雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

15,000人。

2009-10-31 14:40:43 | …and so on
昨日、池袋駅前にできた大型家電量販店の開店に15,000人の行列が出来たという報道を見ました。池袋三越の跡地だから池袋駅東口の真正面だと思うのですが、あんなところにどうやって15,000人も行列を作ったのか不思議で仕方ありません。しかも、金曜日の午前中です。昨日は月末で、フツーの人々は行列に並んでいる場合じゃないはずなのです。ワタクシは、来週から急激に冷え込むらしいという天気予報を受けて、事務所の寒さに耐えるためのひざ掛けを調達しに、今日辺り池袋に遠征しようと目論んでいたのですが、その報道を聞いた途端に気持ちが萎えてしまいました。15,000人って、うちの実家の全町民みたいなものです。平日の午前中にそれだけ集客できるというのもすごいですが、今日、明日の池袋は一体どうなることやら。個人的には、当分池袋に近づくのはやめようと固く心に誓ったのでした。

カイシャで購読している新聞に、その量販店の馬鹿でかい折込ちらしが入っていて、その報道とちらしを眺めつつ「この国はやっぱり平和なんだねぇ」と同僚の皆さまと話しておりました。「日本総本店」という店名があまりにも何だかなぁと思ったのですが、そのうち、「世界総本店」などというのが出現するんでしょうか。池袋三越はデパートとしてはあまり規模も大きくなかったのですが、家電量販店としては日本最大規模になるんだそうです。有楽町そごうの跡地も別の家電量販店になってしまいましたね。不景気で採算の取れない百貨店がどんどん撤退しているのに、その跡地には家電量販店が進出する。家電業界だけが景気がいいという話もあまり聞いたことはいのですが、ターミナル駅前に大型店舗を出しても採算が取れるということではあるのでしょう。でも、家電なんてそうそう買い換えるものでもないだろうにと、個人的には素朴な疑問が残ります。ワタクシ自身は池袋遠征を諦め、他所のショッピングセンターでひざ掛けを調達してきました。静かな池袋なんて、未来永劫ありえないのでしょうね。

ラブソングたち。

2009-10-30 22:45:02 | music
仕事が終わってからカイロプラクティックの予約までかなり時間があったので、予定どおりCDショップに駆け込み、ゴスペラーズ「Love NotesⅡ」初回限定版を手に入れました。発売日から2日遅れただけなのですが、初回限定DVD付きが欲しかったので内心はかなり焦っておりました。初回プレスがどのくらいなのかも分からなかったし、前に他のアーティストのアルバムの初回限定を入手し損なって非常に悔しい思いをしたことがあったし。カイロプラクティックを終えると一目散に帰宅し、晩ごはんもそこそこに聴きはじめております。コンセプトとしてはゴスペラーズ・ラブソングベストアルバムなので、CDを全部保有するワタクシは基本的にはどの曲も聴いているわけです。それはそうなのですが、これだけラブソングが並ぶと壮観です。ご本人たちはこういうふうに言われると嫌がるのかもしれませんが、やっぱり、ゴスペラーズはラブソングだよなぁと思うのです。

歌がうまいというのは当たり前なのですが、メンバー一人ひとりの声がラブソング向きとでも言えばいいのでしょうか。もちろん、他のアーティストだってラブソングはたくさん歌っているし、いい曲はたくさんあります。でも、これだけ(全部で16曲)の、しかもかなり甘めのラブソングを一気に聴いても胃もたれしないアーティストというのは、あまりいないんじゃないかと思います。曲順など、アルバム自体の構成もそれなりに考えられているというのもありますけどね。ラブソング16曲まとめて聴いても飽きがこないアーティストというと、ワタクシの感覚では、あとは小田和正ぐらいしか思い浮かばない。例えば、ワタクシの好きな平井堅や大江千里、スターダスト・レビューでも、途中で「もういいや」と思ってしまう気がします。ゴスペラーズの場合、5人の声というのも強みではあるのでしょうが。ともあれ、当分はこのアルバムをヘビーローテーションで聴きまくることになりそうです。

警報発令。

2009-10-29 20:44:12 | …and so on
今日の東京は1日中曇っていましたが、雨が降るまでには至らず何よりでした。都内で新型インフルエンザ流行警報が発令されたとのことで、どうせワクチンなど接種できるはずもないワタクシなどは、雨にも風にも皮膚炎にも負けず手洗いを励行しております。心なしか、通勤電車でもマスク姿の人が増えた気がします。来週の月曜日はテンションが異様に低くなる会議があるので、いっそのことインフルエンザにでも罹らないかと思っているのですが、そういうときの人間は何故か感染しないものなのですね。で、周囲で流行が収まったなぁという頃になって、ワタクシ1人が熱を出して唸っていたりするのです。過去にインフルエンザが大流行した時は、もれなく罹患しているワタクシなのですが、大流行中に感染するというよりは、他の方々の感染が終わりに近づいた頃に熱を出すというパターンが多いような気がします。休んでいるうちに会議が終わっているなどという僥倖にも恵まれた試しがなく、悲しいことに、律儀に会議が終わってから罹患しております。

気が張っているうちは風邪も引かないし、インフルエンザウィルスにも感染しないというのは、ワタクシに限っていえばかなりの確率で事実のようです。会議、監査などなど、当日逃げ出したくなるようなシチュエーションで、熱でも出ない限りは休めない状況のときに限って元気だったりします。今年に入ってから、ワタクシの同僚で、自分が主催する会議の当日にぎっくり腰と新型インフルエンザで2回続けて急に休まざるを得なくなった人がいます。どちらも本当に運の悪い偶然なのですが、周囲の人間は会議直前に資料のありかから探さなければならなくなり、大騒ぎになってしまいました。結局、その人の使っているPCから資料を探し出して事なきを得ましたが、そういう廻りあわせのときもあるんだなぁとミョーに納得したことがあります。ともあれ、手洗いを怠りなく、何だかんだ言ってもインフルエンザウィルスなど感染しない方がいいに決まっているわけですしね。皆さまも、くれぐれもお気をつけくださいませ。

CDショップ。

2009-10-28 20:43:36 | music
ワタクシの自宅と職場のそれぞれの最寄り駅は、どちらも閑静な住宅街を抱えていることもあって、住むには申し分のない環境といえると思います。が、どちらにも共通する、ワタクシにとっての大問題があります。何故か、どちらの駅の近くにもCDショップがないのです。音楽をダウンロードするのが主流になりつつある今日この頃ですが、ワタクシには変なこだわりがあり、本当に欲しい音楽はCDの形で手元に置いておきたいのです。本とCDだけは形のあるものとして所有したいというのが、10代の頃からの終始一貫した主義になっております。なので、駅近にCDショップがないというのは、ワタクシにとっては致命的な痛手となるわけです。駅近にないとしても、せめて乗換駅の近くにあればいいのですが、乗換駅徒歩5分圏内にもCDショップらしきものが見当たりません。この近辺にお住まいの方々は、CDや洋服は新宿とか池袋で購入していらっしゃるらしい。

今日は、ゴスペラーズの「Love Notes Ⅱ」の発売日でした。今までゴスペラーズがリリースしてきたラブソングを集めたアルバムです。昨日まで覚えていて、帰りに池袋まで遠征して購入しようと思っていたにもかかわらず、仕事帰りにはすっかり忘れておりました。昔のワタクシだったら欲しいアルバムの発売日を忘れるなどということはあり得なかったので、帰ってきてそのことに気がついたときはかなりショックでした。Amazonに発注しようかとも思いましたが、金曜日のカイロプラクティックに行く前にCDショップに行って入手する方が確実だし、結局早いという結論に達したので、金曜日までお預けを喰らう羽目になりました。今の家に引っ越してくるまでは必ず駅の近くにCDショップがあり、用がなくともぶらぶら立ち寄っていたので、誰の新作がいつ発売になるかはマメにチェックしていました。よって、発売日当日に買い忘れるなどということはなかったわけです。たった2日間待つだけなのですが、せっかちなワタクシにとっての2日間は途方もなく長い時間です。CDは逃げないんですけどね…。

温度差。

2009-10-27 21:06:17 | works
今日の東京は、台風一過の素晴らしい青空になりました。朝、通勤途中の電車から見事な富士山が見えました。一瞬我が目を疑ってしまったくらい、写真集で見るような模範的(?)な富士山でした。テンションが低い通勤電車ではありますが、あの光景は一瞬ワタクシのテンションを上げてくれました。新聞社のWebサイトにも掲載されていたくらいですから、東京の汚い空気を台風がきれいに掃除していってくれたのでしょう。うちの本社からは、冬場になると富士山を眺めることができますが、この季節にあれほどくっきりと見れることは滅多にありません。桜吹雪や富士山に感動するワタクシには、やはり日本人のDNAがしっかり刻み込まれているようです。このDNAは、若い頃にはあまり意識しないものですが、年を取るにつれしっかり自覚できるようになります。不思議なものだなぁと思うのですが、これに関してはあまり悪い気がしません。

一瞬上がったテンションですが、帰る頃にはまたどーっと下がってしまいました。この道一筋数十年おぢさんから、来週の月曜日も会議を開催するから関係者を招集するようにと厳命が下ったのです。来週の月曜日は月初めだし、飛び石連休の真ん中だから休暇を取ろうと目論んでいる人もいるだろうし…などと思いはしましたが、とにかく、今の事業とその事業に関する会議が人生の全て的なおぢさんには何を言っても無駄だと思い直しました。結局、そのおぢさんのセクションとその他大勢のセクションでは、事業に関する知識も大人と小学生ぐらいの開きがあるし、事業に対する思い入れに関しても、結構な温度差がある。もちろん、その他大勢は、そのおぢさんたちについていけるように日々努力はしているのだけど、おぢさんたちが求めるレベルにはなかなか追いつけないのですね。それはおぢさんたちから見れば「なってない」ということになり、だから会議で性根を叩き直そうとなさっているのですが。…というわけで、悲しいことにワタクシの4連休計画は、もろくも崩れ去ってしまいましたとさ。

職人気質(?)。

2009-10-26 20:47:28 | works
月曜日の朝の雨は、テンションの低さを否応なく増幅してくれます。おまけに、今朝は11月中旬並みの寒さだったらしい。本日はやらなければならないことが山積していたので、これもお給料のうちだとおのれに言い聞かせ、何とか事務所にたどり着きました。あさいちの会議があるため、会議室でプロジェクターの準備などをしつつ、あまりにもその会議室が冷え込でいたので、今シーズン初めて暖房を入れてしまいました。地球に全く優しくないのは自覚しておりますが、ワタクシは冷え性だし、午前中この冷たい会議室に缶詰だと思うと、心まで冷え切ってしまうと思ったのでした。で、会議室を温めておきながら、いったん執務室に戻り本社様への報告事項を手早くメール。再び会議室に戻って、午前中いっぱい会議に出ておりました。雨の月曜日の朝の会議ほど盛り上がらないものはないのですが、会議大好きなおぢさんたちには敵わない。

この道一筋数十年のおぢさんには、今のワタクシの事務所はなってないということになるらしい。若いもんは事業の何たるかもろくすっぽ知らず、利益が出ればいいんでしょ的なノリで仕事をしているように見えるらしく、それは根本的に間違っていると言いたいようで。確かにお説ごもっともなのですが、このご時勢、人も金も減らされる一方なのに、昔の職人気質で仕事に完璧を求められてもねぇ…と、もちろん誰も口には出せませんが。結局、仕事に対する価値観の違いみたいなものもあるのかもしれないなぁと個人的には思う次第。潤沢な人と金があった頃に仕事をはじめた方々と、毎年毎年リストラクチャリングの嵐が吹き荒れる昨今の人間では、自ずから仕事に求めるものも違ってくるのでしょう。だから、会議はいつまで経っても平行線を辿り続け、言葉だけが虚しく宙を飛び回っている気がするのは、ワタクシのテンションが低いせいばかりだとも思えません。でも、そーゆーおぢさんたちに限って会議命だったりするのですよ。ちなみに、PowerPointを使ったプレゼンもおぢさんたちのお気に召さないのですが、そのほうが合理的でいいと教えられて育った世代との溝は、たぶん永久に埋まらないのでしょうね。

街角-on the corner-。

2009-10-25 16:25:51 | music
ある人に「ゴスペラーズで一番好きな曲は何ですか?」と聞かれ、しばし(というか、かなり)考えたのち「街角-on the corner-」と答えました。5年前、JRA日本中央競馬会50周年記念CMでかなりTVにも流れたので、タイトルをご存じなくても、サビの部分を聴くと分かる方も多いかもしれません。もちろん、他にもいろんな曲が好きなのですが、1つだけといわれるとこの曲になるかなぁ。スタイルとしては、誰かがリードボーカルを取るのではなく、「星屑の街」「約束の季節」などと同じように、メンバー5人がメロディーを歌い継ぐという形です。ゴスペラーズというとラブソングというイメージが強いし、実際、特にシングル化されている曲はラブソングが多いのですが、この歌はもっとスケールが大きい気がします。ゴスペラーズのデビュー10年目に作られたということもあるのでしょうが、今までこう生きてきて、これからも…的なメッセージがこめられています。

で、人に言った手前(?)もう一度聴き直してみようと思い、今朝からYouTubeでずーっと聴いていました。いやぁ、やっぱりいい曲ですね。心に染み入るような気がします。メンバーが書いたものではなく詞も曲も外部に発注しているので、ちょっとゴスペラーズにしては毛色が変わっているのかもしれません。例えば同じ年の後半に「ミモザ」という、いかにもゴスペラーズらしいラブソングが出ていますが、こちらはメンバーが作っています(作詞は安岡優。作曲は黒沢薫と佐々木真里の共同名義)。「ミモザ」もワタクシ的には最後までNo.1候補に残った曲ではあるのですが、ちょっと甘すぎるかなぁ…と思いました。こちらはトヨタアイシスのCMに使われていたわけですが。ワタクシもラブソング好きではありますが、ラブソングとして1曲だったら「誓い」の方がいいかな。まあ、甘さではどちらも似たりよったりではあります。今日挙げた曲は、全部YouTubeで聴けますので、機会があったら一度お聴きになってみてください。確かにみんな甘いんですが、ゴスペラーズの歌のうまさでそれほど抵抗なく聴けるかと思います。

夢見る黄金地球儀。

2009-10-24 19:51:33 | books&magazine
昨日、カイロプラクティックまでの待ち時間にまたまたぶらっと本屋に立ち寄ってしまいました。読みたいものはほとんど読みつくしたなぁと思いつつ平積みになっている文庫本をつらつら眺めていたら、海堂尊の「夢見る黄金地球儀」が出ていました。チーム・バチスタ以来、海堂尊のファンになってしまったワタクシはためらうことなくレジに持っていったのでした。相変わらず桜宮市が舞台ですが、今回は東城大学医学部も、田口公平も白鳥圭輔も登場しません。ただ、意外な人の後日談が出てくるので「へぇ~」と思いながら読めます。チーム・バチスタ、ナイチンゲール、ジェネラル・ルージュの3作を読んだ方なら、あくまでもおまけではありますが、「あの人がこうなったのか」的な面白さも味わえる仕掛けになっております。今日、新宿で人に会う約束をしていたので、昨夜は早く寝ようと思っていたのですが、結局2:00前に読了してしまいました。

ミステリーではあるのですが、全体的にはコメディタッチの作品です。海堂尊という人のお役人に対する考え方が垣間見えて、なかなか痛烈(?)な役人批判にもなっております。行き当たりばったりの施策、事あるごとに責任逃れをするくせに体面ばかり気にする役人のあり方などなど。お話のトーンはかなり軽いとは思うのですが、お役人が読むと耳が痛い部分が多々あると思われます。そもそもの発端は、バブリーな頃に一律に地方自治体にばら撒かれた1億円のふるさと創生基金を、桜宮市(は、もちろん架空の都市ですが)がどのように使ったかということなのですが、その決定過程がいかにもお役人らしい発想なので、最初から笑えてしまうのです。そういえばうちの実家のある自治体は、あの1億円を何に使ったんだろうなぁなどと考えてしまいました。実際、あれを実施したのは竹下内閣だったと思うのですが、何の条件もつけずに各自治体に1億円ばら撒くなんて、今では到底考えられない。バブル経済の頃というのはそういう時代ではあったのですね。

通勤時間帯。

2009-10-23 22:19:39 | …and so on
今朝、いつもどおりテンション低く最寄り駅に向かいました。遊びに行く時には全く感じないテンションの低さは、通勤という特殊事情のなせる技ではあります。ところが、駅の改札にいつもとは違う雰囲気が漂っておりました。ケータイで遅れそうだという電話をしている人、諦めたように突っ立ってる人などなど。事故で電車が動いていないことが一目瞭然でした。以前、事故で電車が動かなかったときのことを思い出し、それでなくても低いテンションがますます下がっていきます。が、本日のワタクシにはどんなに遅くても9:00には出勤し、本社様に報告しなければならない案件があります。ワタクシの家の最寄り駅は、相変わらず高架複々線化の工事をしており、階段もホームも狭くなっていて、その分人があふれかえっているのです。それでも、何としても来た電車に乗らないとまずいと思い、人混みを掻き分けてホームで電車を待っておりました。

いつもなら各駅停車には乗らないのですが、今日に限っては各駅でも何でも一番早く来た電車に乗らなければなりません。前回、いつものように快速電車に乗ろうとしたばっかりに、結局、超満員の快速に乗ることができず、かなり時間をロスしたのです。今回はその轍を踏まないように最初から各駅狙いだったのですが、やってきた電車はいつもの各駅とは似ても似つかない混雑ぶりでした。いつも超満員の、雨にも風にも人にも弱い中央線快速並みの混雑です。ところが、私の前にいらっしゃったかなり高齢の男性が、ハイキング仕様のリュックサック(たぶんご本人の胴体と同じぐらいの体積あり)を背負って、超満員の電車に乗り込まれたのです。ご本人も大変なのは、乗り込まれてからぶつぶつ呟かれる独り言で察せられるのですが、はっきり言って周囲はもっと迷惑でございました。お年寄りには優しくしなければならないのは当然のことですが、あの満員電車にあのリュックサックはないだろうと思った次第。今日は、たまたま不測の事故ではあったので、お気の毒ではありました。が、できれば、ご本人のためにも周囲のためにも通勤時間帯をちょっと避けていただければと思うのです。それやこれやで9:00前に事務所にたどり着けたのですが、ワタクシはその時点でヨレヨレでした…。

反省中。

2009-10-22 20:29:05 | …and so on
昨日、事務所の偉い方のお母さまがお亡くなりになったと書いたばかりなのに、昨夜、事務所の同僚のお父さまがお亡くなりになったとのこと。今朝、その話を聞いて、本当に驚いてしまいました。不謹慎な言い方ですが、よく「ご不幸は続いて起こる」といいます。確かに、ワタクシの父が亡くなった際も、それから1ヶ月ぐらいの間に、職場内でワタクシも含めて立て続けに職員4人の身内にご不幸が続いた記憶があります。ただ、同じ日に2人というのは、ワタクシも長らく社会人をやっていますが、おそらく初めてのような気がします。さわやかな秋晴れが続いているとはいえ、やはり季節の変わり目などは病気の方にはつらい季節なのかもしれません。

虚礼廃止がどうこうなどと不謹慎なことを書いてはいけないなぁと反省中です。今日も回章作りで1日終わってしまったようなものですが、身内を亡くされた方のことを思うと、これしきのことで疲れていてはいけないなぁと思いました。偉い方もそうですが、お父さまを亡くした同僚がカイシャに出てきたら、心から「お疲れさまでした」と迎えてあげたいと思います。直後はいろんな打合せとセレモニーで気が張っているものですが、そういう諸々が終わった時に、心に空洞ができてしまっていることに気がつくこともありますから。本当に偶然ではありますが、ご不幸が続けて起こっていいものではありませんからね。