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メルクは、バイリンガル講師とネイティブ講師が活躍する英語教室です。英検、TOEIC、韓国語検定対策も行っております。

スピーチ力の養成

2009-09-30 14:49:59 | 児童英語
スピーチの技量を養うために、トピックを選定し、スクリプトを立ち上げ、暗唱し、スピーチに挑む練習を繰り返すレッスンがあります。

今まで指導してきたスピーチのレッスンでは、粗削りでも構わないので何が何でもスピーチを「やってみる」レッスンを行っています。

これは、PDCA(P=plan D=do C=check A=action)サイクルを回しながら、質的に向上させる方法です。

毎回トピックは異なりますが、あまり完璧な下準備にしあげるのではなく、今ある英語力を駆使しながら聴衆を相手にいかに「聴かせる」スピーチを展開できるかどうかがポイントです。

作られたスピーチというものは、型にはまりすぎて完成型ではあっても、聴衆を魅了するどころか、逆にひかせてしまうケースもあります。口から言葉がうまく出ないときは、body langugeやeye contactを活かし、スピーチに挑むことも大切かと思います。

中学校・高校でスピーチの指導に取り組まれている学校は、あまり多くはないかと思います。教材を探したり、ましてや先生が率先して教材を作成されるとなると苦労されるケースも多いのではないかと思います。

Language Solutions という会社から、中高生向け、もしくは初心者向けに作られているスピーチのテキストがあります。実は、私も大学での授業でこの本からアイディアをいただいたことがあります。

Getting Ready for Speechという本です。

著者であるCharles LeBeau 氏には、以前JALTのワークショップで直接お会いしお話したことがありますが、なかなか分かりやすい授業展開をしてくれる先生でした。私と同じく、マーケティングを専攻している方でざっくばらんで気さくな雰囲気がリラックスした雰囲気をかもし出していました。

その他、マクミランから出版されているSpeaking of Speechも使いやすいテキストです。


社会に出ると、スピーチのセンスが問われる企業でお仕事されている方も多いですね。この2冊は初歩的な問題を解決するには良書だと思います。

一歩進んでVisual aidsの効果的な活用方を知りたい方は、Presentation Zenという
サイトを覗いてみてください。

この本が、私も持っていますがなかなか良書でおもしろいです。

Presentation Zen






どうなる小学校英語教育

2009-09-29 09:32:06 | キッズ向けの歌
2011年から公立小学校で使用される英語の教科書、「英語ノート」はネットでも購入することができます。
http://www.amazon.co.jp/%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88-1/dp/4316300148/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1254185038&sr=8-1

教室でもさっそく英語ノート1,2を取りそろえて、今後の環境変化をみているところです。

学校で英語が導入される・されないに関わらず、英語を小学生にすでに教えている立場として思うことがあります。

第1言語の場合、生まれた時から第1言語の使われている環境にさらされており、耳からのインプットを積極的に行っています。言い換えれば、常に第1言語に「さらされている」状態です。

そして、個人差はありますが、おおよそ1歳から2歳の段階で単語レベルの言葉や簡単な文を話だし、その後読むことと書く活動が加わってきます。

先日、教室の親御さんを対象にワークショップを開き、その際におこさんが何歳頃読み書きを始めたか、お伺いいたしました。読み始めるのが多い年代が4歳くらいで書くことは5歳か6歳でした。

さて、話を英語ノートに戻します。英語ノートにはほとんど文字情報がありません。学習というよりも、外国語(英語)に慣れ親しむことが目的のようです。週1時間の外国語活動の中で、どれだけその目的を達成することができるかは未知数ですが、まずはインプットからという考え方なのかなと思います。

外国語というのは、第1言語と異なり環境・もの・そしてそれを使う人というのが限られてきます。ご家庭で外国語を積極的に活用している家庭とは異なり、無理やりにでも用意をしないと、「さらされる」程度が非常に限られています。

学校で限られた時間で外国語活動を導入するには、まずは聞くことと話すことに重きを置くのは、理解できます。その後の中学校英語活動を鑑みると、中学校の英語は、いわゆる「ゆとり教育」の時期のそれよりも授業時間と必須単語数などが増えるということですが、小学校での外国語活動がうまく中学へつながるのか、特に「読み・書き」の部分はどう導入されるのか、関心があるところです。

いつでも試行錯誤しながら、私たち教育者はこどもたちと向き合っていますが、2011年に小学校で英語が導入されたときに、教育現場であらゆる疑問にぶつかる先生たちも多くいるのではと思います。

第1言語では読み書きをどんどんやっている5・6年生たちが、少年期の後半で外国語活動を始めた場合、聞いて話すこともそうですが、読んだり書いたりすることにも関心を示すのではないかと思います。その辺の知的好奇心をどうフォローするのか、興味深いところです。

「3匹のこぶた」クラフト付き本

2009-09-28 12:01:15 | クラフト
こどものアクティビティブックに簡単な仕掛けカードがありました。切って貼るだけです。

三匹のこぶたが作る家と、使った材料がわかりやすい絵とセリフで書かれています。

クラフト的な活動は、その作成過程でこどもたちが絵や英語と係わりながら、ものを作ることでこどもたちが内容に印象深く接することができるかと思います。

Never Boredというアメリカの5~6才向けに作られたアクティビティブックですが、個人的にわが家の4才の男の子は道具箱が気にいったようです(写真がなくてごめんなさい)。

西部公民館で韓国文化講座

2009-09-26 02:09:07 | 韓国語
西部公民館より依頼をいただき、6月から韓国文化講座を開催させていただきました。残るところあと1回です。

全部で8回の講座ですが、出席率も大変よく楽しく和気あいあいとした雰囲気の中で学習が進められています。

8回のうち2回は料理ということで、一度はチャプチェを、もう一度はチヂミを紹介させていただきました。意外と家庭でラクラク出来てしまう韓国料理です。ネットにも多くのレシピが掲載されているので、ぜひ試してみてください。


講座では、時々韓国の文化を紹介したり、朝鮮半島の近現代にまつわる歴史などもお話をさせていただきました。皆さん非常に関心が高く「次回は○○について、教えください」など、リクエストもいただいたほどです。

「具合が悪くても、楽しいから来ちゃうのよね」と言ってくれるAさん。私の母のような年代の方ですが、いつもにこにこしながら熱心に学習される姿がとても印象的です。

昨今の韓流ブームもあって、ドラマや旅行などを中心として今回の講座に関心を持たれた方が多いようです。少数派ではありますが、2回の料理講座を楽しみにされていた方もいるようで、料理はど素人の私ですが(!)うれしく思います。

地域の皆さんの知的好奇心を少しでも満たすお仕事が出来てうれしいです。

教室は、偶然にも公民館の目と鼻の先にありますが、今後とも地域の皆さんによろこんでいただけるようなお仕事ができたらなと思います。

감사합니다!


NHKラジオ講座を活用しよう

2009-09-25 00:48:16 | 児童英検
英検の時期がやってきました。

これまでに小学生に関して言えば、英検には「絶対受かる」という生徒さんを中心に受験をしてもらっています。日々の学習成果が発揮できればいいなと思っています。

英検学習にとりくむことによって、どんどん新しいことにチャレンジしたいという生徒も生まれてきました。そんな生徒にはNHKラジオの英語講座をおすすめしています。

英語は筋トレのようなもので、毎日繰り返すことに意義がある学習かもしれません。第1言語にしてみてもそうですが、毎日それを活用し生活の中に生かすことによって、体に染みついて身についていくんだと思います。

英語だけの環境に触れることはなかなか日本に住んでいれば、出くわすことがありません。そんなときラジオ講座を活用すれば、自分にあったレベルでたとえ10分でもいいから、毎日英語に触れることができるのです。

テキストも手ごろで、最寄りの書店でたいがい手に入ります。

実は、私も留学を目前にした十数年前は、毎日このラジオ講座にお世話になっていました。特にシャドウィングの練習に役立ちました。また、時事的なトピックを扱われて、一般常識を養う上でも大変お世話になりました。

英語が読めるようになった小学生から、英語をやり直したいすべての社会人におすすめできる教材です。

自分に合った水準を探すためには、下記のサイトをチェックしてみてください。

http://www.nhk.or.jp/gogaku/programs/index_r.html




音読をはじめます

2009-09-24 00:39:40 | 絵本
教室では小学生以下の生徒を対象として、家庭学習として音読を始めることにしました。

先生から提示される宿題だけでは毎日英語に触れるには、足りない量かもしれません。日々習っていることを、学校の勉強と同じように繰り返すことによって、力になるのだと思います。

対象となるクラスには、音読カードを配布します。音読した本のタイトルとページを記入し、声の大きさ、スピード、すらすら読めたかなどを大人の人にチェックしていただきます。そして、コメントも書いてもらいます。

チリも積もれば山となることを信じて・・・なるべく毎日に音読にいそしんで欲しいと思います。そうすることによって、教室で習っているフォニックスのルールやsight wordsにも慣れ親しんでいけばいいなと願っています。

あまり苦になるようなら、まずは取り組める日だけでも構いません。ピアノやサッカーなど、毎日積み重ねて練習するお子さんは、着実にそれが身についていくと思います。英語も毎日取り入れることで、「それをやらないと眠れない」と思えるくらい習慣づけて音読を続けてほしいと思っています。