mimi-fuku通信

このブログを通して読み手の皆様のmimiにfukuが届けられることを願っています。

石油と環境のこと~つづき。

2007-10-10 23:14:07 | 環境・資源・未来
 
 昨日のんは、おもしろかった。読んでる人にはしんどい内容だと思うけど、あんな風にに文書を作ることないもん。昨日の内容を正式な文書にするには、多分一日3時間で一週間ほどかかるかな?
 人に読んでもらう文書でないし、でもまだまだ人を意識した内容で綴られてて、今日はどんな文節が、飛び出すか自分でも楽しみ。
 なんて言ったって、今の時点でなんの構成もできてないし、今日は30分だけ、頭の体操しますので、お時間が許せば読んでみてください。

 昨日の石油の話で書き足らなかったことに、1988年以後アメリカでも誰もが環境の変化に気づき始めた。しかし、当時のブッシュ(父)もクリントンもそのことを見過ごしてしまった。科学者は、政権に都合のよい環境解釈をし、その科学者の研究所には多額の研究費の援助があった。
 
 石川県では、1985年(昭和60年)以後に著しい積雪の減少が見られ始めた。
 石川県は、冬の気温が雪と雨の境目にあり、2~3度の違いで雪になったり、雨になったりする地方で、降水量は、11月中旬から、3月中旬まで、厚い雲に覆われほとんど晴れ間がのぞくことは少ない。
 かっては、12月に入った雪は、屋根の上の根雪になり、温暖の差で、大きなつららもできていた。
 また、突然の大雪に見舞われ、昭和の時代の旅行ガイド・ブックには、その期間は、都会からは絶対車で旅行しないようにと書き込まれていた。(でも、そのことはスキー・ブームを経て、都会の人も随分と雪に強くなったし、車も四輪駆動車も増えてきたため1990年前後には、都会の人も安心してドライブに来られるが。)
 
 今年の石川県の平野部では、一月、二月と全くと言ってよいほど積雪がなく、人と会えばその話ばかりだった。「変な気候になったね。そのうち地震でも来ないか心配だ。」と人が口々に言っていた矢先に能登が揺れた。
 断言できるが、科学的には、気温も雲も地震とは関係ない。しかし、人の心理の中には、気象異変はすべて連動している。
 天変地異は、過去には政治にも宗教にも利用されたし、天変地異は疫病の流行をも連動し、それぞれの時代の思惑の中で、人々の心に揺さぶりをかけた。

 今の環境変化がもたらす天変地異が、電波や光に乗って私達の耳に到達するとき多くの人の脳の働きの中で自己投影と比例する形で拒否感を感じ、その拒否感を利用しようとする輩も出現して、多くのことが不安と安心のバランスの中でそれぞれの思惑が混在する世情は、平安の世も鎌倉の世も現在の世も何も変わらない。
 ただし、現在と過去の違いは、その天変地異の原因の多くを人間は把握していることで、解決策の道筋も認知している人が多いことである。ただ、その解決策を棚上げし、問題の解決を先送りする理由はこの世の中を支配するのが余生の短い人たちだと言うことだ。
 5本の番組の中である老紳士が、「私達は将来の孫の世代にこう言われるだろう。
おじいちゃんたちは、私達に何の資源も残してはくれなかった。残したのは住みにくく環境が悪化したこの世界だけだ。」みたいなことを語っていた。

 番組の中では、石油の枯渇について触れているものもあった。
 埋蔵量と消費量のバランス。消費量と大気汚染や温暖化のバランス。
 ハッキリとした科学的数字は解釈によってバラツキがあるものの30年後、50年後には、深刻なものになっている。
 また、ある番組は、石油がなくなることの前に、石油需要と産出量のバランスが逆転した時に、石油価格の高騰と強国同士の綱引きの中でいさかいが起きる可能性と貧国に供給できる量の石油確保が難しいだろうとも予測しており、そのバランスが崩れ始めるのが2016年頃になるらしい。
 多くの番組な過程は、すべての石油を使い切ることを前提としている所が、今の現実のようだ。

 ここで、再び老紳士への子供達の嘆き。
 「おじいちゃんたちは、私達に何の資源も残してはくれなかった。残したのは住みにくい、環境が悪化したこの世界だけだ。」
 さらに、付け加えよう。
 「資源がないことで何かをしようとしてもなにもできず、環境が悪化したことで人々の心はギスギスしたものになり、ギスギスした心に争いは絶えず、おじいちゃん。生きていく希望がないよ。」
 もしかしたら、こんな世の中が、今日生まれた赤ちゃんが、私の歳になる頃に現実のものになっているかも知れない。

 そのことが、分かっていながら何もできない社会は、何も知らない過去の社会よりも低俗かも知れない。

 予定よりも3分オーバーしてしまった。
 明日と明後日は、出張のためにブログはお休み。
 もしかしたら、4~5日お休みするかも。
 今日のは、カッコつけすぎ?
 でも、番組をみた感想なんで・・・。そんなに、偉くはないですよ。

コメント
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