個性を大事にするのはいいことですが、人のなかには、個性的で、芸術的で、直感的で、美しさを志向することに価値を置く人がいます。
その人は、明確な好みをもっていて、自分の感覚・センスに自信があり、何よりも自分の感情を大切にします。
自分は他の人とは違うという意識が強めで、周囲にすんなりと溶け込むのが苦手である場合もあります。
かといって、人と関わりを持つのが嫌というわけではなく、声をかけてくれた人には、楽しく話したいという願いをもっています。
そんな人が子育てをするとき、とくにわが子を注意して導くときには、感情ではなく、ものごとの善悪を基準にして、自分の気持ちはドップリとはまらないのがいいのです。
また、このような感情を大切にする人は、自分に対して正直であることが多く、子どもが出くわす葛藤を真っ向から受け止めます。
子どもの悩みをごまかしたり、他に目をそらさせたりしません。受容するのです。
ものごとは考えようです。
その親が自分の個性を大事にするのと同様に、わが子自身の個性を理解します。
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