先日…アドブルーが減らない…という事でドージングモジュールを交換したCD4Zクオン。
今度は先日、走行中にチェックランプが点灯した…との事で入庫。
現在は点灯してないので過去コードを確認してみます…
また出たよ…コレ…
エア圧異常…
で、やっぱりUDSの試運転をしてみると…
エラーが出ます。
ドージングモジュールのエアホースを外すと…
ホースにはオイルが…
緑色みたいなオイル…
おそらくエンジンオイルが長期間経ち分離した油分だと思います…
エアドライヤーからのオイルミストなんでしょうが…
実はこの車両…半年前にエアコンプレッサーとドライヤーをオーバーホールしてるんですが、どうも一足遅かったようで、オーバーホールする前に混入したであろうオイルミストがポンプモジュール内に溜まってる可能性がありそうです…
本来ならポンプモジュールを交換したいところですが…
お値段の方が…新品で56万円とぼったくりにも程があるだろ…ってな金額。
UDトラックスでは内部供給のリビルトがあるそうなんですが…
我々のような一般の整備工場や部品商には供給されないといった器の小っちゃい対応です。
まさに大手メーカーによる中小企業イジメです。
ただ僕らのような民間の整備工場も、お客の為にもこの状況をただ指をくわえて眺めてるつもりは更々ありません…笑
今回のお客様はその考え方に賛同し、協力してくれる…との事。
ありがたいことです。
本来ならASSY交換するしか方法が無いポンプモジュールですが、今回のケースはエア経路にオイルが混入した事によるであろうトラブルなので分解して可能な限り中を洗浄してやろう…という話。
早速ポンプモジュールを取り外します…
で、外れたポンプモジュール。
外したらゴミが入らないようにすぐにメクラをします…
トルクスを緩めてカバーを取り外し…
これがレギュレータです。
これで入力圧を調整してます。
更にオリフィス前のエア圧センサーに…
こちらが後側エア圧センサー。
センサーを取り外して
オリフィス側もオイリーです…
前後のセンサーとオリフィス側のアルミブロックごと取り外して…
更にレギュレータも取り外します…
するとレギュレータのエアポート周りにスラッジがこびり付いてます。
ブロック側にも当然…
このスラッジがかなりの頑固物でカッチカチの為、簡単に取れません…
見える所は取れても見えない奥の方は取りきれないので…
特殊な洗浄剤の中につけ置きします…
待つ事15分…
取り出してエアブロー。
内部までキレイになりました。
中に見える小さな穴がオリフィスです…
レギュレータのエア通路にも何とか洗浄剤を数滴流し込んで掃除。
さすがにモーターがついてるのでつけ置きは出来ません…笑
キレイになりました。
後は元どおりに組んでいきます。
規定トルクは分かりませんが、ボルトのサイズと緩めた時のトルクからして、おそらく7~8Nm程でいいかと。
トルク締めしていきます…
カバーも取り付けて車両に取付け。
アドブルーのホースやエアホースにハーネスを接続して完成。
エンジンをかけて漏れなどが無いかを確認して、UDSの試運転…
すると…
無事、正常に終了しました。
長時間走行すると点く…という事だったので、ここからはお客様に通常通り運行して様子を見てもらいます。
これで良くなる事を願います…笑
今回はお客様にの協力してもらい、分解清掃して、それを車載してデータが取れるので非常にありがたいです。
内部部品も海外経由で買えないか調べてみようと思います。
しかしメーカーのこういう対応には本当困りますよね…
親会社であるボルボの意向なのかもしれませんが…
お客様はいい迷惑です。
今度は先日、走行中にチェックランプが点灯した…との事で入庫。
現在は点灯してないので過去コードを確認してみます…
また出たよ…コレ…
エア圧異常…
で、やっぱりUDSの試運転をしてみると…
エラーが出ます。
ドージングモジュールのエアホースを外すと…
ホースにはオイルが…
緑色みたいなオイル…
おそらくエンジンオイルが長期間経ち分離した油分だと思います…
エアドライヤーからのオイルミストなんでしょうが…
実はこの車両…半年前にエアコンプレッサーとドライヤーをオーバーホールしてるんですが、どうも一足遅かったようで、オーバーホールする前に混入したであろうオイルミストがポンプモジュール内に溜まってる可能性がありそうです…
本来ならポンプモジュールを交換したいところですが…
お値段の方が…新品で56万円とぼったくりにも程があるだろ…ってな金額。
UDトラックスでは内部供給のリビルトがあるそうなんですが…
我々のような一般の整備工場や部品商には供給されないといった器の小っちゃい対応です。
まさに大手メーカーによる中小企業イジメです。
ただ僕らのような民間の整備工場も、お客の為にもこの状況をただ指をくわえて眺めてるつもりは更々ありません…笑
今回のお客様はその考え方に賛同し、協力してくれる…との事。
ありがたいことです。
本来ならASSY交換するしか方法が無いポンプモジュールですが、今回のケースはエア経路にオイルが混入した事によるであろうトラブルなので分解して可能な限り中を洗浄してやろう…という話。
早速ポンプモジュールを取り外します…
で、外れたポンプモジュール。
外したらゴミが入らないようにすぐにメクラをします…
トルクスを緩めてカバーを取り外し…
これがレギュレータです。
これで入力圧を調整してます。
更にオリフィス前のエア圧センサーに…
こちらが後側エア圧センサー。
センサーを取り外して
オリフィス側もオイリーです…
前後のセンサーとオリフィス側のアルミブロックごと取り外して…
更にレギュレータも取り外します…
するとレギュレータのエアポート周りにスラッジがこびり付いてます。
ブロック側にも当然…
このスラッジがかなりの頑固物でカッチカチの為、簡単に取れません…
見える所は取れても見えない奥の方は取りきれないので…
特殊な洗浄剤の中につけ置きします…
待つ事15分…
取り出してエアブロー。
内部までキレイになりました。
中に見える小さな穴がオリフィスです…
レギュレータのエア通路にも何とか洗浄剤を数滴流し込んで掃除。
さすがにモーターがついてるのでつけ置きは出来ません…笑
キレイになりました。
後は元どおりに組んでいきます。
規定トルクは分かりませんが、ボルトのサイズと緩めた時のトルクからして、おそらく7~8Nm程でいいかと。
トルク締めしていきます…
カバーも取り付けて車両に取付け。
アドブルーのホースやエアホースにハーネスを接続して完成。
エンジンをかけて漏れなどが無いかを確認して、UDSの試運転…
すると…
無事、正常に終了しました。
長時間走行すると点く…という事だったので、ここからはお客様に通常通り運行して様子を見てもらいます。
これで良くなる事を願います…笑
今回はお客様にの協力してもらい、分解清掃して、それを車載してデータが取れるので非常にありがたいです。
内部部品も海外経由で買えないか調べてみようと思います。
しかしメーカーのこういう対応には本当困りますよね…
親会社であるボルボの意向なのかもしれませんが…
お客様はいい迷惑です。