野原の中でも、風が通るところを選んで立ちます。
すると、吹き抜ける風が心地よいです。
目の前のすすきが、ゆらり ゆらりと揺れます。
そして、心も風の通り道に置きます。
このとき、心もゆらり ゆらりと揺れます。
思春期の子の心や心情とはとてもやわらかく、おとなのように固くはありません。
ときとして心地よく、ときとして不安定・不安な気持ちになり、揺れ動くのです。
その揺れ動く心や心情を揺らさないようにするのではありません。
かたわらに寄り添い、自分で揺れを収束させていくよう支えるのです。
それが思春期の子に向き合う教師の役割なのです。
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