4月29日犬山市の青塚古墳に行きました。
青塚古墳とは
青塚古墳は愛知県で2番目に大きい規模を持つ前方後円墳です。
墳長は 123メートル
後円部は 直径 78メートル
高さ 12メートル
前方部は 長さ 45メートル
幅 62メートル
高さ 7メートル
<Googleによる航空写真です>
青塚古墳群の首長墳と考えらています。
入り口看板
古墳の周りに埴輪
古墳の周りにはつぼ型の埴輪が並べられていました。ただし、コンクリート製でした。(たぶん)また、敷石が詰められていました。昔もこのように並べられていたものと思われます。
後円部
左側には池がありました。おそらく古墳の周りは全体が池になっていて、左側に見える池は、その名残ではないかと思います。
また、写真では見えませんが、前方部では埋葬された大王を祭る儀式を行ったと思われる「方形壇状遺構」があります。
橋のような遺跡
古墳の中央部から南東に橋のようなものが残っていました。写真で緑が薄くなっている部分です。この橋は、堀の外と古墳をつなぐものと考えられているそうです。
前方後円墳の発生した理由の一つに、もともとは円墳だったのが、古墳と堀の外を行き来するための橋が後に前方部になったという考えがあります。でも、この青塚古墳の場合は、前方部とは別に橋があったので、「前方部=橋」説は当てはまらないようです。
案内掲示板
まほらの館
「まほら」とは、素晴らしい場所という意味だそうです。「まほ」ですばらしい、「ら」で場所だそうです。有名な「ヤマトは国のまほろば・・・」とうたったヤマトタケルの歌の「まほろば」も同じ意味です。
埴輪の複製品
中に入ると、さっそく埴輪の複製品がおいてありました。けっこう大きかったです。
鏡の複製品
銅鏡の複製品もおいてありました。