箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

自分の感情を大切にする人

2019年12月13日 08時26分00秒 | 教育・子育てあれこれ








個性を大事にするのはいいことですが、人のなかには、個性的で、芸術的で、直感的で、美しさを志向することに価値を置く人がいます。

その人は、明確な好みをもっていて、自分の感覚・センスに自信があり、何よりも自分の感情を大切にします。

自分は他の人とは違うという意識が強めで、周囲にすんなりと溶け込むのが苦手である場合もあります。

かといって、人と関わりを持つのが嫌というわけではなく、声をかけてくれた人には、楽しく話したいという願いをもっています。

そんな人が子育てをするとき、とくにわが子を注意して導くときには、感情ではなく、ものごとの善悪を基準にして、自分の気持ちはドップリとはまらないのがいいのです。

また、このような感情を大切にする人は、自分に対して正直であることが多く、子どもが出くわす葛藤を真っ向から受け止めます。

子どもの悩みをごまかしたり、他に目をそらさせたりしません。受容するのです。

ものごとは考えようです。

その親が自分の個性を大事にするのと同様に、わが子自身の個性を理解します。


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