日々思うこと

日常と、
日常につながるもの。

「毎日更新」が…

2007-06-10 | 教育
一日で途切れた…orz
土日ってダンナもいるし、イロイロやってると忘れちゃうんですよね…
なんて言い訳スイマセンm(_ _)m

さて、気を取り直して…
最近「バカをつくる学校」(ジョン・テイラー・ガット)という本を読みました。

こういうセンセーショナルなタイトルの本は、普段の私だったら嫌悪する類なんですが、例の教育掲示板で“学校否定派”の方が得意げに持ち出すので、対抗意識を燃やして反論の材料にと読んでみました。
(もちろんおカネなんか出しません!図書館です。)

予想通り、「こうやって著者の意図は捻じ曲げられるんだな…」のいい見本になりました。

著者が否定しているのはアメリカの大量消費社会であり、著者の主張によると「学校がそれを支えている」らしいんですが、
彼女(その“学校否定派”の方)は、結局「学校は刑務所と同じだ」とかの扇情的な言葉を取り出して、学校を悪者に仕立て上げたいだけなのです。
おまけに読みもせずそれに便乗・拡大解釈する人まで現れる始末…

あらためて、“学校否定派”の方々の「浅さ」がよくわかりました。そういう意味では「バカをつくる学校」は貴重な書でしたね。同意できるものは全くと言っていいほどありませんでしたが。

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大量消費・・ (ヤマ親爺)
2007-06-10 10:22:31
 私も大量生産・消費・投棄は反対です。
 「物を大切にし、必要なだけ使う」は生活のテーマでもあります。
 しかし矛盾することも当然多く、人類として腰をすえて考えてゆく性質のことと考えます。
 いきなり、おおっぴらに「学校教育」が云々なんてぇのはまるで的外れですねぇ。
返信する
底の浅さ (duca-me)
2007-06-10 22:34:25
「広く浅く」っていう感じですかね?>知識
そういう人たちはこれを読めばいいんですけどね(Yさんとこにも張りましたが)(爆)(・ω・)つ

ttp://www.amazon.co.jp/13%E6%AD%B3%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E8%AB%96%E7%90%86%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88-%E5%B0%8F%E9%87%8E%E7%94%B0-%E5%8D%9A%E4%B8%80/dp/4569655602
返信する
協力のお願い。 (よね)
2007-06-10 22:43:09
拙ブログで、お勉強(小学校)を決行します。
すぐに始めるかは未定。

忌憚なき、コメントお願いします。
(と、いうより「現役小学ママ」として
 いろいろ教えてくださいな。オナガイ。)

内容
1.「学校」の役割。
  学校=「他者との関わり」+「知識の場」
  塾 =「知識」オンリー。
    だから、学校不要論など、バカバカシイ。

2.家庭での「ちょっとした会話」
  小学校は「家族」以外の
  「他者とのコミュニケーション」が必要です。
  
  ちょっとしたことを聞くだけなのですが。
  例えば、「今日、何を教わったの」
      「友達は何て言ってた」
  
  これらは、「他者の話を聞く」
       「他者に自分の考えを説明する。」
       これ、即ち「論理的思考」の基礎。
  
  また、自己と他者との関わりのヒント。
       
  「コミュニケーション力」+「国語の基礎」
   につながります。

3.小学校に身に付けるべき「学力」
 a.出口の国語以前の国語。
 b.小学・算数のゴール
   「文章題」は世の中で言われるほどには
   大切でないですね。
 実は、100マス計算の陰山氏と
    受験評論家・和田秀樹氏は、
 「小学校の最低限は?」と聞かれ、
 それぞれ回答しています。
 面白いですよ。

4.「早寝、早起き、朝食」
  これに加え、私は「朝一勉強」を提唱します。
  だって、朝30分勉強したら、夕方以降、
  楽でしょう?

  だって、子供は、「遊びたい」「アニメ見たい」
  そしたら、もう8時。眠たくなりますよね。

  これが、「学習習慣」のキモと考えてます。
  それこそ、高校まで続く。

5.お勉強の技術論。
   TIPS的に軽く。

動機

陰山先生の考えが、誤解されている。
「100マス計算」=陰山ではないのに・・・

「プロ教師の会」の本、2冊に「腹が立った」

「親力」なんて大それたものは「幻影」だ。

midstreamさんが「違和感」を感じた記事に
「突っ込み」をいれてくだされば、幸いです。

敬具 by よね。


 
返信する
コメントありがとうございます (midstream)
2007-06-11 13:57:09
>ヤマ親爺さん、
私も年々地に足の着いた生き方を志向するようになってきました。しかし、ことが複雑すぎて簡単に解決できるものではないですね……
貧富の格差も考えず「学校をなくせばいい」なんて安易な結論を提示して、またそれに安易に流れる人がいる(アメリカではこの本の影響でホームスクーラーが急増したそうです)と聞くと、なんだか暗澹たる気分になります…

>duca-meさん、
おっ、面白そうな本ですね!読んでみようかな?
私もまだまだ論理的思考とは程遠いので…^^;

>よねさん、
私なんぞでよければ、ボケ役ツッコミ役なんでもいたしますよ♪
…マジメに返しますと、私の場合、子どもが小学校に上がる前と後とで、学校のとらえ方がかなり変わった気がします。そのへんの話もいずれ♪
返信する

コメントを投稿