の影響を除いた実質で前期比3.3%減。
 年率換算で12.7%減となった。
 マイナス幅は、
 第1石油危機に見舞われた1974年1~3月期(13.1%減)に次ぐ大きさ。
 2けたの減少は約35年ぶりで戦後2度目だ。
 GDP悪化は自動車や電子部品などの輸出が13.9%減と急減したのが主因。
 設備投資は5.3%減で4期連続のマイナス。
 個人消費は0.4%減だった。
 (フジ・サンケイ:2009年2月17日)


 東京株式市場の日経平均株価は2009年2月24日。
 一時前日比221円安の7155円を付けてバブル経済崩壊後の、
 最安値<2008年10月27日終値:7162円>を割り込んだ。
 (J-CASTニュース:2009年2月23日)‎


 日本自動車工業会が27日発表した1月の国内自動車生産実績は、
 前年同月比41.0%減の57万6539台と4カ月連続でマイナスだった。
 輸出も59.1%減の23万3859台と4カ月連続で減少。
 前月に続き減少率は生産、輸出ともにすべての月を通じて過去最大を更新した。
 国内生産は、1966年の統計開始以降、減少率が3カ月連続で過去最大を更新。
 昨年11月の20.4%、12月の25.2%から大幅に拡大した。
 (時事通信:2009年2月27日)


 2009年度予算案と関連法案は、
 27日の衆院本会議で与党などの賛成多数で可決され衆院を通過した。
 民主、共産、社民3党は反対し、国民新党は欠席した。
 予算案は憲法の衆院優越規定で参院送付後30日以内に採決されなければ、
 自然成立することから今年度内の成立が確定した。
 予算案は一般会計総額が88兆5480億円。
 このうち政策的経費である一般歳出が51兆7310億円でいずれも過去最大。
 総額5000億円規模の雇用対策などを盛り込んだ。
 (日本経済新聞:2009年2月27日)‎
 

 国民年金や厚生年金の積立金を運用する独立行政法人、
 「年金積立金管理運用(GPIF)」は27日、平成20年度第3四半期の、
 市場運用の総合収益額(運用損益)が、
 5兆7398億円の赤字になったと発表した。
 金融市場の低迷は続いているため20年度累計の運用損は、
 10兆円を突破する勢いであり年金運用のあり方が、
 改めて問われることになりそうだ。
 (MSN産経ニュース:2009年2月27日)


 【西欧のニュース】

 スイス金融大手UBSは10日、2008年12月期の通期決算を発表。
 197億スイス・フラン(約1兆5400億円)の最終赤字となった。
 同社の通期決算としては最悪の赤字額で、
 スイス企業としても史上最大額の損失となる。
 同時に現在約1万7000人の従業員を1万5000人程度にするため、
 2000人を削減する。
 (CNN Japan:2009年2月10日)


 英国最大手の銀行“ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド”が26日発表した、
 2008年決算は、純損失が241億ポンド(約3兆3600億円)の赤字となった。
 英国企業としては、史上最大の赤字規模。
 英政府から巨額の資金救済を受けているRBSは、
 資産の大部分を売却し国内事業に集中する。
 英政府は,RBS株式を70%保有している。
 (AFPBB News:2009年2月26日)


 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の100%子会社で、
 経営危機に陥っているスウェーデン自動車大手サーブ月が、
 2月20日会社更生を申請し、事実上の経営破綻をした。
 GMの経営危機でサーブも破綻の瀬戸際に追い込まれた。
 スウェーデン政府は地元雇用に配慮して公的支援を検討してきたが、
 新たな支援先を見つけるのは困難で再建は厳しいとみられていた。



  <2009年1月と2月の数字の比較。>   

     日時    日本株   アメリカ株   円⇔ドル  円⇔ユーロ 
 
  1月21日  7901円台  8228㌦台   89円台   116円台  
  2月23日  7376円台  7350㌦台   96円台   124円台
  2月27日  7568円台  7062㌦台   97円台   123円台  


 <関連記事>

  *【世界同時不況】:FRBの決断 ~2009年3月経済メモ。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/1287dc847acfc54ff2f43631f2791015

 
*世界同時不況:オバマ大統領就任と中東  ~2009年1月23日。
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/b1a68308a7495f70df49a19817e537ef

 *記録的な株価の乱高下 ~2008年10月(第5週の動き)。
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/b696393a261d313646c4cc0742ad7f9f


 

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『 RUN ~B’z・20年の軌跡~ 』 :mimi-fuku番組情報。

2009-02-27 21:20:00 | J-POP


 RUN ~B’z・20年の軌跡~

 放送局 :NHK総合/デジタル総合
 放送日 :2009年2月27日(金曜・深夜)
 時間  :午前0時35分~午前2時5分(放送終了)
 
 <mimifukuから、一言。>

 B’z(ビーズ)は、
 ギタリストの松本孝弘さんと
 
ボーカリストの稲葉浩志さんの2人が、
 1988年に結成した日本のロック・バンドです。

 アルバムのトータル・セールス歴代1位をはじめ、
 アルバム・シングルのレコード・セールス(CDの売り上げ)等、
 多くの記録を制する日本で一番成功したバンドとしての評価は、
 J-Pop 史に燦然と輝く快挙です。

 また、
 ライブ・コンサートの観客総動員数も延べ800万人を超え、
 空前の成功をおさめています。

 ただし、
 音楽の形態(ハード・ロック)とテレビ出演が限られるために、
 世の万人に知られた存在ではありません。

 B’zファンの年齢は凡そ40歳以下の方々で占められ、
 ロック音楽を嗜好され楽しむ方々の絶対数にも限りがあります。

 そうした不利な条件(絶対数)の中で多くの記録を打ち立てたことは驚異的で、
 その人気の秘密を知る鍵になる番組になっています。

 この番組は、
 2008年10月6日:NHK総合テレビで放送された番組を再編集して、
 2009年1月1日:NHK-BS2で放送されたロング・バージョンの、
 地上波初放送になります。

 稲葉浩志さんの自己管理に徹したストイックな姿勢や、
 松本孝弘さんの音楽にかける職人気質のこだわりに、
 (ファンでなくても)誰もが考えさせられる場面に出会うはずです。

 番組中、
 <mimifukuが注目したB’z の成功の秘密>は、

 ・バンドを継続するために重要な要素として、
 収入の格差を出さないための役割分担や、
 個々の性格(得て・不得手)に応じた分業の徹底。 

 ・売れることによって一番変わったことは、
 音楽環境に対してお金を使えること。

 満足のいく音楽を創るためには、
 楽器や録音機材やスタジオ賃貸や
 サポートメンバーの選択等お金がかかる。

 お金の心配をしないで
 スタジオにこもれる環境づくりのためには、
 ヒット曲(&ライブ動員)を出し続けなければならないし、
 ヒットを出すことによって新たな環境作りに
 投資することができる。

 以上は、
 音楽に限らず作品(製品)を生み出すための鉄則。
 <環境投資と新たな挑戦。>
 
 未視聴の方は、ぜひご覧ください。


 【追記:2009年2月27日】

 昨晩書いた文書を読み返し相変わらず硬い。
 ちょっと砕けた感じで付け足し。

 番組の中で感心したのは、稲葉さんの自己管理能力。
 パワフルなボーカル能力は日本人の中で、
 当代随一の実力であることに異論を唱えることは難しい。

 しかし、
 年齢を重ねていく上で保たなければならないクォリティは、
 年々困難を極めるはず。
 体力づくりや呼吸法から、湿度・食事の管理まで、
 あらゆる面での自己管理はアスリートそのもの。
 成功すべき者が成功した好例であり、
 常人には真似のできない努力を知りました。

 マイ・コレクションの中でB’zのものは、ベスト盤のCDが3枚。
 映像は、中古で買ったLD(ライブ映像)が3枚。
 決してファンとは言えない数字。

 コレクションとは別に、
 TAK MATSUMOTO名義のアルバム『THE HIT PARADE』は、
 お気に入りの一枚。
 松本孝弘さんの<お気に入りソング>を集めた一作。
 稲葉浩志さんが歌う沢田研二さんの「勝手にしやがれ」。
 故・ZARDさんの歌う久保田早紀さんの「異邦人」。
 倉木麻衣さんの歌う山口百恵さんの「イミテーション・ゴールド」等、
 1960年代生まれの松本さんらしい選択。

 松本さんの音楽のルーツは、
 意外と<ザ・ベストテン>

 あっ、<夜のヒットスタジオ>の宣伝もしなくちゃ。
 てっことで

 今日の7時からフジ・テレビ系列で、
 50周年記念番組「ボクらの心に流れる歌」をやっていて、
 家族で大騒ぎ。

 7時~8時30分まで夕食ついでに観ていたのだけれど、
 山口百恵さんの「さよならの向こう側」で、
 思わず泣きそうになった(笑)。
 多分、松本さんが見ていれば号泣しているかも…?

 自分の部屋に入ってパソコン開いて、
 キーボード打ちながら見ているのだけれど、
 歌の力(パワー)恐るべし。

 2時間あまり見ていて知らない曲がない!
 4時間を超える番組を最後まで見る予定。

 脱線が過ぎる?

 でも、
 松本さんが語っているようにB’zの音楽は、
 ハード・ロックだけでなく歌謡史に残る流行歌も
 ベースになっているんだろうと思う。

 B’zの手造りで仕上げていく音楽は昭和の香り。
 打ち込み全盛の1990年代の中で、
 B’zやミスチルのように1970年代に流行した、
 ロックやフォークの手法を、
 丁寧に現代風にアレンジ。

 そうしたノスタルジー&ニュー・ウェーブの手法こそが、
 長続きの秘訣ではないか?
 そんな事も感じる。

 もしかすると、
 成功することは意外に容易いかもしれない。

 しかし、
 10年20年と長期間にわたり
 人の心を刺激し、人の心に残る音楽を
 創作する技術の秘密は、
 音楽が心底好きであること。

 一般に考える成功とは、贅沢な暮らし。
 つまり物欲を満たすための生活。

 しかし、
 2人の贅沢は音楽への情熱。
 好きな仕事をしてお金が稼げる贅沢。
 その贅沢を持続するための自制と投資。
 
 成功の真の意味を考えさせられる、
 そんな番組にもなっています。


 ~下記、NHKホームページより記事転載。

 RUN~B’z・20年の軌跡~
 2009年1月1日(木)BS2:午後10時~11時30分
 
 この9月21日に20周年を迎えたB’z。
 日本で最もCDを売り上げているモンスターバンドである。
 10月6日には「NHKスペシャル」でそのヒットの秘密に迫るドキュメントが放送され、
 これまでメンバーの素顔がわかるようなメディアへの露出が全くなかったこともあり、
 大きな話題を呼んだ。

 この番組は、
 その、NHKスペシャルを制作する過程で収録したメンバーのインタビュー、
 半年間にわたる密着取材の模様に迫力のライブ映像を交えながら、
 彼らの20周年を振り返る音楽番組。
 NHKスペシャルで放送できなかった、
 貴重な「TV史上初」というメンバーへのロングインタビューや、
 密着映像をたっぷりと楽しんでいただく。
 単純計算にすると、この20年間、毎日1万枚のCDを売り続けてきたB’z。
 彼らの音楽を愛して20年間を歩んできた人々に贈るメモリアルなプレゼントである。


 NHKスペシャル:メガヒットの秘密 ~20年目のB'z~
 2008年10月6日(月)総合テレビ:午後10時~10時49分

 日本で一番CDが売れているアーティストはB'zである。
 ギターで作曲担当の松本孝弘とボーカルで作詞担当の稲葉浩志の二人組ロックユニットB'z。
 デビューの20年間でシングル、アルバム合わせた売り上げは7800万枚。
 2位に2000万枚の差をつけた段違いのセールスであり、単純に計算すると20年間毎日1万枚のCDが売れている計算になる。
 しかしB'zには日本一売れているという実感が世間的に少ないのも事実である。
 それはB'zの二人はほとんどメディアに露出することがなく、
 その素顔が知られていないことが大きい。
 今回テレビとしては始めてB'zの裏舞台の取材に取り組み、
 レコーディングの現場、合宿リハーサル、ロングインタビューなどが実現した。
 それらを通して20年にわたりメガヒットを続けるB'zの創作の秘密に迫る。

 【出演】B'z:松本孝弘 稲葉浩志  

 

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気象災害メモ:『副振動』 九州~奄美/2009年2月24~26日

2009-02-26 22:34:00 | 自然・気象・災害

 
 2009年2月24日深夜~25日未明にかけて、
 大荒れに見舞われた九州南部地方の情報があった後、
 2009年2月25日~26日にかけて、
 九州西部海岸沿いに大きな波が押し寄せました。

 報道によると『副振動』と言われる現象で、
 滅多に起こらない自然災害となりました。
 (ただし小さな副振動は、珍しい現象ではないようです。)

 私自身、この気象用語を初めて聞きました。
 自分に記憶させるために下記に記事をメモします。


 ~下記、Web記事転載。
  
 *各年・各月の潮汐の解説(気象庁)
 http://www.data.kishou.go.jp/db/tide/gaikyo/explanation.html

 副振動とは、高潮や津波以外の潮位の異常のうち、湾・海峡などで発生する海面の振動現象のことです。 周期は、数分から数10分程度です。


 *『副振動』と『あびき』について。
   ~和歌山県地方気象台~
 http://www.osaka-jma.go.jp/wakayama/engan/engan.html

 副振動「ふくしんどう」[secondary undulation]〈セイシュ〉
 湾・海峡などで発生する水面の振動現象で、比較的短周期の固有振動のことです。
 周期は潮汐より短く波浪よりは長くなります。
 どういう原因に対しどの程度の振幅に達するかは不明の場合が多く港湾で発生する副振動は、外洋域から伝わってくる気象や海洋の撹乱などが原因となって起こるとされています。

 周期は数分から数十分程度。
 振幅は数センチから数十センチで急激に潮位の変動が起こることもあります。
 長崎で起こる「アビキ」と呼ばれる現象は副振動の顕著な例です。

 *以下に昭和54年3月に起きた「アビキ」についての説明。 
  ~海と安全:'98-9 今井正直から~

 長崎湾では、春先を中心に、多くは穏やかな晴天時に、数10分の周期を持つ顕著な海面の振動が発生します。
 これは、長崎湾の副振動(満潮と干潮による大きな海面の振動を主振動と考え、これに対して周期が数10分程度の港湾の固有振動を副振動と呼びます)で「アビキ」と呼ばれ、この土地では古くから知られています。
 アビキという名称は湾内での漁において網が流されること=「網引き」が語源であると言われています。
 この副振動は奥まった内湾なら大なり小なりどこにでも発生していて、特に珍しいわけではありませんが、長崎湾の副振動は他の湾に比べて振幅が非常に大きく、しばしば被害を出します。

 副振動は、通常、風、気圧の急変、津波、高潮等を原因として海洋に発生する長波により誘起されますが、長崎湾の副振動は、台風の通過の様な激しい気象擾乱の時にはあまり発達せず、春先の晴天時に通過する気圧の微少変動によって励起されることが多いのが特徴です。
 また長崎湾では、港湾の固有周期と外海から入ってくる長波の周期が近く、共鳴し易いため、副振動の振幅が大きくなります。
 アビキ時には、係船した船の流出、沿岸施設の破損、荷役への影響、大潮期の満潮時ならば低地への浸水、干潮時ならば小型船の座礁等の被害が発生します。


 *副振動:九州などで被害 転覆・浸水など(朝日新聞)
 http://www.asahi.com/national/update/0225/SEB200902250012.html 

 港や湾内などで海面の高さ(潮位)が急激に変化する現象「副振動」が、
 24日夜から25日にかけて九州沿岸や奄美大島で観測された。
 気象庁によると、
 長崎県や鹿児島県では5~30分の周期で最大約160センチも潮位が変化し、
 小型船が転覆したり、住宅が浸水したりするなど各地で被害が出た。

 長崎海洋気象台によると、25日夕までに観測された副振動の大きさは、
 ・長崎市や鹿児島県十島村で約160センチ、
 ・鹿児島県枕崎市で約140センチ、
 ・同県西之表市で約90センチ、
 ・同県奄美市や長崎県五島市で約80センチなど。
 いずれも周期は5~30分ほど。

 鹿児島県内では25日午後4時半現在、
 ・上甑(かみこしき)島で海水が川を逆流して堤防を越え8棟が床下浸水。
 ・薩摩川内市や南さつま市など3市で計12隻の小型船が沈没、7隻の小型船が転覆。
 ・薩摩川内市上甑支所によると同島の浦内(うらうち)湾の堤防で目測したところ、
  最大で約250センチの潮位変化があったという。

 熊本県内では天草下島南部の天草市河浦町で床上浸水が1軒。
 床下浸水が7軒あり市道が2カ所で冠水した。

 気象庁によると、
 副振動は低気圧が中国大陸から日本へ向けて発達しながら進むときに発生しやすい。
 今回は日本から大陸にかけて延びた停滞前線付近での気圧変化が「引き金」になったと考えられるが、これほど大規模なものは珍しいという。
 (2009年2月25日:朝日新聞・記事転載)


  *2月26日午前に観測された海面の最大振幅は、
 ・枕崎75センチ、
 ・種子島53センチ、
 ・奄美50センチなど。
 鹿児島地方気象台は、今後も急な海面の昇降や強い流れが繰り返し発生する可能性があり、
 船舶の被害や満潮前後には河口近くの低地で浸水に注意が必要としている。
 (2009年2月25日:南九州新聞ウェブ・サイト・記事転載)

  
 *副振動は「あびき」とも呼ばれ気圧や風の急激な変化が引き起こすと考えられている。
 気圧が高いと海面が下がり、低いと上がることなどから、海水に振動が発生。
 さらに、海底のでこぼこな地形の影響を受けて振動が増幅し、入り江のような狭い場所に入ると振幅が大きくなる。
 長崎港では1979年3月31日に2メートル78の振幅を記録している。
 副振動はこれまで全国各地で確認されているが現状では発生を予測することは難しいという。
 今回は東シナ海で気圧の急激な変化が起きたためとみられる。
 (2009年2月26日:読売新聞・記事転載)


 *鹿児島県内は24日夜から25日にかけて大気の状態が不安定になり、ヒョウや雷などに見舞われたほか、気圧変化で海が大きくうねる現象「副振動」による海面上昇も起きた。
 指宿市ではヒョウによるソラマメなどへの農業被害が判明分だけで3億円を超え薩摩川内市・甑島列島などの沿岸部では漁船の転覆が相次ぐなど大荒れとなった。
 25日未明に指宿市山川、開聞地域のヒョウと突風による農業被害額は判明分だけで3億円を超えた。
 日本一の生産量を誇る特産のソラマメは、ちょうど収穫の最盛期を迎えていた。
 ヒョウが降ったのは25日午前0時~1時で、その後に突風が吹いたという。
 (2009年2月26日:読売新聞・記事転載)

 

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今日は、気取らず無責任な世情の話でも(ちょっと過激かも)。

2009-02-25 22:14:00 | mimifuku

 
 BS1で午前に放送されていたオバマ米大統領の、
 施政方針演説(議会演説)の録画を見終えた。

 素直な感想、「良かった。」

 議会演説の雰囲気を見ていてアメリカが羨ましいと思った。
 ミシェル夫人の華。
 オバマ大統領の演説にスタンディングオベーションで答える議会。
 野次と怒号につつまれた日本の総理大臣の所信表明演説とは大違い。

 この国の政治は、相手を褒めることを知らない。
 非難する事が正義だと信じている。
 お互いが非難し、相反することで議事を遅らせ、
 時間の内に重要なことは何も語らず議会が終わる。

 そのいざこざの内で、また始まったとほくそ笑み、
 行政の重要事項が別の所で次々と決定されていく事実に
 疑問を持たない多くの人々。
 
 オバマ大統領の語る、<教育の重要性と家庭の責任>。
 オバマ大統領の語る、<高給(所得格差)への非難>。
 
 重苦しく、伝達すべきことが明確でなかった『就任演説』とは違い、
 具体的な政策が見えてきたことに光を見出す。

 しかし、それは日本とは関係のないこと。
 経済状況ではなく、自分達の力でなんとかしようと発奮する
 アメリカの強さや逞しさを覗き見た。

 悲観的観測が渦巻く中、解り易い言葉で、
 ひとつひとつ何が問題なのかを諭していく大統領の言葉。
 政策クリエーターとしての手腕を見せた。
 その代わり、
 今回の演説で国内の敵(正すべき事項)をはっきりと見据えた発言に、
 今後の大きな困難を背負うことになっていく。
 しかし、それは日和見ではない大統領の決意表明として感じた。
 本当に羨ましく思った。

 仮に、オバマ政策が失敗に終わろうと、
 自分が誰の味方(救済すべき事項)であるのかを示した大統領の勇気に
 賞賛を贈りたい。(なんて、何様?)

 で、日本の問題。
 オバマ大統領が、<ひとつひとつ何が問題なのかを諭していく>のに対して、
 何が問題なのかも理解していないんじゃないかと思える言葉の数々。

 麻生総理のことは気の毒に思う。
 世界同時不況がなければ麻生節も頼もしく感じたかも知れない。

 ハードなスケジュールの中、必至で何かをしようとする姿勢は共感できるし、
 麻生総理の持つ楽天的な雰囲気は、恐慌不安を打ち消す意味で、
 決して悪いことではないと思う。 

 でも、
 言葉の節々に一貫性がないのは致命的だ。
 麻生総理の過去の映像が流されるにつれ、
 ・手柄は自分のモノ。
 ・都合の悪いことは、他人のせい。
 ・日和見に報道の動向に迎合するかのような発言の数々。

 <悪い人ではないだろうこと>は、分かるんだけれど、
 困難極める世情の現実には目もくれず、
 別の意志で作られた草案に疑いを持たない。
 
 現状システムの継続を堅持したい行政指導型(官僚主導型)国家体制が、
 今後どんな困難(返済不能な借り入れ増加)を国民に及ぼすか?
 
 たぶん麻生総理だけじゃなく、3分の2位の国会議員は、
 今の状況を把握すらしてないんじゃないかと感じる。

 まっ、ホントの答えを理解しているのは、
 (漠然と)1万人に1人とか、
 そんなレベルなんだろうけど…。

 でも、毎日勉強だよ。

 政治家は、
 人や社会が好きでなけりゃ、
 やらない方がいい。

 自分が好き(自己保身型)な人は、
 政治家には向かない。

 言われたとおりに自分の意見を押し殺して閣僚(大臣)の椅子を狙うとか、
 上層部が決めたことにNOと言えない議員を政治家と呼べるの?

 政策クリエートを官僚体制に任せ続けた結果、
 庶民の苦しみを代弁するために国民から選ばれた人達が、
 恐慌不安の中、何をすれば良いのか呆然として毎日が過ぎていく。

 人気の取れる要件には噛み付くが、難しい問題には、
 深く熟慮することもなく用意された原稿に目を通す毎日。

 そんな、
 選ばれし方々の姿を見るにつけ、
 多くの庶民の溜息を聞く。
 
 オバマ大統領が本当にしたかった仕事は、
 経済ではなかったはず。

 しかし、
 彼の主張してきた人権重視、環境重視、未来重視の考えが、
 今回の経済政策に繁栄されていることに彼の信念を感じる。

 あと、中川前財務大臣の泥酔。
 一生懸命大臣の仕事を遂行していただけに残念。
 でも、言い訳のできる状態ではないね。

 なんでお付の方や秘書の方が、
 会見をキャンセルさせなかったんだろう?
 体調不良で済ませることもできただろうに、
 世界に日本の代表としての醜態を見せたことは、
 飲んだ中川さんが最も悪いが、
 同行した方々の責任も感じる。

 お酒で身を滅ぼす。

 中川さんにとっては大きな躓きだけれど、
 体調管理をしっかりして、
 今後も良い仕事をして欲しい。(再び何様?)

 アメリカの一流ビジネスマンは、、
 太っているだけで自己管理ができないと非難される。
 
 また、
 商談の時に相手の許可なくタバコを吸うだけで、
 ビジネスマンとして信用されないのだそうだ。

 自己管理と絶え間ない勉強。
 一流の大人としての責務なのだろう。
 <言うに如し、行うに険し。>
 そんな言葉もあったっけ。

  
 ~以下、後日追記。
 
 と思っていたら、
 <言うは易く、行うは難し。>
 でした。
 フフフッ…。

 フフフッと言えば、
 R-1グランプリのデューク東郷さんのフフフッは、
 僕の中では、グランプリでした。

 おしまい。

 

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【クラプトンVSジェフ・ベック】世界初共演 ~2009年2月さいたま。

2009-02-23 20:42:00 | Pop&Jazz

 
 <エリック・クラプトン with ジェフ・ベック ・コンサート>

 日程:2009年2月21日(土曜日)
 日程:2009年2月22日(日曜日)
 会場:さいたまスーパーアリーナ
     
~以上、終了。

 
 個人的な趣味で調べた記事です。
 ジェフ・ベックとエリック・クラプトンが史上初めてのジョイント・コンサート。
 それが日本で行われたとなると、ロック史の一大事件です。
 で、スポーツ各紙に掲載されたWeb記事を下記に転載。
 
 さらに、
 コンサートに行かれた方々のブログ記事も併せて紹介。
 Web上に点在する多くのコンサート・リポートの中で、
 選りすぐりのものを幾つかリンクさせていただきました。
 コンサートに行くことができなくても1~2日中に、
 行かれた方々の体験談を知ることができる。
 
 本当に凄い世の中が誕生したものです!


  ~下記、Web各紙の記事転載。

 *エリック・クラプトン&ジェフ・ベック:遂に共演実現!
   http://www.barks.jp/news/?id=1000047282

 2009年2月21日(土)。
 2万人のファンが集まった満員のさいたまスーパーアリーナで歴史的瞬間。
 エリック・クラプトンとジャフ・ベックの夢の共演が実現した。
 2人の共演については近年お互いのライヴへの出演という形では何度か実現はしていたものの、
 今回のように、
 ・第1部:ジェフ・ベック、
 ・第2部:エリック・クラプトン、
 ・第3部:2人による共演
 という正式なジョイントコンサートの実現は世界初である。

 ジェフ・ベックは今回の共演ライブに向け、
 「みんなの期待通りにはいかないだろう。びっくりする事もあるはず。実は自分自身もドキドキしている」
 とコメントしていた。

 公演はまずジェフ・ベックが登場。
 アンコール1曲を含む全11曲:45分程のライヴ。

 セットチェンジを挟んでクラプトンが登場。
 「レイラ」のアンプラグド・バージョンなどを含む、全9曲を披露。

 客電が落ちたまま数分後、
 遂にクラプトンとベックが2人揃って登場となった。
 今まではどこか落ち着いた感のあったオーディエンスの歓声が爆発した瞬間だった。
 1曲目のマディー・ウォーターズの「ユー・ニード・ラヴ」から始まり、
 最後のスライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーンの
 「アイ・ウォント・トゥ・テイク・ユー・ハイヤー」までの全7曲。
 
 本当に楽しそうにプレイする2人が印象的だった。
 普段からあまりMCを挟まないスタイルの2人だが、
 あんなにMCを入れずに観客を盛り上げられるのも、
 この2人の共演だからこそ。
 (BARKS:2009年2月22日記事転載)


 *クラプトン&ベック:世界初共演!

 ギタリスト、エリック・クラプトン(63)とジェフ・ベック(64)の共演ライブが21日、さいたまスーパーアリーナで行われた。
 第1部はベック、第2部はクラプトン、第3部が共演の形式。
 これまで、ベックのライブにクラプトンが飛び入り参加するなど「サプライズ共演」はあるが、3部構成での本格的な共演は世界初。
 第3部では「ユー・ニード・ラブ」など7曲を演奏し約2万人のファンを沸かせた。
 同ライブは22日まで同所で行われ、クラプトンは24日から日本武道館で単独ライブを行う。
 (日刊スポーツ:2009年2月22日記事転載)

 *ジェフ・ベック&クラプトン“世界初共演” 

 「世界三大ギタリスト」の2人、エリック・クラプトン(63)とジェフ・ベック(63)が21日、
 さいたまスーパーアリーナでジョイントライブを行った。
 これまで飛び入りでの共演はあったが、四つに組んでのステージは世界初。
 偶然、来日公演の時期が重なったため、日本のプロモーターが共演を打診し、実現した。

 2人はそれぞれのソロパフォーマンス後、同じステージに立つと、ブルースの第一人者マディ・ウォーターズの「ユー・ニード・ラブ」、「ブラウン・バード」など7曲を黙々と披露。
 ベックは「実は自分自身もドキドキしている」と事前にコメントしていたが、生きる伝説同士が奏でるギターの音色に2万人のファンは熱狂していた。
 (デイリースポーツ:2009年2月22日記事転載)

 *クラプトン×ジェフ・ベックが世界初共演!

 日本で世界初共演が実現。
 ジェフ・ベックとエリック・クラプトンは、華麗なるギターテクニックを競った。
 英3大ギタリストと呼ばれるエリック・クラプトン(63)とジェフ・ベック(64)が21日、
 さいたまスーパーアリーナで世界初共演コンサートを行った。

 公演は3部構成で、1部がベック、2部がクラプトンのソロで、ハイライトは第3部に訪れた。
 米ブルース歌手、マディ・ウォーターズの「ユー・ニード・ラブ」や「ブラウン・バード」など7曲を演奏し、2万人を魅了した。
 ベックは「自分自身もドキドキしている」と大興奮。
 2人の共演は22日も同所で行われる。
 (サンケイスポーツ::2009年2月22日記事転載)

 *エリック・クラプトンとジェフ・ベックが初共演ライブ

 「ロックの3大ギタリスト」と称される英ギタリストのエリック・クラプトン(63)とジェフ・ベック(64)が21日、さいたまスーパーアリーナで初の共演ライブを行った。
 イベントなどで共演経験はあるが2人がメーンの本格公演は今回が世界初。
 それぞれのソロパートの後、
 “ギターの神”クラプトンは白シャツにジーンズ、
 “孤高のギタリスト”ベックはノースリーブ
 とそれぞれのスタイルで登場すると2万人のファンは総立ちで大興奮。
 マディ・ウォーターズの「ユー・ニード・ラブ」「ブラウン・バード」など7曲で卓越したテクニックを披露し、最後は握手と抱擁でたたえ合った。
 ライブは22日にも同所で開催。
 クラプトンは24~28日に東京・日本武道館で単独公演も行う。
(スポーツ報知:2009年2月22日記事転載))

 
 ジェフ・ベック、エリック・クラプトンの共演>

 ライブ・レポートその1~ギター・マガジン~
 http://www.rittor-music.co.jp/blog/gm/2009/02/22/

 ライブ・レポートその2~ギター・マガジン~
 http://www.rittor-music.co.jp/blog/gm/2009/02/25/

 ライブ・レポートその3~ギター・マガジン~
 http://www.rittor-music.co.jp/blog/gm/2009/02/27/


 <ライブ・レポート/ブログ記事:2月21日>

 *ERIC CLAPTON&JEFF BECK(1日目)
 http://blog.goo.ne.jp/freespirit1979/d/20090221

  *ERIC CLAPTON & JEFF BECK(1日目)
 ~2009-02-21:
Super Arena~
 http://d.hatena.ne.jp/Tex-Machine/20090221

 *Blues Power @ さいたまスーパーアリーナ
 http://ameblo.jp/ve25116/day-20090222.html

 *Blackcombの日記 @さいたまスーパーアリーナ
  http://d.hatena.ne.jp/Blackcomb/20090221/p1

 *神々の協奏。~魂の音が交錯する~
 http://live-log.blog.so-net.ne.jp/2009-02-22

 *Royal Milk Tea blog @さいたまスーパーアリーナ
 http://royal-milk.tea-nifty.com/diary/2009/02/eric-claptonjef.html

 *Two Legendary Guitarists Share Stage In Saitama, Japan
 ~さいたまスーパーアリーナ 2月21日~
 http://yaplog.jp/shootist-k/archive/1682

  *ERIC CLAPTON × JEFF BECK(無頼横町)
  http://littlewing2007.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/eric-clapton-je.html


 <ライブ・レポート/ブログ記事:2月22日>
 
 *ERIC CLAPTON&JEFF BECK(2日目)
 
http://blog.goo.ne.jp/freespirit1979/d/20090222 

 *ERIC CLAPTON & JEFF BECK(2日目)
 ~2009-02-22:Super Arena~
  http://d.hatena.ne.jp/Tex-Machine/20090222

 *ジェフ・ベック&エリック・クラプトン
 ~ at さいたまスーパーアリーナ ~
 
http://diary-b.livedog.coolblog.jp/?eid=1174102


  <ブログ内関連記事>
 
 
*ジェフ・ベック登場! ワールド・ロック・ライブ/ NHK -BShi。
 
http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20090217

 *ロックギター名曲番付ベスト100:ローリング・ストーン誌発表。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20080531


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歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」全曲 ~NHK教育デジタル3。

2009-02-22 22:00:10 | オペラ・バレエ・舞台

 歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」モーツァルト作曲

 放送局 :NHK教育(デジタル3)
 放送日 :2009年2月23日(月)
 放送時間 :午後8時~午後11時2分(182分)
 番組HP:
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=104&date=2009-02-23&ch=33&eid=384

 <mimifukuから、一言。>

 1790年に初演された、
 歌劇『コシ・ファン・トゥッテ(女はみんな、こうしたもの)
 と言えばモーツァルト作品の中でも特にユニークなストーリーのオペラ。

 長い期間に渡って道徳的な配慮がないオペラとして、
 上演される機会が少なかったと言われています。

 仲の良い2人の姉妹(女達)がお互いの婚約者(男達)から、
 自分達(男達)に対する貞操を試すための芝居を受ける。
 婚約者とは違う男性からのアプローチ。
 タイトルを読めば、その後の展開が見えるはず?

 5~6年前にNHK-BS2で、同オペラが既に放送されていますが、
 先ずは、最初の序曲を見てください。
 (放送内容が同じなら映像ダイジェストが映し出されるはず。)
 えっ?と言う演出に驚かれるでしょうし、
 基本的にR12指定の禁断のオペラかも…。

 舞台の時代設定は、
 ファッション・センスからも読み取れるように1960年代後半。
 
フィオルディリージとドラベッラが最初に登場する室内の場面を見れば、
 戦後のベビーブーム世代の人達なら思わずほくそ笑むはず。

 物語がドンドン進んでいくうちに、いつ“ジミヘンもどき”が出てきても
 不思議ではない展開に変わっていきます。
 なんといってもテーマは、<Love Power>

 近年のオペラ演出を代表するような大胆な演出に
 <オペラの芸術表現の大衆化もここに極めり。>と、
 オールド・ファンは、目をふさぎたくなるかも。
 (ただし、ネトレプコ&ビリャソンの「椿姫」など後世に残る演出も多数出現。)

 しかし、この演出の楽しさを否定はできませんし、
 映像として鑑賞する場合の驚きは、
 伝統厳守だけでは限界があります。

 特にCDが売れなくなってきた昨今の音楽業界の現状を鑑みると、
 従来、歌手達に求められたの声と技量以上に、
 ビジュアルに対する要求が高まりつつあります。

 その代表的な存在がこのブログ内でも紹介しました、
 フアン・ディエゴ・フローレスロベルト・アラーニャ
 アンナ・ネトレプコダニエル・ドゥ・ニース

 今後の演出家が求める配役に対しての要望は、
 舞台設定に違和感のない面持ちや明るさ(時に庶民性)。

 今回放送される2002年の舞台演出を見て、
 演出家が歌手達に要求することの次元が、
 過去とはまるで違うのだと感じられると思いますし、
 その後の新しいスタイルのスター歌手達の出現を、
 予見しているかのようにも感じます。

 そんな事を感じながら、
 肩肘張らず“お子様を寝かしつけて”から、
 夫婦で寄り添いながら見るオペラ。

 そんな感じでしょうか?
 いったいどんな演出なの?
 それは、観てのお楽しみ。
 ベビーブーム世代の方々にはお勧め?

 ほろ苦い思い出に浸れるかもしれません。
(笑)


 

 

 <出演>

 ・フィオルディリージ: ドロテア・レシュマン
 ・ドラベッラ:カタリーナ・カンマーローアー
 ・デスピーナ:ダニエラ・ブルエラ
 ・フェルランド:ウェルナー・ギュラ
 ・グリエルモ:ミュラー・ブラッハマン
 ・ドン・アルフォンゾ:ロマン・トレケル                              
              
 ベルリン国立歌劇場合唱団            
 ベルリン国立歌劇場管弦楽団               
 ダニエル・バレンボイム指揮                                                              
                              
 【演出】:ドーリス・デリエ                  
 【字幕】:武石 英夫   

 

 ~2002年9月1日:ベルリン国立歌劇場で録画~  


 <ブログ内:関連記事>

 
*アンナ・ネトレプコ/ 歌劇「椿姫」:mimi-fuku的評説。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20080509

 *デジタル教育3を見るには。 
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/bdf5fd38a11bd00c77cc8dbab97fafe6

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「夢の美術館: 江戸の名画100選 」 ~再放送と作品リスト。

2009-02-21 18:00:00 | 美術・芸術・創造

 
 ハイビジョン特集 
 「夢の美術館:江戸の名画100選 」

 2009年2月22日(日)午後8:00~9:30 第1部
 2009年2月23日(月)午後8:00~9:30 第2部
 2009年2月24日(火)午後8:00~9:30 第3部
 番組HP:
http://www.nhk.or.jp/yumebiedo/
 
*2009年1月2日:午後5:00~午後11:30、放送分の再編集・再放送。

 
<再放送の予定>
 2009年3月2日(月)午後2:00~3:30 第1部
  2009年3月3日(火)午後2:00~3:30 第2部
  2009年3月4
日(水)午後2:00~3:30 第3部
  *以上、NHK-BShi(ハイビジョン)

 <再々放送の予定>
 2010年1月5日(火)午後1:00~5:30(全3部一挙放送)
  *以上、NHK-BShi(ハイビジョン)

  {番組について}

 
2009年のお正月。
 NHKハイビジョンで6時間30分に渡って放送された番組。
 今回は3回に分けて合計4時間30分意短縮した番組を放送。
 お正月番組を紹介しなかった理由は、単(ひとえ)に遊び時間が多いこと。
 夢の美術館シリーズは、ゲストを交えあれこれ談義しながら進行する番組で、
 美術愛好家にとって、ちょっとカッタルイ部分が多いので紹介しませんでした。
 勿論バラエティ形式のとしての番組制作は、
 多くの視聴者の関心を集めるために必要なことで否定はしないのですが。

 今回の番組は、ダイジェストと言うよりも、
 おそらくバラエティ部門をばっさりと切り落とした、
 通好みの美術番組になっているはず?
 と思い推薦することにしました。

 お正月番組を録画して何度かに分けて、
 お屠蘇気分で見ていたのですが、
 映像の美しさには驚愕!

 デジタル・ハイビジョンカメラのマクロレンズで迫る映像は、
 近年の機器の性能向上を物語るに余りある仕上がり。
 今から、150~400年前の美の真実を堪能できます。
 ぜひお楽しみください。

 <mimifukuから、一言。>

 3日かに分けて紹介される100の映像に驚きを抱かぬ人はいないでしょう。
 職人文化花開く江戸の庶民文化を知る格好の番組になっています。
 現代の豊かさとは違ったモノへのこだわりは、日本が世界の中にあって、
 決して恥ずかしくない高い文化を持っていた事実がわかります。

 ハイビジョンカメラで保存された絵画の中でmimfukuのお奨めは、

 
・和のデザイン(意匠)の基礎となった琳派。
 「風神雷神図屏風:俵屋宗達」
 「八橋図屏風:尾形光琳」
 「鶴下絵三十六歌仙和歌巻:光悦・宗達合作」

 ・相対する色彩の極致(濃密彩色VS淡彩優美)。
 「山中常磐物語絵巻:岩佐又兵衛」(濃密彩色)
 「四季花鳥図巻:酒井抱一」(淡彩優美)
 「五百羅漢図:狩野一信」(濃密彩色)

 
細密絵画の到達点の誉れ高い快作(怪作)。
 「動植綵絵:伊藤若冲」
 「群仙図屏風:曾我蕭白」
 
 ・世界に誇る新たな視点で捉えた風景画の傑作。
 「東海道五拾三次之内:歌川広重」
 「冨嶽三十六景:飾北斎」

 ・想像とデフォルメの帰結点。
 「野菜涅槃図:伊藤若冲」
 「指月布袋図:仙義梵」
 「幽霊図:円山応挙」

 ・人物表現の動きや艶を見事に捉えた。 
 「彦根屏風:作者不詳」
 「洛中洛外図」

 ・武士道が描かせた絵画の厳しさ。
 「枯木鳴鵙図:宮本武蔵」

 ・西洋の技術を日本人の目で描いた
 「鷹見泉石像:渡辺崋山」
 「不忍池図:小田野直武」

 
等々傑作のオンパレード。
 今年の1月2日(番組が放送された日)に記事にした、
 Japan(ジャパン)の語源を探る旅。>
 にも書きました通り開国依頼の日本(日本人)が、
 世界の中で極めて高い評価を得た理由は、
 こうした文化水準の高さや、
 追求心の成せる業であったと感じます。

 日本文化の継承。
 歴史(過去)を探る旅。

 武勇伝ばかりに目が行く過去の歴史探求を、
 ほんの少しだけ文化水準や物造りの精神に目を向ければ、
 この国が発展し続けた本当の理由に、
 辿り着く旅になるはずです。

 そんなことを考えながら見ていただければ幸いです。


 ~ 余談談になりますが ~

 今日のお昼(2009年2月21日)にNHK総合テレビで放送された、
 連続テレビドラマ「だんだん」の劇中、
 藤村志保さんの演じた日本女性としての身のこなしは、
 見事の一言に尽きました。
 1939年生まれの女性が到達した<立ち居振舞い>は、
 それだけで感動しました。
 習うことで収得される日本文化の奥の深さ。
 女優の仕事(仕草)に頭がさがります

 

 <関連記事> 
 
*Japan(ジャパン)の語源を探る旅。
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20090102

 *国宝「風神雷神図屏風」公開。
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20081004

 *国宝『燕子花(かきつばた)図屏風』:尾形光琳作
   http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/5d20efc510cdd632314af24c933eed19

 *特別展「対決:巨匠たちの日本美術」
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/8815dfff64fe63023e1408be5ceeec65

 
 ~下記、NHKホームページより転載。

 テレビだからこそ実現できる、珠玉の名作だけを集めた「夢の美術館」。
 11回目は、江戸の名画100選! 
 江戸時代の日本は、世界でも希なほど絵画の黄金期だった。
 太平の世で各地の絵師たちが腕を競い合うように写実力や想像力を追求した結果、独創性豊かな作品が続々と登場した。
 草花などを大胆にデザイン化した俵屋宗達、尾形光琳らの<琳派>。
 伊藤若冲や曾我蕭白らの、奇天烈さ満載の<奇想の画>。
 歌麿、写楽、北斎、広重と、庶民の心を捉えるべく進化した強烈な描写と構図の<浮世絵>。
 近年再評価が著しい、仏の教えを破天荒に表した<禅画>など。
 ゲストが作品の魅力を解き明かす紀行VTRも交えながら多彩にディープに描く。
 明治時代、その自由闊達な表現に惚れ込んだ欧米のコレクターたちによって数々の傑作が海外に流出した。
 今回は、ギリシャで新たに見つかった写楽の肉筆画を始め、世界に散逸した名品も取材。
 3部構成で究極の100選を伝える。 


 第一部:「百花繚乱!金屏風から水墨画まで」

 北斎の『冨嶽三十六景』、俵屋宗達の『風神雷神図屏風』、伊藤若冲の『動植綵絵』。
 まずは、絵画の黄金期とも言われる江戸時代を代表する名作を3点ご覧ください。
 版画家の山本容子さんが、江戸絵画のスタンダードを確立した幕府御用絵師集団「狩野派」の秘密を探りに京都に旅をします。
 宗達、光琳、抱一、其一等、デザイン性豊かで華やかな表現を新たに打ち出した「琳派」の傑作も続々と登場。
 フォークシンガーのなぎら健壱さんは、近年再評価が著しい「禅画」の魅力を体験すべく、九州の寺院をめぐります。
 文豪・川端康成が愛した、「文人画」と呼ばれる水墨画にも注目。
 スタジオには「文人画」を代表する作品の本物がやってきます!
 たっぷりと江戸絵画の多彩な美の広がりをご案内します。


 第2部:「大胆鮮烈!庶民の浮世絵」

 歌麿の美人画、写楽の役者絵、広重と北斎の風景画。
 江戸庶民の心をとらえるべく進化した「浮世絵」は、ゴッホにも影響を与えるほど、世界の人々を魅了し続けています。
 江戸のグラビアアイドル・美人画を描いた菱川師宣の代表作『見返り美人図』を皮切りに、「浮世絵」が生まれるまでのいきさつなど、その魅力を、学習院大学教授・小林忠さんがひもときます。
 役者絵の素晴らしさを案内してくれるのは、日本を代表する歌舞伎俳優・市川團十郎さんです。 春風亭昇太さんが、現代にも残る江戸の楽しみ方を紹介するために、町へ繰り出します。
 そして、2008年に新たに発見された師宣の肉筆画がスタジオに登場! 
 浮世絵版画の摺(す)り師による実演も見どころです。


 第3部:「個性炸裂!奇想の絵」

 いま注目を集める「奇想の画家」たちを大特集。
 超個性派ぞろいです。
 神の手をもつと言われた伊藤若冲の超絶技巧。
 ボストン美術館では、曾我蕭白の幻の大作『雲龍図』を今回初めて撮影しました。
 東京大学大学院教授のロバート・キャンベルさんは、写実的な画風を確立した円山応挙と弟子の長沢蘆雪のゆかりの地、兵庫・和歌山を旅して、その革新性を探ります。
 歌手・タレントの中川翔子さんは土佐で活躍した絵金の作品を体感しに高知へ。思わず絶句したその絵とは・・?!西洋の技法にチャレンジした人たちの物語や、日本各地で個性を花開かせた絵師たちの傑作も。
 スタジオでは、ゲストによる即興の絵も紹介します。


 【司会】 :竹下景子、石澤典夫アナウンサー 

 【ゲスト】 :小林忠(美術史家)、山本容子(版画家)、
       :ロバート・キャンベル(国文学者)、なぎら健壱(歌手)、
       :春風亭昇太(落語家)、中川翔子(タレント)


 <放送された作品リスト>

 001 冨嶽三十六景/ 飾北斎
 002 風神雷神図屏風/ 俵屋宗達
 003 動植綵絵 / 伊藤若冲
 004 二条城二の丸御殿障壁画 / 狩野探幽ほか
 005 狩野探幽像/ 伝 桃田柳栄

 006 雪中梅竹遊禽図襖/ 狩野探幽
 007 梅に山鳥図襖/ 狩野山雪
 008 老梅図襖 / 狩野山雪
 009 雪汀水禽図屏風/ 狩野山雪
 010 獺図 / 狩野探幽

 011 春秋花鳥図屏風/ 土佐光起
 012 枯木鳴鵙図/宮本武蔵
 013 花木真写 / 近衞家熈
 014 枯木梟図 / 徳川家光
 015 燕子花図屏風/ 尾形光琳

 016 鶴下絵三十六歌仙和歌巻 / 俵屋宗達・本阿弥光悦
 017 蓮池水禽図/俵屋宗達
 018 八橋図屏風/尾形光琳
 019 吉野山図屏風/ 渡辺始興

 020 松島図屏風/俵屋宗達
 021 蔦の細道図屏風/俵屋宗達
 022 夏秋草図屏風/酒井抱一
 023 四季花鳥図巻/酒井抱一
 024 朝顔図屏風/鈴木其一
 025 夏秋渓流図屏風/鈴木其一

 026 秋夜図 / 谷文晁
 027 群鶴図屏風/鈴木其一
 028 十二ヶ月花鳥図/酒井抱一
 029 達磨図/白隠慧鶴
 030 指月布袋図/仙義梵

 031 ○△□ / 仙義梵
 032 浄瑠璃物語絵巻/岩佐又兵衛
 033 婦女遊楽図屏風/ 伝・岩佐又兵衛
 034 山中常磐物語絵巻/岩佐又兵衛
 035 十便十宜帖/池大雅・与謝蕪村

 036 凍雲篩雪図/浦上玉堂
 037 鳶鴉図 / 与謝蕪村
 038 瀟湘八景図屏風/池大雅
 039 見返り美人図/菱川師宣
 040 衝立のかげ/菱川師宣

 041 風流四季哥仙:2月(水辺梅)/鈴木春信
 042 美南見十二候:6月/鳥居清長 
 043 婦人相学十躰 ポッピンを吹く娘/喜多川歌麿
 044 洛中洛外図屏風/作者不詳
 045 四条河原図屏風/作者不詳

 046 彦根屏風/作者不詳
 047 湯女図 /作者不詳
 048 市川団十郎の竹抜き五郎/鳥居清倍
 049 大谷鬼次の奴江戸兵衛/東洲斎写楽
 050 市川鰕蔵の竹村定之進/東洲斎写楽

 051 市川鰕蔵の暫/歌川国政
 052 歌撰恋之部:物思恋/喜多川歌麿
 053 雪中相合傘/鈴木春信
 054 当時三美人/喜多川歌麿
 055 坐鋪八景 / 鈴木春信

 056 鎮西八郎為朝図/飾北斎
 057 松本幸四郎の加古川本蔵と松本米三郎の小浪/東洲斎写楽
 058 江戸名所風俗図巻/菱川師宣
 059 諸国滝廻り/飾北斎
 060 東海道五拾三次之内/歌川広重

 061 名所江戸百景/歌川広重
 062 吾妻橋下納涼図/鳥居清長 
 063 北斎漫画/飾北斎
 064 画本虫撰/喜多川歌麿
 065 画図百鬼夜行/鳥山石燕

 066 相馬の古内裏/歌川国芳
 067 幽霊図/円山応挙
 068 みかけはこはゐがとんだいい人だ/歌川国芳
 069 荷宝蔵壁のむだ書/歌川国芳
 070 鳥獣花木図屏風/伊藤若冲

 071 野菜涅槃図/伊藤若冲
 072 石灯籠図屏風/伊藤若冲
 073 商山四皓図屏風/曾我蕭白
 074 雲龍図/曾我蕭白
 075 雪松図屏風/円山応挙

 076 氷図屏風/円山応挙
 077 白梅図屏風/呉春
 078 大乗寺障壁画/円山応挙と弟子たち
 079 寒山拾得図/長沢蘆雪
 080 虎図襖 /長沢蘆雪

 081 播州皿屋敷:鉄山下屋敷/絵金
 082 葡萄図 / 立原杏所
 083 双鰻図 / 林十江
 084 自画像 / 岡田米山人
 085 兔道朝暾図 /木米
 
 086 亦復一楽帖/田能村竹田
 087 西洋婦人図/平賀源内
 088 不忍池図/小田野直武
 089 燕子花にナイフ図/佐竹曙山
 090 両国橋図 / 司馬江漢

 091 墨堤観桜図/亜欧堂田善
 092 人の一生 /川原慶賀
 093 大樹寺本堂障壁画/冷泉為恭
 094 源氏物語子の日図屏風/狩野晴川院養信
 095 五百羅漢図/狩野一信

 096 紅白梅図屏風/尾形光琳
 097 夕顔棚納涼図屏風/久隅守景
 098 鷹見泉石像/ 渡辺崋山
 099 群仙図屏風/ 曾我蕭白
 100 夜色楼台図/ 与謝蕪村

コメント

情熱大陸:『漫画家・秋本治(こち亀)』 ~放送と感想。

2009-02-20 23:11:30 | テレビ番組

 
 情熱大陸(毎日放送)
 『漫画家:秋本治』

  放送局 :TBS系列
 放送日 :2009年2月22日(日)
 放送時間 :午後11時~午後11時30分(放送終了)
 番組HP:http://www.mbs.jp/jounetsu/2009/02_22.shtml


 <mimifukuから、一言。>

 お昼休みに大衆食堂に入って、
 いつものように「少年ジャンプ」(3月2日号)
 を読んでいたら気になる情報が…。

 秋本治(1952年生)さんが、テレビに出演されるらしいのです。
 秋本さんといえば、
 代表作『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
 近年、めっきり漫画本を読む機会が減りましたが、
 『こち亀』だけは、読んでいます。

 最近のお気に入りは、御堂春(みどう はる)。
  145センチの元気娘は、矢口真理さんのイメージかな?
 (矢口さんは、昨年の百万石祭りでお見かけしました。)

 番組HPに秋本さんの顔写真が掲載されていますが、
 「ふ~ん。」って感じです。
 イメージは、両津勘吉そのものだったんですが、
 基本的に飾り気のない職人顔ですよね(笑)。

 Web情報を調べてみるとと2006年に幾つかのテレビ番組にご出演のようです。
 でもボクは観ていないので、初めての映像体験を楽しみにしています。
 
 個人的な秋本さんに抱くイメージ。
 <下町情緒を持った偉大なるオタク職人。>
 とにかく、マンガを拝見するに、
 頭のいい人だと一読すればわかります。

 忘れないように録画の用意をしなくっちゃ。


 <番組を見て感じたこと>

 秋本さんの血液型はA型=几帳面。
 個人的な秋本さんへのイメージは、
 両さん(両津勘吉)のB型だったんだけど。

 独創的なアイディアは、B型気質と思いきや、
 番組で紹介された秋本さんは、マンガのアイディアを得るために、
 あちらこちらに取材に出かけるマメな性格。

 情報収集は主に新聞の目立たぬ小さな紙面。
 とにかく、小さな努力をコツコツと積み重ね、
 先を読む能力に長けた人と感じたし、
 30年以上続く、このマンガが『社会の鏡』として、
 高い評価を受ける秘密が理解できる内容になっていた。

 年に一度の忘年会には、
 スタッフや関係者にお酒をついでまわる気の使いよう。
 人の上に立つ者として、
 部下への感謝の気持ちを忘れない姿勢は、
 本物のトップだけが持ち得る心の余裕。

 母一人、子一人の生活の中で買って貰った、
 <石ノ森章太郎氏のマンガ家入門>
 この本は、秋本さんのバイブルとなる。

 23歳の時に母の死と同じく頃に発表された「こち亀」。
 息子の成功を知らず亡くなって逝った母への感謝。

 30年以上連載を続けた答えは、
 <好きな仕事>
 職人感覚と取材魂。
 継続と好奇心。
 約束の厳守。

 多くのクリエーターが持つ気性とは、
 どうも共通しているようだ。


 ~以下、TBSホームページより転載。

 漫画家:秋本治(あきもとおさむ)
 代表作<こちら葛飾区亀有公園前派出所>は、
 週刊『少年ジャンプ』にて32年間連載中。
 週刊少年誌の最長連載記録を保持する日本を代表する漫画家だ。
 現時点で刊行されているコミックスは162巻。
 総発行部数は1億5000万部を超える。
 これだけの長期連載作品でありながら休載は1度もない。
 番組では、
 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の浅草を舞台にした製作過程に密着。
 懐かしいだけでなく今の変わりゆく浅草を描くべく取材には自らの足で赴く。
 綿密な取材。
 そして妥協のない描写。
 他の漫画家の追随を許さない作品が完成するまでを追う。

コメント

<ジェフ・ベック登場!> ワールド・ロック・ライブ/ NHK -BShi。

2009-02-17 23:00:00 | Pop&Jazz

 
 ワールド・ロック・ライブ(プレミアムライブ)
 
▽ジェフ・ベック(Jeff Beck)
 ~Live2007:2007年11月ロンドン公演~ 

 放送局:NHK-BShi(ハイビジョン)
 *2009年2月20日(金)午後8時~午後9時30分(放送終了)
 *2009年8月17日(月)深夜0時~深夜1時30分(放送終了)

 

  <mimifukuから、一言。>

 ロック界の『3大ギタリスト』と言えば、
 ジェフ・ベックと、エリック・クラプトンと、ジミー・ペイジ

 1960年代中盤にイギリスのロック・バンド:ヤードバーズに3人が在籍していたことで命名されたらしいのだが、それから40年余の時代を経て現役で活動する彼らの姿勢は、伝説的な過去の功績とともに『3大ギタリスト』の名に一点の曇りも生じていない。

 実は、現在来日中のジェフ・ベックを、
 先週の13日の金曜日(2009年2月13日)金沢で観てきちゃいました。
 これで3大ギタリストのすべてを生で見る事ができ至福の極みでした。
 下記に詳細をかきます。

 今回放送されるジェフ・ベックのコンサートは、
 2007年11月27日~12月1日にかけて、ロンドンの200名程度収容できるジャズ・クラブ「ロイヤル・スコッツ」で収録された最新のライブ映像。
 1999年の年末にNHK-BS2で放送された東京:国際フォーラムAホール以来、
 約10年ぶりの映像公開。 
 1999年の映像は、ツィンギターの5人編成だったが、
 2007年の映像のギターは、ジェフ・ベック1人の4人編成。
 その分、ジェフ・ベックの10本の指から奏でる、
 神技のギター・プレイが堪能できる。

 2007年「ロイヤル・スコッツ」のメンバーは、
 
・ギター:ジェフ・ベック
 ・ベース:タル・ウィルケンフェルド
 ・キーボード:ジェイソン・レベロ
 ・ドラムス:ヴィニー・カリウタ

 の4人。
 (今回の来日は、キーボード:ディヴィット・サンシャス)

 大きく注目されるのはベースを弾く、タル・ウィルケンフェルド
 タル・ウィルケンフェルドは、オーストラリア・シドニー出身の23歳(1987年生)。
 コンサートのパンフによると、
 <14歳でギターをはじめた後、ベースに転向。17歳で天才プレーヤーとして注目を集め、著名なギター製作者ロジャー・サドウスキーが楽器提供を申し出る。>
 
 
知り合いのJazz好きに彼女の事を聞いた所、「有名だよ。」とのこと。
 「特にテクニックに定評があるけれど、音に厳しい(是までの)Jazz fanが、アイドルを求めるかは疑問。でも最近は、若い女性プレーヤーが大挙Jazzの世界に入ってきてるから、新しいファン層を求めるには必要なのだろう。」
 とやや否定的な意見が返ってきた。

 
金沢のコンサートでの彼女は、ベースを胸の位置(高い位置)に持つため、
 幼い表情と相まって年齢よりもさらに若く見えます。
 ただ、世界が最も注目する若きベーシストを覚えておいて損はないはず。

 今回放送されるコンサート映像は、ロック・ファンだけでなく、
 フュージョン・ファンやジャズ・ファンが鑑賞しても新しい発見があるはず。

 とにかく、凄いです!
 

 ~下記、NHKホームページ記事転載。
 
 ジェフ・ベック(1944年生まれ)。
 1960年代にロック・ギターの基礎を確立したパイオニア的存在。
 さまざまなプロジェクトをへて、75年のアルバム『ブロウ・バイ・ブロウ』でロック・インストゥルメンタルの手法を開拓。
 以降、一貫してギターの可能性の拡大に挑戦しつづけ、
 グラミー賞では最優秀ロック・インストゥルメンタル賞を4回獲得している。

 今回紹介するのは、
 2007年11月ロンドンの老舗ジャズ・クラブ、
 <ロニー・スコッツ>で収録されたライブ。

 キュートな女性ベース奏者、タル・ウィルケンフェルドをフィーチュアした、
 技巧に卓越したバンドとともに新旧の代表曲をたっぷりと聞かせている。
 ゲストは、盟友エリック・クラプトンやジョス・ストーンなど豪華な顔ぶれ。

 ●放送予定:曲目リスト

 1:BECK’S BOLERO
 2:STRATUS
 3:CAUSE WE’VE ENDED AS LOVERS(哀しみの恋人達)
 4:YOU NEVER KNOW
 5:NADIA

 6:BLAST FROM THE EAST
 7:LED BOOTS
 8:ANGEL (FOOTSTEPS)
 9:PEOPLE GET READY
10:SCATTERBRAIN

11:GOODBYE PORK PIE HAT / BRUSH WITH THE BLUES
12:SPACE BOOGIE
13:BLANKET
14:BIG BLOCK
15:A DAY IN THE LIFE

16:YOU NEED LOVE
17:WHERE WERE YOU


 【金沢公演を見て感じたこと】

 友人曰く。
 「ジェフ・ベックは、誰も到達できない高みに到達した数少ないアーティスト。」
 チャー曰く。
 「多くのギタリストが過去の遺産で喰っている中で、ジェフ・ベックだけは常に進化し続けている。」

 自分にとってのコンサートは確認作業かもしれない。
 「凄いものを、この身で体験したい。」
 
 現実に目の前にいるジェフ・ベックは、柔和な男だった。
 1999年の映像を見る限り、オーディエンスを突き放すような感覚を受けていた。
 孤高のギタリストと言われる所以は、MC(コメント)嫌いやパフォーマンスの少ない動きに代表される、技術の追求に身を捧げる姿勢。

 観客を突き放したコンサート体験は、
 1997年2月18日の大阪厚生年金会館で観たボブ・ディランのコンサート。
 開演前、その時ディランのコンサートのイメージを浮かべた。
 
(蛇足ながら、ディランの1997年のライブは、自分が見たあらゆるショービジネスの中で最高の部類に入る緊張感を持ったステージだった。仏頂面のディランの濁音のギター・ソロは技術を超越した凄みを感じた。一定音量のボーカルもまた、底知れぬ迫力を持ち、貴重なコンサート体験だった。そう言えば今回のジェフ・ベック・コンサートの開演前のスピーカーからは、ボブ・ディランが流れていたような…。) 

 しかし、実際に経験したジェフ・ベック・コンサート2009は、優しさに包み込まれるような気分がした。
 それは、娘と言うにも若すぎるタル・ウィルケンフェルドの影響があったのかも知れない。
 (64歳のジェフと23歳のタル)
 アンコール前のメンバー紹介以外、一言も言葉を発しなかったジェフの笑顔を何度見たことだろう。

 ピックを使わない5本指で奏されるギターの音は、一音一音の音の表情がロックギタリストのアタックとは違い、一音のバランスさえも調節しているように感じた。
 詳しい友人に聞くとスローな曲だけでなく、速い曲でも一音一音のボリュームを変える技術を持っているそうだ。
 バイオリン奏法と言われる奏法で、ジェフ・ベックの最大特徴の一つらしい。

 また別の友人は、ピックを使わないことで柔らかい音が出るし、弾いた後の処理が指弾きの場合に音の調整がある程度自由にできるとの事だった。
 驚きは指弾きにもかかわらず、音が明瞭なこと。

 また、多くのロック・ギタリストは手癖を持っており、早弾きする場合にどうしてもパターンが決まってくるのだが、ジェフ・ベックの場合は手癖がなく、変幻自在に音を操ることができるのだそうだ。
 その代わりアドリブラインが少なく、何度か聴いていると飽きる曲も多い。

 そんな知識を確認しながらコンサートを楽しんだ。

 「CAUSE WE’VE ENDED AS LOVERS(哀しみの恋人達) 」の優しい音色。
 「Behind the Veil」の力強いセッション。
 「You Never Know」 のセンス。
 「Led Boots」の迫力。
 「Blue Wind (蒼き風)」のノスタルジー
 
「 A Day In The Life」ビートルズの佳曲、
 1999年のコンサートとは異なるアレンジのカッコよさ。

 アンコール前にメンバー全員が中央に集まると、
 自然にスタンディングオベーションでプレーヤーを讃える観衆。
 手拍子すらも許さないジェフ・ベックの音の変化に、
 行動で答えたオーディエンスのセンスもまた記憶に残った。

 アンコール・ラストの
 「The Peter Gunn」は、誰もが一度は聴いたことのある、
 ヘンリー・マンシーニの名曲

 曲間で流れたジミ・ヘンは、最後のファン・サービスだった。
 午後8時40分。
 すべての宴が終わった。

 【独り言:個人の記憶】

 2009年2月13日/ ウェルシティ金沢:午後7時8分、客電が落ちる。
 暗闇の中3人のサポート・ミュージシャン登場。
 間髪いれず孤高のギタリスト・ジェフベックが、歓声の中登場。
 ジェフにスポットライトが当てられた瞬間、ドラムがボレロのリズムを奏でる。
 
 ジェフベックの金沢公演を知ったのが、このTV番組の情報を友人に告げたとき。
 「そう言えばジェフ・ベック金沢に来るよ。1万円の席はもう売り切れてる。」
 コンサートの6日前の出来事。
 行こうか行くまいか迷った挙句、仕事を1時間早めに切り上げ、
 当日券を求め会場に着いたのが、午後6時20分。

 3大ギタリストのコンサート体験は、
 エリック・クラプトの、<ジャーニーマン・ツァー>を武道館(1990年12月6日)。
 ジョージ・ハリソン&クラプトン・コンサートを東京ドーム(1991年12月17日)。
 ジミー・ペイジのペイジ・プラントコンサートを大阪城ホール(1999年2月15日)。
 だから、
 ジェフ・ベックは、どうしても見ておきたかった。

 数少ない当日券の中で、最後列中央部の席を選択。
 最後列と言っても日本武道館で言えば2階席最前列中央の距離。 
 
 ポッケに入った単眼鏡(×8)で覗くとジェフの指先の動きまで確認できる。
 スピーカーの中央位置と言うこともあり、音の良さを実感できる。
 音量も翌日耳鳴りがしない程度の心地よいバランス。
 
 いつも通りの白と黒のファションは、ジェフの定番。
 噂のタル・ウィルケンフェルドは、ピンク系のTシャツに黒いパンツ。
 2人揃って黒のロングブーツを履いていた。

 コンサートの楽しみのひとつは、見たい時に見たい所を見れること。
 ヴィニー・カリウタのドラム・ソロ『レッド・ブーツ』の時にタル・ウィルケンフェルドは、
 べったりと地べたに座り込み。(お疲れ?)
 ジェフは、サイドで仁王立ち。
 
 何か、ポコポコ音がするぞと思えば、ドラムセットの横に用意されたパーカッションをヴィニー(超絶ドラマー)が指先でピアノでも弾くかのように叩いていたり、ジェフとタルが二人羽織の妙技?を披露しているところでバック・ステージからベックのギターを引揚げ調弦(or張替)。何事もなかったように元の場所に。

 また、会場から投げかけられた「I love you, Jeff」の声援に笑みがこぼれる。
 さらに最後列から覗く音響と照明のコントロール。
 ミキサーの動きは昔と変わらないが、照明はPC4台を並べくマス上に組み立てられた画面をタッチする場面など、テレビの画像では絶対知りえない情報の山。
 ミキサー席に無造作に置かれたいたセット・リストには、アンコールは4曲だったのに…。

 コンサート会場の持つ人と人のつながりは、
 基本的に同じ趣味を持つ者達同士の共感の場であり、
 同調する集団の中の一員としての安心感も感じる。
 テレビ画面で見るリラックス空間とは違う緊張感と集中力。
 ライブは、やっぱり生がいい。
 そんなことを感じた。

 会場の外に出てみると、
 到着した時の春一番の吹き荒れた嵐は一転して、
 雨があがり、心地の良いそよ風が吹いていた。


 <ジェフ・ベック:ジャパン・ツアー2009>
 
 日程:2009年2月6日(金)
 日程:2009年2月7日(土) 
 会場:東京国際フォーラム ホールA 

 日程:2009年2月9日(月)
 会場:NHKホール

 日程:2009年2月11日(水)
 会場:パシフィコ横浜
 
 日程:2009年2月12日(木)
 会場:愛知県芸術劇場 大ホール
 
 日程:2009年2月13日(金)
 会場:ウェルシティ金沢(石川厚生年金会館)
 
 日程:2009年2月16日(月)
 会場:Zepp Fukuoka
 
 日程:2009年2月18日(水)
 日程:2009年2月19日(木) 
 会場:大阪厚生年金会館 大ホール

 Jeff Beck    : Guitar
 Tal Wilkenfeld  : Bass
 David Sancious  : Keyboards
 Vinnie Colaiuta : Drums 

 <with エリック・クラプトン・コンサート>

 日程:2009年2月21日(土)
 日程:2009年2月22日(日)
 会場:さいたまスーパーアリーナ


 <関連記事:各地のライブ・レポート>

 *Jeff Beck@金沢公演
 http://blogs.yahoo.co.jp/kosi0810/38867181.html

 *JEFF BECK@愛知県芸術劇場 大ホール 
  http://yoikonikki.exblog.jp/10346893/#10346893_1

 *JEFF BECK@渋谷NHKホール
 http://yaplog.jp/momo-kimock/archive/3553

 *ソニー・ミュージック:ジェフベック公式サイト
 http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/ES/JeffBeck/?info

 

コメント (2)

<トスカニーニとの会話&諸国民の賛歌>を見て感じたこと。

2009-02-16 23:50:00 | クラシック・吹奏楽


 2009年2月15日の深夜に放送された、
 『音楽ドキュメンタリー:トスカニーニとの会話』
 『トスカニーニのワーグナー』
 は、大きな感銘を覚えた。

 *『音楽ドキュメンタリー:トスカニーニとの会話』について。

 トスカニーニの娘・ワグナーが、
 オープンリール・テープに録音していた150時間にもおよぶ、
 膨大な父の会話テープをもとに制作された、
 ドラマ仕立てのドキュメンタリー。

 ドラマと言っても、
 1954年の大晦日の夜、
 ひとつの部屋に集まったトスカニーニと、
 彼の親交があった親族や友人達が、
 お茶を飲みながら昔話をすると言った単純な進行。

 しかし、この思い出話は、
 トスカニーニの生い立ち、成功、戦争、音楽、家族とあらゆる方面に向けられ、
 残されたトスカニーニの言葉を現代の俳優達の口で伝えると言った手法で、
 言葉の節々に挿入されるモノクロの歴史的映像に興味を持たぬ
 クラシック・ファンはいないだろう。

 また、
 トスカニーニと親族達の会話を字幕でなく、
 日本語に吹替えで放送したことも親切な気がする。
 
 凡その内容は、一昨日記述した、
 <トスカニーニ特集:歴史的映像公開/NHK-BS2>
 の番組予想に通じた。

 しかし、
 新しい発見としてムッソリーニとの親交の話や、
 有名なチェロ奏者からの抜擢の理由、
 トゥーランドットの初演の逸話とプッチーニに対する感情の位置の対比など、
 意外な話も聞くことができた。

 プッチーニやストコフスキーに対しての辛辣な発言に興味を持ったし、
 逆にベートーヴェン、ワーグナー、ヴェルディへの信仰を強く感じた。
 また、アルフレード・カタラーニの才能を高く評価した。 

 プッチーニはトスカニーニに言わせると、盗作家で創造性が貧困だそうだ。
 
 また、大衆との迎合を考えておらず、
 「奴等は、音楽について何も理解いない。」
 と突き放すように語る。

 逆を言えば、
 ストコフスキーが大衆に迎合したことで、
 トスカニーニの逆燐に触れたようだ。

 番組中、トスカニーニがストコフスキーに書いた手紙として
 (親族の手によって出されなかったが…。)
 「これほど野蛮で品がなく非音楽的な演奏は、
 神聖なる音楽芸術の冒涜であり、
 音楽界にも独裁者のような無法者がいる。」
 とこき下ろしている。

 しかし、
 ストコフスキーに対し、強烈なライバル意識を持っていたことも読み取れ、
 音楽芸術の大衆性のあり方ついて考えるヒントを感じた。

 また、
 映像中ムッソリーニの死の場面を執拗に扱っていたことに異様さを感じた。
 路上での遺骸の映像については、歴史映像の中で頻繁に見ることがあるが、
 逆さ吊りの場面以上にそれに至るプロセスと市民の集まりが映し出されたことに、
 驚きを覚えた。
 
 話題は逸れるが、
 
先日NHK-BS2で放送された、<手塚治虫特集>の中で紹介された
 『紙の砦』のアメリカ兵の件を思い出した。

 特異な時代の中で、突然生まれる才能の開花。
 人の感受性は、劇的場面の中でこそ鍛えられる。
 現代の温室育ちの中で特異な才能開花は生まれ難い。

 しかし、
 個人崇拝の時代は終わりを告げるべきなのだろう。
 あらゆる表現世界で<巨匠に時代>は終わりつつある。
 それは、フラットな時代の証なのかもしれない。
 世界は、益々フラットに移行するのか?

 番組を見ながらそんな事を感じた。


 *『トスカニーニのワーグナー』 について。

 ワーグナーの演奏会については、
 <トスカニーニとの会話>を見た直後だけに、
 すんなり耳に入ってきた。

 名演と言うには躊躇を覚えるが、
 徹底的に鍛えられた管弦楽の響きは驚嘆に値するし、
 よく指摘されることだが輪郭のしっかりとしたトスカニーニの音作りは、
 フルトヴェングラーの変幻する音作りとの対比を感じることができ、
 収穫の多い演奏だった。

 それよりも驚いた事実が、
 ヴェルディの『諸国民の賛歌』(1944年収録) 

 
15分強の短い曲だが、
 音楽史上、最も政治色の強い演奏表現として、
 私の記憶に強く留められることとなり、
 そのことを忠実にお伝えしたいと考え、
 番組内の字幕をそのまま書き写す事にした。

 「次の映像は1944年制作。戦時下、イタリア解放と時を同じくして作られました。ファシストに反意を示したトスカニーニは、米国に亡命しヴェルディ作曲『諸国民の賛歌』を指揮。イタリア統一を祝って1862年に作曲された曲です。トスカニーニは原曲に手を加え英・仏の国家とガリヴァルディ賛歌に連合国の歌を加えました。『星条旗よ永遠なれ』と『インターナショナル』です。冷戦時代にあってこの最後の曲は後にアメリカ人の手で映像から削除されました。トスカニーニは原曲の歌詞を変更し<イタリア・わが祖国>を<イタリア・わが裏切られし祖国>としました。」

 ストコフスキーの改変作業を強く否定したトスカニーニが、
 自分が敬愛するヴェルディの楽曲に手を加えてまでファシズムに抵抗し、
 行動に示した事実を証明する歴史的な音楽(映像)の記録に、
 悲劇の時代に真っ向から抵抗した一人の音楽家の姿を見た。

 戦う姿勢。
 音楽でファシズムと戦ったトスカニーニ。
 映画でファシズムと戦ったチャップリン。
 絵画で戦争に反旗をしめしたピカソ。
 芸術が生み出す表現の奥深さを知る番組になっていた。
 芸術に於ける直接的な表現。
 時にそれは大きな意味を持っている。

 読者の皆様に紹介できて良かったと感じています。


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