1時に目が覚めた
これ以上眠れそうにもないので 起きる
今日の天気は晴天
よし 今日行こう
7時過ぎに家を出る
多磨霊園のある駅までの電車が 今までに無いほど混んでいたのにびっくり
ここには大学があるのだが もしかしてコロナで3年間対面授業が無かったせいだろうか
しかし コロナ前にも同じような時間に乗ったことがあるが これほど混んでいなかったような気がする
それともまだ大学が始まったばかりだから 学生が真面目に通っているせいかなあ
霊園は ほとんど誰にも会わず 墓参者さえもいない
青空の下 気持ちよく作業を始める
秋の墓参と違って草木の成長もそこそこで それでも道具を広げてから帰り支度を終えるまで たっぷり3時間かかった
帰りに事務所に寄って墓じまいのことを聞いてくる
都霊園だけあって手続きはなかな面倒だが このままで私が死んだら親族にも東京都にも迷惑がかかる
長い年月にわたって使用させてもらったのだから このくらいはきちんとしておかなくては
それにしても 墓じまいのことなんか両親と話したことはなかったけれど どう思うかなあ
でも お墓は生きている人のためにあるのだと私は思うし 誰も来ないお墓なんて寂しいもんね
漆黒の墓石染めたる躑躅かな(粗忽)