いままでの日本人のライフパターンは、約20年が学生時代、その後約40年が仕事時代(1社で勤めあげる)、最後に約20年が余生時代でした。
このライフパターンは、人生80年を念頭に組まれていました。
しかし、最近、外国のある著名人が、いまの2007年生まれの子の半数が、100歳以上生きることになるというデータを紹介しています。
2007年生まれの子というと、いまの小4です。
このデータを信じる、信じないはともかく、平均寿命が今後伸びていくのは確実でしょう。
となると、人生80年という人生設計は、明らかに変更を余儀なくされていきます。
いまの小学生は、おそらく、約20年が学生時代、仕事は40年以上で、1社ではなく転職、60歳を過ぎても仕事につき、その後は地域活動に加わったり、ボランティア活動に従事して残りの人生を過ごす。
こんな時代が到来するかもしれません。
この時代では、今以上に、「自分の生き方は自分できめる」という主体性が必要になるのではないでしょうか。
いまや、会社が40年の面倒をみてくれるという終身雇用制は揺らいでいます。というか、終わりました。
いまの小学生が(中学生も含まれるでしょうが、)働く頃には、40年の間に転職も普通になるかもしれません。
また、社会では、副業が許されるような時代になるかもしれません。
先日、TVで日本なプロゴルファーの女性が言っていました。
「私たちはアスリートと呼ばれ、一日中練習に打ち込み、ゴルフしかしていない。でもアメリカでは、同じ女性プロゴルファーがゴルフ以外に、大学で学んでいたり、看護師資格を持っていたりする。でも私たち日本のプロゴルファーは、ゴルフをやめたら何もできない」
という現状です。
私は、ほんとうにそうだなあと思いました。
だから、今後は本業以外に資格をもったり、副業が許される時代が来ると、私は考えます。
あなたは、思い通りに生きていますか?
このことを自分に問いかけ、副業、留学、趣味、ボランティア活動、育児、地域活動・・・。
常に学び続けなければなりません。
少しでも関心のある活動や分野にかかわり、自分の人生を豊かにデザインして、自分を生かしていくような人になるべきなんだろう。
最近、こんなことを想うのです。