愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

岩作(やざこ)城跡 長久手市

2018年04月16日 15時53分56秒 | 長久手市
4月16日、長久手市の岩作城跡を見学しました。

岩作城には、東城と西城があるようです。東城は今の長久手市役所のあたりです。それより西に500mぐらい離れたところが、西城です。

岩作城跡の場所 岩作城の周囲には色金山、長久手古戦場、首塚、御旗山など長久手の戦いゆかりの跡がたくさんあります。(地理院地図より作成)

岩作城の歴史
「尾張誌」「張州府志」と言う本に今井五郎太夫、今井四郎兵衛という名前が出てくるそうです。今井氏は、東城の居住者だったようです。天正12年(1584)に長久手の戦いで、岩崎城に籠り戦死した武将の中に今井四郎三郎の名前があるそうです。今井四郎兵衛の子ではないかと言われています。今井氏は、この時徳川方に与していたようです。(「日本城郭体系9」、ネット「史跡夜話」より)

西城は、鈴木権八が住んでいたという記録があるそうです。(ネット「愛知の城」)


岩作東城跡(長久手市役所) 「非核平和都市宣言のまち」という横断幕がありました。

岩作東城
この市役所の南東のはずれに石碑がありました。

岩作城跡の石碑

石碑の裏に碑文がありました。
 その名を地名に残す岩作城は一説に今井五郎太夫今井四郎兵衛の館といわれ、また長久手の戦いで戦死した今井氏との関わりも考えられています。
岩作城発掘調査により、城は14世紀から17世紀のものであると分かりました。 
長久手古戦場国史跡指定60周年記念事業
平成11年5月吉日
長久手町教育委員会


岩作西城
てくてくと歩いて西城のほうに行ってみましたが、田んぼと家があるだけでした。

岩作西城があったらしい場所

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