メルク英語教室のブログヘようこそ!

メルクは、バイリンガル講師とネイティブ講師が活躍する英語教室です。英検、TOEIC、韓国語検定対策も行っております。

2011年から始まる小学校英語

2010-07-27 16:45:15 | 児童英語
昨年より公立小学校で英語ボランティアを始めていますが、小学校の現場を知り、教室の運用にも少なからず影響があったと思います。

小学校では、「英語ノート」という副教材を用いて英語活動が行われます。このテキスト、ご覧になったことはありますか?

イラストがシチュエーションごとたくさん掲載されていますが、ほとんど文字は登場しません。

コミュニケーション能力の素地を作ることが小学校英語の目的です。

一方、2012年からは中学でもあらたな学指導習要項が導入されますが、英語の学習内容、学習時間ともに1.3倍程増えます。

これは、一学年分ほど増える訳で、現場の先生、学生にはかなりの負担です。

高校も2013年に新しい学習指導要項に移行します。

コミュニケーション能力、スピーキングとリスニングを高めることに重点が置かれていますが、これがどう現場で運用されるかは未知数です。


なぜなら…。

大学受験が控えているからです!

事実、進学校ではオーラルコミュニケーション(いわゆる会話)の科目は名ばかりで、実際は文法をやっていたりします。

松本の一番の進学校でもそうです。


大学受験で、特に難関医大、国立に受かるには、「コミュニケーション能力向上」的な英語は学力向上につながらないからです。


会話能力ばかり重視されることに、少し不安を感じます。

これまでもネイティブ講師を投入したり、オーラルコミュニケーションを入れてきました。しかしここ30年日本の英語教育に変化はあったでしょうか?

内容ある英語、真の学力、生きる力になる英語を教えるには、いつまでも「ショッピング」や「自己紹介」など簡単にシチュエーションにばかり頼った会話練習は薄っぺらく感じます。

もっと学生の知的好奇心をかきたてる英語教育でなければ、いつまでも日本人の英語力に変化は訪れないかと思います。



土用丑の日には・・・

2010-07-26 14:10:22 | 韓国語
アンニョンハセヨ!(안녕하세요)

本日26日は土用丑の日ですね。

皆さんもパワーを蓄えるためウナギ(장어)・・・食べましたか?

韓国でも暑い夏、夏バテしないように食べるものがあります!

それは何でしょう
①冷たーい冷麺(냉면)
②スンドゥブチゲ(순두부지게)
③サンゲタン(삼계탕)


正解は・・・
サンゲタンです!

いろんな薬味(人参、ナツメ、くり・・・)の入ったサンゲタンはまさに薬膳料理
夏バテしそうな体にヒン(힘-力)をくれます!!

皆さんもぜひ、ウナギとともに?!サンゲタンを食べてください!

暑い夏に汗を流しながら暑いサンゲタンを食べる!
これこそ究極の시원하다-(シヲナダー!!)です!

音読を実践する英語教室

2010-07-23 22:57:31 | 児童英語
音読、児童英語」という検索ワードを使って探したところ、実は相当トップにメルクのブログがいくつか登場しました。

成人英語の学習において、
音読(文字を認識し、それを音に変換する作業)
そして
シャドーイング(聞いた音を忠実に真似ながら発話する作業)
というものが広く取り入れられています。

一方、児童英語の世界では音読を柱にしている教室はあまり多くありません。



なぜ、メルクでは音読を柱にしているのか?

それには、理由があります。


私たち講師は、教室に通う子供たちが、将来自立して英語を学習できるように手助けをすることが、大きな使命の一つだと考えています。

限られた環境下でも、修得したい英語を声に出して読み、理解し、積極的に会話や作文で活用する。

英語話者が隣にいなくても、本を開けば気軽に英語の世界を体感できる。。そして、自分自信の想像力を働かせて英語で書かれている場面を頭に思い描く。


事実、テキストに登場する英語のお話を読みながら、子供たちは想像力に目を輝かせ豊かな表情を見せてくれます。


英語学習における自立とは何か?

それは、英語で考える力、自分の思考過程に英語が自然とある状態ではないかと思っています。

外的環境が整っていなくても、子供たちの中に英語を活用する能力があれば、おのずと外の環境は広がるのではないかと思っています。

まずは、自分自身の中に英語の世界を確立してほしい


世界に羽ばたく前に、想像力を十分にやしなって、どんどん大きくなってほしいなと思っています。

First, establish your inner space. Then disccover the universe.




ハングル教室の暑気払い

2010-07-19 22:31:33 | 韓国語
안녕하세요!

맨날 더워 죽겠어요(メンナル トヲ チュッケソヨ)-毎日暑くて死にそうです。

いよいよ夏本番でしょうか

こうなったらどんどん暑気払い・・・しなきゃですね
ということでハングル教室の生徒さん(月曜クラスと木曜クラス)で早速暑気払い・・・してきました!

都合でこれなかった方々もいましたが楽しく、盛り上がりました

お酒を呑める方も呑めない方も楽しめるんだからやっぱり仲間って素敵ですね

ただ・・・強い方は強い(お酒)
*韓国語で술고래(酒鯨・・・いわゆるザル)

私も強いほうだと自負してますが・・・
勢い負けしました

ただこんな時・・・
저 아직 멀쩡해요(チョ アジッ モルチョンヘヨ)私まだ酔ってません、大丈夫、しらふです!の意味。

私は使ったばかりにお姉さま方(生徒さん)の餌食!?になりました。

근데 너무 재미있었어요!(クンデ ノム チェミソッソヨ)

여러분! 또 한잔 갑시다-(ヨロブン トー ハンジャン カプシダ)
メチャメチャ楽しかったです!ぜひまた行きましょう

よい経験の中で、こんなとき一言

2010-07-12 11:44:19 | 韓国語
좋은 아침(チョウン アチン)-おはよう!またはいい朝ですねの訳。
・・・でもないですね

早くうっとうしい梅雨が明けることを願うばかりです・・・

さて、先日メルクの幼児サークルにお手伝いとして参加させていただきました
3歳以下のお子さんとお母さん方のサークルですべて英語で進行

子供達の脳はすばらしくまさにスポンジのように吸収し、いわば本能?でちゃんと英語を理解していたように思えました。


そんなサークルの〆はサンドイッチつくり
私も一緒に参加したのですが・・・

リン先生(幼児サークルの先生)は私にも英語で話しかけます
かろうじて言ってる事は理解できたものの・・・

返す言葉が出てこない

こんなとき一言・・・

제발 용서하세요(チェバル ヨンソ ハセヨ)どうかお許しを・・・
더이상 질문하지말아주세요 제발(トイサン チルムン ハジマラジュセヨ チェバル)これ以上質問しないでください、お願いですからー

전 마음속에서 혼자 이렇게 웨쳤어요(チョン マウンソゲソ ホンジャ イロッケ ウェチョッソヨ)-心の中で一人こう叫びました

自分の英語力の無さに、せめて우리 아들(ウリアドゥル)ー息子だけでも頑張ってほしいと願う엄마(オンマ)です。

ライティング指導の実践

2010-07-10 12:00:53 | 全般
大学1年生を指導すると、ほとんどの学生が今まで自由作文を英語でやったことがないと答えます。

日本語でさえ、作文課題など学校であまり出されたことがないと語る学生が多いです。

例えば国語の授業で、単元のまとめとして、「その後のストーリーの展開を自分なりに書く」「登場人物の心理をどのように理解したか」「このお話の10年後は?」など、あらゆるオープンなテーマを用いて、学生の想像力をかきたてることはできるかと思います。

しかしながら、現場の先生たちは日々の激務の中で、例えば1クラス30名以上いる中で、「どうすれば効率よく作文の指導をできるのか」という質問を自分自身に投げかける余地もないような様子です。

私自身、大学で1クラス30人を超えるクラスをいくつか受け持っています。時間的制約、人的資源の制約など、文句をいっていたらキリはありません。しかしながら、その中でも一筋の光明というものが見えてきます。

どのようにすれば、授業の中に英作文指導を取り入れることができるのでしょうか。いくつかのヒントを挙げたいと思います。

採点基準を明確にする

私の指導するクラスでは、ライティング時間がダラダラとなってしまわない様に、予めライティング課題の採点基準をなるべく明確に示すようにしています。

例1:フォーマッティング(作文形式)を厳格に守れているかということに焦点を作文
名前、学籍番号、タイトル、indentation、spacing、word countなどをちゃんと決まり通りやれたかを試します。あえて、文法には採点基準を入れません。

例2:パラグラフライティング Reasons and Examples(理由と例)

自分の主張を明確に示したうえで、それを支える理由、例をきちんと書いているかどうかを評価します。

パラグラフ(paragraph)内に 書きだしのtopic sentenceと結びの concluding sentenceがあって、かつ内容が一致していること。また、 supporting sentences を3つ活用してexamplesは"for example, such as, for instance"などのtransition signalsを必ず活用することなど、要求事項を明確にします。

採点基準を明確にし、その内訳の点数をうまく割り振ることで、なるべく質的評価に偏りがちで、講師の主観にたよりがちなライティング評価を、できる限り量的に評価できるように志しています。

また、書いた文章を学生同士評価する(Peer Assessment)などを導入することによって、講師以外の意見も取り入れるなどして、学生自信が評価に参加することで他者から学べるようにしています。

・ライティングと他の活動を同時に進行する

「ライティングに時間を割くのが難しい」という現場の声もあります。その場合、例えば音読評価を講師が個々の学生に対して行っている間に、その他の学生はライティングに取り組む、というように2つの作業を並行して行うことがあります。

また、その他にも講師は生徒個々のスピーキングテストや面接をおこないながら、教室にいる他の待っている学生はライティングをする、等も考えられます。

その他、ライティングしたものを活用してプレゼンテーションをさえるなど、ライティングを他の活動でも活用できるようにするのも、方法としてあります。

・充実したグループワークを計画する
一人ではなかなか先にするまないのがライティング活動です。そんな中、ディスカッションや質疑応答をグループ内で活発に取り入れることによって、グループのメンバーでライティングをひとつ仕上げるということもできます。

チェックする講師としては、読む課題の量がグンと減りますし、「誰が積極的に参加したか」「グループメンバーの貢献度を%で示してください」など、学生からのフィードバックも活用することで、成績の付け方にもバランスを見出すことができるかもしれません。


その他、私がよく英語力の低いクラスで活用する方法としては、学生が映画を予め観賞した上で、そのことに関する内容の要約、今後の展開、感想、主人公のとった行動に対しての賛否などを問うことを行っています。学生に身近な話題をなるべく選んで、学生が自然に意見をしたくなるような環境を整えることが大事かと思います。

一番乱暴なやりかたは、「何でも思ったことを書いてみて」「とにかく締切を守ること」など、ベースを作ることなく書き始めることを学生に要求してしまうことです。

内容の出口は学生が決めればいいかもしれませんが、せめて入口の場所や方角については、講師が示してあげても親切すぎるとは思いません。

大学の英語に限らず、全教育機関の全科目で書くこと、学生の意見に耳を傾けることをとりいれたら、この国のポテンシャルはどんどん伸びると思うんですが、いかがでしょうか。


仲間のすばらしさ

2010-07-07 13:16:25 | 韓国語
안녕하세요アンニョンハセヨ

매일 무더운 날씨가 계속되네요 メイル ムドウン ナルシガ ケソッテネヨ(毎日蒸し暑い日が続きますね)
夏バテしないようにしっかり食べていますか?

냉면ネンミョン(冷麺)がおいしい季節です

さて・・・
先日韓流スターの박용하씨 パク・ヨンハさんが亡くなりました。
突然のことで私自信・・・팬 ファンではありませんが大変ショックを受けました。

もちろんハングル教室の生徒さんの中にもファンの方がいらっしゃいます。

ヨンハ氏のためにハングルを習いたい!と頑張っていました。

教室に通う生徒さんはこう言った目標を持って来られる方が多いです。

そんな心の支えを失ってしまって、とても心配でした・・・
ですが、ちゃんと教室に来てくれました。

そこにはやはり同じ目標を持って頑張っている仲間がいるからだと思います。

当日(亡くなった日)はすべてが嫌になり、韓国に行くことも、韓国語にふれる事もないだろうと思ったそうです。

ですが、同じ時間を共有した仲間のもとで、続けて頑張ろうと決心したそうです。

ハングル教室のみならず、何かを一緒に頑張っていける仲間がいるってこんなに素晴らしいことなんだなーと改めて実感しました。

これからもアットホームでありながら、助け合っていける素晴らしい教室になるよう努めていきたいなーと決意新たにした筆者です。

잘 부탁해요

英検合格おめでとう!

2010-07-04 14:54:33 | 児童英語
今回教室からの受験者は少なく、5年生と6年生の鎌田小学校児童2名でした。

担当の先生も、緊張の面持ちで合格発表の連絡をまっていたところ、二人から・・・

合格しました!

とのうれしい知らせが飛び込んできました。


最近の傾向として、教室生の場合、小学校1年から教室に通い始めたお子さんは、

・2年生終了時に児童英検ブロンズを受験
・3年生終了時に児童英検シルバーを受験
・4年生終了時に英検5級を受験
・6年生終了時に英検4級を受験

という流れをとっています。

今回受験をした5年生は、もう少し自信をつけてということで、5年生の第1回をオススメしたところ、みごと合格です!

そして、6年生は、他教室より4年時の中途で入学して、5級の合格です

教室生たちには、緊張感を味わってもらうために深志高校まで受験に足を運んでもらっていますが、これも英語教室に通うお子さんにとっては良い経験になるのではないでしょうか。

5年生児童の保護者様のお話では、別の教室に通う5年生児童も数名会場に来ていたということです。

とにかく、おめでとうございます。

教室としても、学習の成果が合格という結果が示されたことに喜びとうれしさを感じます。

教室も開設7年目になりますが、現在通っている2,3,4年生は、上記の目標値よりも早いタイミングで児童英検や英検を受けるお子さんが続出しそうです。

いまから、子供たちの成長が楽しみです

あせらず着実に学んでいきながら、個々のタイミングに合わせて受験を奨励しています。