どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

私はマゾかもしれない

2012年07月29日 | 日記
今年も猛暑の日々が続いている

あれほど綺麗にした庭も 今では一面背の低い草に覆われてしまっているのを 昨日確認した

確認しただけかい って言わないで 

何しろ殺人庭なのだ 


会社でも変化があり 就活に敗れた社長の息子が7月に入社

とはいっても 8月からは同業他社へ4か月の丁稚奉公に出る予定だ

たかが4か月ではお客様

外の厳しい世界を経験するとまではとてもいかないだろうが それでもしないよりはましか


なぜだかその坊やの面倒を私がみることになり この1か月ストレスは溜まりに溜まった

自分の仕事もある上に 坊やの面倒も見なければならず 何とか他の人にも押し付けようと試みたが 社長の目もあり・・・

腕を組んで見ている暇があるなら自分が教えろ と心の中で思いつつの7月だった


そんな中 今年の夏の旅の計画

休館日やら開館時間やらを気にしながらのルート作りは パズルさながらだ

悩みに悩み 欲張りになるのを抑えながら かなりの段階まで漕ぎつけた

神戸と言えば みなオシャレな旅を連想するだろうけれど 残念ながら私の旅にそのような色合いは全く無い

異人館は重要文化財を除いては 外観だけを見て終わることになりそう

(入場料が高い上に 維持するのには仕方のないこととはいえあの内部)

ポートタワーもハーバーランドも 六甲山からの夜景も神戸牛も ショッピングも無い

南京町で有名な豚マンを買いたいと思うけれど それも行列であったなら(そしてそうらしい)パスする

ひたすらビルを眺め 街を歩きまわり 見学可能な旧私邸を訪ね 見学不可であってもチラとでも見たいと足を運ぶ

お金と時間に余裕があれば 私だってオシャレな神戸を体験したいが それは今は無理


憧れていたものでこの時期には見られないものが 今回も幾つかある

地団駄踏んで 背中を床にこすり付けて 駄々をこねたいくらいに 残念で悔しい

いつかリベンジだ!

素敵なヴォーリズの作品が解体されてしまったことも知った

阪神大震災の頃 私はまだ建築に特別の興味はなかった

今になって 強い実感となって甦る


多くのリストの中で特に楽しみなのは ヨドコウ迎賓館(旧山邑邸)と元町海側にあるビルディングたち

明石海峡大橋の架かる舞子公園

ここには八角形の「移情閣」(孫文記念館)と世界一の吊り橋の体験ができる「舞子海上プロムナード」がある 

そして ここでの旅の初日の黄昏

旅の最終日に途中下車しての「大山崎山荘美術館」 

そして長く待った京都の忠太のクリクリモコモコ といったところか


今年も大量の汗をかき 大量の水を飲むことだろう

海を眺め 青く広い空を見上げ 

真っ白で熱を放つアスファルトの道をひたすら歩き 

色濃い影に身を隠して 通り過ぎる風を感じるとき

私の全身は 夏ならではの旅の厳しさにも醍醐味にも満たされる


私は マゾかもしれない

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夏の旅は阪神で決定

2012年07月15日 | 日記
いつのまにか梅雨明けも目前になってきた

となれば夏の旅

今年は北関東か阪神かで迷った結果 阪神方面に決めた

阪神方面は節電の話もあり 人気が無いとはいえNHKの大河ドラマの舞台でもあり 迷いに迷った

それでも決めた一番の理由は 長い間ブルーシートで覆われたままだった伊東忠太の旧真宗信徒生命社屋(京都)を見たいがためである


彼との出会いはもう10年以上前になる

図書館で美術の棚を見ていた時 『伊東忠太動物園』という本を見つけた

開いてぱらぱらと数ページを繰って数分で 虜になった

それは もちろん藤森照信氏の視点と解説があってこそのものでもあったと思う

建築物のあちこちに見られる 藤森氏の表現を借りれば「クリクリモコモコ」の動物たちや奇怪な怪獣や幻想動物たち

なんて可愛らしくて素敵なんだろう

その本との出会いが徘徊の面白さを倍増させ 近代建築というものの存在を教えてくれたのだから 私にとってはまさに原点なのである


東京およびその近郊で見られるものは一つを除いてすべて見たけれど その時特に見たいと思ったものの一つが先に話したそれなのだ

以前京都に行った時はなんとかブルーシートをはがして ちょっとでも見れないかとやってみたのだが・・・

当然 だめだった^^(子供みたなことやるな!っての^^)

それが今年 長い年月を経てようやく改修工事が終わり お目見えしたことを知ったのだ

長い間待ち焦がれていたあのモコモコに出会える

その時は 誰の目も気にせず抱き抱きするのだと 今から楽しみにしている


これが阪神の旅への決め手となったわけ

この連休で概略を決めようと部屋に閉じこもり パソコンの画面に向かっている


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前回の日記から 早くも一か月が過ぎてしまった

ゴールデンウィークにやった庭の草取りから数週間後の5月下旬ごろだろうか

再び庭に出たのはいいのだが ドクダミの繁殖に完全にやられてしまっていた

30分ほどやって もはや引き抜く段階では無いと諦め ついに除草剤を使うことにした

葉っぱから吸収してやがて根に至るというもので 除草剤のかからなかった場所には被害は無い

グリホサート系のジェネリック商品なので 安価でもある


一週間後 期待して庭を見る

変化は無い

ドクダミには効かないのかとがっかりした

それから更に二週間ほどして庭を見たら 驚くほどの姿になっていた

一面茶色の枯葉模様

意を決して庭掃除をする


そういえば庭に竹の熊手のようなものがあったことにも気が付いた

気が付いたというよりも 目には入っていたのだろうが今まで手に取ってはみなかった

それでかき集めると どうでしょう 庭がとても綺麗になって土ばかりに

玄関周りも無駄なものを引き抜き 伸び始めた木の剪定もしたら 父が亡くなって以来一番の綺麗な庭に変身した

勿論 毎日のように庭に出ていた父の仕事とは比較にならないが 満足度は高かった

毎朝玄関を見るたびに なんてすっきりしているのかと(本当はこれが普通なのだろうが)うっとりしている


会社ではISMSの更新審査があり 今月から社長の息子が入社ということもあってそれなりに気ぜわしく ストレスもそこそこの日々が続いているが 変わらずに元気にやっている

この頃は早寝早起きなのでネットに向かう時間も減っているが 決してここを忘れたわけではないことを付け加えておく  

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