メカニック日記

メカニックです。仕事ネタから感じた事思った事など気まぐれに更新していきます…

最近の作業…40

2021-07-16 08:57:00 | 整備
まずはEXD77ギガ…

燃料系のトラブルでインジェクター、サプライポンプ、コモンレールの交換…
6UZは補機の取り外しが多い…


まずはインジェクター交換からの…


サプライポンプの交換…


取り外したサプライポンプ。

カップリングの付け替え…


タイミングを合わせて取り付け。


インジェクションパイプやコモンレールも交換。




その他の補機をどんどん取り付けていきます…




組み付け終わったらIDコードの書き換えをしてエンジン始動…

各部に漏れがないことを確認して完了。


お次はFNプロフィアがチェックランプが点灯したという事で出張で点検…


尿素水インジェクターの故障でした…


翌日、部品を持って出張で交換して完了。



オイル漏れ修理のクオン…


オイルパンからの漏れが酷く修理…




セパレータも漏れ始めていたので同時に交換。






エアコン効き不良のギガ…
ガスが全く入っておらず、配管からガス漏れを起こしていました。
ギガのこのパイプってよく漏れますね…




配管とエバポレータの交換。
ギガのエバポは簡単で助かります…


後はA/Cマシンを繋いでガスチャージ。




効きもバッチリ直りました。


DPF洗浄でお預かりしたプロフィア…
フィルター取り外すとパイプ内がシアヌル酸で閉塞しかけておりました…


原因は尿素水インジェクター噴射口からのリーク…


意図しないタイミングで尿素水が少しずつ漏れ出した結果、内部で固まってしまうという状態…

幸いにもパイプ内だけで収まっていたので可能な限り取り除いて尿素水インジェクターも追加で交換する事になりました。

取り除いたシアヌル酸の塊り…


今回はたまたまDPFの洗浄タイミングで気が付いたから良かったものの、この内部リーク症状の怖いのはチェックランプが点く頃にはSCR触媒が使えない状態になっている可能性も少なくないという事…




再生要求頻度が多いというクオンのDPF洗浄…




DPFを取り外して洗浄…
コレも色々な車両のDPFを洗浄しているとメーカー特有の特色が見えてきます…
今国内のセラミックフィルターの材質にはコーディエライトと炭化ケイ素の2種類が主流ですが、洗っていても素材は同じコーディエライトのフィルターで外見は同じセルサイズでも内部の目の細かさが車両メーカーによって全然違う事が分かります…




洗浄後に取り付けて完成…


洗浄前に最大で10kPa近くあった差圧は…


1kPa付近まで下がりました…


これでお客様に通常の使用をしてもらい再生頻度がどのような頻度で推移していくのか見てもらいます。



走行中オーバーヒート気味になるレンジャーのラジエーター交換2台。
こちらはインタークーラーから漏れたオイルがラジエーターに付着して冷却効率が低下したパターン。


本来ならインタークーラーも換えたいところですが代替予定の為、洗浄で対応。



で、もう一台のレンジャーはフィンの詰まりで冷却効率が低下したパターン。





更にA/Cコンプレッサー不良のレンジャー…
交換のタイミングで内部のフラッシングも同時に作業。








最近ブログの更新が遅れていましたが…
こんな感じでバタバタしています…



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