同業他社への就職禁止？

新春で仕事始めの方も多いと思います
皆さんが順調な実りのある年になりますように。早いですが更新しておきます。

Q:私の会社は、今度就業規則に同業他社への就職禁止を盛り込むことにするようです。
今までは個別に誓約書をとっていたのですが、就業規則で記載されると就職活動もできず、不利になるのではないのでしょうか？

A:就業規則または誓約書で規定されたとしても、下記に書いた合理性などよほどの事がない限り憲法にかかれてあるおおもとの職業選択の自由は守られるべきであると考えます。
競争会社への就業等禁止は合理的な理由がないと判例でも認められていません。

合理な理由があるかどうかは、競業行為を禁止する必要性や職務の内容、競業禁止期間や義務違反に対する措置など総合的に判断されます。あまりにも長期間の競業会社への就職禁止などは認められない可能性高いでしょう。

誓約書にサインするまえに労働基準監督署に相談してみましょう。例えサインした後だとしてもよほど職務技能に対して高い給料が支払われていたなど特別なことがない限り無効の可能性高いです。

皆さんが納得して幸せに働けてますように