5月18日、中間テスト終了後の3限目に、ケータイ安全教室を行いました。
KDDIからの認定講師をお呼びして、全校生徒を対象にした学習でした。
これだけ、携帯電話やスマホが中学生の生活に浸透しているのだから、いかにしてケータイやスマホ、SNSとうまくつきあっていくかを学習するというねらいで話をしてもらいました。
話がうまく、わかりやすく、リアル感があり、子どもたちにも好評だったようです。
私は、チャットやメールをうまく使いながらも、言葉でしっかりと伝える子になってほしいと思います。
さて、その言葉による会話について、私たちはふだん自分の言いたいことや考えは、だいたい言葉に変えることができている、また相手にほとんど伝わっていると思いがちです。
でも、私たちは常に自分がもっている表現や語彙で、考えを表しています。
ということは、もっている表現や語彙が乏しいなら、考えや気持ちを十分に表しているとはいえないのです。
また、逆もいえます。発する言葉の量と質が自分の考えを規定するという側面があります。
だからこそ、国語を一生懸命に学習することは大切です。また、会話や読書により、言葉の量と質を高めていってほしいと願います。
前に、体調不良の生徒を、車で家に送って帰ったことがありました。
その生徒は、
「左がわの車線を走っていてください」
「先の信号を左です」
「ゆっくり進んでください。すぐにまた左に曲がりますから」
「車は、左の駐車場へ入れてください」
「家は右です」
と、的確に指示してくれました。
私は14・15歳にして、要領よく言葉を発する、この生徒に感心しました。
きっと、将来、シャキシャキした、言葉がよくまわる親になるだろうと思いました。
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