メルクに中学時代3年間みっちり通った学生がいます。今彼は県が丘高校英文科3年生ですが、某法学部を受験するということで年末に相談をもらったことがあります。
多くの私立文系の大学は、受験科目が国語、英語、社会科系課目の3教科です。彼の志望する大学は、私立難関法学部ですが、英語がセン
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ター試験ひとつともう一つ、国語、世界史の3教科4テストだそうです。
中学生時代に英語をみっちり勉強して、中3で準2級をとりました。深志高校でも可と言われましたが、英語をやりたいということで前期試験に合格し県が丘へ行きました。
私への相談は、英語の長文問題をほしいというので、信州大学で活用しているテキスト(日本語解釈なしのもの)を1冊貸し出しました。「10日以内で仕上げなさい」と言ったところ、ちゃんと終えてきました。
英語の受験準備において何か不備があるかきいたところ、高校の先生は
「センター試験は満点取れるよ」と言われたようです。ということで、私からのアドバイスは「国語と世界史をみっちりやりなさい」でした。
昨日、大学の先生でやはりプライベートでも指導している先生の話を聞いたところ、彼女の指導していた学生たちも高校で準1級または1級を取得すると、ほとんど英語は問題なく受験に対応できるようです。
語学は数日でグーンと伸びる人はまれだと思います。積み重ねの中から第1言語との違いを感じたり、言葉から異文化を感じたり、言語学的興味を感じたりなど、長期的な学習の中でいろいろなアプローチをしながら身につけることができるのだと思います。
この教室はまだまだ規模的には小さな教室ですが、小学校6年や中学校1年生のころ始めた学生で続けた教え子たちが、高校ではあまり英語にくろうすることなくやっていることにうれしく感じます。
現在県が丘高校で1年のM・Yさんは、英語に関しては一貫してクラスで1番だということです。かといって彼女が教室にいるころから英語が抜群にできたという感じでありません。本人が英語とちゃんと向き合い、中3になるころには苦手分野を克服する自習能力を身につけていったんだと思います。
現在高校生の学生たちから、「継続は力なり」を感じています。