雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

TSUNAMI。

2010-02-28 14:42:07 | …and so on
一昨日までの暖かさが嘘だったように、今日の東京はとても寒い朝になりました。昼過ぎには雨も上がり、今は太陽が顔をのぞかせている状態ではありますが。チリで大地震があって、その津波が日本に向かっているとのこと。地球の裏側まで押し寄せてくる津波って、やっぱり自然の力はすごいなぁと改めて思いました。最近ではハイチの地震、遡れば阪神・淡路大震災など、やっぱり地震は怖ろしいものです。日本は地震大国といわれるぐらい、ある意味地震慣れしている民族だとは思うのですが、それでも、夜中に震度3ぐらいの地震があるとびっくりして飛び起きてしまいます。疲れ果てて爆睡している時は震度2ぐらいだと気づかずに寝ていることもありますが、さすがに震度3程度になると爆睡していても飛び起きますよね。で、あわててNHKの地震情報を見ようとTVをつけたりする。こーゆー緊急時に頼りになるのはやはりNHKです。本当ならば、枕元にラジオを置いておけばいいのですが、あっと思うのはその瞬間だけで、普段はすっかり忘れているのが実情です。「喉もと過ぎれば…」ではイカンと思ってはいるのですが。

ワタクシの実家は内海に近いので、同じ海の近くとはいえ、三陸沖のように津波で大被害が発生するというのがいまひとつピンと来ないまま現在に至ります。昔の報道写真などを見たり、インドネシアの大津波の映像を見るとすごいことが起こるんだなぁとは思いますが、いかんせん実感が伴わない。人間は結構単純な生き物で、一度経験するとそれ以降は用心しますが、経験したことがない事象についてはどこか他人事としか捉えないようにできています。だから、地震速報には結構敏感に反応するけれど、津波警報が出ていても、南米の話だよなぁとか思ってしまいます。地球の裏側の津波が、地球を半周して日本まで到達する。それが実際、過去には被害をもたらしたこともある。事実としてはそうなのでしょうが、どうにも実感が湧かない。今日は、東京マラソンが行われているようですが、津波警報発令により応援船が中止になったとのこと。各地の海沿いを走るJRにも影響が出ているらしいですね。どちらもWebのポータルサイトのヘッドラインを眺めただけなので、詳しいことは分からないのですが。津波というとサザンオールスターズの「TSUNAMI」しか思い浮かばないワタクシは、本当の津波で被災者になりかねないなぁと思いました。ちなみに、TSUNAMIは世界共通の言葉だそうですね。

ヒューマンエラー。

2010-02-27 16:31:31 | …and so on
今日はカイロプラクティックの予約が12:30だったので、施術後にランチしようと思いました。カイロプラクティックを経験された方にはお分かりいただけると思うのですが、施術中に胃の中に食べ物が入っていると結構気持ち悪くなってしまうのです。今週は肩も腰も今ひとつ調子がよくなかったので、久しぶりに筋弛緩操作で目から火花が出そうになりました。助手さんいわく、もちろん肩もパンパンでしたが、それとともに右足のふくらはぎが異常に張っていたらしいのです。それで腰に悪影響が出ていたとのこと。やっぱり合わない靴が原因なのか歩き方が悪いのか、目から火花の状況下で、うつらうつら考えておりました。暖かくなってきたというのに、ワタクシの頑迷な肩こりは一進一退の様相を呈しております。せめて、三歩進んで二歩下がるところに持っていきたいと思ってはいるのですが。最近、わりと調子よく推移していただけに、春めいてきたこの時期の不調は、先生ともども首をかしげる結果になってしまいました。

ともあれカイロプラクティックが終わって、近くのパスタ屋さんでランチすることにしました。ベテランバイトと思しきおねーさんと、いかにもバイトに入りたてと思しきおねーさんがバタバタと立ち働いていました。とはいえ、ランチタイムには少し外れていたし平日でもないので、お店全体としては激混みとまではいかない状況でした。私が禁煙席に座ると同時に入りたておねーさんがメニューを持ってきました。そのパスタ屋さんのスパゲティジェノベーゼが好きなワタクシは、それとアイスコーヒーを先にとオーダーして、持参していた「橋本治という生き方」を読み始めました。程なくアイスコーヒーが運ばれてきたので、アイスコーヒーを飲みながらスパゲティを待っていたのです。そのお店は茹でたてのスパゲティを売りにしているので、多少時間がかかるのは承知の上です。本を読んでいるのであまり時間も気にしていませんでした。ところが15分経ち、20分経ってもスパゲティはきません。いくら何でも…と思い、25分経過したところでベテランおねーさんに「まだですか?」と聞いたところ、おねーさんが慌てて新人を問い詰めています。どうやら、その新人のおねーさんがアイスコーヒーだけ先に持ってきて、肝心のオーダーをPOSに入れ忘れたため、オーダーが通っていなかったらしい。今日のワタクシはカイロプラクティックも終え、あとに予定もなかったので、謝りにきたベテランおねーさんにも鷹揚な態度で接しましたが、パスタ屋で30分近くパスタがテーブルに乗っていない客を見ても「あれ?」と不審に思わないのもどうよ?とは思いました。POS自体は正確でも、ヒューマンエラーはどうにもならないわけで。マニュアルと機械に頼っているとこうなりますの見本のような出来事でした。

昨日の続き。

2010-02-26 20:47:39 | works
しつこいですが、昨日の続きです。

ワタクシは、朝は早めに事務所に行って、誰もいないところで1日のスケジュールを考えるようにしております。どうも、脳の構造が人がいると物事を考えられないようになっているらしい。で、ある程度その日のスケジュールを考えて、その日のうちに提出する小物の資料はなるべくあさいちでメールしてしまいます。そのぐらいの時間から他の人がポツポツ出社してきます。今日は、昨日の本社の回答に対する打ち返しメモを作り、上司と今年度の担当のデスクの上に置いておきました。本社から要求された膨大な資料を作るには来週1週間ではちょっと厳しいので、なるべくなら今日から作業を始めたいという思いもあったわけです。ワタクシもそれにかかりきりになれるはずもなく、他の方々も事情は同じです。上司が出社して、そのメモを元に件のおぢさんと条件交渉を始めました。資料を作るにしても、この条件でしか作れないということをはっきりさせておかないと、あとで本社に「こんな指示は出していない」とはしごを外されかねない…という危惧もありました。上部団体に提出する資料なので、本社は自分たちの都合が悪くなったら事務所のせいにして逃げかねない。昨日の本社とおぢさんとのやり取りを聞いていて、上司とはそんな話をしていたのです。

ところが、おぢさんにはワタクシのセクションがごちゃごちゃうるさいことを言っているという認識しかないのです。そのメモを見て「これ以上聞くことはないですよね」と不機嫌そうに言い放ってくださいました。おぢさんのセクションの人々も、当のおぢさん以外はみんな忙しくしているわけです。だから、この忙しい時期にワタクシのセクションから資料作りの手伝いを頼まれたという認識にしかならない。昨日からメモを作ったりしているのはワタクシなので、ワタクシが余計な仕事を増やしていると取られかねない状況になってしまいました。誰か悪者が必要なら行きがかり上それも仕方ありませんが、あまりにもおぢさんの態度が不承不承という感じなので、上司と相談して、上司の上司からの命令で仕事をするという形を取ってもらいました。ワタクシとしては最大限皆さんの仕事がやり易いように、あとで本社がはしごを外そうとした時のためにと思っていたのですが、分かってくれない人は、何をどうやっても分かってくれません。とりあえず本社の言質を取り、午後には作業ができる状態になりました。おのれには、これもお給料のうちだと言い聞かせてはみるものの、何だか虚しい1日が終わりました。

自業自得(大泣)。

2010-02-25 21:29:32 | works
昨日の続きです。

上司の上司と上司があさいちで話をした結果、昨日、不躾なメールを送って寄越したおぢさんに、本社の指示内容を確認させることになりました。ワタクシのセクションとしては、本社から送られてきた昨日のメールで資料を作れといわれても、何をどう作ったらいいのか分からない。なので、おぢさんにこちらの疑問点を話し始めたところ、「何度も本社に電話するのは嫌だから、疑問点をペーパーにまとめろ」と逆ギレ気味にのたまわれてしまいました。あまりにも無責任な発言だったので、本気でボイコットしてやろうかとも思ったのですが、そのおぢさんとこれ以上話をしても無駄だし、資料の提出期限まで時間がなさ過ぎるので、なぜかワタクシが質問メモを作る羽目に。昨日も書いたとおり、ワタクシは今年度めでたくその資料関連の担当を外れていたのです。が、上司に「経緯が一番分かっているんだからよろしく」と言われ、何故か必死にメモを作っているワタクシって一体…

その仕事の担当を外れて仕事が減ったわけではもちろんなく、現に今日も今週中に提出しなければならない別の資料があって、何とか今日中に片をつけて提出してしまおうと目論んでいたのです。なのに、午前中は質問メモ作りに時間を取られ、結局時間が押してサービス残業になってしまいました。もちろん、件のおぢさんは定時退社です。午後、本社から質問に対する回答があり、それでもまだ要領を得ないので打ち返しの質問を作っておぢさんにメールしたら、「僕は間に入ってるだけだから、直接やり取りしてくれないか」との仰せが。はぁですよ。何度でもいいますが、窓口はおぢさんで、うちのセクションがお手伝いをしているだけなのです。上司の上司も、最初はもうそのおぢさんをすっ飛ばしていいとおっしゃったらしいのですが、やはり後々のことを考えると、おぢさん個人の資質がどうであれ、ポストとしてのその部分の対本社窓口は明確にしておくべきだという結論になったのです。ご本人に全く自覚がないだけです。明日は2度目の打ち返しメモを作らなければなりません。ものを頼まれると断れないワタクシの自業自得かもしれませんが。


時限爆弾。

2010-02-24 20:51:04 | works
今日の夕方、もう帰り支度を始めた人々もいるぐらいの時間に、突然、隣のセクションのおぢさんからメールが来ました。そのおぢさんあてに本社から来た資料要求のメールだったのですが、そのおぢさんは自分のテリトリーを自分で勝手に決めて、そのテリトリーの中の仕事以外はしない人です。その件に関しては、対本社の窓口がそのおぢさんなのですが、自分で決めたテリトリーの外の問題だとばかりに、関連しそうなセクションの担当者にメールを転送してきたらしい。そろそろ時限爆弾が破裂するという話はちらほらとは聞いていましたが、いきなり何のコメントもなくメールを送りつけるおぢさんの神経にまずムカつきました。その資料はどうも来週中に完成させないとまずいみたいなのですが、とにかくボリュームが半端じゃないので、隣のセクションとうちのセクション全員を総動員して人海戦術でやるしか方法はないのです。でも、あくまでもうちはお手伝いで、本来的にはそのおぢさんのセクションに仕切ってもらわないと話になりません。

転送されてきた本社の指示も全く要領を得ないし、そもそも基礎資料となるデータはうちの事務所にはないのです。本社のメールを見ればそれぐらいすぐ分かると思うのですが、件のおぢさんにはそれすら分からないらしい。「窓口はそっちだ」と嫌味を言ってみたのですが、馬耳東風というか、そのおぢさんは終業時間が来ると同時に我関せずとばかりに帰ってしまいました。頭にくるやら呆れるやら。本社の指示が甘いのも一因ではあるけれど、窓口のおぢさんが動いてくれないと、我々は本社に質問していいのかどうかすら分からない。上司が、そのおぢさんと話をしても埒は開かないから、明日、上司の上司に話をするということで、とりあえずは帰ってきました。っていうか、そもそもうちのセクションに協力を依頼するというのであれば、そのおぢさんはうちの上司と話をするのが筋なのです。それを、面倒なのか話の仕方も分からないのか、一担当者(正確には、ワタクシは今年は担当を外れたのですが、それはさておき)にメールを送りつけてとっとと帰ってしまう人なんて、本当にアンビリーバブルです。明日、上司の上司がどう判断なさるかにもよりますが、それでなくても慌しいこの時期に、余計な時限爆弾を抱え込んだものです。

願わくは。

2010-02-23 21:14:41 | …and so on
今日の東京はきれいな青空とはいきませんでしたが、気温は上がって春のような陽気になりました。ってか、もうすぐ2月も終わりますが。そろそろ、通勤電車から富士山を眺めるのが厳しくなってきました。東京からだと、冬の凛とした空気の時期限定でとても美しい富士山を眺めることができます。自分が年齢を重ねていくとともに、富士山とか桜とか、若い時には見向きもしなかったような日本的なものに郷愁を覚えるようになりました。誰かの本で「年とともに桜を待ちわびる気持ちが強くなる」というのを読んだことがありますが、確かにそれはそのとおりだなぁとおのれを振り返る昨今ではあります。桜の散り際とか雪を被った富士山がいいと思うようになったワタクシは、最後には西行法師の心境になるのかも知れず。

願わくは花の下にて春死なむその如月のもちづきの頃

ワタクシは小説を読むのはかなり好きですが、詩・短歌・俳句などの散文の類には全く馴染めずに今日まで生きてきました。その中で唯一の例外が上記の西行法師の歌なのです。ワタクシがまだ高校生の頃、当時実家で買っていた「サンデー毎日」に女優の壇ふみさんがエッセイを連載していて、そこでこの歌のことを書いていたのです。ひょっとしたら、この歌は西行法師の代表作でもあるわけなので、古文の教科書にも出ていたかもしれません。が、ワタクシは散文に興味がなかったうえ、古文は英語よりも意味が分からないと思っていたぐらいなので、教科書に載っていたとしても全くスルーしていたに違いない。壇ふみさんがどういう文章の流れでこの歌を紹介していたのかは全く忘れてしまいましたが、とにかくこの歌は強烈に印象に残り、現在に至ります。華やかなのにどことなく厭世感が漂っているところが気に入ったのかなぁと、後付けの理屈ですが。厭世的な高校生ってどうよ?とは思いますが、確かに当時から世の中を斜めに見ていました。今は160℃ぐらい回転しているかもしれません。死ぬまでに360度回転して元に戻らないかと、密かに期待してはいるのですが…。

八つ当たり(?)。

2010-02-22 20:36:46 | works
今日は、あさいちで先週の会議の続きがありました。が、メンバーが全く集まらず、事務局を除くと3人しか出てきません。先週、担当のおぢさんに怒られたばかりですが、今日もみんなが集まらないのは事務局がやる気がないからだという文書を、当のおぢさんからいただいてしまいました。確かに、ワタクシは陰日向なく働かないのがモットーですから、そのおぢさんと同じテンションで会議を開催しているかというと、全くそんなことはありません。ってか、この会議の必要性そのものに疑問を感じているわけです。それでも事務局を仰せつかっているわけだし、何よりもこれもお給料のうちだと思うので、なるべく頑張っておぢさんのオーダーには応えてきたつもりなのです。この事業にかけるおぢさんの情熱は分かるのですが、事務局も含めた他のメンバーはそこまでこの仕事に情熱を傾ける気がないというか。

そのおぢさんはこの道一筋三十数年という方なのですが、今どきの人々がこの事業に携わるのは、どんなに長くても5,6年。早ければ3年で異動してしまいます。異動すればまた違う業務にかかわるわけで、狭く深い知識よりは浅くても広い知識が必要なのです。それは、良い・悪いは措いておくとしても、うちのカイシャとしての考え方なので下々がどうこうできるものではありません。それゆえに、まるで大学の専門講義のようなお話+説教を拝聴している時間はない…というのがみんなの本音だと思うのですが、おぢさんには通じない。ひょっとしたらみんなの本音が分かっているからこそ、おぢさんも焦っているのかもしれません。そうだとしたら、八つ当たり的に事務局を悪者にして物事が先に進むというものではないと思うのですが、いかがなものでしょう。いずれにしろ、ワタクシは打たれ弱いので名指しで悪者にされると本当に疲れるし、へこみます。これもお給料のうちではあるのですけどね。

時速145km。

2010-02-21 13:57:31 | …and so on
ここのところややお疲れ気味のワタクシは、本を読む気力がなかなか湧いてきません。本を読む気力にかなりムラがあり、今はちょっとお休み中という感じです。一応、デボラ・クロンビーの「警視の孤独」を買ってきてはいるのですが、600ページ近い分厚い文庫本なので根性がないと読み通せません。デボラ・クロンビーのキンケイド警視シリーズは、ロンドンが舞台のミステリーです。キンケイド警視と部下のジェマのコンビが事件を解決するという形を取っています。で、この2人の恋の行方も気になる…というシリーズで、600ページ近い分厚さなのに決して上・下巻の体裁を取らないというのが特徴的ではあります。この分厚さなら上・下巻にしてもらったほうが持ち運びには便利だとは思うのですが、版権の関係とかの大人の事情(?)なのかもしれません。個人的には、ここまで分厚い本をバッグに入れて持ち歩く気にはならないので、本を読む根性が出てきたら、家でぼちぼち読もうと思っております。

それで…というわけでもないのですが、暇があるとNHK-BS1でオリンピック中継を見ております。アルペン種目が見たいなぁと思っているのですが、時間がうまく合わずになかなか見れていません。その代わり、今回はそり種目(リュージュ・スケルトン・ボブスレー)を見る機会が多いかもしれません。普段、日本でこれらの種目がTVで放送されることはあまりないので、すごいなぁと感心しながら見ている次第。昨日はスケルトン男子決勝を見ていたのですが、そりと身体一つで時速145km近くのスピードを出さないと上位に残れないとのこと。車に乗っていても時速120kmを超えると怖いなぁと感じるわけで、それを、そりで身体を保護するものが何もない状態で時速145kmのスピードを体感している人々なのです。昨日は日本選手団最年長、45歳の越選手も20位になりました。試合後、引退表明をなさったようですが、今まで本当にお疲れさまでしたと心からの拍手を送りたいと思いました。開会前の練習で選手が1人亡くなられたぐらい、一歩間違えば非常に危険な種目であることは間違いない。今は、男子のボブスレーが放送されています。日本人も外国人の方々も頑張ってくださいませ。

果報は寝て待つ。

2010-02-20 14:12:59 | works
今日の東京はめっきりと春めいてきて、今週、平日の寒さは一体なんだったのだろうと思うようなポカポカ陽気になりました。午前中、用があって出かけていたのですが、タートルネックのセーターにダウンコートといういでたちでは、ちょっと汗ばむぐらいになっております。来週はいいお天気が続くという週間天気予報を見た気がするので、そろそろ早春という言葉を使ってもおかしくない日和になるのかなぁと思っております。何せ、再来週には3月に入ってしまうわけで、1年の6分の1が終わろうとしていることに昨日気がつき、しばし呆然としてしまったのでした。1月=往ぬる、2月=逃げる、3月=去るといいますが、確かに年明けから3ヶ月というのはいつにも増して時間が過ぎるのが早い気がします。ワタクシの仕事はどちらかというと年度単位で回っていく仕事なので、年度末までに片付けなければならないことも多かったりします。年度末・年度初めは、毎度のことながら普段「陰日向なく働かない」ワタクシでも、それなりに超過勤務などというものも出てくるわけです。年を取るにつれ、超過勤務をすると翌日の疲労感が増してきました。時間外まで終わらない仕事は若い方々にお任せしたいと思ってはいるのですが。

一昨日休暇をいただいてボケーッと家で過ごしたわけですが、昨日あさいちでメールボックスを開けたら、資料提出依頼のメールが嫌がらせかと思うぐらいにきていました。もちろん、それらの依頼メールは嫌がらせでも何でもなく、そろそろそーゆー時期に突入したということではあるのです。これから2ヶ月ぐらいは本社から資料作成のオーダーがどんどん入っていき、4月の人事異動関連の事務作業も増え、それら一連の業務が落ち着いた頃にはゴールデンウィークになっているという筋書きになります。今年は寒さが厳しかったせいで桜の開花も遅れるらしいですが、いずれにしろ、ワタクシの周囲では、その頃は夜桜を眺めながら家路に着く人々が格段に増えることになります。4月の人事異動は、ワタクシたちヒラヒラ社員にとっては年に1度の大イベントではあります。「ひとごと」と書いて人事と読むわけで、こればかりは蓋を開けてみないと結果が分からないのですが、今のこの時期は幹部の皆さまが駒を回すのに暗躍していらっしゃるわけです。「それは要らない、これは欲しい」という密談が幹部間で繰り広げられているのですが、下々には結果しか分からない。ひょっとしたら自分だって「要らないから外に出す」要員になっているかもしれません。結果発表は3月の最後の週なので、果報は寝て待つ心境の今日この頃ではあります。

左利き。

2010-02-19 22:20:49 | …and so on
今日は、久しぶりに仕事帰りにカイロプラクティックの施術を受けてきました。今年の冬の寒さにもかかわらず、最近は、1週間何とか痛みが出ないようになりました。金曜日は助手さんがお休みらしく、先生が1人で全部こなさなければならないのだそうです。助手さんがいるときは30分ずつ2人でできるので1時間に2人施術できるのですが、先生1人だと当然1時間に1人しか施術できないので、金曜日の夜は予約がなかなか取りづらくなっております。今日はたまたま時間が空いていたのですが、来週の金曜日はすでに予約でいっぱいで、土曜日も12:30からの枠しか空いていませんでした。ワタクシの場合、1週間を超えるとやっぱり痛みが出てくるので、施術間隔を2週間空けるのはかなり勇気が要ります。それでも、施術の3日後には元の木阿弥だった頃に比べると、状態は格段に良くなっております。ってか、3日後に痛み出す肩っていったい何?というツッコミが入りそうな気もしますが。とりあえず、今は30年かけて肩を酷使してきたツケをきっちり払わされている最中なのです。

別にスポーツをやっていたとかいうのではありません。強いてあげれば、ワタクシはもともと左利きなのです。ところが、ワタクシのご幼少の頃は、世間的にはまだ左利きがそれほど認知されていなかったため、とりあえず字を書くことだけでも右手でできるようにという両親のスパルタ教育により、字だけは何とか右で書くようになったのです。そして右肩が凝るようになったのが中学3年の時です。一応、高校入試の受験勉強なるものをしたために、右肩に過度の負担がかかったのが始まりではないかと自分なりに推測はしているのですが。近頃は、世間の目も学校の教育方針も左利きに寛大になったらしく、左利きのままでもあまり不思議な目では見られなくなったようです。…とはいえ、世の中は大抵右利きの人を重視したものづくりをやっております。右利きの方には当たり前のことが、左利きの人間には不便で仕方ないこともしばしばあります。例えばPCのキーボードにテンキーがくっついているものがありますが、テンキーは右側についていますよね。左利きの人間には使いづらいことこの上ない代物です。右利きの方は、テンキーが左側についていると想像してみてください。使いにくいと思いませんか?世の中にはそういうものが多数存在しております。そう考えていろいろなものを見ていただくと面白いかもしれません。