箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

確かな学びを育てる学校

2018年05月31日 11時13分46秒 | 教育・子育てあれこれ





5月末日を迎えました。

3年生は、本日、第1回学力テスト(実力テスト)です。

修学旅行を前にして、浮き立つ気持ちを切り替えて、熱心にテストに向き合っています。

この気持ちの切り替えをうまく行なうことが、3年生には、いちばん求められています。

テストが年間に何回もありますが、謙虚に目的を定め、場面に応じて頑張る姿が三中生らしいところだと感じています。


さて、昨日は5限に大阪府教育委員会からのヒアリングがあり、生徒の授業の様子を参観されました。

じつは、三中は今年度、大阪府の「確かな学びを育む学校づくり推進事業」受けています。

この事業では、学校の授業研究を充実させ、子どもの学びが、自分で問いを立て、その解決をするため、考える力や判断する力、表現する力を伸ばすような学習を築くことが大切になります。

この事業推進のため、三中には、教員が1名多く配置されています。

一定程度、基礎基本の学力があり、授業研究を進めている箕面三中にふさわしい事業だと、私は考えています。

大阪府教育委員会からは、「落ち着いていますね」「授業に向かう子どもの態度ができています」などのコメントをもらいました。

一方で、「少し教師からの(知識の)教え込みが多いと思います」という指摘を受けました。

たしかに、その通りだと、私も考えています。知識を教えることは学習の基盤にはなります。

でも、いま求められる授業は、その知識を生徒が活用して学びを深めることにあります。

ご指摘を受けとめ、授業をよりよくしていきたいと考えています。



加えて、保護者のみなさまからも授業に対する、「保護者目線」からの意見をもらいたいと思います。

6月18日(月曜日)から22日(金曜日)は、三中「大人の登校日」の授業参観です。

いつ、どの時間でもけっこうですので、授業を参観してください。

授業参観シートを用意していますので、ご記入いただき、授業研究にいかしていきたいと考えています。

ご協力をお願いします。

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