労働条件の変更について

皆さんはどんなお正月過ごしてますか？

今年一年皆さんにとって良い年になりますように

早いですが、更新しておきます

Q:勤め先から業績悪化を理由に労働条件の変更をいわれました。給料を今より三万へらして続けるか、異動して違う職種にするかどちらかになるとのこと。
三万もへると生活出来ないし悩んでます。

A:続けるかあなたの気持ちが大切です。

続けるなら労働条件を書面で提示してもらいましょう。そしてその労働条件で納得いかないならきちんとそのことを会社に伝えることが大切です。サインしたり意志表示しないと納得したとされる場合があります。

このような労働条件の変更を提示しのまない場合解雇というような方法は変更解約告知と呼ばれ、労働者が非常に不利な立場になるものは認められないとする裁判例も出ています。業績悪化としても労働条件を変更する高度の合理性などがなければ認められません。

賃金があまりにもさがるなど労働条件の大幅な低下は不当な可能性高いです。

先ずは納得できないならその意志表示(書面のほうがよい)をし、交渉してみてそれでも条件が変わらないなら、会社に労働組合があれば、労働組合に行って交渉してもらい、ない場合はユニオンに加入し団体交渉する方法があります。ユニオンには一人でも加入可能です。

また同時に労働局の総合労働相談コーナーに相談し、解決の道筋がたたなければ、都道府県労働局長の助言・指導、紛争調停委員会による斡旋などの道筋を示してもらう方法もあります。無料で受けられます。

誰もが幸せに働ける社会になりますように。