
誰かと人間関係ができたとき、その人のことを理解しようとします。
でも、100パーセント理解するのは無理でないかと思います。
私は妻のことを理解しようとします。
でも、30年以上たっても、いまだにわからないところがあります。
同じことが自分についても言えます。
他者に自分のことを100パーセントわかってもらおうというのは、やはり無理なのです。
また自分のことを理解しているとしても、わからない点は残ります。
人は本来的に一人ひとりが別の人格です。
100パーセント理解されることはないのです。
そういう意味では、人には孤独な面があると言えるかもしれません。
でも、その孤独とつきあうことで、その人は成長するのです。
私たちは、愛する人をもっていないと孤独になりますが、反対に愛する人をもつことで感じる孤独もあるのだと思います。
孤独から私たちは離れることはできないのです。
中学生という時期は、内省的に自分を顧みて自分を理解し始めるのですが、そこには悩みや迷いが生まれます。
そのとき、寄り添ってくれる大人の見守りを受けながら、自分の生き方を見つけていきます。
孤独とつきあっていくのが、とりもなおず人生なのかもしれません。
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