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TOEICテスト本番!

2008-10-08 22:48:11 | 児童英語
今日は担当する学生たちがTOEICのIPテストを受けたはずです。
ドキドキするなぁ…。


前期の受け持った学生は、なかなか1年初めのテストということもあり、真面目に勉強したせいか、2か月の学習で平均75点伸びました。これは、大所帯のクラスを教えていたにも関わらず、うれしいものです。

TOEICをおおやけの場で教えるのは今年が初めてですが、はっきり言えるのは、TOEICの点数を伸ばすには遠回りせず、TOEIC形式の問題集をこなすことだと思います。「質より量」というか、量をこなせば自ずと質も高まってくるのではないか、というところです。


これからTOEICに向けて学習する方がいるとすれば、以下の点をお勧めします。


リスニング
(1) ディクティション(聞き取りながら書く練習)

   …繰り返し聴くことを余儀なくされるディクティション練習は、英語の音を塊で聞きながらも、単語ごとでスライスする練習になります。

(2) シャドウィング (CDと同時、またはほんの少しの時差で話してみる練習)

   …口で言うことが難しい音を、耳で聴きとることは、むずかしいと思います。口で言うときに多少口が回らなくても、それなりのスピードで付いていければ、耳で聞きとれる速度も速くなってくると思います。


リーディング

(1) 文法書を一冊こなす。
   フォレストやロイヤル英文法など、いわゆる英文法の王道と言われている本を一冊こなすといいと思います。そうすることによって、自分の中にある知識を再構築することができるし、自分の文法知識に関するグレイゾーンを少しでも白黒つけることができるようになります。
 ただし、そこにはカバーされていないTOEIC関連の文法があるかと思います。そう言ったものは、TOEICに特化して作られた文法練習問題を使えばいいと思います。たとえば、仮定法現在 と言われるカテゴリーは、大学受験用の文法書ににのっていない場合がありますので、TOEIC対策問題集などを使っておさえておきたいところです。

(2) 好きなジャンルに関する英文記事などを使って、長文を読みなれる。
   英語を第1言語とする人の平均的な読む速度は、一分間あたり250単語以上だと言われています。まずは、読む速度を上げることです。そのためには、まとまって英文を読む癖をつけなくてはなりません。私の場合、音楽が好きなので、Wikipediaなどを使ってアーティストに関する情報を読んだり、わからない外来語があれば、その意味を英字新聞などを使って検索し、関連記事を読むようにしています。そうすることによって、たとえTOEICに直結しないような内容の記事でも、相性のいい単語同士のつながり(コロケーション )に慣れることができます。



ところで、私が英語関連で定期購読しているものには3つあります。購読し始めた順に書くと…

(1)週刊ST
「ああ…、この内容、知ってる知ってる!」と読むのにいい内容があります。日本語で注釈がたくさん書かれているので、辞書を使う必要がありません。

(2)NEWSWEEK
以前TIMEを読んでいて、「やっぱりアメリカの雑誌だよね」と思ってやめたんですが、NEWSWEEKのが読みたいと思う記事が多い気がしたので、あらためて「やっぱりアメリカ」の雑誌を購読し始めてしまいました。最近は、この3紙のうちでは、一番よく読みます。


(3)TOEIC TESTプラスマガジン
毎回200問のTOEIC模擬練習がのっているので、役に立つ一冊だと思います。ただ、個人的には本番のTOEICよりちょっと難しいのでは?という感じがします。ひとそれぞれの感じ方によると思いますが、私は公式テストと同じぐらいのレベルの問題をこなす方がいいと思います。ただし、そんな都合のいい問題なんてありませんよね、そんなに。こちらは発刊している方々の努力を考えると、良書だと思うし、間違いなく力になる一冊です。



購読している本以外で、インターネットで役に立つ新聞のサイトを上げてみます。


大学の先生たちが重宝して使っているのは、イギリスの新聞guardian です。
メルボルンの最大手紙は、The Age です。
シドニーでは、Sydney Morning Herald でした。


学生たちが満足いく点数をとれることを願って…。