ゆかた

近所の二つの夏祭りが終わりました。
いや～楽しかった。いつもながら祭り好きの血が騒ぎます。

でも、今年は難関が一つ…
娘のゆかたの着付けです。

こないだまでは、よくある子ども用のゆかたで、テキトーに兵児帯を結んでいればよかったのですが（…イヤ、よくはないのですが＾＾；）
さすがに中一ともなれば、いくら小柄だといっても、そういうわけにもいかなくなってきます。
で、あらためて心を落ち着けて着付けにとりかかりました。

しかし、これがなかなか難しい！！
友人との待ち合わせ時間に合わせて、余裕を見て着付けの時間をとったのですが、あせればあせるほどうまくいかないんですよね。
「ちょっと、ココ持ってて！」
「あ～ズレちゃった、もう一回やり直し…」
「あせるからうまくいかないんだ、よ～し、落ち着いてゆっくり…」
私も娘も汗だくです。

で、気づいたんですが
（和服の）着付けというのは、どうもそのときの精神状態が現れてしまうようです。
あせりすぎてもダメ、「テキトーでいいや」と思ってやってもダメ。
適度な緊張感と、〆るときにはピシッとしめるという、メリハリが大切なようです。

これって何かに似てるなぁ、と思ったら…
「編み物」です。（以前は割とやってたんですよ…ガラじゃないですが＾＾；）

編み物をしているときって、編み目に精神状態が現れてしまうんですよね。
気持ちに余裕がないときに編んだ部分は、何となく編み目がつまっていて窮屈な感じだし、
テレビなどに気を取られながらの「ながら編み」で、集中せずに編んでいた部分は、何かしまりがない感じ。

だからといって、意識して「逆」をやろうとしても、これがなかなかうまくいかないんですよね…な～んか“わざとらしい”感じになってしまって。

アタマで自分の精神状態をコントロールするのって、実はすごーく難しいんじゃないだろうか…そんなことを考えました。

写真は、なんとかゴマカしながら着付けを終えた娘です。

タイヘンですけど、やっぱり夏はゆかたがいいですね～娘も嬉しそうでした♪