雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

宵越しのファイルは置かない。

2011-08-31 19:54:16 | works
台風が近づいているせいか、今日の東京は1日中曇り空で、梅雨に逆戻りしたんじゃないかと思うぐらい不快指数の高い1日になりました。最近、あまり扇子の出番がなかったのですが、今日は1日中左手は扇子とテンキーを交互に使っておりました。昨日までがさわやか過ぎただけかもしれないと思いつつ、月末締めの仕事でジタバタした1日になりました。ってか、何でワタクシだけがこうもジタバタしているのかと思い、甚だ遺憾に思う次第。打ち合わせから戻ってくれば書類が積まれているというのが常態化しているので、占領している2つのデスクにはいろんなものが山積しています。何かの本で読んだのか人に聞いたのか詳細は忘れましたが、書類を積み重ねるのはよくないとのこと。ファイルになっている書類は立てて並べておかないと、どれが至急案件かすら分からなくなるらしい。

これを知ったのはまだ若い頃で、こんなにジタバタ仕事をするようになる前だったと思います。聞いたときは、あまり気にも留めていませんでした。ところが、最早絶対に若年性とは呼べない健忘症が重症化するようになって、書類を立てて並べておくのは確かに効率的だと思い始めました。もちろん、普段使いのマニュアルや資料関係はファイルラックにずらっと並べてはいるのですが、それ以外の流れ作業で処理しなければならないファイル類も、立てておくと重要度や至急度が一目瞭然でわかるのです。ワタクシは、基本的には宵越しのファイルは置かない主義なので、その日持ち込まれた書類はなるべくその日のうちに処理するように心がけてはいますが、どうしても処理しきれなかったものはファイリングボックスの中に立て掛けるようにしております。次の日は、そのボックスから作業開始というわけです。

とか何とか言っているうちに、信じられないことに明日から9月になってしまいます。1年の3分の2が終わってしまうという事実に愕然とする今日この頃。あと4か月でまた大晦日って、何それ?という感じです。9月中に夏休みも消化して、3連休が2回あって…とうれしいことはうれしいのですが、きっと1か月後には1年の4分の3が終わったと嘆いているおのれの姿が見えるようです。こうやって、人は年を取っていくのかもしれません。

ミス・ユニバースじゃあるまいし。

2011-08-30 19:58:02 | …and so on
5年間で6人目の総理大臣が決まったみたいですね。仕事でバタバタしていてすっかり世事に疎くなっているワタクシですが、時々各新聞社のWebサイトをチラ見していたので、下馬評とは違う方が総理大臣になられるということが分かって、ちょっとびっくりしている次第です。数の論理の方(確か、ご本人は党員資格停止処分を喰らっていたと思いますが)とママからお小遣いをもらっていた宇宙人に対するアレルギーは、それほど強烈なものなのだろうと思いました。それにしても、立候補なさった方々は、全員、数の論理の方のところにご挨拶に行ったとか行かないとか。その方が最終的に推薦された立候補者は1回目の投票では優位に立ったにもかかわらず、決選投票で負けてしまわれたらしい。これって、滅多にないことなのだそうですね。YOMIURI ONLINEかなんかに出ていて「へえ、そうなんだ」と思いました。

何でもいいけど、やっていらっしゃることを見ていると、3年前までの政権与党と何が違うのか全く分からない。野党の頃に散々批判なさっていた人々とは思えないぐらい、同じようなことをやっていらっしゃいます。国民、特に被災地の方々のことを考えたら、もうちょっとやり方もあるだろうにと思うのです。あるいは、とんでもない円高で苦しむ経済界のこととか、原発抜きでどうやって電力をまかなっていくのかなどなど。問題は山積しているはずで、身内同士でああだこうだ内輪もめをしている場合じゃなかろうに…と思うわけです。5年間で6人目の総理大臣ということは、G8主要国首脳会議(いわゆるサミットですね)に毎年違う人間が出席しているわけで、どこかの軍事政権が毎年クーデターをやってるんじゃあるまいし、他の主要国(それ以外の国にも)から見たら笑いものになっているんじゃないかと思います。

首相公選制がいいかどうかは疑問ですが、1年に1人って、ミス・ユニバースじゃあるまいし…と思ってしまいます。いずれにしろ、総理大臣になったからには、文字通り身命を賭ける覚悟で仕事に臨んでいただきたいと思います。閣僚ポストを巡って早くも駆け引きが始まっているようですが、国民はこれ以上無駄な税金を払いたくはないのです。能力のある人をどんどん登用していかないと、来年の今ごろはまた違う顔が…ということにもなりかねないと思うのですが。

陰日向なく働かない。

2011-08-29 19:46:35 | works
もうすぐ8月が終わってしまいます。1年の3分の2が終わるという実感が持てないまま、今日もジタバタと仕事しながら、なぜか隣の部署の電話番をしておりました。そろそろ月末が近づいてきたので、月末・月初めの仕事の準備をしながら、先週、ワタクシが夏休みをいただいている間に本社から送られてきた宿題を片づけました。案件としてはそれほど難しいものではないのですが、昨年の資料を引っ張り出してこなければならないのが何となく面倒で、先週はやる気が起きないままほったらかしていました。提出期限が明日になっていたので、さすがに今日はやらないとまずいと思ってやり始めたら、案の定、作業自体は1時間もかからずに終わりました。昨年の資料が紙ベースでしか残っていなかったので、それを探すほうが面倒でした。来年同じような依頼があった時のために、昨年の分もExcelデータとして残しました。

相変わらず、うちの事務所にも紙しか信じないおぢさんはいます。バックアップさえきちんと取っておけばデータで保存しておく方が便利だということに、なかなかご賛同いただけません。私の目の前に座っている先輩女性も、こちらがフォーマットを作ってメールしたデータに入力して、1シートごとにプリントアウトして電卓で縦横計算をなさっているのを目撃しました。確かに検算は必要ですが、いちいちプリントアウトして電卓をたたいているから時間がかかってしまうのだということが分かりました。ワタクシは1時間程度でできたので、とっとと本社にメールで送ってしまったのですが、彼女は、ワタクシが帰る時間になっても、まだ電卓をたたいていらっしゃいました。根がいい加減で、早く出すから間違いは本社で直してくれと思うワタクシと、何事も自分で納得して仕事を仕上げる彼女の違いが如実に表れております。

どうしてもミスが許されないようなものは、さすがのワタクシも結構真面目に検算するのですが、向こうのオーダーがつかみ数字でいいようなものは、基本的に1回検算してOKだったらすぐに提出して身軽になりたいと思ってしまいます。「陰日向なく働かない」をモットーとしているワタクシとしては、とても彼女のような丁寧な仕事はできないな…とちょっと反省しながら帰ってきました。

小林秀雄からの解放(?)。

2011-08-28 14:30:57 | books&magazine
今日の東京は、久しぶり(といっても3,4日ぶりなんですけど)にいいお天気になりました。友人から薦められた本をAmazonで注文していたのですが、ようやく入手できたので、例によってTully'sに持っていってランチかたがた読み始めました。ワタクシは根が天邪鬼なせいか、いわゆる「ハウツーもの」の本って、ほとんど読んだことがありません。本を読んで人生が楽しくなるなら苦労はない…ぐらいに思っているかもしれません。でも、今回は薦めてくれた友人の言葉を信じて読んでみようと思いました。和田裕美さんという方が書かれた「人生を好転させる『新・陽転思考』」という本です。まだ、半分ぐらいしか読んでいないので、読み終わったら感想などを書いてみたいと思います。久しぶりにお茶の水女子大学名誉教授土屋賢二センセイのご本以外の本を読む気になって、個人的にはめでたいことです。

そろそろ小林秀雄の祟り(?)から解放されつつあるようです。文化勲章を受章されている雲上人の文芸評論家に祟られるような悪いことをした覚えはなかったのですが、橋本治センセイがお書きになった「小林秀雄の恵み」を読了して3か月余り、活字を見ると頭痛がしておりました。唯一、読んでも拒否反応が起こらなかったのが土屋賢二センセイのエッセイ集だったため、3か月ぐらい、昔のエッセイ集まで引っ張り出して再読していたのです。この馬鹿に祟っていても仕方ない…と小林秀雄が思ったのかどうかは分かりませんが、ようやく、他の本を読んでみようかという気になってきました。ところで、先日、橋本治センセイが難病で入院なさっているという話を聞いて、少なからずショックを受けてしまいました。確かに、すでに還暦を過ぎていらっしゃるので、病気の一つや二つはあっても不思議はないですが。

若い頃からリアルタイムで追いかけてきた作家やミュージシャンがそろそろ還暦を過ぎるという事実は、確かにそれはその通りかもしれないけど、あまり信じたくないというビミョーな気持ちになります。ワタクシが追いかけてきた方々というのは、村上春樹や橋本治や小田和正といった、バリバリ団塊の世代の方が多いのです。それを認めると、おのれが年を取ったという事実も認めなければならなくなります。それは、生きている以上仕方のないことではあるんですけどね。

自律神経の問題かも(涙)。

2011-08-27 15:58:39 | …and so on
今日の東京は、8月の終わりってこんなに涼しかったかな?と首を傾げたくなるような1日になっております。天気予報では午前中は雨が降ると言っていた気がするのですが、どうにかこうにか雨は降らずに、ずっと曇ったままで終わりそうです。昨日のゲリラ豪雨の続きがあるのかと思っていましたが、今のところそれはないみたいです。午前中に用事があって出かけるときも、タンクトップ+半袖のTシャツでは結構肌寒い思いをしてしまいました。あと4日で9月になるという時期ではあるので、そろそろ七分袖のカットソーが必要になるのかもしれません。実家の妹と電話していると「九州は季節が1か月ぐらい早く進んでいる気がする」らしいのですが、東京も、そこまで極端ではないけれど、季節の進み方はかなり早いのかもしれないと思います。エアコン要らずの気温なので、気候のほうが節電モードなのかもしれません。

今日は電車に乗って出かけたのですが、電車の空調の設定は低くないか?という疑問が生まれました。大した距離を乗っていたわけではないのに、身体が冷えて、またプチ冷房病みたいになってしまいました。暑い寒いに過敏に反応し過ぎるおのれの自律神経もいかがなものかとは思いますが、平日の通勤時間帯の設定温度のままで休日の空いている電車を走らせているみたいで、これって節電に寄与しているのかという素朴な疑問もあったりします。用事が済んで、近くのカフェで昼ご飯を食べたのですが、そのカフェも冷房の設定温度が低かったです。アイスラテを頼みましたが、温かい飲み物のほうがよかったかも…とちょっと後悔しました。温かいカフェめしを注文したので、飲み物はアイスラテでも大丈夫だろうと踏んだのが敗因です。飲食店って、普段から空調の温度は低めに設定していると聞いたことはありますが。

そういえば、ワタクシのお気に入りのカフェの一つに「麻布茶房」があります。ワタクシがよく行くのは光が丘のお店ですが、あそこも結構寒いよな…というのを思い出しました。ワタクシは温かいカフェめしと冷たい飲み物という組み合わせが多いけれど、それでも長居していると身体が冷えてきます。夏にかき氷(メニューとしてはもっとこじゃれた名前のような気もしますが)を食べている人々を見るたびに、よく身体が冷えないものだと感心します。ってか、ワタクシの自律神経に問題があるのかもしれません。とほほ。

ゲリラ豪雨の午後。

2011-08-26 21:19:09 | …and so on
今日の東京は、15:00ぐらいから信じられないようなゲリラ豪雨になりました。天気予報では「午後から雨」だとは言っていましたが、あんな雨になるとは思いませんでした。ワタクシが通勤している事務所は、地形的にすり鉢の底のような場所になるのですが、雨水が道路を河のように流れ落ちていきました。今年は、ゲリラ豪雨が比較的少ないなと思っていたのですが、降る時は徹底して降るという感じです。17:00ぐらいにはいったん小降りになったのですが、仕事帰りにカイロプラクティックに寄って施術を受けている間に、昼間ほどではないけれどまた本降りになっていました。今は、うちの近所は比較的静かになってきましたが、神奈川から静岡辺りががすごいことになっているようです。これも異常気象の一種だとは思うのですが、地球がおかしくなっている気がしてとても不気味です。

最近、カイロプラクティックの先生がおっしゃるところの「立派な腰痛持ちの仲間入り」を果たしてしまったワタクシですが、今週は仕事をサボってストレスが発散できたおかげで、それほど自覚症状もありませんでした。なので、今日は軽めの調整で済むだろうと思いながら助手さんの筋弛緩操作を受けたのですが、肩が楽だったのに比べると、腰は温められたり「お守り代わり」(by先生)と称して背中に小さなテープを貼られたり。本人の自覚症状がないわりには状態はあまりよろしくなかったらしいです。それでも自覚症状が出ている時と比べると、ストレッチされても痛みを感じなかったので、ワタクシ的にはまあまあの状態だった気がします。今日のようなゲリラ豪雨などの後には、患者さんが雪崩のように飛び込んでくるんですよね…と先生。ゲリラ豪雨で商売が繁盛する仕事もあるんですね。

結論としては、仕事はテキトーにサボったほうが、肩こり腰痛の緩和になることを身を以て証明できました。そこが結論?という、ワタクシの周囲3mの方々のツッコミは一切受け付けませんので、あしからずご了承ください。ちなみに、万が一このブログをうちの事務所の幹部がお読みになっていたら、肩こり腰痛持ちには若者のような激務は耐えられないことを、是非ともご理解いただきたいものです。ブログを読むような幹部はいませんけどね。

ファミレスのない街。

2011-08-25 15:03:33 | …and so on
今日の東京は、雨が降ったり止んだりがずっと続いていて、今一つはっきりしないお天気のまま1日が終わりそうです。昨日はお出かけしたので、今日は家に引きこもってボーっとしております。せっかくの夏休みなのにそれでいいのか?というツッコミもあるとは思いますが、平日、皆さまがお仕事をなさっている時にボーっと家に引きこもって雨の音を聞いているのは、ワタクシ的には何とも言えない幸福なひとときなのです。昼前に、例によってランチかたがたうちのアパートから徒歩3分のところにあるTully'sに行ってきたのですが、休日の同じ時間帯と比べると、客層が違うのに驚きました。ご高齢の方が本を読みながら珈琲を飲んでいらっしゃるのも多いのですが、平日のランチ時のTully'sは、いわゆる「ママ友」と思しき集団が半数近くいることが判明しました。当然といえば当然かもしれませんけどね。

ワタクシの自宅の最寄駅は、駅の高架複々線化及び駅舎の新築に歩調を合わせるように、ごちゃついていた駅前の区画整理もやっています。うちの近所の唯一のファミレスだったジョナサンの入っていたビルが区画整理とともに壊されたため、この地域にはファミレスが皆無に近い状況が続いております。なので「ママ友」の皆さまは行き場を失われたようで、Tully'sに流れてきているみたいです。ちなみに、1年ほど前にマックが撤退してしまったために、ハンバーガーショップはモスとフレッシュネスバーガーしかありません。ワタクシが利用している駅は急行も止まるし、乗降客数も西武線の中ではかなり多いほうだと思うのですが、衣・食に関してはかなり不便を強いられております。池袋まで10分強で行ける便利なところではあるので、皆さまは事あるごと(?)に池袋までお出かけになっているのかもしれません。

ワタクシのように人混みが嫌いで池袋、新宿や渋谷を避けて回っている人間は、ちょっとした買い物のためにわざわざ池袋まで出かける根性はありません。駅舎が完成した暁には、ジョナサンやUNIQLOや無印良品で構わないので、テナントとして入ってくれることを切に希望しております。近くにその類のお店がないので、テナントに入れば結構な需要は見込めると思うのですが。

ストレス発散してきました。

2011-08-24 19:52:27 | …and so on
今日は友人と会う約束をしていたので、いつもの通勤電車の下り線を利用しました。通勤時は上り線ばかり利用しているので、今のアパートに引っ越してきて初めて、自宅の最寄駅から逆方向に向かう電車に乗ってみたのです。ワタクシの駅の2駅先からは多摩地域に入るのですが、多摩地域に入った途端に高層ビルが少なくなった気がしました。もちろん、そうはいっても都心のベッドタウンではあるので、駅前などには高層マンションが建てられております。ただ、線路沿いの雰囲気が何とものどかで畑なども点在しており、たまには下り線を利用してみるのもいいかもしれないと思ってしまいました。線路沿いの景色を眺めているだけでも、気持ちが緩んでくる気がしました。友人とも、普段は話さないような話をいろいろしたので、ストレスが発散できた1日になりました。平日に仕事をしないでいいというのはいいものです。

ところで、昨日の22:00辺りから島田紳助の緊急記者会見があるとのことで、ネット上ではにわかに騒然とした雰囲気になりました。「報道ステーション」でも見れば、すぐに事の真相は分かったと思うのですが、民放のショーアップされた報道番組には全く食指が動かないので、ネットに情報が上がってくるのを待っていました。23:00ぐらいからYOMIURI ONLINEやMSN産経ニュースにも「島田紳助引退」の情報が上がり始めました。暴力団関係者とメールをやり取りしていた責任を取って引退するという趣旨のようでしたが、情報を見ても、なんでそれで引退という話になるんだか、狐につままれた気分になりました。確かに、暴力団関係者との交際というのは芸能界では話題に上ることも多いけれど、しばらく謹慎するぐらいで、あとは復帰する人が多い気がします。引退って、そこまでやらなくても…というのが正直な感想でした。

週に6本のレギュラー番組を抱えている人に「いきなり引退します」って言われて、はいどうぞというTV局はないと思います。現に、今日は「クイズヘキサゴンⅡ」の放送日だったと思いますが、冒頭だけを見たら、別の番組に差し替えられていました。ご本人は実業家の顔もあるから、芸能界を引退しても困ることはないでしょうが、関係者の迷惑を少しは考えてみたらいかがかと思わなくもない気がしました。もちろん、ワタクシはそれが誰であれ暴力団関係者と交際していいと思っているわけではありませんが。

やっぱり世の中甘くない(涙)。

2011-08-23 20:12:43 | works
午前中は雨がぽつぽつ降っていて、半袖のカットソーではちょっと寒いぐらいの東京でしたが、午後になるにつれて青空が見え始め、気温もちょっと上昇してきました。とはいえ、先週のように脳が溶けて思考停止状態に陥るほど暑くはなかったので、この時期としては過ごしやすいお天気の部類に入るかもしれません。昨日、職場の方々に「24日・25日は夏休みをいただきます」と宣言し、今日、本社に打ち合わせに行ったついでに、本社の担当男子にも「明日・明後日はいないから、何かあったらメールしといてね」と宣言してきました。午前中は、本社での打ち合わせその他でジタバタしていましたが、今日1日の辛抱(?)だとおのれに言い聞かせて、何とか仕事も片づけました。それで、もうすぐ終業時間だ…と、心はすでにお休みモードに入りかけていたところに、本社の上役さまから電話がかかってきました。

ワタクシの経験則上、こういう時間にかかってくる電話ってロクなことはないなと思いつつ、恐る恐る電話を取ると「昨日の資料、修正してほしいところがあるから、今からデータを送るね」とのこと。はぁぁ?ワタクシはそろそろ終業時間なんですけど…などとは口が裂けても言えないので、メールで送られてきたデータの修正に1時間近く費やしてしまいました。サマータイムで早番にシフトしてから、初めて超過勤務をしてしまう羽目になったのです。もちろん、1時間ぐらいの超過勤務など超過勤務のうちには入りませんが、ワタクシがお休みモードに入りかけているところのこの仕打ちって一体…と思ってしまいました。偶然の産物なのは分かってはいるつもりですが、他の同僚の方々が軽やかに休暇を申請なさるのを見ているので、ワタクシは何か悪いことでもしてるんだろうかと考え込んでしまうわけです。

半ば意地になってデータの修正作業をして、本社にメールを送りつけて「出し逃げ」をして帰ってきました。あとは野となれ山となれだもんね…と声には絶対に出せない独り言です。きっと、金曜日の朝のワタクシのメールボックスが真っ赤であることは想像に難くないのですが、それはそれとして、意地で勝ち取った貴重な夏休みは、楽しく過ごしたいと思っております。

ハレーションのかわし方。

2011-08-22 19:46:00 | works
東京は今日もとても涼しい1日でした。このまま秋になるのかなと密かに期待していたのですが、やっぱり世の中はそんなに甘くはないようです。明日からは、お天気こそ曇りがちなものの、気温は32.0℃辺りを行き来することになるらしい。要するに、ジメジメと蒸し暑い日々が復活するということのようです。せっかく、扇子を使わなくても済む生活になったと喜んでいたのに、明日からは、また扇子の出番があるみたいです。まだ、使い倒すというところまではいっていないので、扇子のほうでは出番がまだあると喜んでいるかもしれません。うちの事務所では、駅とかで家電量販店などで配られている団扇でバタバタ扇いでいる人の方が多数派ですが、駅で電車を待っている時に見かけるのは、圧倒的に扇子のほうが多いですよね。やっぱり、扇子はバッグに入れて持ち歩けるという、携帯がしやすい利点があります。

ところで、ようやく事務所内の基礎資料が出揃ったので、今日は必死で本社に明日までに提出する資料を作っておりました。ワタクシの経験では、こちらが必死で仕事をしている時に限ってどうでもいい雑用が持ち込まれることが多い。持ち込むご本人的にはどうでもよくない話かもしれませんが、そういう話で真剣にまずいと思うのは、ワタクシ的には1割もないんじゃないかと思います。気にするのがそこですか?という話が結構多いのですが、今日もその類の案件で本社まで電話を掛けた人がいて、本社から「事務所は何やってる!」と怒られてしまいました。一応、伝言ゲームのルートというのは決まっているので、それを素っ飛ばすと怒られたりするわけですよ。ワタクシが資料作成に没頭している隙に電話を掛けたらしい。本社には「以後、気をつけます」と心にもない謝り方でその場を収めたのですが。

それやこれやの間に資料が完成したので、帰り間際に本社の上役さまにメールを送りつけ、ハレーションが起きる前に事務所を出てしまいました。ワタクシの業界用語で「出し逃げ」といい、ハレーションが起こりそうな案件は帰る直前に相手方に送って逃げるというものです。相手方に資料を見てすぐにハレーションを起こされるより、1日熟考していただいた方がよいということのようです。主に、計理屋がよく使う手なのですが、いずれにしろ、1日経っても駄目なときは、本当に駄目なんだと諦めることにはなるのですが。