mimi-fuku通信

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国立新美術館 フェルメール「牛乳を注ぐ女」展について。

2007-10-14 19:41:54 | 美術・芸術・創造

展覧会のホーム・ページへのリンク
http://milkmaid.jp/

 10月11日の午後に、国立新美術館で開催されている、フェルメールとオランダ風俗画展を見てきた。
 平日の午前と言うこともあり、思った以上の混雑もなく、おだやかに見ることができた。
 
 ただし、フェルメールの「牛乳を注ぐ女性」のまわりには人垣ができており、最前列の絵画の真正面で鑑賞するには、2~3分を要した。(展覧会後期の休日だと随分と待たされる可能性あり。)
 
 最前列と書いたのは、「牛乳を注ぐ女」が展示してある室内には、2つのゾーンが低いフェンスによって区切られており、前列ゾーンは基本的には立ち止まることが禁止。後列ゾーンは、ゆっくりと見たい人のために立ち止まることが許可されている。
 とは言っても、「牛乳を注ぐ女」の作品の大きさは約46センチ×41センチと大変小さく、その絵を鑑賞するのに前列で約2メートル。後列で約4メートルの距離があり、肉眼で細かい部分を確認することは不可能だ。

 この、展示法は多くの来場者予想と絵画の持つ重要性を考える上で仕方のない措置であり、細かい描写を見たい人は単眼鏡などの道具が必要なので注意。
 ただし、この絵に対するハイビジョンでの映像公開や、パネルによる説明も多数あるので、本物は色彩とサイズの確認だけでも見る価値は充分にあると思う。
 特にこの絵は保存状態も良く、色の対比も比較的単純なため距離を感じさせない存在感がある。

 mimifuku的評説は、別のページに表示します。下記へリンクしてください。
http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/f894068c2d20aaef2110d5534051867e

 

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