mimi-fuku通信

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台風15号 2007年10月

2007-10-08 23:00:51 | 台風関連


台風進路
http://www.jma.go.jp/jp/typh/0715.html
           資料:気象庁ホーム・ページ内


 8日夜現在、報道されている範囲での台湾の被害は、死亡者が5人。行方不明者が2人。ケガ人が53人。
 各地で、土砂崩れや道路の陥没が多発。最大280万世帯が停電。
  台北市内でも民家が土砂崩れで埋まり2人が死亡。大雨による洪水で多数の家や道路が水没したもようです。

10月8日 夜

 中心気圧は、1006hPa。現在位置は東シナ海。
 台風は、温帯低気圧に変わりました。

10月8日 朝

 中心気圧は、990hPa。暴風域はなく、強風域の直径は、約800km。
 昨晩から、ほぼ動かずに停滞したまま衰退への道を辿っています。
 ただし、同じ箇所に停滞しているために同じ地域でまとまった雨が降り続いていると思われ土砂災害等の被害が出ているかも知れません。

10月7日 夜

 中心気圧は、975hPa。暴風半径90km。強風域の直径は約800km。
 予想通りに衰弱して大陸に上陸。
 今後はさらに大陸のストレスを受け停滞し、明日の朝までには暴風域がなくなる見込みです。
 ただし、暴風域には強い雨雲があると思われ、局地的な大雨災害や突風による事故の心配は残ります。

10月7日 朝

 中心気圧は、965hPa。暴風半径は約155km。強風域の最大直径は1000km。
 現在台風15号は、台湾の北部と大陸の中間あたりの台湾海峡に位置し北西に進んでいます。
 今後はゆっくりと進路を北に移動し大陸に上陸するとの予報がでています。
 台湾北部は、まだしばらく台風の暴風域がかかりそうなので、地域によってはさらなる大雨の心配があります。
 それと、台風の移動経路を見ると台風が台湾北部でグルリと一回転したようですが、珍しい現象だと思います。
 何年か前、小さな台風が南西諸島のをグルグルと一週間近くも方向が定まらなかったことがありましたが、台風の回りの気圧配置によっては、こうした現象も起こるのですね。・・・でも、台湾の人達にとっては迷惑な話だよな~。
 しかし、台風の暴風域は、やや大陸にかかり始めているようですので、さらに台風の勢力は弱まりそうです。

 今後の台風の進路は、日本の東北地方あたりに中心を持つ高気圧が東に移動するのにともない、ゆっくりと北~北東に進路を変えて東シナ海に到達することは確実で、その時の勢力と気圧配置のバランスによっては、日本に何らかの被害をもたらす可能性も残されています。

10月6日 夜

 中心気圧は945hPa。暴風半径150km。強風域の最大直径は1200km。
 少しだけ、ホッとできる勢力まで落ちてきましたし、先島諸島(宮古、八重山地方)は、暴風雨域から抜け出しました。
 一昨日の私の予測にそった形で台風は、台湾に上陸。
 台湾の山岳地帯を南に進行しています。
 これは、日本海にある高気圧の張り出しが、予想以上に南西に影響を及ぼしたからと考えられます。
 台湾に上陸して、ホッとすると言うのも不謹慎に聞こえるかも知れませんが、朝の予想通りに進行すると、今頃は台風の勢力がさほど衰えないまま台湾の北先端にたどり着き、台風のエネルギーを補給しながら、台北をはじめとする北部の大都市が、猛烈な暴風雨の中に長時間さらされることになります。
 台湾という国は、台風の近づく東側に3~4千メートル級の巨大な台湾山脈をもっており、この山脈が都市の連なる西側のバリケードの役割をはたし、上陸と同時に台風の勢力が制限されるような地形を持っています。
 そのために上陸後、わずかな時間で台風の勢力は減退し、暴風域が狭まったことで中国大陸も南西諸島も危険度が大幅に緩和される状況になったと考えられます。
 ただし、台湾の北部~中部の山岳地帯は400ミリを超える雨が降っているようですし広い範囲で200ミリ以上の雨が降りしきり、さらに明日夜までに同量位の大雨も予想され、全土に渡って非常事態であることには変わりはありません。
 台風は、今後は北西から北に進路を変え私の予想では一度中国大陸に上陸後、再び東シナ海にでるようです。
 ただし、一度勢力が落ち始めた台風がこの地域で発達するとは考えにくく、早い時期に熱帯低気圧に変わる可能性もあります。
 今後、この台風が、高気圧と高気圧の隙間に入り込むように日本に接近するとの予側がありますがその予想は、中国大陸から離れ始めた時点で判断しても遅くはないようです。
 *台風15号は、今日の午前~昼過ぎまで920hPaまで中心気圧が低くなっています。これは、おそらく海上の気圧判断と地上の気圧計での誤差を修正したものと考えています。

 与那国島では、最大瞬間風速63・2メートル(午後0時4分)を観測しました。
 この記録は、10月としては過去最低の観測気圧でした。

 
10月6日 朝

 大型で猛烈な台風15号の、中心気圧は、925hPa。(瞬間最大風速:75m)
 暴風半径は、260km。強風域の、最大直径1200km。
 昨晩と比較し暴風域が広くなり、現在が最盛期と思われます。

 台風は、予想よりも少し速度をあげながら、先島諸島をすっぽりと暴風域に巻き込みながら台湾北部に向かい北東に進んでいます。
 現在は、すこしだけ速度を速めていますが、大陸に近づくにつれていたいするものと思われ、台湾北部から半径500kmあたりの地域は、長時間の暴風雨にさらされる恐れがあり心配な状況に変わりはありません。
 また、現地の方々は、地元の気象庁が出す最新の情報を入手し危険には近づかずの姿勢でこの台風に対処してください。
 3連休の初日。台湾や先島諸島は、2日間に渡り交通手段が完全にマヒすると考えられお出かけの予定の方は残念なことになりました。


10月5日 夜

 中心気圧は、925hPa。暴風半径は、200km。強風域は、最大直径1200km。
 大型で猛烈な台風15号は、一級の台風に成長してしまいました。
 現在の位置が、石垣島の南300kmあたりに位置し、台湾の北部先端をかすめるようにゆっくりと通過し、東シナ海の大陸沿岸部を北上するといった、先島諸島にとっても、台湾にとっても、さらに中国大陸にとっても、一番やっかいなコースを選択するとの予報がされています。
 個人として、今後の予想をするよりも、明日~明後日の深刻な状況を見守り、何事も起こらぬことを祈っています。
 
10月5日 朝

 中心気圧は、935hPa。やや発達しながら昨晩の予報よりもやや北西に進路を変えています。そのために、先島諸島の暴風域に入る可能性は、非常に高くなっています。
 台風が大型のためにすでに強風域に入っており、明日の明け方には、暴風域に入る模様です。
 今後は、最新の台風情報を入手してください。

10月4日 夜

 中心気圧は、940hPa。暴雨風域の半径は170km。強風域の最大直径は約1300km。非常に強い、大型の台風に変化してきました。
 昨日の予報よりも南西側に進路をとり、台湾の北部に上陸後に、大陸に接近するとの予報がでています。
 そのため、沖縄本島に暴風域が入る可能性は少なくなり、3連休に旅行を予定されている方は、飛行機の運航に障害が出る可能性は少なくなりました。
 台風は、進路が南よりになったために、強風域がフィリピンにかかることで、回転運動に多少の妨げとなり、さらに大陸に近づけば近づくほどに大陸とのストレスでこれ以上の急激な発達はないように考えています。(ただし、海上にある以上は多少の発達は見込まれますが。)
 台風が今後、大陸に上陸後やや北上して、再び東シナ海に出るか、大陸内に入り込み衰弱するかは、微妙な判断のようです。
 私の予測では、明日には、現在の予報よりもさらに南に台風の進路が移動しているように感じます。そのため、北上する際には、大陸からのストレスがさらにかかるために、比較的早い段階で衰弱しながら北上するような気がするのですが・・・。
 
 
10月3日 夜

 中心気圧は、960hPa 。暴風域の半径140km。強風域は、南東側750km~北西側500km(最大直径1250km)と予想通り速いテンポで勢力を強めています。
 現在のところ、先島諸島方面に向かい北西に進路をとっています。
 最大気圧は、940hPaあたりまで発達しそうです。
 おそらく、その先は、東シナ海に入っていきそうな気配ですが、それまでは勢力の拡大が見られると思います。
 東シナ海に入ったあと、北から北東へ進路を変えるのか、大陸に向かうのかは今のところ結論は持ち越しですが、一番よいパターンは、東シナ海中域で停滞し、勢力を弱めることです。
 ただし、台湾~先島諸島~沖縄のいずれかに暴風域は到達しますので、現地の方々は、最新の情報を入手してください。
 

10月2日 夜

 今日の午後、フィリピンの東海上で、台風15号が発生しました。
 990hPa。暴風域は、今のところありませんが、今後は急速に発達する可能性があります。(気象庁の予想よりも早いテンポで発達しそうな雲行きです。)
 台風の進路は、今のところ南西諸島に向かい進行しています。ただし、速度が遅いため、その後の気圧配置の変化によってどのように進むかは微妙です。

コメント
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