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メルクは、バイリンガル講師とネイティブ講師が活躍する英語教室です。英検、TOEIC、韓国語検定対策も行っております。

英語を読み取る力

2010-01-28 06:16:41 | 大学
 メルクに中学時代3年間みっちり通った学生がいます。今彼は県が丘高校英文科3年生ですが、某法学部を受験するということで年末に相談をもらったことがあります。

 多くの私立文系の大学は、受験科目が国語、英語、社会科系課目の3教科です。彼の志望する大学は、私立難関法学部ですが、英語がセンター試験ひとつともう一つ、国語、世界史の3教科4テストだそうです。

 中学生時代に英語をみっちり勉強して、中3で準2級をとりました。深志高校でも可と言われましたが、英語をやりたいということで前期試験に合格し県が丘へ行きました。

 私への相談は、英語の長文問題をほしいというので、信州大学で活用しているテキスト(日本語解釈なしのもの)を1冊貸し出しました。「10日以内で仕上げなさい」と言ったところ、ちゃんと終えてきました。

 英語の受験準備において何か不備があるかきいたところ、高校の先生は
「センター試験は満点取れるよ」と言われたようです。ということで、私からのアドバイスは「国語と世界史をみっちりやりなさい」でした。

 昨日、大学の先生でやはりプライベートでも指導している先生の話を聞いたところ、彼女の指導していた学生たちも高校で準1級または1級を取得すると、ほとんど英語は問題なく受験に対応できるようです。

 語学は数日でグーンと伸びる人はまれだと思います。積み重ねの中から第1言語との違いを感じたり、言葉から異文化を感じたり、言語学的興味を感じたりなど、長期的な学習の中でいろいろなアプローチをしながら身につけることができるのだと思います。

 この教室はまだまだ規模的には小さな教室ですが、小学校6年や中学校1年生のころ始めた学生で続けた教え子たちが、高校ではあまり英語にくろうすることなくやっていることにうれしく感じます。

現在県が丘高校で1年のM・Yさんは、英語に関しては一貫してクラスで1番だということです。かといって彼女が教室にいるころから英語が抜群にできたという感じでありません。本人が英語とちゃんと向き合い、中3になるころには苦手分野を克服する自習能力を身につけていったんだと思います。

現在高校生の学生たちから、「継続は力なり」を感じています。





音読はこどもを伸ばす

2010-01-25 21:10:31 | 児童英語
家庭の学習で当教室が大事にしている課題に音読があります。

「こどもに英会話をやらせたい」と言う方もいます。一方、こどもたちの言語環境を見ると、家庭で英会話をする子はほとんどいません。会話はインプットした情報をアウトプットする段階ですから、口から英語の文がこぼれて出てくるという場面になるには、子供たちにそれなりのvocabularyが備わってくる必要があるかと思います。"Yummy!"や"Great!"などの単発的な発言であれば、幼児期からでも生活で出てくると思います(期待しましょう)。


話を音読にもどしますが、日本語、英語に関係なくこどもたちは親以外の関わりにおいて、絵本や映像、音楽から言葉に触れています。それは多くの親御さんが子育てから感じ学んだことだと思います。

テキストや絵本の音読を導入してから、自ら本を開きストーリーから内容を読み取る様子を生徒からうかがうことができます。

これは音読が、自発的に英語に携わるのに役割を果たしていることを実証しているんだと思います。

これからも教室で音読はずっと続けたいと思います。

かいじゅうたちのいるところ

2010-01-23 23:19:22 | 児童英語
コルデコット賞を受賞した絵本で現在映画化されている絵本、「かいじゅうたちのいるところ」です。

英語では"Where the Wild Things Are"という題目です。教室には英語の絵本のみありますが、これは個人的にも大好きな絵本です。

子供たちは現実と非現実とが交差するようなストーリーの展開を読んでいくうちに、内容に夢中になって没頭していきます。

かいじゅうたちがまた愉快というか、表情が豊かで面白いです。子供たちも絵本を見ながら吠えています

映画は1時間36分ということで、アメリカ映画は子供たちが退屈しないように子供向けにだいたい90分くらいで作成されていますね。絵本を熱烈に愛して何度も読み返しただけに、映画を見てみたい気もしますが、ガッカリしたらいやだなぁとも思っています。


ところで、英語での映画の批評を読んでみると、「子供向けにしてはちょっと暗いんじゃないか」とか、「うちの子は、映画悪くはないって言ってたけど退屈だったみたい」なんて内容がありますね。

(英文での映画批評はこちら)

Review: Where the Wild Things Are

なので・・・たぶん映画は見に行かず、レンタルになったら見てみたいと思います。


この絵本の英語、そんなに難しくないです。ぜひ、英語でも読んでみてください。お子さんと何度も楽しめる絵本です



外国語を学ぶ意味

2010-01-21 19:32:37 | 韓国語
 今日、私が非常勤講師として勤めている松本大学に、韓国から小谷村にインターンシップで2ヶ月間研修に来ている学生22名がやってきました。

 縁あって、私の受け持つ「国際交流」と「ハングル」のクラスで交流を行い、特別授業を実施しました。

 まず、国際交流の授業では、日韓の文化的な違いについて「食べ物」「韓国地」「娯楽など」8つのトピックに焦点を合わせてディスカッションをし発表しました。各グループに日本人、韓国人と合計4人でグループになって話し合いをしたりして交流をふかめました。

2時限目のハングルでは、日本人2人と韓国人2人がひとつのグループとなり、松本大学の学生が予め韓国語で用意しておいた自己紹介を韓国語で披露しました。また、韓国人の学生に対しても、韓国語で質問をし、韓国の学生がていねいにその質問に答えてくれました。

 次回の授業が後期の最後の授業であったこともあり、韓国語テストの練習問題を全員に配り、韓国からの学生が日本人学生に個人教授をしてくれました。双方の学生がとても熱心になり、お互いが日本語と韓国語を駆使しながら学習する様子には、心から「いいな!」と思えました。

 授業終了後、日本人学生に意見を聞いてみると「とってもわかりやすかった」「ぜひ韓国にいってみたい」「日本語が上手だった」「韓国の学生はとてもていねいだった」「紳士的な学生がおおくてびっくりした」など、どれもこれも好意的な意見でした。

 また、韓国人学生に意見を聞いてみると「もっと長い時間をかけて交流したい」「先生と呼ばれて気分がよかった」「日本人が韓国語を勉強してくれることにたいして、とてもうれしかった」「同世代の学生に韓国語を教えることで、すぐ打ち解けた」「この体験を一生忘れない」など、どれも好意的な意見がでました。


 今日は授業を運営した私も、外国語を学習することは素晴らしい、ということを改めて実感できた一日でありました。

 自分が学習している外国語がいったい何の役に立つのか?考える時もあります。そして、実際にその言葉を話す人々とコミュニケーションをすることができたとき、「この瞬間を求めていたんだ!」と実感できるかもしれません。

 私は今日、心から日本人の学生たちに韓国語を教え続けて良かったと思えました。これからも2国間の交流の懸け橋として、仕事ができればと思います。

 メルク英語教室・韓国語教室 主宰 林 英美

児童英検の準備をしています

2010-01-20 19:58:49 | 児童英語
2月の1週目は、小学生クラスのいくつかが児童英検を受験することになっています。今回はシルバー4名、ブロンズ11名の計15名が受験することになっています。

すでに過去何度か児童英検を試験会場として運営しているので、過去問題もだんだん蓄積されています。これを活用して受験する生徒の指導をしています。今月は英検強化月間です。

児童英検を受験する理由はそれぞれですが、まずはこれまでの習得状況を明確に他のクラスメイトと比較できるという点があります。

全体的に成績が同じ傾向であれば、クラスとしての習得状況は皆同レベルとして受け止めることができます。一方、点数にばらつきがある場合、何らかの原因で成績に差が生じていることが理由として考えられます。

① 日々の宿題をちゃんとこなしているか
② 授業中、積極的にのぞんでいるか
③ レッスンを休む回数はどうか
④ 分からないことは、理解してからすすんでいるか

などなど様々です。

児童英検を受験することをきっかけにして、これまでダラダラ学習していた人は少し引き締まった雰囲気を味わったり、日ごろから頑張っている学生は「分かる!できる!」につながってくれればいいと思います。

今週末には、5名の学生が英検5級にも臨みます。深志高校で受験ということで、親御さんは心配もあるようですが、大丈夫。これまでも教室からちゃんと受験に行ってみんなテストを受けてきました。

緊張をする場面の少ない小学生生活ですが、このような試験をきっかけにしてちょっとした緊張感にも接していくのは、良い経験だと思っています。

受験生のみなさん、がんばってください!


Happy 2010!

2010-01-04 18:20:56 | 児童英語
 あけましておめでとうございます。
 今年も皆様にとって幸多き一年でありますこと、お祈り申し上げております。

 さて、児童英語教室の2010年初のレッスンは、1月12日からとなります。今週は学校が休みであったり、全体クラスのレッスン回数の調整のため、まだ冬休みです。お間違えなく・・・。
 
 教室がお休みかどうかを確認する際は、レッスンカレンダー(宿題の裏面)をご覧いただきますようお願いいたします。

 さて、年明けからHappyなニュースをお届けします。

 韓国語教室で火曜日に学習されているSさんに昨年12月、待望の第1子が誕生いたしました。おめでとうございます!!!

 こころからのお慶びを申し上げます。


 今年一年が皆様にとって実り多い一年であることを願っております。



Wishing you happiness and prosperity in the new year.


メルク英語教室・韓国語教室 
講師一同