愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

邪馬台国の鏡は魔境

2014年02月23日 08時09分35秒 | 犬山市

 ちょっと昔の話ですが、中日新聞におもしろい記事が載っていましたので、紹介します。




古墳内部を照らし、仙人や神獣を写した鏡
 古代国家の形成で重要な役割を持っていた三角縁神獣鏡にこのような秘密があったとは、驚きました。
 愛知県の犬山市にある東之宮古墳について、この鏡が古墳の内部を照らし出すものという赤塚次郎氏の話は特に興味深かったです。

青塚古墳 犬山市

2013年05月02日 10時08分03秒 | 犬山市
4月29日犬山市の青塚古墳に行きました。

青塚古墳とは

青塚古墳は愛知県で2番目に大きい規模を持つ前方後円墳です。

墳長は     123メートル
 後円部は  直径 78メートル
       高さ 12メートル
 前方部は  長さ 45メートル
       幅  62メートル
       高さ 7メートル

<Googleによる航空写真です>

青塚古墳群の首長墳と考えらています。

入り口看板


古墳の周りに埴輪

古墳の周りにはつぼ型の埴輪が並べられていました。ただし、コンクリート製でした。(たぶん)また、敷石が詰められていました。昔もこのように並べられていたものと思われます。

後円部

左側には池がありました。おそらく古墳の周りは全体が池になっていて、左側に見える池は、その名残ではないかと思います。
また、写真では見えませんが、前方部では埋葬された大王を祭る儀式を行ったと思われる「方形壇状遺構」があります。

橋のような遺跡

古墳の中央部から南東に橋のようなものが残っていました。写真で緑が薄くなっている部分です。この橋は、堀の外と古墳をつなぐものと考えられているそうです。
前方後円墳の発生した理由の一つに、もともとは円墳だったのが、古墳と堀の外を行き来するための橋が後に前方部になったという考えがあります。でも、この青塚古墳の場合は、前方部とは別に橋があったので、「前方部=橋」説は当てはまらないようです。

案内掲示板


まほらの館

「まほら」とは、素晴らしい場所という意味だそうです。「まほ」ですばらしい、「ら」で場所だそうです。有名な「ヤマトは国のまほろば・・・」とうたったヤマトタケルの歌の「まほろば」も同じ意味です。

埴輪の複製品

中に入ると、さっそく埴輪の複製品がおいてありました。けっこう大きかったです。

鏡の複製品

銅鏡の複製品もおいてありました。