メルク英語教室です。
今日は、小学校1年生のRちゃんと2年生のYちゃんの音読を紹介します。
English Land 2 Unit 5
音読をすることによって学習者が得ることのできるメリットはたくさんあります。ここにそのメリットを二つ紹介します。
(1) 単語単位ではなく、文の構成に慣れ親しむことができる。
例えば、”do”という単語があります。単語だけでは、意味や使い方が色々とありすぎて、伝わらないことでも文になるとその単語の意味や機能がはっきり見えてきます。
例えば、Do you have a brother?では、Doに大した意味はなく、一般動詞の質問文で助動詞として使われていることがわかります。
一方、I do my homework.という文での”do”は、「(宿題)をやる」という意味があります。
単語だけで覚えるのではなく、文として耳で聞きおぼえることで、単語の活用方法について知ることができます。
(2)発音、発話することによって文字情報を音声化する
英単語の意味を分かっていても、声に出していざ読もうとすると、読めない単語がある・・・そんな話をよく聞きます。発音できない単語は、会話では使いこなせないだろうし、リスニングもできないと思います。
単語を知るとは、意味をしるだけではなく、読めて、使える(聞ける、話せる、書ける)ことだと思います。
また音読にとりくむことで、ご家庭でもお子様の学習状況についてチェックをすることができます。今何を学んでいるのか、習熟状況はどうか、などを知るには、ご家庭で親御さんに音読を聞いてもらうことがいいと考えています。
音読を始めて、子供たちがパソコンを使て、英単語を入力し知りたい情報の検索もするようになったということを、生徒さんのお母さんがお話されていました。生活のいろんな場面で音読が生かされているようです。