勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

映画『ブラック・スワン』

2012年02月20日 | 映画
観終わって…素直にまずます!
アカデミー賞最優秀主演女優賞のナタリー・ポートマンの演技も迫力があってそれなりに良かった。二人の人格(白鳥と黒鳥)を見事に演じ切っていましたし…。この映画はストーリー展開やサプライズ展開を楽しむ映画ではなく、正直ナタリー・ポートマンの演技を観賞する映画であり「バレエ」と通して世の役者達が“演じる”と言う事への(プロの)取り組みを見せられたって感じでの作品ですね。
と言うわけで、今回は少し深く切り込んでみたいと思います。

内容は:
元バレエダンサーの母親にバレエの英才教育を受けて育った主人公ニナ(ナタリー・ポートマン)は努力の末、新作「白鳥の湖」の主役(プリマ)の座をゲットする。しかしニナは純真な白鳥の女王の役柄は地で最高の踊りが出来るのだけど、邪悪で官能的な黒鳥を演じるのは苦手だった。映画の中でニナは舞台の監督(ヴァンサン・カッセル)に「処女か?」と聞かれます ニナは否定しますが実のところ本能をむき出しにして官能の世界に入り込んだ事がないニナにとって足りない部分を監督に指摘され、知らず知らずのうちに自分の中でもう一人の邪悪で官能的なニナを作りだしていきます。
そして、ついに自分の中でもう“一人のニナ”が完成され狂気の世界に足を踏み入れる事となるニナは舞台初日の演技で見事に黒鳥を演じきるのです。そして演技を終えたニナが監督に言った最後の言葉には陶酔しきった“至福の世界”への思いが込められていました…




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