metch Happy days

クリスチャンで、韓国で神学を学んでいるめっちの毎日の成長をつづるブログ

こども

2007-10-21 23:38:34 | 教会生活
教会学校で教師をしてます!

えぇ~めっちが?
にあわな~い!

子供にはあまり興味がなかった私。
外国に来て、大きく変わりました。

言語レベルが小学生以下だった私に優しく教えてくれた子供もいたし、
時には「がいじーん」っていじめられました。

色んなきっかけがあってここで教師をすることになってきました。

ゲームなんかの時には彼らが私に色々教えてくれます。

日本にはいいイメージがないと思います。
歴史で習う、国の教育では日本は悪い国だからです。
でも、私という存在は、あんまりみんなの「わるい日本」とは
関係ないみたいで、

普通に外国人というだけで珍しくておもしろい。
または、めぐみせんせいが好き^^
日本語で色んな単語を教えてもらえておもしろい。
ようです。

教師である私に、目上を敬うこの国では礼儀正しく「めぐみ先生こんにちは」って
こともあれば、ときには、平日道端で会うと
メグミ~♪メグミー♪
って言ってることもあって、この子供という人々が
非常ににいとおしく、愛らしく、おもしろく、温かいです。

ひすくちゃん

2007-09-16 00:49:28 | 教会生活
私の教会にひすくという女の子がいます。

はじめてみたとき、韓国にはこんな美人がいるとびっくりしちゃいました。
11時礼拝の讃美と報告を、ものすごい美しい手振りで手話通訳しています。
あまりに流暢な(?)手話なので、沢山勉強したんだろうな~と思い、
大人っぽく美しいので、結婚されている年上の人かと思っていました。
なかでも、私の想像では、お金持ちの会社社長の奥様、とか。

最近、声楽の先生の家で顔を見るようになり親しくなりました。
彼女はピアノを習い、私は声楽を習っています。
年下でした。
未婚でした。
しかも、ものすごいダイナミックな女の子でした。

まず、声がでっかい!
そんで、大胆。
なんとなく、ものすごい貫禄(この辺は第一印象の大人っぽいと通じている)。

釜山が故郷で、今はソウルに独りで住んでいるそうなんだけれど、
聞いててびっくりしたのは、
釜山で親戚の子供を小学校くらいから高校に上がるまで育てたと言われた事。
親が事情により育てられず、20にならない年齢からオンナ手ひとつで
二人育てたって言われました。

「親ってすごいって感じちゃったわよ!あーっはっは」と言われ、
「親でもない少女が、二人育てるほうがよほどすごい」と心の中で思いました。


今日は彼女の友人が釜山から来ているからソウルを観光するといわれ、
「めぐみ姉さんの事が思い出されてさぁ~一緒に行かない?」
と声を掛けてくれたので一緒にお出かけしました。

「ねえさん!あたしさ~日本って嫌いだったんだけどさぁ
 めぐみねえさんに会って考え変わったよ。
 日本はねえさんに賞上げないといかんな!」
だって。
「私の何を見て変わったの?」と聞いたら、
「なんとなくさぁ初めて日本から宣教師が来たって礼拝で挨拶したときあったでしょ。
可愛い顔の宣教師が来たなって印象良かったんだよね!それだけ。あっは!」


最初に書いたとおり人妻って感じの、ちょっとセクシーな雰囲気なんで、
服見に行っても、趣向が全然合いません。
レースぴらぴらのブラウスとか、ナイロンできらきらの服とか。
「ねえさん、あたし、ここの肉どおしよ。あたしぜい肉とってから買おうって
 決めてたのにさぁ、すっごい可愛いよ、どおしよどおしよ」

そんな彼女。
最初に見た印象は、体力なさそう、女性らしい、おちつき、ってイメージでしたが
見事、あたらしいひすく。

ダイナミックな信仰も持ってます。
「夜明け祈祷会5時に行ってさ、ここのプールで1時間水泳して
 ここで化粧してさ、出勤してたんだよ。ちょっと前まで。
 今は出勤の時間が変わってできなくなったけどね。
 だから見てよ!このぜい肉!」



私とは全くタイプ違う。

こんな人を嫁にもらったら、一生幻滅する事ない気がするよ。
現われてないイヤな部分が現れるから幻滅あると思うけど、
この人、隠してることがない気がする。
少々の事では、つまづかない精神力もあり、
加えてこの、体力。

めぐみお勧めしちゃいます。


以上、ひすくちゃんの紹介でした。



オリニリーダースクールにて

2007-06-10 00:37:24 | 教会生活
オリニ=韓国語で「子供」です。
子供教会学校で、特別にリーダーとして育てる土曜学校に、講師として呼ばれました^^
今日は日本語の讃美をするということで、君は愛されるため生まれた、という有名で大人気の讃美を日本語でするということで、まずは歌を教え、日本の紹介をしました。

子供がとても良く育てられています。

ところで、
韓国での大きな大きな疑問と不満は「親が主導権をもってさせること」です。

実は前に、子供達が「日本語を習いたい」という事で、中学生に教えていました。
しかし、実際は「日本人の宣教師さんがいるからネイティブに習わせるチャンスだわ!ぜひうちの子には!」という母親達の要望でした。

やってみたら、宿題はしないし、教科書は持ってこないし、
可愛らしいのは確かだけど、お互い時間の無駄だなと思いました。
中学生って学校と塾だけでもそうとうにお忙しいんだもん。
この上、日曜まで勉強?
やりたいならともかく、やる気もないのにね。

なので、冷静に、「やりたいのかやりたくないのかよ~く自分で考えて、
やりたいと思うんだったらちゃんとやろう、やりたくないなら、お互いに無駄だからやめよう」といいました。
そして終わりました。

子供が一言もやりたいと言ってないのに、うちの子にぜひお願いします!とかいうお母さん達を私はしっかり観察するようになりました。
いい機会だ!よ~し!なんて思っても、子供を苦しめる可能性が大きいんだもん。

今日のリーダースクールの子供達は、しっかりしてました。
そして、さすがに訓練を受ける姿勢もちゃんとしてるし
先生にもしっかり厳しく指導されていました。
そして、お互いに祝福しあうこと、
これからのオリニグループを変化させるリーダーとしての自覚、
神様のご用に立っていこうという意欲、
とても、すばらしかったです。
子供も素晴らしいけど、導いている伝道師さんたちの指導力に、感心しました。

日本の文化紹介ということで、色々させてもらいましたが、
日本ってどんなイメージある?って聞いたら、
「悪いイメージ」と言われました。即答で。
「どうしてかな~?」と聞いたら、
「日本帝国時代」と言いました。

当然ですね。
私もそれは理解もしているし、そのためにこの国にいるのです。

けれども、韓国にクリスチャンとして生まれて生活していることがどんなに私たちにとって羨ましいかをお話させてもらいました。
駅のキヨスクでリビングライフが買えることも、
聖書のバリエーションがすごいことも、
キリスト教人口が多いから、「当然のように」味わっている恩恵です。

日本では100人人がいても1人いるかいないかというなかで、みんなと同じ年齢のお友だちはなやんだり、迫害されたりしながら、信仰生活しているよって言いました。
そして、どうか、神様に早く出会えるように祈って欲しい。
この友達達を想像して祈ってねと伝えました。
日本の神の概念、宗教の概念が違うということも、みんなは気付いたようでした。

今日はわずかなことしか伝えられませんでしたが、
なにか、とても意味のあるひと時だった。

私にとっても。
みんなにとってもそうだといいなと思います。

もともと、マイクを持って話すことには何の抵抗もない私。
面白かった、今度説教一回してみる?って伝道師さんが言ってくれました。

わ!そんなチャンスまで?
次回神様が用いてくださる時まで、楽しみに鍛錬されようと思います。

オメガ→アルファ

2007-03-30 00:01:28 | 教会生活
韓国に来てもうすぐ1年です!
そして、オメガ聖歌隊という聖歌隊に所属して、奉仕を始めてからは8ヶ月くらい経ちました。メインの奉仕ではないけれど、本当に楽しく喜んで、今まで讃美をささげてきました。
私の教会に今通ってきている日本人の信徒さんが、一人だけいます。
韓国人男性と結婚して、ここに住むようになっている方で、韓国語があまりできません。

彼女のために、礼拝で通訳をしたりする機会が与えられ、日本語礼拝をする機会も与えられ、本当に神様に感謝しています。
彼女は日本で音楽大学を卒業し、専攻はオルガンでした。
今まで、賜物であるオルガン奏楽奉仕をしたいと思いながらも、聖歌隊に空きがあると言う話も聞かなかったので、できていませんでした。

それが、実は水曜日に午前、午後と二回ささげられている礼拝の内、午前のアルファ聖歌隊で、オルガン奏楽者がいないということが分かり、奉仕の機会が与えられました。ずっと奏楽者が来る様に祈ってたんだって。
彼女がとても喜んで、大好きなオルガンで神様のお役に立てることを嬉しく思っているようでした。そして通訳の必要があるかと思い、私も水曜午後のオメガ聖歌隊で奉仕をしていたのですが、午前のアルファに移りました。

私の教会は今、信徒が4000人以上いる韓国の中でも比較的大き目の教会です。
聖歌隊は7つ位あって、それぞれ個性があります。

オメガ聖歌隊は男性が少ないけれど、それでも4部に分けて最大限がんばっている努力派の聖歌隊でした。どうしても、女性が多くなってしまうのは仕方ないんだけれど、ソプラノが断然多いのがやっぱバランスが悪い。でも、少数の人たちも心からの真心でがんばっていました。

アルファ聖歌隊の指導をしてくれている方が、私の本当に憧れの声の持ち主でした。明るくて、力強くて、はっきりした発音。ピアノ(小さい音量)が綺麗なのも私の気を惹きつけていました。
以前から、実はこの方に声楽習いたいと思っていたんだ^^
そして、この機会に、「実は以前から、先生に歌を習いたいと思ってたんです」と言ってみました。
そしたら、OKしてくれたんですよ!あぁ~嬉しい。

そして、レッスン費用を聞いてみたら、ちょっと思っていたより高かった。。。
だけど、音大に行っていたその友達に言わせると破格だよ~って言うんです。
また相談しようねって一回別れました。
私も色々考えて、相場を知らずに失礼なこと言ってしまったなと思っていました。そして神様に仕えるために歌習いたいので、自分の予想より高くても大丈夫ですって言おうとしていたら、先生が「私に日本語教えてくれたら、それでいいわよ」って言うんです。

きゃ~マジで~!

先生が知ってか知らずか、分かりませんが、一応日本語指導のライセンスを持っているだけでも、申し訳なさが解消されます。勉強しておいて良かった。。。
先生の指導力には及ばない日本語かもしれないけれど、このご好意があまりにも嬉しかったです。

今日の朝5時からの祈り会で、私と日本人信徒のお友達は一緒にアルファ聖歌隊で奉仕デビューしました。
赤ん坊を抱えている彼女にとって夜明けから奏楽の奉仕に来る事も易しい事ではないだろうに、本当に喜んですることができました。
感謝です!
讃美は「万民に伝えよ~イエス様の救い~」みたいな歌詞だった。
今後オルガン奉仕をする彼女が、心から讃美をささげるために歌詞も分かる必要があると思います。どんな風に用いられて、お互い成長させられていくのかが、私達二人とも楽しみです。新しい領域を神様が与えてくださいました。

ところで、今日、神学校からの帰り、電話を受けてみると、文化講座で日本語を教えている高校生のお母様からだった。
「うちの娘が、めぐみ先生の授業がスゴイいいって言うんですよ。他の時間とって教えてやってもらえませんか?」って言ってくれるんですよ。
私、本当に日本語教えるの好きですね。
あるいは、「先生」っていうのが、好きなんだと思います。
時々「やば~い」ってなるときあるけど(お読みの皆さんも自分の母国語よく考えてみてね。教えようと思ったら、難しくて悪い汗かくような構文きっとありますよ。)そんな風に言ってもらって嬉しかったですね。

神様が私達に与えてくださったもの。
音楽であったり、言葉であったり。

こう言ってはナンだけれど、韓国語を勉強している私は、韓国人の韓国語の誤用に時々気がついているんだよ。ふっふっふ。
正しく話そう、母国語。
美しく使おう、自分の国の言葉。

これも、賜物の一つです。
大事に使って、神様の栄光になりますように~