気持ちよくいこう

昨日　久しぶりに図書館にでかけた

書店で本を選ぶ時は金額の面でも厳選することになるが　図書館ではその必要が無いところが良い

日頃あまり興味を抱かない分野の本や　軽い気持ちでページを繰りたいような本にも触れることができるのは　結果　思いがけず世界が少し広がったりすることもある

とはいっても人気の本は予約でいっぱいだし　狙った本に必ず出会えるわけでもなく　選ぶのにはけっこう時間がかってしまう

６冊の本をデイパックに入れて　次はスーパーに買い物に行く

扇の要が我が家だとしたら　図書館とスーパーはちょうど広げた扇の右の先と左の先ほどの位置関係になる

歩いたことのない道を　感覚だけを頼りに進む

カード支払いでは５％引きになる日で　しかも土曜日とあってか　お昼前のスーパーの食品売り場は大混雑

皆さん　カートに沢山の食品を積み　レジは長蛇の列になっている

私の前の７０代後半くらいの女性の持つカートの下には　飲み物の段ボール箱がふたつ（水とビールらしきもの）載っている

他の食品を入れたカゴはレジの台に置いたけれど　その箱を持ち上げることはできないので　店員さんに「これもなんだけれど」と説明している

あいにくレジ打ちの店員が場所を離れるためには　ぐるっと回って出なければならない作りになっている

客の間をぬって出てきたレジ打ちの店員が二つの箱をカートから出したまでは良かったが　レジの場所に戻ってから値段を読み取ったために　その箱をカートに戻す手が必要になってしまった

女性の客は何とか自分でやろうとしているが　おぼつかない様子なので私が手伝って箱をカートに載せてあげた

その時　レジの向こうで待っていた彼女と同年配かと思われる男性がやってきて　何やってるんだ　と少し怒った口調で彼女に言った

おそらくは夫婦なのだろう

奥さんのほうも　それなら手伝ってよ　とやや憤慨のご様子（私も同感だったが）

レジの店員も気になったのだろう　私と彼らを交互に見ながら手を止めたまま

老夫婦とはいえ杖をつくほどでもなく　さしてよぼよぼというわけでもなく　ご主人もずっと見ていたのならもっと早く手伝ってあげればいいのに

別にお礼を言って欲しいなんてこれっぽっちも思っちゃいなかったけれど　私なんぞ完全に無視され　夫婦の嫌なところだけを見せられて　家庭の中でどんな夫婦をしているんだろう　って　我が両親の姿と比べたりしちゃった

ともかく　来週は連休でおそらく世間はクリスマス

それが終われば年末の掃除と正月支度やら帰省やらで　益々慌ただしく忙しく・・・

色々あるだろうけれど　気持ちよくいこう