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TOEIC対策は、あなたに必要ですか?

2012-03-10 11:26:35 | TOEIC
メルク英語教室主宰の林です。

TOEIC受験対策でお困りの方に、一つアドバイスをさせていただきます。


大学のあらゆる学科でTOEICの対策授業をしたことがありますが、どちらの学部の成績が伸びやすいのでしょうか。

学力が高い、英語力が高い、リスニングが得意など、いろんな要素が混ざり合ってTOEICの点数を伸ばしているとは思います。しかし、学生にとってTOEICの点数を伸ばすことは、容易でないとも言えます。

なぜならば、TOEICの出題問題は、主に商業、観光、娯楽などにかかわるもので、特に経済関連の用語が頻出しています。

先日、とある大学で異なる学部の学生同士が同じクラスで学習をしていました。その中で一番伸びた学生は、誰か・・・というと、経営を専攻していた学生でした。

この学生は、若干20歳で留学経験のない方ですが、990点満点中745点を出しました。

この学生の通う大学は、正直偏差値が高いわけでもなく、英語に力を入れている学校ではありません。

ただし、彼がTOEICに合格をする近道を歩んでいた要因がいくつかありました。

経営を専攻していたことで、、経済や商業に関する基本的な概念が一般常識として身についていて、英単語を比較的スムーズに覚えることができました。

例えば、会計に関する単語(earning, profit, balance sheet, debt など)については、概念を説明しなくても理解できていました。一方で、栄養やスポーツを専攻している学生には、上記の概念を理解するのが大変難しかったようです。


また、ビジネス英語という科目を別にもとっていて、TOEICに出題される用語を、他の教科でも学習していました。


知っていることを英語で学習し直している感覚だったと思います。なので、自習にも取り組みやすい合ったと思います。



この学生は、1年次から比較すると170点ほど点数をのばしました。2年次に成績が伸びたのは、2年から経営の専攻科目が増えてきたため、TOEICで出題されている長文などに対する理解もしやすくなったのだと考えられます。

例えば、長文の出題文として、2通のメールを読み取る問題が出されます。頻出される問題として、商品の在庫に関する問い合わせ文があります。例えば、inventory, stock, invoice, purchaseなどの単語が登場します。民間企業で活躍されている方や、社会経験がある方々にはスーッと頭に入ってくるような単語でも、19~22歳の大学生にとっては、あまりなじみのない単語です


しかし、経済、経営、商業に関連した専攻を選んだ学生にとっては、理解がしやすいと思います。


理学、教育、芸術などには、あまりなじみのない単語かもしれません。とは言っても、民間企業で働きはじめると、ほとんどの人々にとってTOEICに登場する単語はなじみのものとなります。



TOEIC対策をするために、単語をやみくもに学習するということは、徒労に終わってしまうことがあるかもしれません。「急がば回れ」という言葉がありますが、TOEICで高得点を取りたいのであれば、経済新聞や経済ニュース、事務職のバイトをしてみるなど、世の中の経済活動について理解することが大事かと思います。


だけれども、・・・そんなことしていたら、間に合わない!となったら?



近道としては、経営、経済、商業に強い英語の先生に出会うことです


私の場合、大学院で商業を専攻したこともあり、TOEIC対策の授業では経済概念を一緒に教えるようにしています。

subscribeという単語が出れば、TIMEやNEWSWEEKのウェブサイトを使って宿題を出したり、invoiceという単語が登場すれば、その中身について教えます。そうすると、その分野に関連した一連の単語にも目を通す機会になります。


英語を教えてくれる+経済概念について教えてくれる先生
を探してください。

これが、近道です。

また、TOEICのテストを要領よく受ける戦略を教えてくれる先生に出会うことが大事です。


すでに経済について知っている人は?・・・英語のよくわかる先生で充分かもしれません。

すでに英語をよく知っている人は?・・・経済・商業用語をまずは日本語で理解してみてください。














TOEICリスニングスコアアップの秘訣

2010-03-25 09:59:25 | TOEIC
TOEICリスニングテストのスコアアップを狙うためには、、公式問題集をやるのが一番いいかと思います。問題を解く際にも、テストを攻略するための方法があるので紹介したいと思います。

①Part1は写真をよくみる
写真を見るときのコツですが、あまり自分が関心のある絵ばかりをみるのではなく、全体を客観的にみることが大事です。

例えば人物に関心を持って見ていたあまり、それ以外のものや風景に目を向けない、なんてことにならないように気をつけます。
出題される英文が何について説明するのか、よく判断できるようにしましょう。

②Part 2は、最初の単語をよく聞こう
英文で聞き取りにくい音声のひとつが、しゃべりだしの一言です。
このはじめの一言を聞けたか、聞けなかったかで回答をする上での明暗が分かれると言っても過言ではありません。

例えば、最初の一言が疑問詞 Howだった場合、その言葉を聞き取れたら、その後も文章もうまく推測しながら聴くことができます。
最初の一言は集中して、聴き逃さないように心がけましょう。 

③Part 3は、「いつ、誰が、どこで、何を、どのように、どうした」はちゃんと押さえましょう。

一番大事なことをお知らせします。
会話文は必ず、男女での会話になっています。この二人がどういう関係にあるのか(上司と部下?客と店員?)、場面設定をよく理解できるようにします。

次に、場所をよく理解しましょう。
会議室、倉庫、店など、会話が繰り広げられている場面を推測します。

そして、何について話しているのかを理解します。これをよくとらえることで、その次の3つの質問にも大方答えられるようになってきます。

過去問題集を持っている方は、必ず設問を英語でも理解できるように、予め問題集の英文質問を頭に入れておきましょう。

質問は現在、過去、未来のうち、いつのことを聞こうとしているのかもちゃんと聞いてください。
質問に使われている単語、did, will, is・・・などをよく聴き分けるのがポイントです。

実は、Part 3はそのような点を押さえておけば、一番点数が伸びやすいPartです。

④Part 4は、ずっと集中して聴く!

長文英語を聞いていると、途中で分からない単語や疑問にぶち当たることがあります。その時「なんだったっけ?」と考え込んでしまうと、続いて放送されている文章をうっかり聴き逃してしまうことがあります。

長文を聴き取る際に重要なポイントは、分からない個所があっても続きの文章をよく聴くことです。英文は一度しか放送されません。テスト最中に思い悩んでも、パッと思いつくことは難しいですね。

いさぎよく、わからにところは飛ばし、その後の内容をよく聴き取るようにしましょう。

最後に・・・

すべてのPartに共通している点ですが、問題と問題の間には6秒の間があります。その間をよく利用して、予めテストの前に質問と選択肢をいくつか読んでおくようにすると良いです。

また、最初のDirectionsが放送されている時、その内容はあえて聞かずに、実際に出題されている問題を読む時間にするのもいいです。Directionsは公式問題集などを活用して、予め内容を頭の中に入れておくようにしましょう。



TOEICは習うより慣れろ!

2008-11-05 22:54:47 | TOEIC
ちょっとタイトルは乱暴なようにも聞こえますが、TOEICは特定の団体が制作している特殊なテストです。高得点を取るためにあらゆる英語に触れて英語の感覚を鍛えることは大事です。と同時に、テストはあくまでも「テスト」であることを忘れずに、そのテストが求める範囲でのパフォーマンスを最大限に発揮できるように対策をすることが大事だと思います。


経験から、TOEIC初心者の方にアドバイスをしたいと思います。

①400点を目指している方へ
その1:攻略本に目を通す

練習問題に取り掛かるのも大事ですが、400点を目指して勉強している方は、まず「TOEICってどういう系統の問題がどういう形式で出てくるの?」っていうことをしっかり理解することが大事だと思います。

もしも一人ぼっちで勉強している、そんな環境にいるのであれば、とりあえず最初に手に取る書物としては、いわゆる攻略本です。ヒロ前田先生や松岡昇先生など、TOEICの攻略本などにも精通している先生の本に一度は最初から最後まで目を通すといいでしょう。

技(パフォーマンス)を身につけることも大事ですが、その前に自分が置かれている場所(ポジション)としっかり理解してから、テストに臨むといいと思いますよ☆

その2:全パートを網羅している問題集をはじからはじまでやる

地味なアドバイスですが、問題形式に対する前知識がないのに本番にいきなり挑んでしまうというのは、お金と時間の無駄のように思えます。まずは、各パートの問題形式になれるためにも、すべてのパートを網羅している問題集を一度やってみることです

その際に大事なのは、自分のレベルにあったテキストを選ぶことです。いきなり400点を目指す人が、「730点突破!…」などのタイトルが付いた本に手をのばしては駄目だと思います。レベル別問題集があるので、それをやってみましょう。

その3:模擬テストを受ける

一通り攻略本からテストを受ける心得を教えてもらい、全パートをカバーしている問題集をといたのであれば、模擬テストを受けてみるのがいいと思います。 TOEIC運営委員会より、公式問題集が出ていますからこれをつかってみるのが一番です。3000円近くするので、「高い!」と思う場合は、TOEICを勉強している仲間などをみつけて、一緒に模擬テスト形式でやってみると緊張感もあっていいかと思います。