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でも、感じルンです

2011年06月08日 | 日記・エッセイ・コラム
これも“パブロフの犬”って言うんですかね?
 
自室は二階にあるが、
先月の痛風の発作が始まってからは、
もちろん、階段を上れるはずもなく
一階にある部屋に間借りをして就寝している
 
どの家でもそうだろうが、
二階は温められた空気が上がってくるのか、
下に居るときよりも温度を高く感じる
世間は梅雨の真っ只中だが、
その先には夏が待っている
 
例年でも、なるべくクーラーを使わない生活に
心掛けていたビンボウ人ではあるが、
今年は節電も念頭に置いての生活になると、
少しでも涼しさを考えた行動が必要となる
 
しかし、いくら二階よりも涼しいとはいえ、
扇風機もクーラーもなければ、
寝苦しい熱帯夜を乗り切れるものではない
 
ただ、僕の場合、
方法が無いわけではない
 
蚊取線香である
 
床に就く一時間ほど前に、あらかじめ
蚊取線香に火をつけておく
風呂にはいり、一日の反省と感謝を口にしたあと、
布団に辿り付く頃には、
部屋中に蚊取線香のニオイが広がっている
 
(あぁ、おやすみぃ~)
 
あっと言うまに眠りに落ちていくのが分かるほど
気持ちが穏やかになる
そしてここがミソだが、あのニオイを嗅いでいると、
反射的に、風を感じるのだ
布団から出した足に風を感じる
 
扇風機もクーラーも、ましてや、窓も開いていないのに
風を感じる
 
いや、オカルトではない
違う涼しさを感じそうだが、そうじゃない
 
条件反射とでも言うべきか
蚊取線香のニオイを吸い込むと、
扇風機の風と共に寝ていた、幼い頃を思い出して、
足に風を感じる
 
同時に、夏の暑さも甦るのかも知れないが、
まだまだ夏本番よりは涼しいので、
その落差が、風となって
体感できているのかも知れない
 
と、ここまで書いて、
こんな話、以前にも書かなかったか?って
 
蚊取線香と聞けば、そんな事を言わずには
居られない
 
やっぱ、パブロフの犬って言うのかな?
 
 


コメント
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