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英検準2級の面接指導

2009-11-12 19:14:57 | 英検
この週末に英検1次試験合格者の面接試験があります。

個人的には、英検は1次試験を合格すれば、2次試験は合格する比率が高いと思います。1次試験を合格した人は、その級を合格するための英語力をほぼ習得していることが多いからです。

検定試験合格の目的だけのために、短期集中的に勉強してきた場合は、コミュニケーション面の問われる面接が難しい場合があるかもしれません。しかし、教室で学習をしている方は、常日頃からアトランダムに問われた質問について答える会話の練習をしているため、面接力を少しずつ養っていると思います

面接官と顔を合わせるのは初めてで緊張する方もいるかと思います

そんなときほど、相手を見てあいさつしながらニコッと微笑んでみて、和んだ雰囲気を作り出すことも大事かも知れません。

また、渡された面接用の音読カードを読むときの要領ですが、なるべく落ち着いて「スラスラ流暢に読む」ことも重要ですが、内容をかみしめるように「はっきりと、落ち着いて、普段よりはゆっくりめ」のペースで読むのもいいかと思います。ゆっくり読むことで気持ちを落ちつつかせて、いきなり読まされている内容をちょっとでも理解してからインタビューに臨めるといいかと思います。

準2級以上になってくると、自分自身の立場で回答しなくてはならない問題が出題されます。戦術としては、「本当の気持ちとは違った内容でも構わない」ですから「間違えずに自信を持って答えられる情報を相手に伝える」ことが大事だと思います。

「これは検定試験合格のための面接」であることだと、割り切って考えることも時には必要です。「言いたいことが英語で言えない」がために、つっかえたり会話が途絶えてしまってはマイナス評価になってしまいます。本心とは異なっても、「はっきり自信を持って答えられる内容を答える」ことでOKです。

面接官は、面接の場面で突っ込んだ質問をしてくることはありません。極端にいえば、機械的な会話をするといっても過言ではありません。

このように記述してしまうと、とても割り切りすぎた考え方のようにも思えます。しかし、皆さんの英検を受験する目標を考えてください。それは、「テストに受かる」ことであり「資格を得る」ことにあるのかと思います

この週末、面接試験を迎える皆さん。検定協会発行の問題集に収録されている面接カードとCDを大いに活用し、面接試験に合格するように頑張ってください